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体温、脈拍、呼吸数の目安と測り方 |
日頃から普通の時の体温などを良く覚えていると異常が早期発見できます。(安静時に測る) |
■体重 飼い主が猫を抱えて体重計に乗り、出た体重から飼い主の分を引くと、猫の体重がでる。 (飼い主+猫)−飼い主=猫の体重 |
■体温 :38〜39度 猫の体温は38〜39度くらいなら正常といわれ、子猫はそれより少し高く、老猫は少し低いそうです。 成猫なら38、5度くらい、子猫だと38度台後半くらいの事が多いです。 猫はストレスや興奮時に体温が上がる事もある。逆に体温が低い場合は、命に関わることもあるので要注意。 39度〜39.5度:微熱/39.5度〜40.5度:熱がある/40.5度以上:高熱 |
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耳の外側の付け根や額、被毛の少ない腹部、肉球やシッポの先を触るって体温をチェックする方法もあります。 これは人間がおでこに手を当てるようなもので、日頃から注意して触っていると、およその変化がわかります。 眠い時や興奮している時以外は、猫の耳はひんやりとしています。 猫が普通に起きている時に、耳を触って熱いようだと、熱がある可能性があります。 |
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■脈拍・心拍数:約90〜240/分(子猫:約100〜260/分) 猫の脈拍数は1分間に130〜160なら正常、心拍数は1分間に100〜130拍なら正常とされています。 安静時には120くらいが普通で、熱が高い時や興奮時には上昇し、体力の消耗や脱水、ショック症状の時には下降します。猫の脈拍の正常範囲は広く、脈拍数から病状をチェックするのは難しいので、日頃から触って、大体の数値を確かめておくとよいでしょう。
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■呼吸数:約15〜40/分 1分間に20〜30回くらいなら正常とされています。 熱が高い時や激しい遊びをした直後には呼吸数が上がります。静かに横になっている時の呼吸数を計ります。 健康な猫は、静かでリズミカルな胸腹部の動きが見られますが口は開いていません。胸部、腹部だけが異常に大きく動いていたり、吸う時の動きが大きかったり、口を開けて呼吸しているのは病気の可能性ありです。 早く荒い呼吸(高熱、貧血など)、努力呼吸(肺・呼吸器のトラブルなど)、腹部が苦しそうな呼吸(腹水・脱水など) 脈拍と同じく個体差がありますので、日頃から触って、大体の数値を確かめておくとよいでしょう。
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◆体調チェックを参考に猫の体や様子を日頃から健康管理に気をつけましょう。 |
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