●猫のヒゲには神経が集中している |
- 猫のヒゲの根元は液が入った袋のようになっていて、ヒゲはここに浮いた格好になっているそうです。ヒゲの根元にはたくさんの神経が集中していて、微妙な振動でも敏感にわかる仕組みになっています。
猫のヒゲは反射弓により、まぶたとつながっています。このため顔の近くに刺激を感じるとすぐに目を閉じて大切な目を保護する役割もあります。
また、猫の目は近くのものが見えないので、口ヒゲで食べ物を感じとるのだそうです。
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●ヒゲで通れるか判断している |
- ヒゲは丸く円をにになっていて、狭い所を通る時にはヒゲをいっぱいに広げて、まず顔をちょっと入れて、ヒゲがあたらないか確かめ、ヒゲが通るようなら体も通ると判断します。
だから猫は頭が通ればそこは通れるとと言われていますが、なぜか太っているわけでもないのに頭が通っているのに通れない猫や、隙間が開いているのに顔を入れて確認もしないであきらめる猫がいます。これはなぜだろうか?
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●ヒゲで空気の流れを感じとり暗がりを歩く |
- 猫が物に近づくと空気の流れが乱れ、その変化をヒゲが感じとり、物があるのが分かるので、暗闇の中でもぶつからないように歩けるといわれています。
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●その他にもある感覚器のヒゲ |
- 臭いを運んでくる風の方向が分かったり、音や空気を振るわす音波の、耳ではとらえられない微妙な伝わりが分かったり、風や湿度などの微妙な変化を計ることができるらしい。
エアコンの冷たい空気が流れたとき、鼻をピクピクさせることがあるのは冷たい空気の流れをヒゲや鼻で感知している。大きくジャンプする前も、風速と風向きをヒゲで感じ取っているようです。
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