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 第11話 いざ行かん古代文明の世界へ  −太陽の神殿−
いまだ多くの謎を残しているマヤ、その不思議な文明は人々の冒険心を駆り立ててやまない、 そんな想いをかなえてくれる作品が「太陽の神殿」である。ファルコムはこの年の10月、 この作品以外にも、「ロマンシア」、「ザナドゥ・シナリオ2」と、有名作品を3本も だしている、にもかかわらずどれもが十分遊べる作品であった。 それでは、マヤ文明最後の地、チチェン・イツァーの旅へどうぞ〜
(僕が死ぬまでに必ず行きたい場所は、メキシコとエジプトだったりする)

☆コマンド入力なんてもう古い!
さて、この「太陽の神殿」により、AVGは大きな変化を迎えた、それは コマンド選択がアイコンで可能となった、いままでのAVGはあらかじめ 用意されている言葉をさがす「言葉探し」的なゲームだったが、このゲーム 登場以降、AVGはこのタイプのゲームに変わっていくのであった

☆ようこそマヤ文明へ!
ファルコムの開発スタッフの話によると、太陽の神殿の舞台となっている チチェン・イツァーの遺跡は実際の遺跡と配置が同じになっているらしい、 さらに、遺跡内部の画面や、神秘的な音楽、数々の謎..どれもが バランスよく組み合わされた作品であった

☆財宝なんか無視、無視
カスティーリョの奥にある宝物庫、ここには砂金の入った袋など かなり価値の高いものもある、しかしそんなものには目もくれず (って言うか取れない)壺やら、石やら拾ってなにがうれしんだ! (しかも勝手にたたき壊してるし..)

☆超難解、古代の謎
ふつう、この手のコマンド選択式アドベンチャーと言えば、すべてのコマンドを 試していれば、いつかは解けるタイプが多いのだが、この「太陽の神殿」に 関してはそうはいかない、間違った選択をすると後戻りできなくなる事が 結構多いのだ、たとえばあるアイテムを持たずに部屋に入ったら突然 扉が閉まり、脱出不可能になったり、関係ないところでアイテムを使って しまうと先に行ったときはまるなど、まさに一つ間違うとクリアできない という恐ろしいゲームである(このおかげで何回リセットした事やら.. テープ版でなくてよかった..)

☆1人1人は火でも、2人あわせて炎になる?
何でもないアイテムも、ちょっとした工夫で新たな道具に生まれ変わるこのゲーム、 穴があいて音がでなくなった「金の笛」、しかしその穴に「バンドエイド」を貼ることにより みごと笛はよみがえる(べつにバンドエイドで無くてもいいような..)、さらに 底浅のカメ(亀ではない)に磁力を帯びた小杖を組み合わせることにより コンパスができるなど、手に入れたアイテムをそのまま使わせないのも このゲームのなぞ解きの面白さの一つであろう(ネタばれですね!)

☆結構間抜けな冒険者
なぜかこの主人公、マヤの遺跡の謎を解き明かそうとしている割には 全然冒険者らしくない、なんで遺跡探索にコンパスやロープ、 ナイフなんかを持って行かないかな〜、これらがあれば探索がだいぶ 楽になっただろうに..だいたいバンドエイドなんか持ってきてどうする? (いらないとまでは言わないが..)、あと泉で鏡洗うとき、ふつう台座を落とすか? そんな大切なもん、ちゃんとバックパックにでも入れとけ!でもそのおかけで、 アドルが助かるんだけどね(ってこのネタわかる?)

☆むふふな裏技
実は、この「太陽の神殿」のディスク、AとBのディスクを反対に入れて 立ち上げ、エラーメッセージ表示後、「MIHO」と打ち込むと、 女の子の隠しグラフィックが表示される、しかもこのグラフィックを 表示中に「H」キーを押すと、女の子がヌードになってしまうのだ! (しかし、この裏技、何となくファルコムのイメージからは 想像できない内容のような..)

☆どうにかしろ、東京書籍
実はこのゲーム、ファミコン版も発売されているのだが、その内容がすごい! なにしろ主人公にはレベルやHPなどのステータスがあり、遺跡の謎を 解いたり、探索中に襲ってくる悪霊を倒したりするとレベルが上がり 先に進めるというRPGのようなシステム、だいたいなんで悪霊が襲ってくるんだよぅ! しかもタイムスリップするわ、大魔王はでるわ、ラストは主人公が 神様になるわで、もう雰囲気だいなしって感じですね!

☆あとがき
 まさに、自分がマヤ遺跡の中にいるような臨場感を与えてくれる 作品ですね、たしかに謎はやたら難しかったり、インチキくさかったり するけど、この神秘的なマヤ文明という世界観のうえで考えると 納得できる内容である(でもやっぱり難しすぎ!)
 しかし、この「太陽の神殿」のコマンド選択式システムは 本当にすばらしいシステムであった、パッケージに書いてあった 「AVGの新しいジャンルを世に問う」という売り文句も このシステムを見れば納得できる、ファルコムがAVGの未来を 変えたと言っても間違いないであろう(ちょっとほめすぎかな?)
 最近ではサターンやWin版としてもリメイクされて発売されている ので、やったことのない方は是非ともプレイしてみて欲しい、 ただし、それなりの覚悟はいるが..(笑)

−DATA−
開発:日本ファルコム<Falcom>
登場:1986年
種類:AVG
機種:PC-88,PC-98,X1,FM-7/77
値段:ディスク版 7800円


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