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ご飯を食べた後は顔のまわりを前足を使ってきれいにします。寝る前は特に念入りに体をくねらせて背中からお腹、指の間に肉球、お尻もペロペロとなめてキレイにしています。猫は、キレイ好きだからと思いきや毛づくろい（グルーミング）をするのは、抜け毛や毛に付いたゴミなどを取りキレイにする他にも色々な理由があります。 |
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●ニオイを消す |
- 猫は狩をする動物で獲物に気づかれずに近づくために体にニオイがあっては困るので、体をなめてニオイを消しているのです。だから飼い主がなでた後、すぐに毛づくろいをするのは「ニオイをつけられた。消さなきゃ」とやっていることが多いようです。
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●リラックスする |
- 猫は自分でもなめますが、子猫は母猫に、大人になっても猫同士でなめあったりして、気持ち良さそうにしています。体をなめると皮膚をマッサージして神経を静める効果もあり、何か失敗したときや不安なとき、興奮した後などに体をなめて気持ちを落ち着かせているようです。
猫が毛づくろいをしすぎる時は、ストレスがあるのかもと思って気をつけてあげてください。
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●体温調節をする |
- 猫は暑いときや寒いときに毛をなめることにより体温調節をしています。
暑いときは毛をなめると毛に付いた唾液が蒸発して涼しくなり、寒いときは毛を整えて空気を入れることにより体を温めているようです。
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●ビタミンDをとる |
- 猫はよく日向ぼっこをしていますが、あったかくて気持ちいいからだけではないのです。
太陽の光を体に浴びると体の表面にビタミンDが作られます。体をなめることによりビタミンDをとることになっているのです。
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（2005年5月4日掲載） |
