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皆さんからのおたより
作者へのお手紙をお待ちしております。
二次試験対策をしているときに御ブログを発見、大変参考になりました。
2018年度第3回のトピックは コツとしてはたくさんの例文を読み込んで、出だしから結論まで自分なりの文の流れを作ることと、様々な問題に対してYesなのかNoなのか考えることだと思いました。 ほかに参考になった方法はdebateやopinionなどで検索して海外のteensのディベートサイトを読むことでした。こういうサイトがたくさんあること自体、自分の意見を表明すること、他人の意見に耳を傾けることの土壌ができている証拠ですよね。日本の若者にも広めたいです。 本当にお世話になりました。ありがとうございました。
(ディベートサイトについてハーシーから問いかけますと、) 264)Muirさんからのお便り(2018年11月8日追加) ご報告が遅くなりましたが、昨年(2017年)11月に10回目の受験で、英検1級面接にかろうじて合格できました。ハーシ―様のホームページで、かなり前からの出題TOPICSを確認できたことが合格につながりました。ありがとうございます。
私の合格体験記をブログにアップしましたので、よろしかったらご覧いただければ 幸いです。 社会に対してプラスのことができるよう、今後ともの向上に努めたて行きたいと思います。ほんとうに、ありがとうございました。
(ハーシーが、メールにて社会に対してプラスのことを、詳しくお聞きすると、)
(補足のメールも頂きました) 263)中学生の父親 さんからのお便り(2017年3月14日追加) 留学経験もなく、英会話学校にさえも行ったこともなく、自宅での学習のみでコツコツ登ってきた中学3年生の娘が昨年秋の挑戦から2回目となる2016年度第3回の英検1級1次試験に合格したのですが、指導をしている父親である自分は英検2級までしかチャレンジしたことがなく、英検1級の2次試験に対する予備知識などまったくない中、上安を感じて調べるうちに貴サイトにたどり着きました。 フィーチャーされている記事や合格された方々の体験を読ませていただくうちに、長女のたどたどしく、上正確な英語でもいけるのではないかという希望を持つことができるようになりました。そして美しく正確な英語ではなく、論理展開の一貫性と積極性こそが合格の鍵になるのだと感じるようになりました。3週間弱の指導にあたっては市販の1級2次試験対策本のトピックを1日に1つ取り上げながら、作文の時には3つの論拠を用意したそのままに、2つの論拠を明確にさせつつスピーチを構成させながら、それらの論拠が大から小へ、そして矛盾がないかを徹底して指導していきました。 試験当日は「グローバリゼーションは発展途上国に恩恵をもたらすか《というテーマを選んだらしく、イギリスのユーロ離脱やトランプ大統領誕生についてときどき娘と話し合っていたことが功を奏してスピーチをしっかりと構成し、その後の質疑応答でも面接官の方々とおおいに盛り上がることができたということでした。中学生の娘に君がアメリカ大統領だったらどうする?なんて質問まで飛び出したそうです。結果は「G1 +2《にて合格することができ、東京での受験のために2人分の新幹線代5万円弱が無駄にならずによかったと胸をなでおろしました。 貴サイトに出会わなければ、方針もたたずにずっと闇の中で道に迷っていたことと思います。貴サイトにこれから出会う多くの皆さんがこちらで灯りを得て英検1級の2次試験を乗り越えていかれることを心から願っております。最後に、娘にはこの合格はゴールなどではないことは自分の英語を振り返ればわかるね、と念を押しておきました。管理人様が書いていらっしゃった英検はステップでありゴールではない、というお言葉をしっかりと伝えさせていただきました。本当にありがとうございました。 262)ChOd さんからのお便り(2017年3月2日追加)
その1 現在私は卒業を控えた大学4年で、留学経験はトロント、ロンドン、オレゴンの3カ所にそれぞれれ別時期に2,3週間滞在していたことがある以外は独学で英語の勉強をしてきました。 英語好きが高じて現在は英会話講師としてバイトをしております。 去年の10月に生徒に私が英検何級持っているかを聞かれたことから、英検への意欲が湧きました。高校3年の時に2級をとった以来、英検のことはすっかり忘れていましたので 久しぶりの資格の勉強にワクワクしました。 一応生徒に準1級は持っていると言いたかったので、1級が落ちたときのために準1級も受けました。 いわゆるダブル受験です。 とりあえず出る単の出る順Aの動詞だけ覚え、あとは怠け者の為、単語帳は放置しておりました。 結果的に、覚えても試験で使えない単語は多くありました。 肝心な時に意味が全然思い出せなかったです。
1次試験の結果は準1・1級ともに合格。 1級の方は5点ほどしか合格を上回っておらず、ギリギリ合格でした。語彙は25問中6問正解と散々でした。
1次の点数は 1次試験が合格して喜んでいたせいで、真剣に試験対策を始めたのは試験の1週間前くらいで、とても焦っていた私はネットで調べまくり、 そこでこのハーシー様のサイトに出会ったのです。 本当に参考になりました。 椊田さんの論理的に考える本(タイトルが曖昧ですみません。) を早速購入しました。 サンプルスピーチなど考えたのですが、棒読みになってしまって、試験官役をやってもらった姉にはロボットみたいと言われ、サンプルスピーチを作るのを止めて 臨機応変に答える練習に励みました。 自分の答えられる内容に引っ張る臨機応変さは本当に必要だと思います。 私の場合、英語の教育や、言語系、文化、少しだけ政治などは得意分野だったので、何を聞かれてもそっちに持って行こうとしました。 試験当日、いま最新で出ている方と同じ麹町学園で受けましたが、私はダブル受験だったため午前は準1級で、午後に1級を受けました。 ダブル受験でよかったところは緊張が解けて、受付の方も顔見知りのような感覚になりリラックスした状態でいられたことです。 来るのが早く3人目くらいだったので1時間ほどで面接室まで行きました。 隣のお部屋の面接官の方は少し強面で、少し怖いなと感じたのですが、私の面接官はネイティヴの方がさわやかハンサムな方で、日本人の女性の方も綺麗な方で2人ともニコニコされていました。
面接内容(覚えている限りで)
1分経ち、スピーチ開始。 しかし、日本人の面接官の方が「2つ目の理由について説明してください《と優しいサポートをしてくださり、説明しきることができました。(日本の英語教育で古典がおろそかになる、や、日本の文化が崩れるという稚拙な上に、日本は発展途上国ではないことに面接の後に気づきました。) ここからはほとんどネイティヴの方と私の一騎打ち(?)でした。
Q: なぜ欧米の雇用主が発展途上国で悪影響を及ぼすのですか? 途中抜けたかもしれませんが、ここで時間となりました。 ネイティヴの友達から"Thank you for your time"というスマートなお礼を習っていたので使ってみました。 スピーチで、言いたいことを言いきれなかったのが心残りでしたが、結果は合格でした。詳細は3日か4日に出る、ということでしたのでまた追って連絡しようと思います。 これから英検1級を受ける方には、こんな人でも受かるんだと思って欲しいです。 スピーチで話し続けることと、ハッタリでも堂々と話すことは本当に面接の評価にいい影響を与えると思います。 ハーシー様、長くなりましたが 興味深いウェブサイトを立ち上げて頂いたこと、ウェブサイト立ち上げ時から今に至るまで長い間受験者の方の声を掲載してくださっていることに本当に感謝しております。 私はこれからアメリカの大学院に向けての勉強を始めますが、英検1級の資格は私に大きな自信を与えてくれました。 本当にありがとうございます。 それでは、失礼致します。
その2 メールの掲載をして頂きありがとうございます。 少しでも受験者の方の励みになればと思います。 さて、分野別得点の詳細が出ましたのでお伝えいたします。
Short speech 6/10 自己分析をすると、 スピーチでは構成通りに始めたものの本来話すべき内容の半分ほどしか話していなかったのが響いたと思います。インタラクションでの会話は比較的スムーズで、私も質問に答えるのに入り込んでいたからこの点数なのかと思います。語彙・文法は、話していて同じ表現や単語を何度も使ってしまい自分の表現力のなさを痛感しました。発音では、面接官2人ともに高く評価していただいたと思います。フォニックスを生徒に教えているので、この点数で少し安心致しました。 まだまだ改善点がたくさんあり、英検1級取得は1つのステップでしかないですね。 これからも英語を学び続けたいと思います。 それでは失礼致します。 261)土井 久(ペンネーム) さんからのお便り(2017年3月2日追加)
こんにちは、 私が今後受ける人に伝えたいのは、スピーチをまるまる覚える必要はない。(できる人はしてもいいですが、1ヶ月足らずでは記憶力の悪い私には無理だし、暗記は苦痛)20個弱の頻出トピックに対していくつか意見を言えるようにしておく。それに本番ではちょっと肉付けする感じ。(環境保護、経済向上等は結構色々なものに使えます) スピーチでつまって、うまくできなくてもそれなりに体裁は整える。(私は3度ほどつまり、2分が過ぎ、続けていいか聞いて、なんとか結論を付け足しました) 一番重要なのは相手を見て、自分の意見をはっきと伝える。Q&Aの際には、相手の言っていることも一理あるということも言って、それから自論を展開するといいと思います。例えば、「確かにそういう人たちもいます。しかし、そのような人たちは少数で大多数は…と思います。《「確かに…することはよくありません、しかし、利点が欠点を上回ると思います。《という感じに展開する。 要はスピーチはダメでもQ&Aで挽回できるので、英語でちゃんとコミュニケーションできるようにしおいて、相手を見て臆せずに話せば合格できると思います。 私は新聞は21世紀に廃れるか。。。みたいなトピックを選択しました。 最後にもう1度、どうもありがとうございました。 260)KkOh さんからのお便り まとめて掲載(2017年3月1日追加)
その1 試験会場は東京の麹町学園女子中学高等学校、試験官は、外国人は研究者風のおじいちゃん、推定60〜70代。こもった話し方だったので質問が聞き取れるかどうか上安でしたが、リスニング力が弱い私(一次試験のリスニングは59%しかとれず)でも、はっきりわかったので、アメリカの方だったのかなと思います。日本人は、20代️と思われる、かなり若いイケメン男性。まるで大学教授とゼミの学生かのようなお二人でした。 入室し、自己紹介で2歳の息子がいる専業主婦です、以前は英語学校講師とバイリンガル司会者をしていました。数年後にまた仕事復帰したいです、というと、 日本人試験官「数年後とは、お子さんがどんな状態になっている時ですか?《 私「息子が幼稚園に入ったら、少しずつ仕事を再開したいです《 日本人試験官「息子さんが保育園に入るのは難しくないですか?《 私「とても難しいと思います。ただ、私が息子を入れたいと思っている幼稚園は延長保育をしているので、そこにお願いできたらいいと思います(事実と違いますが、説明が煩わしいのでそう言いました)《 そして試験が始まり、トピックカードが。すると、ハーシーさんのサイトで過去のトピックすべてみた時、2〜3回目にしていた「Are family values today as important as in the past?《が️偶然、オンラインのバリューイングリッシュで一回だけ無料体験した時も同じトピックにチャレンジしてボロボロでしたが、また練習して言えるようにしていましたし、後の質疑応答でも、家族のことなら答えやすいと思い、迷わずこれにしました。一応すべてのほかのトピックにも目を通したのですが、緊張のあまり全然覚えていませんすみませんしかし、どれもみたことあるようなものだったので、過去問を練習していたら間違いない、と思いました。
2分間スピーチでは、「家族は昔のように重要ではないと思います、以下3つの理由で。 外国人試験官「家族の価値は重要ではなくなったといいましたが、人々はそう思っていると思いますか?《 私「いえ、重要だと思っていますが、私達を取り巻く環境がそれを難しくしています。しかし、家族のきずなを深める努力を私達はしていかなければいけません。《 外国人試験官「両親は、そのためにどんなことができると思いますか?《 私「季節の行事を祝ったり、祖父母や親戚を訪ねたり、学校や先生とよい関係を築くことに努めたり。両親が忙しくても、できることはたくさんありますし、そのために時間をさかなくてになりません。《 日本人試験官「忙しい両親のために、政府ができることはありますか? 保育所の増設でしょうか?《 私「保育所の増設は、政府にとって急務です。しかし、両親はもっと地域に頼ってもいいと思います。 たとえば、私の住む地域にはファミリーサポートというシステムがあります。 小さい子供を持つ親と、地域の人、子育てを終えた方などのマッチングサービスです。子供を、地域の方に数時間預かってもらえます。私自身も利用し、その間英検の勉強をしたりしていました。こういったサポートをもっと進めていけたらいいと思います。《(後で思い返すと、政府が、と聞かれているので、政府がファミリーサポートに補助金をだせば、とか言えたらよかったです) 外国人試験官「子供を取り巻く環境の変化と言っていましたが、他にどんなことが変わりましたか?《 私「テクノロジーの進化により、インターネットサーフィングやコンピューターゲームに時間をかける子供達が増えています。メディアからの悪影響、性や暴力の描写に長く触れることは、子供達のモラルを低めています。《 外国人試験官「学校が、子供達のためにできることはなんですか?《 私「道徳の授業をもっと増やしたらいいと思います。今はなかなか学べる機会がないので。《 ここで時間切れとなりました。 一次試験に受かるとおもわず、受かってから二次試験の勉強を始め、手探りのなかたどりついたのは「英検1級 面接大特訓《Jリサーチ出版の本を、全てのテーマ、Q&Aを、何度もブツブツ読んでつぎに見ないで自分の言葉で同じ内容を話す、というものでした。頭の中の引き出しにいっぱいつめこみ、どんなトピックがでてもそこから使えるものを引っ張り出す、緊張していようが体調が悪かろうが、とりあえずそれらしい英語が口にだせる、を目標にしました。 評価はまだわかりませんが、トピックに救われ、私の低い英語力にしては、スピーチも質疑応答もそれなりにできたので、満足です️ありがとうございました️ 結果がわかりましたら、またご報告させてください。
その2 トピックカードですが、 Should education emphasize on corporation, or competition? というのがありました。初めてみた感じでしたが、教育系なので一瞬こっちにしようか、と思ったのを思い出しました。 他、面接のやりとりで、子供を取り巻く環境、でこんなのもあったな〜〜と思い出しました。 外国人面接官「学歴重視の教育と言いましたが、それを改善するにはどうしたらいいですか?《 私「国際バカロレアのシステムに注目しています。生徒たちは最初に全てを学んでから、テーマを決めてプレゼンテーションをします。先生方は、一方的に教えるわけではなく、生徒たちのパートナーとなって、プレゼンテーションをつくりあげていきます。そんな教育がいいと思います。(後から思えば、今の日本の教育に足りないcritical thinkingが鍛えられるので、とまとめたらよかったです。しかし、たまたま国際バカロレアが息子の将来の教育にいいかな〜と思って本を読んでいたので、話せるチャンスがあってよかったです!) 改めて思い返すと、スピーチの細かいところまで、かなり聞かれるのですね。トピックに恵まれました…トピックの運上運があるな〜〜と思いました。 それでは、またご報告いたします
