1999年度 小学校基準財政需要額とその積算内容

1999年度の小学校の基準財政需要額が、文部省によってどのように計算されていたのかをこの表で知ることができます。言い換えれば、標準的な学校ではこのような費用が必要ですよ、ということでもあります。しかしながらこの額は決して満足のいくものではないでしょうし、自治体によってはこの額さえも満たされていないケースもあるのではないでしょうか?文部省が示している、標準的な学校規模の児童数や学級数から、それぞれ計算しなおして、どこの学校でもその学校の学級数、児童数を掛ければ自分の学校の規模と比較することができます。文部省によってどのような項目が算出されているのか、じっくり見てみましょう。需用費、消耗品費、光熱費、備品費など学校教育現場では非常に重要なものです。自分の学校の需用費は十分満たされていますか?

小学校 標準児童数 720
標準学級数 18
99年度 99経費 99単価・円 99前年度比
単価増減(円)
積算内容 A千円 A/720人
単価/1人
T・経常経費 A・生徒数を測定単位 1 児童経費 34,012 47,239 757
1-1 給与費(給食従事員) 5198千円*4人 20,792 28,878 655
1-2 賃金(給食従事員) 0 0
1-3 賃金(校庭整備作業員) 4800円*10日 48 67 0
1-4 需要費 8,841 12,280 ▲ 320
1-4-1 消耗品費 1,341 1,863 ▲ 25
1-4-2 燃料費 1,016 1,412 ▲ 138
1-4-3 印刷製本費 478 664 4
1-4-4 光熱水費(含プール管理費) 5,245 7,285 ▲ 164
1-4-5 備品修繕費 401 557 0
1-4-6 医薬材料費 183 255 2
1-4-7 実験材料費 177 246 1
1-5 役務費 277 385 68
1-5-1 通信運搬費 含インターネット回線料 266 370 68
1-5-2 学校管理者損害賠償責任保険料 11 16 0
1-6 委託料(給食委託料) 1,818 2,525 194
1-7 負担金、補助金及び交付金 2,236 3,106 160
1-7-1 準・要保護関係経費(1/2) 1,616 2,245 26
1-7-1-1 学用品費 320 445 4
1-7-1-2 新入学学用品費等 79 110 0
1-7-1-3 通学用品費 48 67 1
1-7-1-4 給食費 976 1,356 18
1-7-1-5 治療費 32 45 1
1-7-1-6 修学旅行費 103 144 2
1-7-1-7 校外活動費 58 81 0
1-7-2 日本体育・学校健康センター共済掛金 620 862 134
1-7-2-1 @一般、A準・要保護 0 0
2 給与改善費 104 145 3
3 追加財政需要額 557 774 ▲ 85
A 児童数単位の合計 34,673 48,157 675
学級数を測定単位 A千円 単価/1学級 前年度比単価増減(円)
B・学級数を測定単位 4 学級経費 16,131 896,167 5,222
4-1 給与費(事務補助員1名) 5,440 302,223 7,223
4-2 需要費(消耗品費) 406 22,556 ▲ 278
4-3 修繕料 4,608 256,000 ▲ 334
4-3-1 建物維持修繕費 4,307 239,278 ▲ 334
4-3-2 運動場修繕費 301 16,723 0
4-4 役務費 175 9,723 ▲ 222
4-5 火災保険料 820 45,556 ▲ 1,667
4-5-1 校舎 529 29,389 ▲ 1,056
4-5-2 屋内運動場 291 16,167 ▲ 611
4-6 委託料(施設設備保守点検料) 344 19,112 0
4-7 備品購入費 4,338 241,000 500
4-7-1 教材用図書及び備品 2,776 154,223 2,278
4-7-2 学校図書館図書 290 16,112 1,389
4-7-3 教師用教科書 55 3,056 56
4-7-4 学習指導要領、同解説書 54 3,000 55
4-7-5 学校用家具等備品 1,163 64,612 ▲ 3,277
5 給与改善費 27 1,500 0
6 追加財政需要額 146 8,112 ▲ 833
B 学級数単位の合計 16,304 905,778 4,389
学校数を測定単位 A千円 単価/1校 前年度比単価増減(円)
C・学校数を測定単位 7 学校経費 9,337 9,337,000 404,000
7-1 給与費(用務員1人) 5,440 5,440,000 130,000
7-2 報酬 1,081 1,081,000 5,000
7-2-1 学校医(3人) 224,000*2+252,000*1 700 700,000 3,000
7-2-2 学校歯科医(1人) 224 224,000 1,000
7-2-3 学校薬剤師(1人) 157 157,000 1,000
7-3 賃金 86 86,000 0
7-4 需要費 62 62,000 0
7-5 役務費 112 112,000 ▲ 2,000
7-6 備品購入費 2,556 2,556,000 271,000
7-6-1-1 放送設備 261 27 27,000 0
7-6-1-2 体育設備 330 33 33,000 ▲ 2,000
7-6-1-3 衛生設備 480 48 48,000 ▲ 2,000
7-6-1-4 その他の備品(学校事務機器を含む) 3215 322 322,000 ▲ 14,000
7-6-1 設備・備品の計(1/10) 4,286 429 429,000 ▲ 17,000
7-6-2 教育用コンピューター及び教材費 単独新規レンタルリース方式 1,027 1,027,000 112,000
7-6-3 教育用コンピューター 単独更新レンタルリース方式 305 305,000 61,000
7-6-4 教育用コンピューター(国庫補助金1/3) ソフトウェア 613 613,000 115,000
7-6-5 給食設備(国庫補助金1/2) 68 68,000 0
7-6-6 給食設備 40 40,000 0
7-6-7 理科設備(国庫補助金1/2) 52 52,000 0
7-6-8 理科設備(少額) 22 22,000 0
8 給与改善費 33 33,000 1,000
9 追加財政需要額 175 175,000 ▲ 19,000
C 学校数単位の合計 9,545 9,545,000 386,000
U.投資的経費(学級数を測定単位 A千円 単価・円
/1学級
前年度比単価増減(円)
事業費(校舎等の改修事業費等) 13,169 731,612 20,612


<ホームへ> <年度目次へ