ロンシャンの教会
 雨のロンシャン


 せっかくのフランスです、さて行くとこはというと、ロンシャンの教会でしょうか?短い旅行日程の中で行けそうな日を選んだところ、当日、パリの街は雨でした。列車とタクシーを乗り継ぎ、再びロンシャンの教会に出会えました。晴れのロンシャンもよかったのですが、雨のロンシャンは霧がかかっており、コルビジェの展覧回で見たポスターのように幻想的でした。帰りのタクシーでは、運転手さんが「今日は雨だから・・・」といっていました。もう少し光があったらとも思いましたが、今では違う面が見れてよかったと思っています。


 近代建築の5原則


 建築の教科書で、サヴォア邸を必ず見ると思います。いうまでもなく、サヴォア邸に近代建築の5原則があるからです。ピロティ、屋上庭園、自由な平面、横長水平窓、自由なファサードが5原則ですが、それに加えて、内部へ入ると正面にスロープがあり、折り返して2階へと繋がっています。部屋から出たところには屋外スペースがあり、そこからまたスロープで屋上へと上がります。室内はスロープと螺旋階段が併用されており、1階から屋上庭園まで続くスロープは場所をとっていると思います。でも、場面を変化させている装置のようでした。
(アクセス)
サヴォア邸
 パリからRERでPoissyまで行きます。所要時間は市内から30分程度です。その後、駅から徒歩で30分程度歩きます。建物は奥まったところにあり、敷地の入口の門は締まっていたため、一度、通り過ぎてしまいました。バスでも行けるようです。
参考資料: 「ル・コルビジェを歩こう」


 あとがき


 今回の旅行は、社員旅行、夫婦、家族でこられていた人など、いろいろな人がいました。家族旅行っていいよな、ぴく太、早く大きくな〜れ。
霧の中のロンシャン
サヴォア邸
サヴォア邸
サヴォア邸
屋上庭園
ノートルダム寺院
セーヌ川より
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