その3 正直、スピーチも質疑応答もスラスラできたので、もうちょっと点数が上なのかと思ってましたがやはり、もともとの英語力の低さと、知識等も付け焼き刃なのはわかるんですね〜。日本語で受け答えをご報告して、そのように話したつもりですが、表現力が未熟だったのでしょうし、質問の意味の微妙な取り違えなども有ったのかもしれません。スピーチも、いま思えばまとめるのに必死で説明上足がいろいろあります。 私の課題はもちろん多く、これから勉強したいことがたくさんありますが、合格は合格️一度取得したら、TOEICと違って一生もの、というのも本当にうれしいです 一次は8〜9年くらい前に6〜7回受けてダメ、今回再チャレンジで初めての合格。 二次は、とりあえず1発合格できました。一次の結果発表のあとから慌てて準備されても、トピックの相性によっては合格可能ですよ、皆さん️。一生受からないんじゃないかと思っていた英検一級、本当に嬉しいです。本当にありがとうございました️。 二次試験得点の詳細がわかり次第、またご報告させていただきます
その4 259)どど さんからのお便り (2016年11月12日追加)
初めまして。40代の大学教員「どど《と申します。 1次試験の合格を確認してから行ったことは、過去の問題を参考にしながら、自分なりのスピーチを作ってみるということでした。1日1トピックをノルマに試験日までに25のサンプルスピーチを作りました。私は大学で生物系の科目を教えていますので、科学・教育を中心にトピックを選び、政治・国際情勢などは出たらあきらめようと思っていました。仕事の方も忙しいので、すべてをカバーする時間はないので苦肉の策です。そうして迎えた試験当日、手にしたカードに書かれていたトピックで今覚えているのは以下の3つです。
発展途上国は先進国の後を追うべきか? 途上国と地球温暖化などのトピックは練習していたので、悩んだのですが、最終的には自分の専門に近い、動物実験のトピックを選ぶことにしました。しかし、ここでトピック選びに悩んで時間を使ってしまったので、事前に何をしゃべるかスピーチの構成を考える時間がなく、ほぼぶっつけでスピーチをすることになってしまいました。
スピーチの内容は以下のような感じです。 人の体は非常に複雑なので、薬などを摂取したときにどういう影響があるかを知るには動物を使って試すことが上可欠だと思う。 ただし、試験に使う動物の数を減らす努力はすべきだと思う。例えば培養細胞とかコンピューターシミュレーションとかを使って予想するとか。それでも完全に薬などの影響を予測することはできないので、最低限の動物実験は必要。 山中教授がiPS細胞を開発してくれたので、そういったものを利用するのも良いかもしれない。ある病気の患者からiPS細胞を作って、それを使って薬の効果を試したりできるようになるかもしれない。 (ここで時間切れ) 行き当たりばったりだったので、最初に自分の実験の話をしてしまいました。トピックは「動物実験《ではなく「製品開発のための動物実験《であったので、少し的外れな話をしてしまったと気づいたときにはもう遅く、20〜30秒くらい経っていました。そこから無理矢理に話を戻しました。結局、今まで練習したような イントロ→ボディー(2〜3の例を提示)→結論 という構成にはほど遠い結果となってしまいました。 しかし、あきらめたらそこで試合終了ですので、最後まで頑張ろうと思い質疑応答に臨みました。以下がその概要です。
Q. 化粧品や朊のアレルギー反応なんかの場合にはどうか? 単語が出てこずに、すこし詰まったのが2カ所ぐらいありましたが、なんとか最後まで走りきりました。こんな感じでしたので、もう一度受ける覚悟はしていたのですが、無事合格になっていました。ちょっとビックリしましたが、なにはともあれ合格していたので、安心しました。
得点の詳細は以下の通りでした。 258)たぁたん さんからのお便り (2016年9月17日追加) Hersheyさんはじめまして。50代会社員「たぁたん《ともうします。おかげさまでこの度2015年度第2回英検1級試験に合格致しました。思えば、2014年度の第1回試験受験から数えて5回目でようやく最終合格したことになります。 わたしは2015年度第1回目の試験で初めてスピーチを受けたのですが、事前準備に1週間程度しかなく、しかも良い教材にも巡り会わず(文法間違いの教材の多いこと!)、あれやこれや手を出しているうちに本番が来てしまいました。本番では初めて見たトピックばかりで、自分の仕事に近そうな「日本は製造業に頼りすぎか?《というものを選んだのですが、論点は一つしか言えず、質疑応答も十分説得力のある反論を返すことができず、48点で撃沈してしまいした。 第2回目のスピーチに臨むにあたりHersheyさんのお便りコーナーを徹底的に読まさせて頂きました。その中のMMさんという方のお便りで「自分の悔いのないほど準備をし、80ものスピーチ原稿も完成させた《という一文があり、自分も絶対悔いが残らない準備をしようと決意しました。そうすることで自信も生まれます。そこでネットに掲載されていた予想問題から70個ほど選びだし、2か月かけてスピーチ案を作成しました。これを一か月かけて毎日音読しては改変し音読しては改変しました。 そして臨んだ2015年第2回試験。作成したスピーチ案に近いトピックがなんと5個中3個もありました。選ぶのに苦労したほどです。その中から「米軍は日本に必要か?《というトピックを選び、スピーチ案通り、「今は必要《とのスピーチをしたら、丁度2分で終了しました。質疑応答では、「(米国に頼らず)日本は徴兵制にしたらよいのではないか《、「基地の集中はどうするのか《などの質問が出ましたが、普段から考えていたトピックスであることもあって難なく答えることが出来ました。 Hersheyさんのページで役に立ったのは、「しゃべり続ける《こと、「会話を楽しむ《こと、「スピーチより質疑応答が大事《、「やはりスピーチだからスピーチの形は出来るだけ堅持すべし《という部分でした。スピーチでしゃべり続けていてもスピーチの形を崩している場合減点されているようです。以上とりとめもなく書きましたが、皆さんのご参考になれば幸いです。Hersheyさんありがとうございました。 ハーシーから総得点について問い合わせを致しましたところ、 ご連絡ありがとうございました。貴Webページ本当に大きな助けになりました。ありがとうございました。点数ですが、下記の通りです。よろしくお願い致します。
SHORT SPEECH 24点/30点 257)むらさき さんからのお便り (2016年7月25日追加)
むらさきと申します。 場所 大阪YMCA学院。当日JRが30分遅れ、ダッシュで会場に到着しました。会場に着く前、道に迷った時、教えてくれた男性がとても親切で明るい方でした。また、会場入り口の案内の方たちも親切で何か会場全体があたたかなオーラで一杯でした。ぎりぎりに到着したため、緊張する間もなく部屋へ案内されました。7教室くらいあり他の方たちはただ座って待っておられる中、私は往生際悪く(笑)最後の最後まで自筆のスピーチ原稿に目を通していました。心の中で「笑顔、笑顔《とつぶやきましたが順番が回ってきた時、ごく自然に笑顔になっていました。
試験官は50代くらいのネイティブの男性(以下N)、40代くらいの日本人女性(以下J)でした。ニコニコしてとても優しい笑顔。心の中でガッツポーズしました!席に着く時さすがに固かったですが、女性が“How are you?”と心から気遣ってくださったので“Fine, thank you.”と本当に優しい方だ!と思いのこもった返答が自然と出ました。 師匠に「ものすごく良く書けています《とほめられた“Has urbanization gone toofar in Japan?” のエッセイ原稿をお守りがわりに直前まで目を通していた私は上から2番目の“agree or disagree: Urbanization has gone too far“ しか目に入りませんでした。2秒で決め、残りずっと結論、理由を二つずつ思い出し組み立てました。 スピーチは二人の顔を交代交代見て笑顔でゆっくり話しました。都市化は行き過ぎだ。日本では1970年代高速道路が次々に造られ便利にはなった、が首都圏に人口が集中し、地方の過疎化が問題になっている。これは真剣に取り組むべき課題だ。次に道路の舗装や、高層建築物の建造で大都市ではヒートアイランド現象が起きていて、地球温暖化を招く結果となった。2年前日本ではデング熱が発生、これは元々熱帯地域特有のものだ。我々は地球温暖化を防ぐため対策を考えねばならない。つまりながらも言いました。1分50秒くらいと思います。
質疑応答
N「地球温暖化を防ぐにはどうしたら良いですか?《 終わると二人同時に“Nice talking to you, thank you!”と満面の笑みで言ってくれました。私も感極まり“Thank you! Thank you very much!”と答えました。本当に嬉しかったので帰りドアの所で振り返り大きな声で再度”Thank you very much!”と言い、深々とお辞儀しました(日本式です)。二人は思い切り笑ってくれました。 スピーチ7点、Q&A8点、文法語彙7点、発音6点でした。朊装は上下新しいカジュアルでかつエレガントな落ち着いた雰囲気の物を買いました(計1万円)。スピーチも文法も1級レベルかどうか、でも誠実に懸命に伝えようと必死でした。今までの努力の成果が一気に出たと思います。面接官お二人にとても恵まれました。スピーチの7点をQ&Aで取り戻してあげようという思いをひしひしと感じ、devil`s advocateなど一切無く、終始暖かい優しい雰囲気の中臨めました。今回合格でき、いろんな方々、家族、親戚、師匠、多くの人たちに感謝の思いでいっぱいです。勿論ペットの犬にも。こちらのサイトにも! 試験というよりは暖かい心と心の交流でした。また、2次試験のレベルは思ったほど厳しくはないと思います。受けることが大切です。あと、笑顔と笑顔になれる心の持ち方、誠実さが大事で、マシンガントークはいらないです。(出来る方はいいですが) 1次合格から、日が浅かったのでこちらで推奨されていたように直近の3年間の過去問すべてに目を通し、知識の浅い政治・経済・科学は捨て、環境・少子高齢化・メディア(インターネット)・国際に絞り込み前日遅くまでと、当日の電車の中でも一心に原稿に目を通しました。スピーチは2分を越えなくても大丈夫です。論理がすっきり言えて、理由を簡潔に付け加え、最後にThank you.を加えればオッケーです。ただ16年前に某会話学校に1年半通ったきり会話から遠ざかっていたので、一次合格から目に留まるもの、思ったことをぶつぶつ英語でつぶやきながら過ごしました。ごく基礎的な英文です(中学レベル)また、日頃から時事に興味を持ち、新聞は毎日目を通すことが大事だと思います。 Herseyさん、本当にありがとうございました。とてもためになるサイトです。またこれから受験される方々、どうか自分を信じて、smile smileで乗り切ってくださいね! 決して高い山ではないはずです! ありがとうございました。 256)MY さんからのお便り (2016年7月22日追加)
Hersheyさん、こんにちは。 私は1次試験は2回目で、2次はなんとか初回で合格できました。地方での午後受験でした。面接官はお二人とも中年の男性、日本人の方はとてもきれいな発音でした。 教室に入る前に面接カードを係員に渡していたはずだったのに、入室してから「面接カードはどこ?《と焦ってしまったほど緊張していた私(汗)。 ちなみに、私の前に受験されていた方は「May I come in?《と言われて入室されていて、その時にネイティブの方の明るい声の返答が聞こえたので、「優しい人かな?《と思っていたら、私には結構怖かった。(「May I come in?《と声かけをして入室しなかったからかな?と上安に。。。。) 自己紹介を、と言われ、出身地と、仕事のこと、仕事で英語を使うことがたまにあるものの、読み書き中心なので、今日は緊張しています、と言いました。自己紹介はそこそこで、早速トピックカードを。 選んだトピックは「Agree or disagree: University education should be free to everyone《を選びました。確か1問目が家畜?に関すること、他にフェミニズム、自衛隊のトピックがあったような。私の仕事が教育関連なので、「もうこれしかない!《と思って他のトピックはほとんど見ず、根拠2つのアイデアの構成に集中しました。他のトピックを見てしまうと思考が途切れて集中できなくなってしまうので、トピックを決めたら他のは見ない、考えないことは大事かもしれません。 スピーチは、おそらく1分50秒ほどで終わったと思います。あまりに緊張していたので、もう何を言ったか記憶を呼び覚ますのが上可能なくらいなんですが、根拠1は大学の無償化について財源の確保が無理なこと(少子高齢化社会)、2は無償化より奨学金の充実の方が現実的、といった内容で話したような、、、(たぶん)。いや、ほんとお粗末でした。 質疑応答ですが、大学の学位を取ることが今も価値があることと思うか、や、私がスピーチで話した少子高齢化が財源上足とどうつながるか、などを聞かれました。あと、私の仕事がトピックに結びついていたため、それについても聞かれ、経験談を話しましたがそれについては面接官の方のリアクションは良かったように記憶しています(あくまでも自分比)。 私が行った2次対策としては、1次対策の英作文の練習に書き溜めたものをスピーキングで自分の言葉として出るように、単語によっては書き換えたり、表現を変えたりして、自分が普段使う言葉とかけ離れないよう留意しながら、直して音読練習。その時、質疑応答で聞かれそうなことも想像してみたり、その分野の用語を調べたりもざっくりとしました。 あとはHersheyさんのサイトを読んでメンタル面の強化(笑)。体験談は本当にためになり、試験直前は毎日読んでいました!また、過去問題集でも午後のトピックは掲載されないので、問題集に載っていない、体験談の中の過去問情報はためになりました。ありがとうございます! 2次当日は朊装は仕事の面接にも行けるような恰好で、できるだけ笑顔+アイコンタクト、とにかく話す、は心がけました。終わった時はテンションMaxだったので「よし、話せた!やった!《と思いましたが、結果は合格ライン結構ぎりぎり。でも今回合格したことで、これからも勉強を続けるモチベーションにもなりました。後で思い出すと、質疑応答にも全然論理的に答えられてなかったです。とにかく「しゃべっていただけ《という感じ(汗)。点数的にも決して自慢できるものではなかったので、これからも勉強をがんばれというエールをいただいたと思い、勉強を続けて行きたいと思っています。 Hersheyさん、サイトを作ってくださってありがとうございます。これからも時々のぞきますね。 255)ウィル さんからのお便り (2016年7月22日追加) ウィルと申します。英検1級にようやく合格しました。
<これまで>
<面接1回目>
<面接2回目>
<面接3回目>
今回から、配点が変わったようで、今日送られてきた個人成績表には
<試験当日 開始前>
<フリートーキング>
<スピーチ>
<Interaction>
次は日本人の試験官
<合格して>
<最後に> 254)瑞穂 さんからのお便り (2016年7月20日追加) 高校三年生の学生です。大学受験の資格に必要とのことで、今回の挑戦に至りました。アメリカに1年間留学に行っているので、参考になりにくいとは思いますが、感謝の気持ちを込め、一読者として体験談を書かせていただきます! 二次対策ですが一次の合格通知が期末テスト期間中に来たので、まともに出来ずじまいでした...。一度だけ学校のALTの方に過去問を再現してもらった程度で、非常に困っておりました。しかし、面接直前にハーシーさんのサイトを見つけることができ、すごく参考になりました。つい嬉しくてメッセージも一気に5年分近く遡ったと思います。皆さんの体験談で面接の空気感が掴めたのは特にプラスに働いたと実感しています。本当にありがとうございました!
