12,健診を受けましょう
○『健診』を受けましょう
自分は、病院にかかっているから、自治体の健康診断(健診)などを受けなくても良いと考えている人が、割と多いようですが、これは間違いです。健診は、自覚症状がない早期のうちに病気を発見しようとするもので、 カルテを使い「保険診療」として、実際に起こってしまった病気を治療しているのとは、全く別物だからです。
ですから、基本的に健診は、保険診療外の「自費」になります。
自治体で予算を取って、住民健診をしているのは、皆さんの税金で行っていることですから、出来るだけ受けた方が得です。健診は、機会を見つけて受ければうけるだけ、その人は得をします。
確かに病気があって、胃カメラをしたばかりだから、健診で胃のレントゲンは受けなくても良い、というような事はときにあります。しかし、健診のようにいろいろな検査をそろえて保険診療をする場合はまれで、
それで健診をうけなくて済むことはめったにないと思った方が良いのです。
○ 症状がある人は、受診を
健診は、基本的に症状がない人を対象に考えられていますし、多くの人数を短時間で見てゆきますから、見落としが起こることもあります。
例えば、胃が痛むのを健診で済ませて、異常なしとされたといっても必ずしも大丈夫とは、限りません。
症状がある人は、病院でその症状に応じた検査や治療をしてもらいましょう。病院に行くのが嫌だから、健診で済ませるのは、危険です。
○ 検査も万能ではない
胃癌を例に取ると、胃のレントゲンでは10%程度、胃カメラでも数%の見落としがあるとされ健診を毎年受けるように勧めるのは、そうした見落としも見込んでの事です。
年に1回の検査をしていれば、2年続けて見落とされることは、非常に少ないので安心です。
○ 健診の結果を大切に
健診で、異常があると言われ、病院に受診して早期発見・早期治療につながることは良くあります。病気があっても、症状が無いうちに早期発見できると言うことは、簡単な治療で治せるということですから、病気が見つかっても得です。
また、一応異常なしとされても、「やっぱり、何も異常はないじゃないか、受けて損をした。」と思ってはいけません。1年間の保証が付いたと思って、安心して暮らせる訳ですし、検診結果を見直して、例えば体重やコレステロールが徐々に増えてきており、注意が必要だといったことは、
生活(ライフスタイル)改善によって、病気になることを未然に予防することが出来る場合もあります。
健診の結果を生活習慣を見直するきっかけにして下さい。また、検診結果は大切に保管して、時には以前のものと見比べてみることも大切です。