朝日の差し込む礼拝堂
 ロマネスクを訪ねて


 いよいよ、ロマネスクの修道院を目指します。プロヴァンスにあるシトー派の修道院のうち、ル・トロネ修道院までの道中をご紹介します。
 車を駐車場から出そうと駐車券を入れると、券がすぐに戻ってきました。どうも先払いだとわかり、精算機にお札を入れようとすると、今度はお札が使えません。両替機がなくて困っていると、近くの人がコインをもっていたので助かりました。朝からトラブルです。マルセイユ市街を出て高速にのり、時速110kmぐらいで走行、この国でもごぼう抜かれです。
 ル・トロネ修道院の内部は中庭に面して回廊があり、階段、傾斜路で高低差を調整しています。すべて石でできており、朝日が差し込む礼拝堂は心を落ち着かせる空間でした。
 プロヴァンスは土が赤く、木が深緑色であり、南仏を感じました。しかし、運転に慣れるまでには時間がかかりそうであり、宿泊先のホテルをみつけるのにも一苦労でした。セルフの給油もよくわかりませんでしたが、まわりのフランス人に助けられました。(メルシー)
 (アクセス)
ル・トロネ修道院
 エクス・アン・プロヴァンスの東約100kmにあります。高速A8を35番で降りて、D24〜D13〜D79で行きます。途中に湖があり、きれいです。
参考資料:「フランス ロマネスクを巡る旅」


 旅はみちづれ


 これから先は今回の旅と同じように、つらいときや困るときがたくさんあるかもしれません。でもでも、楽しいことも多いと思います。けんかは多そうですが・・・。
 マルセイユからパリ経由で関空へ向いました。パリで乗り換えのとき、おみやげを買ってゆっくりしていました。ママさん、お菓子を食べて知らぬ顔をしていましたが、口についていたのですぐにばれました。しばらくしていると、不審物(忘れ物か)がゲート近くにあり、避難させられました。そして爆発音が・・・。どうも、不審物を爆発処理した音のようでした。旅行にトラブルはつきもののようです。
ル・トロネ修道院
高低差があります
回廊
セザンヌが描く山
サント・ヴィクトワール山
小銭入れ使っています
旅の戦利品
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