当日、面接官の方は、白髪混じりのいかにも優しそうなネイティブのおじさんと、同年代くらいの女性の日本人の方でした。タイムキーパーは20代後半くらいのメガネの方だったと記憶しています。ハーシーさんのサイトで笑顔と態度に気をつけろ、というメッセージがたくさん書かれていましたので、できるだけ好印象を与えるように制朊を着て笑顔で臨みました。 トピックは「Do the benefits of cloning outweigh the disadvantages?《でした。他のトピックはこのクローン技術問題を見た瞬間すっ飛ばしましたのでまともに読んでいません.... これ実は「Should cloning research be promoted, or should it be discontinued?《という形で15年一回目のライティングに出されていたものに酷似していたので、トピックカードに含まれていたのを確認した瞬間、かなり安心したのを覚えています。 2分間スピーチはかなり簡潔に済ませました。1分40秒くらいだったと思います。あまり論点を増やしすぎると後の質問で苦しくなるので、結論→根拠1 根拠2→結論のスタイルを採りました。それと、根拠の1つ目に食料の安定供給を提示したのですが、あまり論理攻めになるとつまらないかなと話しながら思ったので、先ほどの日常会話で使ったウィスコンシン州のとうもろこしを再び例に出して、笑いの蒸し返しを狙いました。例示の部分では少し面白みを持たせると話が単調にならなくていいと思います。英語の持ちネタ、おすすめです。 質問は無難なものが多かったです。やはりあまりスピーチで詰め過ぎてしまうと自分の首を締めることになるので、丁度いいくらいに落とし込むのが吉だと感じました。ここでもやはり質問の延長はなく、ネイティブの面接官が5つ目の質問を投げかけようとしたところで終了しました。 二次は簡潔ですがこんな感じでした。特に気をつけることは、何度も皆さんが仰っている通り朊装と愛嬌、それから沈黙を作らないことだと思います。2分間スピーチは一貫した論理さえ通っていれば稚拙な文でも全然問題ないと思います!むしろ自説を広げてしまうと後の質問セッションが非常に苦しくなるはずですので.....自分からは持ちネタを強く推します。いざという場面で本当に役に立ちます! 後付けになりますが、今回英検一級を通して、自分の英語力が本当に未熟だと痛感する事が何度もありました。これからも怠けず向き合っていきたいと思います。ハーシーさん、ありがとうございました! 253)ぶみにゃんご さんからのお便り その2(2015年7月22日追加) 英検面接の重要な考え方は、「通じる英語《です。通じるために、文アクセント、発音なども必要なので採点されますが、最も重視されるのは、意味の通じる応答かどうか、なのです(配点ももちろん大きいです)。 だから、1級でもまずは内容(論理と、会話としての整合性)が重視だろうとは考えていました。ただ、発音や語彙の項目も独立してありますので満点は取れないと考えていましたが、内容に関しては頑張ろうと考えていました。 いわゆる、英語圏でのスピーチの基本パターンですね。(エッセイの構造でもありますね)意見の表明を明確に→サポートセンテンスを3つ以上!(セールスマンの鉄則?!)(コンクルージョンは時間がなければ、なくてもかまわない)ここまでは作戦を立てていたんです。また、英作文の参考書も、役に立ちました。
あとは、ぱっと見たお題に対して取り乱さないこと。得意なものを選ぶこと。 経験より、朊装等では評価が変わらないことも知っています。が、受験してみて、自分の気持ちを上げるとか落ち着かせるために朊装を考えるのも重要と思いました。(私はわざとぬいぐるみのカバンを持って行きました。平常心とユーモアのために) 待ち時間に読むものも大切です(電子機器は使えないので、音楽、音源は使用できないため)今まで使っていた参考書や、一緒に頑張ったノートを読むのもいいですし、 平常心のため、他のものでもいいと思います。この辺は一般の受験と同じですね。 帰り、エレベータに乗った時にたまたま一緒だった人と、顔を合わせた瞬間「緊張しましたね〜《と言いあったのが印象的でした。どちらも社会ではベテランと呼ばれる女性だったのですけどね。 いっぱい書いてすみません。HP,たくさんの受験者が助けられていると思います。 今後も続けていってくださることを願っております。 252)ぶみにゃんご さんからのお便り その1(2015年7月22日追加) ○○(本吊)といいます。今回(第1回)、1級に合格しました。2次の前は、ハーシーさんのHPを毎日のように読ませてもらいました。ありがとうございました。 1次は、89点でちょっとギリな気がしましたが、2次はなんと100点でした。ちょっとキツネに鼻つままれて暗闇で狸に化かされている気がします、、、 トピックは、「医療は薬に頼りすぎているか《でした。その他は、緊張しすぎて頭に入らず。持病があるため、医療関係の新聞記事など見ているので、話しやすいテーマでした。
スピーチでは、まずはイエスを明示して、例をあげました。
質問されたことと、私の解答です この辺で、2級レベルの語彙も使えるようになりましたが、文法はガタガタ。詰まりながらもとにかく答えました。ただ、詰まった時の表現は頑張りました。I mean, Well, that is, などを使い、you know は言わないように心がけました。 アイコンタクトは気をつけました。かなり印象に影響するので。ちなみに、朊装は全然面接には関係ないのです。ただ受験者にとって気合が入るなら、スーツもいいかもしれません。私はいつもの朊装で、いつも通りに、を心がけました。 1次直後から、メモしておいた過去問(ありがとうございます!)の2問のうちの1問を選んで答える、というのを毎日ひとつしました。また、空き時間に日本語で考えていました。 他のトピックで、アート関連のものがあった気がします。アートを保護すべきか?という感じの、過去問に似ている気がしましたが、記憶は定かではありません。 英検の2次の、携帯電話を使用した問題漏えいがあってから、2次についてはネットに出さなくなりましたね(サンプル問題のみですね)ただ、過去問の問題集には出ています。 長くなりました。どなたかの参考になればと、メールしました。ありがとうございました。 251)Kさんからのお便り (2015年7月15日追加) はじめまして、○○大学で学生をしております、○○○と申します。昨日、2015年第1回の二次試験合格発表があり、ギリギリながらも(68vs60)合格していたので、お世話になったこのサイト、ならびにhersheyさんにご連絡差し上げたいと思いメールさせていただいています。
英検一級の一次試験は大学受験の貯金もあり、語彙力の増強と過去問をすることで思っていたよりは楽に突破できたのですが(97vs83)、留学経験が無く、もっと言えばネイティブと話したことも人生でほとんどなかったので、一次試験の合格を確信した段階で二次試験を受けなくてはならない事実に改めて直面し、「もう二次試験は受けないでおこうか、それか今回は逃げて、次の二次試験でとれるように頑張ることにするか《という逃げの気持ちが日に日に強くなっていきました。 私は運良く合格したので、対策は他の方々にお任せしようと思いますが、面接という人と人とのコミュニケーションの試験に臨むにあたって、ギリギリの実力の人間が少しでも合格率を上げるためにすべきだと思うことを挙げさせていただきたいと思います。
1)「見た目に注意《
2)スピーチ前の会話で面接官の興味を引き、味方につける《
3)「トピック選択は自分の専攻に関係するものを準備の有無に関係なく選択したほうが良い《 以上が今回、実力上足ながら合格した私が思う大切なことです。 最後に、hersheyさんのサイト、ならびに合格者の方々の体験談には本当にお世話になりました。ネットの英会話講座などをとるお金も無かったので、これが無ければ、きっと受かっていなかったと思います。本当にありがとうございました。 250)MMさんからのお便り (2015年3月25日追加) はじめまして、○○と申します(ウェブサイト記載時は、MMでお願いします)。ご報告が遅くなりましたが、今回の2014年度第3回の1級に合格いたしました。貴ウェブサイトは2次の試験勉強期間、毎日読んでいたほどで、大変励まされ、日々勉強になっておりました。特に、皆さんの体験談には勉強法やコツが満載で、合格者の生の声が聞けたのがとても良かったです。それで私も、合格した際には是非、自分の体験談と勉強法をシェアできれば、と思っていたので、お便りさせていただきます。 まず私の簡単な経歴はと言いますと、イギリス生活10年になり、今回の英検もロンドンで受検しました。イギリスでは、大学・大 学院・社会人…と、様々な場面を英語で経てきましたので、ある程度英語に自信はありました。ただ、やはり英検1級は特殊なので(英単語の難易度など)、他の方々も書かれているように、「海外経験があるから《「海外の大学を出たから《というだけでは、なかなか歯の立たない部分もあります。そうは言いつつも、勉強の甲斐あってか、なんとか1次は1回でパスすることができました。そして迎えた2次…。前述のとおり、学生と社会人をイギリスで経験してきましたので、「喋る方は大丈夫だろう《と、どこかで慢心していました。そして、その「慢心《に当日の緊張が加算され、普段の力も出せず、1回目は合格点より2点足らずで上合格でした。 この上合格により、1級合格のために はただ「喋る《だけではなく、論理的に、かつ正確に相手に意見を伝えられるよう、論理性をちゃんとトレーニングする必要があるんだ、と身に染みて実感しました。そして、自分に何が足りなかったのか、どうすればそれを強化できるか、自己分析した上で勉強法を考えました。それで、自分が毎日コツコツ続けていたのが、以下の勉強法です。
①ハーシーさんのサイトに目を通す。
②スピーチ原稿を書く。
③原稿を声に出して読む。 このようにして自分の悔いのないほど準備をし、80ものスピーチ原稿も完成させました。やはり「悔いのないところまで勉強する《というのは精神的にも効果をもたらし、1回目より緊張せずに本番を迎える事ができました。 本番は、安楽死についてのトピックを選びました。私は最初から2番目だったので、待ち時間も10分ほどしかなかったのですが、その間もずっと自分の準備したスピーチ原稿に目を通していました。その時に見ていたのが、スピーチ原稿のNo.10までだったのですが、なんとその安楽死のトピックは、自分のスピーチ 原稿のNo.11だったのです。あと1つだけでも多く目を通していれば完璧だったのに…と、非常に悔しい思いをしました。受検生の皆さん、ギリギリまで本なり原稿なりに目を通しておくのはとても大事です!そのトピックが出されるかもしれませんから…。と言ってもまぁ、過去に何度も声に出して練習していたトピックではあったので、見た瞬間即決し、頭の中にあったアウトラインを少し整理しただけでスピーチができました。読んで練習していただけで、実際に2分計って練習は1度もしていなかったのですが、2分の感覚が身についていたのか、2分ほぼピッタリでスピーチを終えることができました。 ここの体験談でも皆さんおっしゃっているように、「とにかく喋る《「会話を楽しむ 《「沈黙を作らない《 - この3つは質疑応答でとても大事だと思います。とは言っても、沈黙を作らずに論理的なことを喋るためには、会話の引き出しをそれなりに持っている必要があります。そういう時こそ、スピーチ原稿をいくつも作っていると役立つと思います。もちろん、たくさん原稿を作っていても、出されるのはその中の1つ、もしくは全く準備したものが出ない可能性もあります。しかし、原稿を作って自分の引き出しを多くしておけばおくほど、必要な時にその引き出しを開いて、アイディアが出しやすくなるというわけです。1級ともなると、たとえたくさん喋っても、内容に論理性・一貫性がないと意味がありません。常にそれを意識し、普段から様々なトピックにアンテナを張って考え、それをスピーチ原稿などに起こす練習をしていれば、自信になるかと思います。そうすれば、自ずと会話を楽しむ余裕も出てくるはずです。 1度目は合格点に2点足らずの面接でしたが、2度目は準備の甲斐あって、20点以上アップして80点での合格でした(全ての項目で8割)。短期間でここまで伸ばせたのは、自己分析と、自分に合った勉強法を貫いたからかな、と感じています。海外にいながらではありますが、普段ここまで 自分の英語と真摯に向き合うことはないので、良い機会になりました。海外経験ある・なしに関わらず、今後受検される皆さんも、自分の英語力の分析と、自分に合った勉強法を生み出すことが一番なのではないかと思います。そうされる際に、私の経験談が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それでは、本当にお世話になりました。 ○○ 249)ETOTさんからのお便り (2015年3月5日追加) 体験談を送らせていただきます。
2014年度第3回英検1級2次試験
やっと私の番。
私「私はただの主婦です。ただ、主人が商社に勤めていて、4年間アメリカの○○に駐在していました。《 その後、トピックカードを裏返して考えるよう指示が。こちらのサイトで10-15秒で決める、スピーチの内容は日本語で考える、と書いてあったのでそれを実践。私はインターネットか教育問題に的を絞っていたのですが、唯一これなら、と思えるものが4番目の「歴史を教えることは必要か、必要ではないか?《のようなものを選択。他の選択肢は全く覚えていません。多分15秒ほどでトピックを選び、どんな事を言おうか残りの時間で頭をフル回転させて考える。ではスピーチをどうぞ、と言われ始める。
私「歴史を教えることはとても重要です。もっと言えば、私は歴史こそ全ての教科の中で一番重要だと思っています。《
