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歩いて、歩いて

ラ・ヴィレット公園に近接して、クリスチャン・ド・ポルザンパルクの音楽都市があります。美術館の内部は光の取り入れ方がうまく、外観にはコルビジェの影響を感じました。パリの街にはその他にも多くの公園があり、いろんな人がパンなどを食べながらくつろいでいます。
地下鉄で移動し、徒歩でスイス学生会館へ向かったのですが、少し迷いました。探しているとコルビジェのユニテに似ている建物があり、これがブラジル学生会館だと気づきました。その奥にスイス学生会館はあります。スイス学生会館の1階ロビーに入り、コルビジェの椅子に座り、水で口を潤しながらのんびりしました。壁一面の窓、壁上部から入ってくる光、その空間の中にいると建築をしていてよかったなあと思い、こみ上げてくるものがありました。建築っていいですね。
その後もパリの街を歩いて、迷い、歩き廻りました。足がかなり痛く、ベンチに座って足の裏をもんでいると、通りがかりのおばさんに笑われてしまいました。でも、足は痛い。
ル・コルビジェ

ツアーで神戸在住のHくんと出会い、一緒にパリから日帰りでロンシャンの教会へ行くことにしました。パリから離れていくと家が点々としていき、途中、草原の中に牛が見え、のんびりとした風景となります。教会は、車で近づいていくと山の上に見え始めます。
ロンシャンの教会の外観は、見る位置によって姿が変わります。内部はというと、天井と壁の交差部にスリットがあり、屋根を浮かして光を取り入れています。また、塔から降り注ぐ光、正面の屈折して入ってくる光、拡散するステンドグラスの光など、光が溢れており、やはりきれいでした。この建物に影響を受けた人は多いと思います。まずは、コルビジェでしょうか?
(アクセス)
ロンシャンの教会
アクセス方法はいろいろあると思います。自分の場合、パリ東駅よりBerfort、またはLureまで列車で行きました。所要時間は約4時間です。そこからタクシーを利用しで行き、帰りのタクシーの時間を交渉しておきました。Lureからロンシャンの教会までの方が近く安いのですが、Lureへ止まる列車は少ないと思います。列車の時間を調べるには、パリ東駅で路線の時刻表を見るか、インフォメーションで聞きましょう。
参考資料:「ル・コルビジェを歩こう」
コルビジェの建物のアクセスについて、詳しく書かれています。この他にも、参考となるホームページはたくさんあると思います。 |