ゆずせんべい考

 ゆずせんべいは人によってこだわりがあるらしく、豊年俵が大阪にお土産に持っていった時に、「オレのゆずせんべいじゃない」と怒られたらしいです。
 そこまで言わせるものならと、「オレゆず煎」なるものを調査してみました。ごー。

●特徴 ・商標は「ゆずせんべい」である。
・主な材料は、ゆず・小麦粉・砂糖・ふくらし粉で配合はまちまち。
・店により卵やくるみ・ごまなどが入っている。
・ゆずは、蜜(ペースト?)あるいは果皮が生地や砂糖に入っている。
・サイズは10円玉〜500円玉くらい。 ・手焼きと機械焼きがあり、厚い方が手焼きで薄い方が機械焼きらしい。
・他にも栃木・山口・島根・広島・高知・大分・宮崎・鹿児島でも売っているらしい。

●主な製造元と食感 (コメントはでみおの主観による)
最上稲荷参道
・300円(150g)・500円(250g)・1000円(510g)のパックがあり、箱入りもあるらしい。
【製造元】おかもと屋
【香り】並【歯触り】やや堅めで密な炭酸煎餅【砂糖】少【厚さ】2mm前後
・炭酸煎餅に似た軽い歯触りと香ばしい風味に生地の甘味がある。イメージとしてはゆず砂糖付き炭酸煎餅。お年寄りでも食べやすいと思われる。
【製造元】大黒屋
【香り】多【歯触り】やや堅くて密【砂糖】並【厚さ】2-3mm
・薄い割にはやや堅めの生地。ゆず果皮のすり下ろした破片らしいものが黄色いグラニュー糖のように砂糖に混じっているのが見える。ちょっとはごたえがあってマイルドなのがいい人向け。
【製造元】長栄堂
【香り】無-多【歯触り】クリスピー【砂糖】無-多【厚さ】2-3mm
・生地は鶏卵煎餅の柔らかいやつみたいで、その表面にゆずの果皮と思われるつぶつぶが砂糖に混じってまぶされている。砂糖の多いところはゆずせんべいとして、全く付いていないところは香ばしい煎餅として楽しめる。
・元祖らしい。『「ホームページを見た」と言っていただいた方には、おみやげ全品、一割引のサービスをいたします。』の上、無料の駐車場があるらしい。太っ腹だ。
【製造元】常磐堂
【香り】並【歯触り】やや堅い【砂糖】多【厚さ】2-3mm
・全体的に小さめのゆずせんべいで、ゆず片と砂糖は均一にまぶされていて等しく甘い。香りは大人しいですが、歯ごたえはやや根性有り。バリボリ言わせたい人向けかも。
【製造元】ときわや
【香り】華やか【歯触り】クリスピー【砂糖】多【厚さ】約3mm
・ちょっと厚手だが、軽い歯触り。表面の砂糖の中に少し加熱されたらしい水浸状のゆず果皮が入っている。砂糖はほぼ均一にまぶされていて、袋の中の個体差はほとんどない。ふうわり主張するゆず香とかなり甘めの化粧砂糖が特徴。
【製造元】姫屋
【香り】多【歯触り】サクサク【砂糖】多【厚さ】3-4mm
・「うちのは手焼きで生の果皮を使っている(by 和服の奥さん)」のだそうだ。生地の中がやや中空気味で厚みの割には鶏卵煎餅と卵ボーロの中間のような歯触りがして、生地に練り込まれたゆず皮が噛んでいるとじわじわと香ってくる。外見は、大小さまざまな形に砂糖が厚くまぶされていてなかなか愛嬌がある。
【製造元】福屋
【香り】並【歯触り】やや堅い【砂糖】多【厚さ】約3mm
・表面に振ってある砂糖にゆずの果皮が入っているらしく、砂糖の甘さと香りにややムラあって飽きない。三成の茶みたいだ。
【製造元】山下屋
【香り】並【歯触り】堅いが軽い【砂糖】少-多【厚さ】2-3mm
・薄くて滑らかに焼かれた生地は、歯触りの軽い瓦煎餅のようです。砂糖は多めについていて、中には装甲のようになっているものもままある。甘くてマイルドなのが好きな人向け。
【製造元】六車屋
【香り】強【歯触り】やや堅い【砂糖】並【厚さ】2-3mm
・生地はやや堅めで表面にまんべんなく砂糖がまぶされてきつね色のマットな状態。噛むと表面の粗めのゆず皮が強烈な香りを放って、口の中がじいんとするくらいの強さです。シトロネロールって感じ。香り重視の人はこれがイチ押しです。

吉備津神社みやげ屋
・500円(250g)包みオンリー。
【製造元】桃太郎
【香り】多【歯触り】やや堅め・鶏卵煎餅並【砂糖】並【厚さ】2-3mm
第一駐車場の横で製造販売されているみたいです。しょうがせんべいもいっしょだ。
・生地は少し黄色めで、加熱されたらしいゆず皮のみじん切りが表面にまぶられています。皮の粒が大きいせいもあって、噛むと穏やかな香りが口の中に広がります。甘さ控えめでやや固め、噛むのが楽しいゆず煎です。

矢掛町商店街
・300円袋オンリー。
【製造元】ぼっこう堂
【香り】並【歯触り】軽い・炭酸煎餅級【砂糖】無【厚さ】2-3mm
・煮られていたらしい水浸状のゆずがいくつか点々としていて、噛るとふうっとゆずの香りがします。
・歯触りは軽く、口溶けのいい炭酸煎餅のようなタイプの煎餅です。生地はほのかに甘く、後口はすっきりしています。あっさり系。

《島根県の津和野町の商店街
・450円一本勝負。
【製造元】株式会社 沙羅の木
【香り】良【歯触り】並・軽めの鶏卵煎餅【砂糖】並〜多【厚さ】3mm
・いおりさんのお土産です。
「天然ゆずが入ったゆずせんべいは、ビタミンCがいっぱい。津和野茶とあわせれば美味しくヘルシーにお召し上がり頂けます。」
・生皮が生地に入っているらしく、噛るとそれとなくゆず皮の香りと甘さが広がります。
・柔くはない生地なので、食べていると景気いい音がします。
・過不足なくバランスがとれているゆず煎です。

《津山市の商店街》
・350円でいろんな種類がある。
【製造元】粟井製菓
【香り】ほのか【歯触り】並・軽めの鶏卵煎餅【砂糖】ムラのある淡雪状、厚さ2mm【厚さ】4mm
・でみおの職場の近所の渋いお店。
・ガイドマップには「なまくらや三代」と書いていて力の抜けたネーミングと思っていたが、本当は「生倉屋三代」書くようだ。
・サイズが普通のせんべいサイズ(約8cm)。
・大きいけど軽めなので噛るのが苦にならないし、生地の甘さと香ばしさが心地いいです。
・かなり細かい柚子皮が表面の砂糖の中に入っていて、噛ると甘さと柚子のほのかな香りがします。

●考察
・続けて食べると何が何だか分からなくなる。
・一度に1,2袋食べると胃もたれがするので、程々がいいと思う。
・飲みものは、ほうじ茶がベストだ。

03.02.24

満腹