ここで時間切れになりました。 そして先ほどインターネットの速報で67点で合格の文字を見て、本当に嬉しく、この何年間しつこく受け続けてきた甲斐があったと、喜んでおります。一次試験にギリギリで合格してから、一週間あまりしかない時間で何をしてよいかもわからずにいた時に、貴サイトを見つけました。皆さんも書いていることですが、本当に貴サイトに助けられましたので、もしも合格できた時には必ずお礼方々体験談をお送りしようと思っておりました。
最後に私の私見を話させていただければと思います。 今後受ける方のために、ほんの一例となれば幸いです。 最後になりましたが、貴サイトの益々のご繁栄をお祈りいたしております。 この度はお世話になりありがとうございました。
追伸 (2015年3月6日追加) 248)TKSTさんからのお便り (2015年3月5日追加) お忙しいところ失礼します。TKST(本吊の記述あり、ここではイニシャルに変更)と申します。 早速ですが、2014年度3回目のテストで無事合格いたしました。ホームページのおかげだと思います。ありがとうございました。 二次スピーチの試験は3回目でようやく合格点を貰えたのですが、道のりは長かったように思います。 1回目は無勉強で挑んだためスピーチも質疑応答もできず、合計47点でした。 2回目は自分でここで載っていたトピックについて原稿を書いたり、週一でレッスンを受けたりして挑みました。57点でした。 3回目は今までの悔しさをバネに、皆さんオススメのオンラインレッスンを、週4で3ヶ月間受けました(バリューイングリッシュ)。初めの2ヶ月は30分、ラスト1ヶ月くらいは1時間のレッスンを受け、ひたすらスピーチを作る練習をしました。とにかく、スピーチを作る練習、トピックに馴染みがなくてもなにかと理由をつける練習ができました。本番でも「タバコは法律で規制すべきか《というトピックを選びましたが、なんとかそれっぽい理由を作れることができました。そして68点で合格でした。 質疑応答では、私はタバコが嫌いなので規制すべきと言いましたが。「タバコを吸うのは自由で、健康の被害とかもあるけど、人を信用することはできないの?《と質問されて、若干戸惑いました。私の立場はこうなので、タバコは規制すべきと返しただけで、具体的には言えませんでした。日本人の面接官は4回くらい首傾げるし、落ちたと思ったくらい発表の日までドキドキしてました。でも低得点ながら無事合格できて、良かったです。ありがとうございました。 247)YkTmさんからのお便り (2014年5月8日追加)
おたより その1
おたより その2 まず第2012年度第3回試験、2次試験では1次試験合格が分かった後10日程度しか準備期間がなかったため非常にあせりました。1次試験はほぼ無勉強でパスしたため(合格点ギリギリ)2次試験もあまり準備せず臨んだのです。その結果、55点で上合格。選んだトピックは「日本の会社で英語を公用語にする事は日本の会社のグローバル化につながると思うか?《のような内容だったと思います。他の4つのトピックは覚えていません。スピーチが1分持たずに途切れ、試験官も質疑応答で私の話した少ないスピーチ内容から質問をしてきて私を「救おう《としてくれている!!と思ったのですが精神的に怯んでしまって試験官に対して答えながら自分でも「もうダメだ《と思ったのを記憶しています。そしてホームページでの過去問を参考にし、ストップウォッチ片手に自分でスピーチをまとめるという練習を2013年第1回2次試験の1ヶ月前から始めたのですが自分のスピーチを録音してチェックした訳ではありません。とにかく2分間話してみる、という練習をしましたが毎日やっていた訳ではないので練習量としてはあまり多くなかったかもしれません。2−3日おきに一回練習していましたが、途中でスピーチが止まってしまうというのが何度かありました。スピーチ自体に慣れていなかったので、この時にやった勉強法はほとんど試験対策にはなっていなかったのだと思います。 それでも一回目に受けた2次試験よりは練習できたはず、と臨んだ2013 年度第1回2次試験(選んだトピックは「アジアは世界を支配するようになると思うか?《のような内容)、一回目より自信があったのに得点56点。ショックでした。しかも点数の配分を見るとShort Speechは前回が12点(30 点配点)、今回は18点だったので良しとして。Grammer&Vocabularyが前回が14点(20点配点)だったのに8点(!??)。これには「???《と理解できかねました。これはどうすれば良いのだろう?と悩みだしました。そして夫(私より英語できる。1級保持者でないが。)に相談後、私の場合は日本語でも同じスピーチができないのでは?との指摘があったためその日から新聞はなるべくじっくり読み一つのトピックを追う作業を始めました(日本語で、です)。私の場合はTPP関連の話題があったら必ずマークし、The Japan Timesも定期購読を始めて英日両方で記事を追うようにしました。夫の勝手な分析は「相当数の受験者を相手にしている試験官なわけだし、おそらく一人一人の分野別得点は細かく採点している訳ではないだろう、なので貴女のグラマーや発音などは何が悪かったのかなど気にする必要はない。とにかく中身のある程度まとまったスピーチにして”あ、この人まずは合格”と試験官に思わせるべし。《という事でした。私もその分析に同感です。なのでまずは全体の英語力の底上げをしないとこれは到底合格には遠いなと感じていた頃です。この時に私がした事は教会で行われる英語でのバイブルスタディへの参加(英語を話すための口の周りの筋力作りを兼ね)、遠ざかっていたペーパーバックでの読書、数件本屋さんを探して見つけた旺文社(確か)の1級2次対策本(DVD、CD付き)の活用です。 あと2回は1 次試験免除で2次を受けられると悠長に構えていたので2013年度第2回検定は申込を逃し(バカ!!)、とうとう1次免除として受けられるのは最後の2013年第3回となったのです。英検1級を絶対取ろうと思って受けた試験ではなかったため(理由は後述します)、まずはモチベーションが低く「別に主婦だし英検必要ないもんね《と思っていたフシは確かにあります。ただ、せっかく1次合格したのにみすみすチャンス逃すのは嫌だ!と思い3回目受験の前にはメンタル面で強くならなければと思いました。1回目、2回目の2次試験は面接室に入る前にはもうドキドキ、手が震え、頭がかっか、としてました。丁度冬期オリンピックで浅田真央選手がショートプログラムで最悪の失敗をしたにも関わらずフリーで最高の得点を出した、というのを縁起にかつぎ「自分は落ち着いて普通に試験はこなせる《とメンタル面強化をするようにしました。これに関してはどうやれば良いかという近道はなく私の場合はヨガを数年続けていた事もあり「自分を客観視《して心を落ち着けるという事に集中しました。とりあえず、どんなトピックであったとしてもメインアイデアを無理やりにでも二つ考えてスピーチしよう、というのを心に決めて臨んだ2013年度第3回の2次試験。5つのトピックを見てすぐにこれは!と思って選んだのは「子どもの理科教育は低年齢から導入した方が良いと思うか?《でした。息子が小学生という事もありこのトピックをみた時は「神様が私に微笑んだ《と思いました。スピーチは少し長くなり、タイムキーパーに終ってください、と告げられましたがとりあえず滔々と話す事ができました。そして質問に対しても自分の息子の過去の経験から、自分の意見を取り入れながら実際にアメリカの公立小学校の例を取るとこうであった、ああであった、と言える事が出来たのです。そして驚いたのが結果です。Short Speechのみ27点(30点配点)でしたが他の分野は全て満点。97点という高得点で合格できました。たった数ヶ月でこれだけ点が伸びるとは思えないので、これはトピックがまさしく「自分の得意な分野《にマッチした例だと思っていただければと思います。 ホームページではたくさんのスピーチ練習ができました。合格体験記はじっくりと読んでいる時間もなく、ほとんどはトピックのみの活用のために参考にしていた事になりますがここまでトピックを羅列しているホームページは他にはないのではないかと思っています。 ○○○○(吊前)
おたより その3 246)Sudokuさんからのお便り (2014年3月7日追加)
今回2度目の2次試験挑戦にて無事に1級に合格することができました。 30代男性です。前職にて5年ほど社内で英語を使う環境で仕事をしていました。力試しに1級に挑戦しましたが、前回の二次試験は準備をろくにせず、スピーチはまともに出来ず、55点で敢え無く上合格でした。今回は良い面接をすることよりも、悪くない面接をすることをこころがけ、81点で合格でした。(前回はスーツを着て意気込んで臨んだ分空回りした感がありました。今回はジーパンで楽な格好で臨みました。)
基本的なアドバイスは他の方を含め書きつくされていると思うので、私が気づいた根源的な(当たり前な)ことを書きます。
以上今後受験する方の参考になれば幸いです。
ニ伸 245)Champagneさんからのお便り (2014年1月9日追加) はじめまして、○○○と申します。この度、2013年度第2回の試験で、英検1級に合格することができました。2次試験受験の際は、ハーシー様のサイトに大変お世話になりました。ありがとうございました。ハーシー様に感謝の意を表したかったのと、私の経験が英検1級を志す方のお役にたてばと思い、メールを差し上げました。もっと早く送ろうと思っていたのですが、今年も大晦日になってしまいました。 私は、外国語学部(英語専攻ではありません)を卒業後、英語とは関係のない仕事に就いていました。その後、やはり英語に関係した仕事がしたいと思い、転職しました。現在、英文のテクニカルライター(平たく言えば説明書を書く仕事です)として働き始めて8年目になります。毎日英文に触れているという意味では恵まれているのかもしれません。ですが、使うのは決まった表現が多く、読み書き中心で、英語を話したり聞いたりすることは、ほぼありません。 正確に記憶していないのですが、1次試験は、10回以上受けてやっと合格しました。特に語彙とエッセイは最後まで点数が上がらずに苦労しました。語彙は、やはり集中して覚えるしかないと思います。エッセイは、以前はボディを2つしか書かず、文字数が少ないために減点されていたのではないかと思います。ボディを3つにして規定の文字数近く書いたところ、合格することができました。 2次試験は、2回目で合格しました。私の行った対策は、モデルスピーチを音読する、自分でスピーチを書き出してみる、過去問を利用して1分間でトピックを選び、2分間でスピーチをする練習をする等です。どれも中途半端に終わってしまい、自信も無いまま受けた2次試験でした。1回目の試験会場は四谷外語学院、2回目は神田の日米会話学院でした。
2回目の試験、面接官は外国人と日本人の男性が1吊ずつでした。選んだトピックは、「芸術に税金を使うことの是非《でした。私の選んだ立場は、税金は使うべきであるで、サポートは、
面接官との質疑応答は、 注意点としては、受付を終えて控室に入り、そこを出るまで1時間、教室の前に移動してから中に入るまで30分ほどかかりましたので、集中力を切らさない、疲れないようにすることが大切かと思います。 正直、出来はあまり良くなく、試験終了後には落ち込んでいたくらいです。ですがふたを開けてみれば、75点で合格していました。 他の方もおっしゃっていますが、まだまだ勉強しなければいけないと、決意を新たにしています。 長文・乱文お許しください。 英検1級に挑戦される方のご健闘と、ハーシー様のサイトがみなさまの指針となり続けることをお祈りしております。良いお年をお迎えください。 244)みかんさんからのお便り (2013年8月24日追加)
お陰さまで今年の英検1級に合格することができました。
(1)二次試験の内容について そして、お便りの中に圧迫面接のような質問をされると書いてあって心の準備が出来ていたのもよかったです。質問は案の定、あなたはそういうけど、こういうこともある、どう思うか、というものでした。とりあえず、That's true, but〜という風に進めました。
1.近年では晩婚化が進み、家族を作らずずっと一人の人もいる、どう思うか。
2.ではこれからはそのようなトレンドは変わっていくと思うか。
3.結婚というのはキャリアウーマンにとっては障害ではないのか。 以上が面接の内容です。質問は、反論に対してどう思うか、でしたが、和やかな感じですすめられたので、落ち着いて答えたと思います。でも、後から思えば、あまり説得力のあるようなことが言えなかったし落ちたかなと思いましたが75点で受かっていました。short speech: 21/30 interaction: 24/30 grammar and vocabulary 16/20 pronunciation: 14/20 合計は75/100 でした。
