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スパでゆっくり

テルメ・ヴァルスは深い谷沿いの道を通り抜け、山に囲まれた小さな村にあります。緑の御影石で作られており、内部は上部のスリットから光が差し込み、神殿のような厳格さがありました。いろいろな浴槽で楽しめ、屋外や寝椅子から見る山の景色がきれいで、ゆっくりすることができます。
SANAAのスイス連邦工科大学ロレックス・ラーニングセンターは、レマン湖近くのロザンヌにあります。建物は異種の用途をワンフロアーでまとめるため、フロアー内に勾配をつけています。その盛り上がった床をくぐって、玄関へアプローチします。静かな図書館とその他の空間を見事にワンフロアーでまとめており、学生はいろいろな場所で思い思いの時間を過ごしています。新しい建築への提案だと思います。一方、高低差が急なところが多く、障がい者には使いにくい建物だなあと感じました。
(アクセス)
テルメ・ヴァルス
Ilanz下車、駅近接のバスターミナルからVals Zervreila行のバスで約40分のVals Thermeまで行きます。スパの受付はホテルフロントの下の階になり、ゲート、ロッカーで使うコインをもらいます。水着とタオルが必要です。
スイス連邦工科大学ロレックス・ラーニングセンター
メトロでLausanne−GareからLausanne−Flonへ行き、路線を乗り換えてEPFLで下車します。
参考資料:「テルメ・ヴァルス滞在記 2009年夏」ブログ
SBB(スイス国鉄)の時刻表、スイスパスを使うと便利で、参考になりました。
食事は質素に

最後に、スイスの西に位置するバーゼルを拠点にヘルツォーク&ド・ムーロンの建物とヴィトラを見てまわりました。スイスは地域によって、ドイツ語、フランス語、イタリア語と違いますが、建物もルガーノと違い、バーゼルはオーストリア等の影響があるように思いました。
H&Mのヴィトラハウスが家の形状を重ね合わせているのは、家具展示からきているようでした。内部は下の階の様子がガラス越しに見えたり、吹き抜けを設けていたりして、空間構成に特徴があります。東京のプラダの空間構成と同じような感じです。
スイスはスイスフラン高で物価が高く、日本の2倍ぐらいの感覚でした。そのため、食事は質素にスーパーでの購入品となりました。円高なのに、スイスフランにはかないませんね。
(アクセス)
ヴィトラ
Basel Badischer Bahnbofから55番のバスでVitraで下車します。ドイツの国境を超えるため、ユーロで切符を買います。
参考資料:「ニッキ」ブログ
バーゼルの建築見学の参考になりました。 |