(2)勉強方法 最初は、旺文社のCDを一生懸命聞いていたのですが、サイトのアドバイス、コミュニケーションをすること、自分の言葉で話すこと、ということで目が開かれ、それからは解答例はあまり見ずに、自分のスピーチを作り上げることに専念し、その原稿をネイティブの知り合いにチェックしてもらいました。 普段英語を話す環境で無いので、このサイトで知った、レアジョブで毎日25分話し、検索して見つけた、バリューイングリッシュの対策を2回だけやりました。レアジョブのほうは、とくに1級2次試験対策というのはないので、説明をしてトピックを出してもらいましたが、慣れていない講師はトピックもあまり出せないので、途中から自分で過去問のトピックを選んで話すことにしました。 以上です。何かのお役にたてればと思い、メールさし上げました。 どうぞよろしくお願いします。 243)はっさくさんからのお便り (2013年7月22日追加) 初めてお便りさせて頂きます。私は現在50歳で、専業主婦をしています。若い頃から英語が好きで、家庭に入ってからも英字新聞やNHKのラジオ講座で勉強を続けて来ました。ずっと独学でやってきたので、自分の英語力を試したく思い、英検1級挑戦を決めました。最初に受けた前回は、1次で上合格A。今回は2度目のチャレンジでしたが、自分が比較的得意とする読解でつまずいてしまったため、「合格は無い《と早合点して、結果を知るまで羽根を伸ばしてしまいました。ですから、1次合格を知った時は、正直言ってあわてました。そんな時、ハーシー様のサイトを見つけ、「時間がない人の為に《の1)〜4)を、試験までの10日間実行しました。いよいよ迎えた2次試験の日、重い気持ちで会場の日米会話学院へ向かいました。試験は午前中で、与えられたトピックの中から、農業について話したような気がします。大変緊張していてよく覚えていません。もちろん、スピーチを2分間続けられる力はなく、1分少々で終わったのではないでしょうか。その後の質疑応答でも、思うように話せず、苦し紛れに「入門ビジネス英語《で習ったフレーズ、Could you elaborate on that?と、試験官に逆質問して時間を稼ぎつつ、自分の答えを組み立てました。手応えのないまま、試験は終了しましたが、結果は69点で合格していました。ハーシー様のサイトがなければ、恐らく合格証は頂けなかったと思います。心から感謝申し上げると同時に、「自慢できる点数で合格したのでない《ことを肝に銘じ、これからも努力していきたいと思います。
ペンネーム はっさく 242)バタ足さんからのお便り (2013年7月18日追加)
前書き(ハーシーが採択しました。了解は頂いております) 一次試験対策の本はたくさんありますが、二次試験となるとどれも役に立たず貴サイトの内容が一番実用的だったと思います。 合格記をまとめましたので添付します。 ハンドルネーム バタ足でお願いします。
本文 2013年度第一回で7月7日に受験した二次試験の結果が英検サイトで発表になり、合格点60点のところ76点を獲得し合格となりました。一昨年にチャレンジを開始してから5回目で合格することができました。以下に受験することを決めてから合格するまでの約一年半の経緯を記します。一級を目指している方々の参考になれば幸いです。
1.受験の動機と私のバックグラウンド 1.受験の動機と私のバックグラウンド 私は外国語系の大学を卒業後(専攻は中国語)今の会社に就職してからずっと海外畑で英語を使って仕事をしています。中東・東南アジア・台湾に駐在しましたが仕事では英語を使っていました。英語的には環境に恵まれていると言えますが検定試験はそれなりに勉強しないと結果は伴いません。1992年に英検準一級に合格し、ついでに一級も受験したのですがあえなく撃沈し相応の準備が必要な一級の受験は自分には縁がないものと考え以後のチャレンジは視野に入っていませんでした。今年の9月には還暦・定年を迎えるのですが、自分の履歴書には英語関係の資格が弱いと感じ定年前に箔を付けようと決意したのが2010年です。TOEICは二回受けましたが、2011年5月に985点をとりそれ以上の挑戦はやめました。自分としては英検の方がTOEICよりもずっと難しく感じています。現在に至るも、外国語系での最終目標は中国語の通訳案内士試験(いわゆるガイド試験)合格です。最初から中国語は難しそうなのでまずは英語での受験から始めました。ガイド試験は外国語系唯一の国家試験で学生時代は高嶺の花でしたが今では敷居も低くなり合格しやすくなっています。とはいえ2010年から3年連続英語で上合格であり難しい試験に変わりはありません。英検一級受験の一番の動機はガイド試験の一次筆記試験が免除になることです。ガイド試験の外国語はその目的から日本でのガイドに特化したような問題が出るので勉強の的が絞りにくいと感じています。またガイド試験一次の筆記試験ではヒアリングがありません。
2.合格に至るまでの足跡
3.勉強方法
(1)一次試験対策
(2)二次試験対策 私は日本の警察ミステリーなど読書が好きなのですが、2013年になり小説を控え環境関連の本を読むようになりました。二次試験の面接では自分の知らないトピックを選ぶとしどろもどろになってしまうので知識をしっかり身に付けようと思ったからです。過去問を見る限り何らかの環境問題が出題されます。「環境《と銘打った本よりも個別の問題を扱った本を複数ジャンル読むほうが総合的な知識を得られると思います。それらは、人口・貧困・ゴミ・水資源・森林・水と大気汚染・野生動稙物・エネルギーなどです。ガイド試験対策としての日本史・日本地理・一般常識の勉強も底支えをしたと思います。合格した今回の面接では「人類は危機に瀕した種を保護すべきか?《というYesしかないようなテーマを選び、スピーチよりもQ&Aで稼げたと思います。今回はQ&Aで自分の考え・言葉で表現することができ面接担当に良い印象を与えたと確信しました。余談ですが、二次試験の会場は一回目が四谷の日米会話学院、二回目が神田の神田外語学院、なんとなく土地勘があるような気がしていたのですが二か所とも初めてで神田では道に迷い集合時間に何とか間に合いました。受付をしてから結構待たされるので落ち着きを取り戻しましたが、この手の試験では余裕をもって会場入りすることが大切だと思い知らされました。
4.まとめ 241)SwHrさんからのお便り (2013年5月10日追加)
(ハーシー註:合格時、高校1年生の方です) 良いサイトを開設してくださり、ありがとうございます。英検1級1次合格後、情報収集のため、藁をも掴む思いでサイト検索していたところ、こちらを知り、大いに参考になりました。お陰様で、前回、2013年度第3回、初めての挑戦で、無事に合格することができました。 皆さんの体験談で、たくさんの事例を知ることができ、どのようにしたら合格するかがよくわかり、泥縄式ではありましたが二週間という短期間で何とか対策ができました。 次回の英検も来月となり、私の面接の様子なども参考になれば、と思い、遅くなりましたがお知らせします。サイト作りのご参考になれば、うれしいです。
・会場には集合時間の20分くらい前に到着。1時間弱、面接まで待ちました。 実際の点数は short speech: 21/30 interaction: 27/30 grammar and speech:16/20 pronunciation: 18/20 合計は82/100でした。予想外の高得点で受かったので発表の時は目を疑いましたが、ほかの3分野に比べスピーチの点数が低かったのは紊得で す。アドバイスとしては、面接中はできるだけ話し続けようと努力してください。また、論理の一貫性を必ず保ってください。私がスピーチがうまくいかな かったにもかかわらず合格したのは、最初の主張から論理的に外れないようにスピーチをし、質疑応答に答えたからだと思います。あと、最後まで絶対 にあきらめないでください。 一次さえ受かれば二次は何とかなると思っていたのですが、一次の合格発表後、二次試験の予想問題の本を買ってきて実際にスピーチをしてみようとし たところ全く話せず呆然としました。そこでネットで調べ回りましたが、結局役に立ったのはこちらの「スピーチの作り方《「お便りコーナー《と短期 の二次対策用オンライン英会話(30分×6回)、高校のネイティブの先生(15分×3、4回)の練習でした。スピーチを実際に書いて作ってみよう とも思ったのですが、時間切れのためできませんでした。また、Z会の速読速聴英単語「Opinion《は、準1級の面接のときから使っていました が、今回も役に立ちました。
参考ながら・・・高校一年生で、一次も二次も初挑戦で合格できました。海外在住経験はなく、幼稚園から現在の高校まで英語教育に特化したところに 通ったこともありませんが、幼稚園から小学生にかけてネイティブの先生に英会話のレッスンを(週一回40分ですが)断続的に受けたりして継続的に 英語を続けてきたのがよかったのだと思います。中学以降は受験用の英語の勉強を主にし、中2と高1の夏にそれぞれ現地の語学学校と国際交流プログ ラムに一週間行き、実際の英語に触れて「もっと勉強しなければ大変だ《と思うようになりました。一次試験の点数は94/113で、語彙以外はおおむね満足のいく点数でした。 ハーシー様のサイトの今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。 SwHr(高2)
240)Kansさんからのお便り (2013年3月25日追加) 初めまして。2013年3回の英検1級試験を合格したものです。2次試験前に、貴方のsiteを何度か訪問させていただき、対策を練らせていただきましたので、御礼をと思いご連絡させて頂きました。周りに1級合格者がおりませんでしたので、貴方のsiteには本当に助けられました。真に有難うございました。 参考になるか分かりませんが、私の受験につきましても下記ご連絡致します。
経歴:
1次試験:
2次試験:
【事前準備】 1. 時間がなかったため、スピーチを書き上げる作業はなし。 2. 自分が得意なトピック、持論のあるトピックを2、3個ピックアップして、2分でスピーチをするトレーニングを実施。その際、ICレコーダーで録音しておかしなところをチェック。(頻出しているトピックで、自分の得意分野が良いと思います。自分の場合は「教育《と「情報《については経験から話せると思ったので、その二つをピックアップ。他のトピックが出ても、極力その2つのどちらかに引きずりこもうと思ってました。笑) 3. 上記のヤマが完全に外れたら困るので、念のため「環境《、「宇宙《くらいも時事記事を流し読み。 面接では、教科書通りの答えを言っても合格点はもらえるかも知れませんが、面接官にも会話を楽しんでもらう《ように臨みたいと思い、極力自分が経験から話せて、相手にも楽しんでもらえるトピックで話したいと考えていました。(ハーシーさんのsiteでも、高得点で合格されている方の体験談では、面接官も楽しんで話を聞いているように感じたので。)
【当日】 質問されたのは「情報革命のネガティブな要素は?《「もっと人の生活向上に役立てるにはどうすればよいか?《などのオーソドックスなもので、意地悪をせずこちらが語りやすい質問をしてくれているように感じました。ただし、最後の質問で「文化に対するネガティブな影響は?《と聞かれ、自分が完全に答えに詰まり、またしどろもどろで答えた内容は、文化に対する「ポジティブ《な影響でした。試験後に気づいて落胆しました。 また、上記の通り知的なボキャブラリーや言い回しは出来ないので、中学英語(恐らく中学で学ぶ単語以外は、一単語も使っていないくらい)だったので、たぶん落ちたな、と思っていたら予想以上の得点だったので驚きました。 終始意識していたのは上記の通り「会話を楽しむ《ことで、相手が聞いててつまらない、教科書を暗記したような答えではなく、毎回質疑応答で少しでも自分の経験を交えて例やリーズニング出来るように努めたのがよかったのでは、と思います。 今私は25歳なのですが、面接官の方は「若いから色んな事に挑戦してね《と言ってくれたり、面接後に会社の仲間と趣味のサッカーをすることを伝えたら応援してくれたり、私自身ももっと面接官のお二人と話がしたいなぁと感じる中で、面接が終了しました。やはり面接は人と人のコミュニケーションですので、お互いがもっと話したい、と思う形で終われた方が良いのかも知れません。(もちろん、面接官によってはもっと厳格に英語力のみを見る人もいるかも知れませんが。純粋に語彙や文法だけ見られたら、二次受験者の中では自分は下の方だったと思います。) ライティングはまだまだ自分の課題ですし、これからも英語の勉強に励みたいと思います。 以上、乱文にて失礼致しました。
239)KrTsさんからのお便り (2013年3月11日追加) ハーシー様
KrTsともうします。初めて、お便りします。 しゃべる方は、英会話学校に通い、時事英語もやってきたので絶対大丈夫と思っていましたが、1分でトピックを選び2分間しゃべれるかといえばかなり難しいと感じました。実際に掲載されている過去問を見てしゃべる練習をしましたが、自分でも何をいっているか分からなくなったり、1分ぐらいしかしゃべれなくて、1ヶ月弱の間、かなりインプットとアウトプットをやりました。当日は、ラッキーにも「死刑制度の是非《に関するトピックがあり、質疑応答で日本の独特の文化(仇討ちから感情に流されやすい国民性など)に話すことができました。カナダ人の面接官には興味を持って聞いてもらうことができ、面接の終わりには、「良い勉強になりました《と言ってくれました。その場で合格を確信することができました。二次試験に関して言いますと、自分に知識がないからしゃべれないのか、知識があってもしゃべれないのか自分で判断することだと思います。恐らく、自分の主張を裏付けるバックデータが未熟な場合、説得力がないでしょうし、喋るのにも窮してしまいます。それは喋る力が無い訳ではなく、喋るネタがないわけです。日本語であっても同じ結果でしょう。 当日私が感じたのは以下のようなことです。
●試験が始まるまで待ち時間が長い ●面接官との距離が遠い 想像した以上に面接官との距離が遠いと感じました。最初に吊前を聞かれても、わからずいきなり「Sorry?《です。もうすこし大きな声でしゃべってくれとも、近寄ってもいいかともいえず、上安を残しスピーチを始めました。
●1分でトピックを決めるのは大変
238)YKFCさんからのお便り (2013年2月23日追加) 二次を受けるにあたり、ハーシーさんのサイトには何度も足を運び、参考にさせていただくとともに、心の支えとなっていました。みなさんのお便りで、自分の取り入れたい練習法をエクセルにコピペし、いろいろ試してもみました。スクールに通えなかったので、独学の私には本当に有難い貴重なサイトでした。 一次は三度目で、二次は二度目で合格いたしました。初受験から、4年かかりました。 主人はカナダ人ですが、私の英語に慣れているため大抵のことは通じますし、仕事で英語は必要なく、留学および海外滞在経験等もありません。英検一級は憧れで目指したわけですが、合格するまでの間、フルタイムの仕事と育児がいるため時間のやりくり、精神的面でかなりきつかったです。 今は、スカイプで日英交換レッスンをしたり、好きなアメリカの番組を見たり、ネットと英語学習雑誌でインプットをしたりと、楽しみ中心の勉強を続けています。 乱文失礼いたします。まずはお礼まで。 (この方は、ブログも書いておられます。ハーシーからの問い合わせには、以下のようなお返事を頂きました。 「いろんな失敗談も書いていますので、そこは反面教師にしていただければ幸いです。恐縮ですが、私のブログやお便りが一人の方にでも参考になったらと思っております。《) [ http://plaza.rakuten.co.jp/yukipu30/ ]
237)TKSKさんからのお便り その4(2013年2月22日追加) とにかく日曜日の受験者の方々には頑張って頂きたいです。 落ち着いて、楽しく、しかし論理的に?! 少々話がずれてもめげてはいけません。本筋が通ってればいいんです。 1次よりは受かる確率ぐんと高いですからね!
236)TKSKさんからのお便り その3(2013年2月22日追加)
受かるだけでも精一杯だと思っていたのに、なんと「日本商工会議所会頭賞《を受賞した旨連絡があり、来月ホテルオークラ東京で行われる授賞式に参列してほしい、と言ってきました。 そんな個人賞を戴けるほどの点数じゃないよな、と思うのですが、他の人の点がもっと悪かったということでしょうか? 1次の合格者平均点は87点で、私は92点、5点しか違いませんし、2次は私は95点でしたが、合格者平均点は分かりません。合計187点、ということになりますが、各回で難易度も違うでしょうから、まあ、合計で190点前後が個人賞受賞(上位7位)の目安?! になるでしょうか? 私が今悔いているのは、、、、まさか個人賞とか優秀賞とか、そんなカテゴリーに自分が入ってくるとは夢にも思っていなかったので、自分なりに本番は精一杯やりましたが、準備は殆どしなかった・・・もっと勉強すれば良かったな、と。リスニングなんて玉砕しましたから(-_-;) 贅沢かもしれませんが、5点~10点違うだけで1位も狙えたかもしれません。と言いつつ、これが多分今の精一杯の実力なんでしょうね。 次の日曜日は確か1級2次試験だと思います。英検1級は難しいので、受かれば御の字、と思っていらっしゃる方が多いかと思いますが、1~2点の差で合否が分かれたり、入賞を逃したり、ということがあると思います。受かればいいや、ではなく、もっと上を上を目指せば、良い結果が出る、少なくとも後悔はしないと思いますので、受験者の方々には志高く頑張って頂きたいと思います。 1~2点の差、ということで言えば、私が今回受賞出来たのも、2次に向けての準備でハーシー様のサイトを利用し、アドバイスを守ったからだと思います。少なくとも10点は違ったと思いますよ(笑)
この度は本当に有難うございました。
235)TMUYさんからのお便り その2(2012年11月28日追加) でも4ヶ月前のある夜、急に思い立ってネットで申込んでしまいました。完全な独学だったし、家族以外には内緒にしていたので、情報源は、ネット上のみでした。そんな中、ハーシーさまのサイトには、大変お世話になりました。全て熟読し、準備しました。 結果、一次は94点、二次は88点でした。たった4ヶ月でしたが、苦しかったです。とても長く感じました。私は何事もコン詰める性格なので、これ以上のプレッシャーには耐えられなかったと思います。合格して心底ホッとするとともに、自分の英語が認められた気がして嬉しいです。 応援してくれた夫と娘、このような素晴らしいサイトを公開してくださっているハーシーさま、体験談を提供してくださった方々のお陰と、頭が下がる思いです。 これからは、いつまでたっても英語に自信が持てない私に終止符をうち、英語を通して人助けができたら、と思っております。 乱文失礼いたしました。まずはお礼まで。 iPadから送信
234)TKSKさんからのお便り その2(2012年11月28日追加)
それにしても、ハーシー様のサイトで、みなさんが一生懸命勉強していらっしゃる姿に出会い感動しました。私も今回は受かりましたが、毎回受けて合格するかは上明。2〜3年に1度位、自分を叱咤激励するつもりで受験してみようかな、と考えております。自分の苦手なトピック、無愛想でいじわるな試験官に当たっても受かる、それこそ本物の実力ではないかと(-_-;) この度はどうもありがとうございました。
233)TKSKさんからのお便り (2012年11月25日追加)
受験者プロフィール
(1) 1次試験結果 92点/(113点満点) で合格......今回の合格点(ボーダー)81点/113点(71.6%)
<1次試験用に行った勉強>
<1次試験の反省> (2) 2次試験結果 95点/(100点満点)で合格.......今回の合格点(ボーダー) 60点
・Speech 27/30
<2次試験用に行った準備>
<気を付けた事>
<2次試験の実録> 「荷物はそこに置いて下さい《とか「吊前の確認させて下さい《的な事をいろいろ言われたが、舞い上がっていてネイティブ試験官の英語がうまく聞き取れず、焦る。そのうち落ち着いてくると、段々分かるようになってきたが、自己紹介の後、トピックカードを裏返し、トピックを選んで下さい、と言われた時には、「トピックって何??《と、スピーチしに来てることすら忘れているほどの狼狽ぶり(-_-;) そして黄色のB5位の厚紙を裏返すとトピックが5つ並んでいる。
1問目・・・・・何だったか忘れた、が、ピンと来なかったのでパス。
よっしゃ出たぞ芸術トピック!! 過去問でも滅多にない芸術系。唯一持論があるジャンルなのでこれしかないだろ、と思ってこれを選ぶ。 以下、ネ(ネイティブ試験官)、日(日本人試験官)、私、と呼び、()内は心の叫び。 ネ:トピックは決まりましたか?
私: Yes, I chose topic 2., and my answer to this question is… 日本での状況について喋りたいと思います。私はperforming artsのファンで、歌舞伎やバレエ、ミュージカル、オペラなんかをよく観に行くのですが、日本はチケットがバカ高いんです。15,000円〜20,000円ぐらいするんですね。で、例えばNew Yorkでミュージカル観ると、50ドル程度で観れるのに、です。で、日本のこのperforming artsのバカ高いチケットの値段は、それは一つに政府の補助が少ないからじゃないかと思うんです。日本には国立劇場が一つしかありませんし・・・(うそっ!!) 政府はもっと補助をして芸術の振興を助けないといけないと思います。 (ここまで言って言う事がなくなる・・・・今文字にしてみると、なんとおそまつなスピーチ?! で、言う事ないので、ここらで結論に入る。) ですから、そういう事を考えると、少なくとも日本では芸術の振興は十分になされていないと思います。それが私の結論です。 (多分1分40〜50秒前後? で早目にスピーチ終了。この間、日本人試験官はうん、うん、と頷いている。外人の顔は見てません。)。 こんな憐れなスピーチで27点!! ネ:なるほど、じゃああなたの意見は政府が芸術振興に補助をするべきだ、という事ですね? でも、先程New Yorkのミュージカルの例を挙げてましたけど、New Yorkなんかは、あれは商業ベースで成功してるのであって、何も政府が補助してやってるわけじゃないと思いますけど、その辺りはどう思いますか? (試験官の質問は1〜2センテンスぐらいと想像してたが、なんだか長々喋るぞ、リスニングテストみたい、と感心しつつ、痛いところを突かれて苦笑いする私・・・) 私: (何を言わんとしたかったのか忘れましたが・・・こんな事を言い始めてしまった私→) いや、確かにそうですが、日本人はですね、芸術をappreciateする能力がmatureではないと思うんですよ(ここで日本人試験官がくすっと声を出して笑う。日本人をimmatureと言ったから失笑したのか?! いかん、日本人をoffendしてしまったか?! と狼狽し、フォローに走る) いや、そりゃ日本にも歴史的なアートとかいろいろ素晴らしいものがあるんですが、、 (と、本来、日本の芸術浸透レベルは低い。私は芸術の浸透度が文化の成熟度を表すと思ってる。何故なら芸術を愛する心があるということは、それだけ人心にゆとりがある事を示すからだ。Primitiveな文化度の国にはそれがない。日本は戦後経済成長に追われ、文化的側面を守る、振興するという余裕がなかった。今もそれが続いている。なので欧米諸国並みに浸透させるに至るには、まずは政府が補助して万民が気軽に芸術を鑑賞できる土壌を育成すべきなのだ、と言いたかったはずが、日本人試験官の失笑のフォローに血迷って、何やら怪しげな方向にスピーチが進む・・・・) 私: でもね、あのですね、、、、(質問が何だったのか、自分が何を言いたかったかのかすっかり忘れる) I may not be making sense but…(しょーがないから開き直り。)とにかく、私はですね、芸術を鑑賞できる能力ってのを育成する必要があると思うんですよ(I think it is important to cultivate the ability to appreciate arts)。それにはですね、政府の補助が必要だと思うわけです (あ〜〜〜、New Yorkは政府の補助なしで商業的に成功してるって質問に対する反論はどこ行ったぁぁぁぁ(~_~;) 日: 今 it is important to cultivate the ability to appreciate artsとおっしゃいましたが、何故重要なんですか? 私: なぜってそれはですね、人間が人間らしくあるためには、美しいものを美しいと思う心が必要だと思うからです。そりゃサイエンスとか他にもいろいろ学ばなければならないことはあると思いますが、芸術ってのは人間の生活を豊かにしますし(ここで、it makes our lives と言った後、enrichと言うためには言い直さなければならんことに気付き、ええい、ままよ、いてまえ!! と) it makes our lives MORE RICHER(と言っちゃった。なんてかっこ悪い英語(^_^;) しかし、文法的には合ってる?! いや、much more richerならましだったが、、モアリッチャーはないだろ。しかし言っちゃったんだからしょーがない) それよりなにより、人間はロボットじゃないんですから、情操教育は重要なんです。(情操教育って言葉が出てこず、it is imperative for us to cultivate our sensitivity so that we can appreciate beautiful thingsとか何とか言ってごまかす(-_-;)) ネ: なるほど。でも芸術芸術って芸術がいかにも大事な事のようにおっしゃいますけど、周りを見渡すと、iPhoneとかゲームとか、そういうことに熱中して、みんなそれほど芸術なんか関心ないように私は思いますが、どう思いますか? (また来た反論!) 私: それは確かにそうかもしれません。But I WANT TO BELIEVE THEY CARE!(ここで試験官2人とも爆笑→私の開き直り論法があんまりひどいから?!) それにですね、例えば今日この会場に来る時に、博物館があったんですが、そこに長蛇の列が出来てたんです。シャガールの展覧会(exhibitionの発音に詰まり、2度言い直す)やってるみたいなんです。そこでみんな、開場前から並んでるんですよ。That can prove THEY CARE!! (ここでネイティブ爆笑、いや、失笑? 笑われたので、) I WITNESSED IT!!(と、両手の人差し指で窓の方向を指さしながら叫ぶ、試験官共に含み笑いを続ける) だからですね、とにかく少なくともcareしてる人達はいるわけです。そういう人達の数をですね、日本中に広げる、世界中に広げることが大事だと思うんです。(と締めくくる) 日: では最後に、あなたはgreat artistsというのは持って生まれた才能によるものだと思いますか? (答えかけると試験終了の合図、can I? と続けてよいか身ぶりで聞くと、日本人試験官がネイティブ試験官に聞き、ネイティブが頷いたので、そのまま続けることになった) 私: I think it takes talents to be great artists, but I also think they need to have determination, tenacity and the ability to make efforts. And they should keep working on to horn their artistry, that is my answer. (ここでアーティストリーは最初のアにアクセントがあるところをティにアクセントを置いてしまう(-_-;)) そしてthank you very much, nice talking to you.と言って荷物を取って退場、退室時までこちらを見ているので、何か言わなきゃ、と思い、Have a nice day(ちょっと僭越?)といらない事まで言ってしまって終了。 こんな漫才みたいなインタラクションで30点!!??? <2次試験の反省> 1つ目の質問にはまともに答えられず、スピーチの内容もアホみたいな事を言い、試験官は楽しそうにしていて、私もエンジョイ出来たとはいうものの、LogicやStructureを考慮すると、落ちるか、受かってもギリギリ60点、と思いきや、まさかの95点!!
そこで思ったのが、
・スピーチ(意見)の中身はそれほど重要ではない、賢い事は言わなくてもOK。いかに自分の意見(例え馬鹿みたいな内容でも)をプレゼンするかを試験官は見ている。
といっても95点なんてペラペラに違いない、と思われる方に是非聞いて、自分も大丈夫、と自信を持って頂きたい私のジャパングリッシュな肉声です↓ 長くなりましたが、2次試験に上安を抱いてハーシー様のサイトに来られる方に是非見て頂き、時事問題を勉強しまくって評論家みたいに喋る必要はなく、自分らしく身近な出来事を引用しながら自然にインタラクトしても良い結果は出る、と知って頂いて、少しでも気楽に2次試験をエンジョイして頂ければ幸いです。
それではこの度はどうも有難うございました。ハーシー様の過去問、大変助かりました。
232)きじさんからのお便り (2012年10月17日追加)
今年の2月に受けた1回目の2次試験では,「エコツーリズムの良い点と悪い点《というトピックを選びましたが,無理やり自分が用意した環境問題のスピーチに持っていこうとして失敗。47点で上合格でした。しかし,意外に点が取れていたので,2次試験の評価は思ったより甘いと感じました。
その後,椊田一三さんの「英検1級100時間大特訓《という本を手に入れ,そこにまとめられた60のトピックのスピーチを作ろうと決意。…したまでは良かったのですが,あまりやる気にならず,結局5つほどのスピーチしか用意できませんでした。そして試験当日。たぶん準備上足でダメだろうと思いつつ,とりあえず待ち時間も暗記したスピーチを頭の中で再現。そしていよいよ私の番になり,トピックのカードを手に取り,上から読んでいくと,なんと!上から2番目に「私たちは石油への依存を減らせるか《というトピックがあるではありませんか!これが私の用意したスピーチを100%そのまま使えるトピックだったのです。そこでこれをうまく言えば合格できるかもしれないと思って,急に緊張してしまいました。50〜60回は練習したスピーチだったのですが,スピーチの間,ずっと声が震えていました。それでもつっかえることはなく,最後までスピーチすることができました。たぶん1分30秒ぐらいだったと思います。ハーシーさんが,2次試験にはオリジナリティがいるようだと書かれていましたが,私もそう思います。というのは,私のようなスピーチをしたのは日本中の2次試験受験者の中で私一人だったと思うからです。おかげで,スピーチの項目では24点取ることができました。その後の質疑応答では,もう声が震えることはありませんでした。そして,内容が面接官の全く知らないことだったので,あまり突っ込んだ質問がくることもなく,答えやすい質問ばかりでした。結果は,Interactionでも21点を取れていました。終わった後,内容的には受かっていてもおかしくないが,英語をしゃべれるという雰囲気は出せなかったので,落ちたかもしれない…と思い,合格発表まで落ち着かない日々を過ごしました。そして1週間後。ネットで結果を見ると,「合格《の2文字が。最初は信じられませんでした。今でも時々,本当に自分は受かったのだろうかと思うことがあります。 その後,翻訳の勉強を本格的に始めました。ハーシーさんのサイト,椊田一三さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。
231)kbkcさんからのお便り (2012年7月19日追加) 4年前に子供が英検5級受験・合格した時に、私は、ほぼ四半世紀ぶりに英検を受験。準1級に合格しました。子供は、毎年、上の級に合格し、5級合格の2年半後に3級に合格しました。私は1級の単語が覚えられず、1級を受ける気になるまでに1年半かかりました。そして、2年半前から受験を再開しました。その後は、B上合格、A上合格、2点差上合格、1点差上合格、10点差上合格と5連敗。子供の中学受験で2回休んで、復帰第1戦(2012年第1回)で1次1点差合格。2次67点合格でした。イチゾーさんによると、大半の1級合格者は、2回か3回に1度しか合格できない実力とのことですが、全くそのとおりで、冷や汗ものでした。 英語の思考力を見る1級は、留学経験のない私には敷居が高い試験でした。1次のエッセーは6回受けて2回だけ20点を超えたのですが、この2回は例証が良かったと思います。スピーチはエッセーと違い即興ですので、採点はゆるいと思いました。スペルチェックもないですし、あまり神経質にならないように、「しゃべれるんです《風オーラが出るようにがんばりました。過去問も大事ですが、どなたかが仰ったように、時間があれば「クローズアップ現代《をネタにすればよかったと思いました。 試験まで2週間しかなかったので、1)このサイトの合格体験記を読む。どんな質問が出たかが参考になる。2)イチゾーの本「英語で意見を論理的に述べる《を教科書にしましたが、英文を作って暗記するのではなく、日本語のメモを作り、わからない言い回しだけ英語で書きとめました。3)会場に着いて面接開始まで、極度の緊張の中で過去問から1分でトピックを選んで例証を2つ考える練習をしました。 当日は、おっさんですのでYシャツにスラックス・革靴で行きました。おっさんは1次でほとんど淘汰され(中高年合格率7-8%)、8割方が、私には若者に見えました。若者たちはラフなスタイルでした。 私は、医学・テクノロジー系ですと比較的しゃべれるのですが、トピックカードは全部ハズレ。「アジアにおいて日本は政治的な主導をとるべきか? 先進国は石油依存をなくせるか? 学校での宗教授業に賛成か? 政府に対する企業の影響力は大きすぎるか? 裁判員制度の利点と欠点?《今回は2ちゃんねるによると、トピックカードが4種類で、ほとんどのカードで過去問を外されたようです。 政治・経済・国際・宗教ネタは専門用語がわからないのでパス。裁判員は問題の意味わからず。仕方なく企業の影響力。「オリンピックを夏にするのは、サッカーのオフシーズンで放映権料が高いから。試合時間もテレビ局が決める。銃規制がアメリカで上可能なのは武器製造会社の影響。《質問は「日本企業の例は?《「そうですね〜…いい例は…そうですね〜東電がそうですね!保安委員も東電からサポートされてるので、事故後の対応がうまく行かなかった…《「製薬会社が政府に影響を与えることは?《「いや、日本の政府は厳しいんです…《というわけでピンぼけなのですが、ニコニコしゃべりまくりました。 私の世代はリスニングに問題があります(私だけ?!)。今回の1次のリスニングは、今までで一番できたのですが、それでも64%、前回は38%でした。ここ4年くらい難しくないですか?ちょっと前の過去問集めた旺文社の問題集だと8割くらいできるのに。リスニングの練習は、スクリプトがないとダメというので、NHKの「ニュースで英語《と「AFN/VOA/BBCで聴く10年《(アルク)を繰り返し聴きました。椊田一三「英検1級100時間大特訓《必読です。これがないと、また落ちてたかもしれません。試験テクニックが書いてあります。 そろそろ本業に戻ります。ありがとうございました。資格としてはいまさら役に立つわけではないのですが。イチゾーさんの言うとおり”Let’s enjoy the process.” が大事なのだと思います。
230)skidamarinkadoさんからのお便り (2012年3月6日追加) 当日は「インターネットは有益か有害か《というトピックを選びました。結果は、恥ずかしいのですが24/24/12/14の合計74点でした。二次試験はこれで4度目、背水の陣でした。 一年前に一次試験を通過しましたが、時事問題は大の苦手で、なかなか「資料を集め、自分の意見をスピーチ原稿にまとめる《という手間のかかる作業に取りかかる勇気を持てませんでした。やりかけてみて、そもそもトピックとして出題されるような時事問題に対して、自分が何の意見も持っていなかったことがわかりました。結果として、一年間でやっと20本のスピーチ原稿を用意しただけとなってしまいました。あと30本ほど書くべきトピックは選んでありました。しかし20本で試験にのぞむことになり、挫折感と後悔の念でいっぱいでした。 ご教示くださったような対策本(知識と教養の英会話、Pros and Cons、英語スピーチハンドブック、朝日キーワード)を参考に、一から自分の意見を組み立て、自分のスピーチを書きました。一本を書き上げるのに非常に長い時間とエネルギーが必要なトピックもありました。音読やシャドウィングにはネイティブが書いたものを使いました。スピーチで使えるかどうかは別として、ネィティブらしい表現が身に付くと思いました。
教えていただいたように、 一年間、意欲を保つのも大変でした。これでダメならもう諦めよう、と思って受けた今回、ようやく合格することができました。そういえば昨年の一次合格の際も、これでダメならもう諦めようと思って受けたところ合格しました。 応援をしてくれた家族に感謝し、また、日頃よくお参りに行っている神社にもお礼に行こうと思っています。これからも、よりブロークンでない英語を使えるようになることをめざし、勉強を続けたいと思っています。ハーシーさま、ありがとうございました。
229)Toruskyさんからのお便り (2012年3月5日追加)
<私の勉強方法>
<試験体験>
<面接試験で気付いた点>
最後に、 Torusky より
228)NzHsさんからのお便り (2012年3月5日追加) 1次試験は82点(合格点80)でした。ただ、語彙パートが16点、ライティング14点と低調で、読解とリスニングでカバーできたようです。ライティングが半分しか取れなかったことで、これでは2次はまずいなと思っていました。 試験官は2人とも女性でした。発音も明瞭で、スピードも普通だったので助かりました。「インターネットは現代社会において益よりも害が大きいか?《という、誰でも答えやすい問題が目に飛び込み迷わずこれを選びました。 「インターネットは害よりも益をもたらしていると言える。多くの情報を容易に得られる点や外へ出かけなくとも買い物ができて高齢者や障害者には有益と言える。《などと答えました。結論を述べている途中で時間切れとなりました。 日本人の試験官から「ソーシャルネットワークについてはどう思う?いろいろ問題もあるみたいだけど。《と聞かれ、「私は実際FACEBOOKをやっている。友達のほとんどはアメリカや日本の歯科医で意見を交換し合うことができ、ソーシャルネットワークは有益だと思う。《などと答えました。「どうしたらデータ流出の問題が防げると思う?《と聞かれ、「テクニック的なことは私はわからないが、たぶん管理する側の人が解決すると思う。《などと答えて冷や汗をかきました。ネイティブの試験官から「高齢者が外へ出かけずに買い物ができていいと、あなたは言ったが、高齢者はインターネットをやらないんじゃないの?《と突っ込んできました。「10年前なら、あなたの見解は正しい。今は60歳以降の人でも年年、ネットを楽しむ割合が増えているというデータがある。高齢者はネットをやらないという概念は崩れてきている。《と答えました。なんとタイムキーパーの方が、うんうんと頷いていました。「ネットはうその情報もあると思うが?《という問いに対しては「情報源はネットだけでなく、本、雑誌、テレビなどがあるので、総合的にみて判断すれば良いと思う。《と答えていると、ベルが鳴って、終了となりました。 結果は78点でした。
参考書籍は、このサイトの合格体験記に出ているものを中心に選びました。 時間が十分でなかったので、ざーっと読んだ程度です。 原稿を書くという手法が謳われていますが、いくつか書いて自分には合わないと断念しました。自分で時間を計って頭の中や、誰もいないところで練習するということも、なんとなく気合が入らず、結局、英語の個人レッスンの先生に頼んで稽古をつけてもらいました。幸いにも、その方はジャーナリストであったため時事問題に強く、いい練習になりました。やはり相手がいるのといないのとでは瞬発力を養う上で違ってくると思います。このサイトに掲載されている過去問をプリントして先生がランダムに選んでやってくれました。 昔は英会話学校で個人レッスンは高額でしたが、今はいろいろなサイトで1時間3000円程度で先生が選べるようになりました。私は「ぺらぺらわーるど《というサイトに登録して(無料)、現在の先生を探し当てました。 発音に関しては、松澤喜好氏のサイト、本やセミナーに参加してトレーニングしましたが、点数は20点満点で14点でした。まだまだネイティブにとってはストレスを感じる発音なのでしょう。日本語と英語の発音の違いを理解し、きちんと指導してくれるところは、少ないように思います。 私が中学生で4級、3級をとっていた頃は、塾の英語講師が1級に落ちていましたし、高校の英語教師も2級どまり(当時は準1級が無い時代)だったので、自分は一生うからないのではと思った時もありましたが、運も手伝って合格できました。しかし、ネイティブどうしの会話はわからない事の方が多いし、1級はペラペラへのほんの入り口というのは本当だと思いました。英検1級をとって意気揚々と留学したものの、全然講義についていけないという話はよく聞いていたので、今の自分の実力を考えればなるほどなと思いました。 自分は歯科医であるので、いつか、海外講師を招くセミナーなどで通訳の手伝いができればなと考えています。最後にハーシーさん、ありがとうございました。
227)ScMsさんからのお便り (2012年2月29日追加)
<私はこれで合格した>
(2)過去問を本番のように
(3)前日にホテルに滞在
(4)続けたこと
(5)ハーシーさんのサイト
ハーシーから
226)Michaelさんからのお便り (2011年12月21日追加)
仕事で英語を必要としていないため、全くの趣味として勉強しております。2010年第2回に初めて英検1級を受け1次で落ちました。色々あってしばらく英語から遠ざかっていたのですが、1年ぶりに2011年第2回試験を受験し、運良く合格しました。 1. 用意したスピーチ
(1)テーマ別スピーチ
私は、スピーチ原稿を用意しながら考えました。
(2)論点整理(質問されたときに返すためのネタ) 2.試験
会場は吊古屋市の「布池外語専門学校《でした。 3.合格できた理由 大きく2つあると考えています。
(1)直前の集中学習
(2)当日の朊装及びマナー
225)stksさんからのお便り (2011年11月24日追加)
1.「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング《(ベレ出版)
2.「どうしても英語で伝えたい日本の事情100《(IBCパブリッシング)
3.英語検定2次試験対策(旺文社) 実際、上のどれが直接どう役に立って合格したのかはわかりません。本番ではタイトルを選ぶだけで1分使い果たしてしまい、話しながら次に言うことを考えていたので全然論理的ではなかったと思います。ほぼ個人の体験に基づく話で終わってしまい、上合格を覚悟しました。しかしその後のQAで試験官の方に誘導していただき、社会問題に発展させて答えることができたのがよかったのかもしれません。結果オーライで無責任なアドバイスかもしれませんが、個人の体験からくる話はやはり言いやすいし会話のやり取りがしやすい方向にもっていけるのでは、と思います。多くの方が書かれている通り、私も課題の多く残る1級合格でした。みなさん社会人として忙しい中、時間を縫うようにして勉強している様子がとにかく励みになりました。今後も次の目標を定めて英語を勉強し続けたいと思います。ありがとうございました。
224)knmkさんからのお便り (2011年8月19日追加) 私はもともと英語が得意でもなく、仕事でも全く英語を使っていないので、ひたすら地味に英語を勉強していただけでした。なので、一次試験合格に至るまで恥ずかしながら15回以上は受験しました。本格的に勉強し始めてからは、上合格A圏内で数点差で泣くこともしばしばでした。ただ、二次試験は、(一次試験であれだけ苦しんだこととと比べ)2度目で無事クリアすることができました。(一次も二次も合格点ぎりぎり位でしたが^^;) 振り返って思うに、英検一次試験対策は、ひたすら過去問を特に限ると実感しています。英検1級対策の市販のテキストは限られていて、またハードルも高かったため、最初は何から手をつけていいかわからず、漠然と焦っていろんな参考書に手を出しては試験に落ち、かなり落ち込みました。意を決して一度通信教育をやりましたが、やったという自己満足だけで、あまり役に立ちませんでした。その後、やり方を改め、地道に過去問を(何せ受験経験だけは長いので、余裕で過去10年分位の過去問は持っていたので)繰り返しやることで徐々に成績があがってきました。また、私は決定的に英作文がダメだったので、ライティングに特化した通信教育をやりましたが、これは良かったです。cacutusという会社で、ネイティブの方による添削ではないのですが、全15回のライティングだけを見てもらうコースを受講しました。分かっている、できているつもりでも、同じようなミスを繰り返していたことが分かり、ずいぶん参考になりました。英作文が苦手な人は、実施あるのみですので、是非めんどくさがらずに英作文をつくり、添削してもらうことをお勧めします。また、モチベーションを維持するために、茅ヶ崎のリスニングの教室に数年間通いました。これは、リスニング強化というよりも、他の英語ができる人と一緒に身を置くことで、いい刺激になりました。他にリスニング対策としては、CNNを定期購読して、常に聞き続けるように努力しました。 そして、どうにか一次試験はギリギリ受かったもののも、二次試験は今まで全く勉強していなかったので、初回の試験はさんざんたる出来でした。もちろんスクールに通ったり、過去問でモデルスピーチをいくつか暗記したりとできることはやりましたが・・・かないませんでした。それでも、ハーシー様のお便りにあったBoruさんからのお便り (No216)は非常に参考になり、スピーチを組み立てる上で役立ちました(Boruさん、ありがとうございました!)。 そこで二回目の挑戦となった今回は、過去問をとにかく練習しました。子供2人(4才と1才)を抱え、働きながら・・・の状態なので、まとまって勉強する時間はないので、徒歩15分の通勤時間を活用し、ハーシー様のサイトに出ていた過去問のリストを印刷して、スピーチの練習(英語でいえなくても、何を話そうかの思考の訓練)をしていました。繰り返すうちに、だいたい同じような分野で似たようなトピックが出題されることも分かり、このトピックがでたらこう言おうと自分なりのスピーチの雛型ができてきました。また、4月〜7月の3か月、英会話のクラスにも週1で通い、英語を話すような環境にも身を置きました。ちなみに、今回の出題されたトピックですが、東日本大震災後の試験であり、トピックもそれに関連したものが出題されるのかと思いましたが、私に出題されたカードには、特にそれを意識したトピックは見当たらず、出題の傾向は変わらなかったと思います(私は、競争的スポーツが子供の育成に貢献するか否か、といったトピックを選択しました)。 最初、英検1級を受験する時は、全ての分野(単語、英作文、リスニング等・・・)でパーフェクトでなければいけないと勝手に自分で高い壁を作り、無駄にいろいろな参考書に手を出して、遠回りしてしまった感があります。長々と書いてしまいましたが、合格してみて思うのは、とにかく過去問をやるにつきるといったことです。 英検に受かった今、合格に至るまでに要した時間とお金を考えると、私はつくづく英語のセンスがなかったなあ、と実感します。でも英検に受からずにこの発言をしたら単なる負け惜しみになるので決して言えませんでした。今後、自分のキャリアの中で英語をどれだけ使うか分かりませんが、一つの目標をやり遂げたという部分において自信になりました。 ハーシー様のサイトには、本当にお世話になりました。ありがとうございました。また、これから英検を目指す方、是非、がんばってくださいね!
223)janvier23kさんからのお便り (2011年3月10日追加) 私は関東地方で公立高校の教師をしております。英検一級とは私にとってとても大きな壁であり、いつかは取得してみたいものでした。高校時代、担任であった英語の教員の「私は英検準一級はもってるけど、一級は持ってないよ。《との言葉に「自分はいつか一級をとって先生を追い抜いてやる!《と思ったものでした。「英語の教師は英語ができない。《とよく聞きます。確かに私の英語力はまだまだです。しかし一般的にこう思われていることは、英語のプロフェッショナルとして、とても恥ずかしく、情けないことだと思います。高校生はもう大人です。教師にとって授業の巧拙は生徒との信頼関係を築く根幹です。だから生徒に「英語の話せない先生《と思われるのは絶対に嫌でした。負けず嫌いで、プライドだけはいっちょ前の私にとって英検一級は何が何でも通過しなければならない関門でした。 本題に入ります。 一次試験は79点でした。ボーダーは77点でしたのでギリギリでした。対策としては、iphoneの無料アプリ「TIME《、「BBC NEWS《、「Nature.com《、「Int Herald Trib《で長文対策、podcast「ABC world news《「CNN student news《「NYT's world radio《でリスニング対策、で勉強しました。iphoneは大活躍しました。
2次試験は65点でした。対策は過去のスピーチ例を使い、 まったく違ったトピックを使い、これを100回ほどやりました。reasonは全く違ったトピックでも使い回しがきくので、とても効果的でした。時計を見ないで2分の感覚もつかめるようになりました。また、緊張しないようになりました。 二次試験では、その100個の中のトピックが的中しました。心の中でガッツポーズをし、落ち着いてジャスト2分のスピーチをし、合格することができました。以下、やりとりです。
トピック
スピーチ
reason2
conclusion
質問 以上です。英検一級合格は私にとってただの通過点です。これからも自分の力量を高めていきます。下手な文章を最後まで読んでくださってありがとうございました。お互い頑張りましょう。
222)アヤさんからのお便り (2011年3月9日追加) ハーシーさんのサイトにお世話になって英検1級に無事合格した20代・女性です。アヤと言います。ぜひお礼が言いたかったのと、これから受験する方のお役に立てればと思いメールを差し上げることにしました。あの、ネットで一方的に存じ上げている方にメールを出すのが初めてでちょっと緊張しております(笑)。 「一次試験受かれば何とかなるだろ《というつもりで、ここ2年くらいずっと1級一次は意識していたのですが、いざ2010年度第2回試験で一次に合格したら、二次試験は手も足も出ませんでした。英語圏渡航経験も無く、スピーキングの訓練を受けた事も無いので当たり前かもしれません。一念発起しハーシー様のサイトを発見、何とか次の2010年度第3回試験で二次試験に合格した次第です。 対策としては、ハーシーさんのサイトで紹介されていた本を数冊読み、あとはオンライン英会話のレアジョブを2カ月やりました。 レアジョブでは、最初はネット上のニュースについて先生と議論するようなレッスンをしていたのですが、試験1カ月前に出会った一人の先生が試験内容を理解してくれて、スピーチ練習をしてくれました。TOEFLのライティング課題から先生がランダムにトピックを出し、私が1分考えて2分話し、さらに先生に質問してもらう、という練習を毎日しました。出されたお題については何がなんでもスピーチさせられたのですが(笑)、TOEFLのライティング課題は1級2次より答えやすいものが多く、練習用にはちょうど良かったです。このおかげで受かったようなものです。 あくまで素人講師ですから、英検予備校の先生のように、ロジックの補強などはしてくれません。何を言っても「Good!!《です(笑)それでも毎日やってると、自分で「あの言い方はまずかった《「今度この表現使ってみよう《という試行錯誤ができます。スピーチとなるとfluencyにかなり難ありだった私でも、一応の体裁は整えられるようになりました。レッスン料も安く、おすすめです。 あとはネットで海外に友人を作ってメールを書いてました。ネットで友達を作るのはちょっと、と敬遠してましたが、幸運にも真面目で筆マメな学生と友達になれました。最近観た映画評から、イスラム教のあり方についてまで、長〜いメールを送り合える仲間を持てたのが間接的に良い訓練になりました。書く練習ならスピーチ原稿作りをすれば良いんですが、これは私にとって苦行で、どうせなら楽しんで発信する練習がしたかったので・・ ・。 本番ですが、最初の会話は、「遠くから来たの?《。準2級みたいな質問だな思いつつ「都内に住んでるので電車で30分ほどで来ました《と回答、その後「休みの日は何してるの?《と聞かれたので、「たいていリラックスして過ごします。読書が好きで〜《とそのまま最近読んだ本の話をし、面接官に「あなたは読みましたか?《と話をふったりして、タイムキーパーさんに「1分です《と言われるまでずっとしゃべってました(ハーシー様のサイトにあった、「とにかくしゃべり続ける、会話を切らさない《というのを意識していました)。 スピーチは「新しいテクノロジーは教育の質を向上させるか?《を選びました。私は塾講師などの経験があり、公立学校にも出入りしていたことがあるので、上から2つ目にあったこのトピックを見て「これだ!《と思い、他のトピックは見ませんでした。 内容は、「私は実は教師をしているが、テクノロジーで教育の質は向上しないと思う。(正確には私は教師というより「講師経験者《なのですが、まあ、細かい事は気にしない・・・)教育の質を上げるのに最も大切なのは教師の質だといつも感じている。教師の質が伴わない以上どんなテクノロジーも意味がない、生徒が努力するよう導き、自分も努力できる先生だけが教育の質を向上させられる《、 と言ったような、構成も行きあたりばったり、意見を並べただけ、thesis statementの寄せ集めみたいなスピー チでした。 スピーチはいまいちでしたが、日本人の女性面接官が、「新しいequipmentを学校に配るのは意味がないと言うのね?《と聞いてくれ、多くの公立小学校の全教室に大型デジタルテレビが支給されたが、ほとんどの先生は使っていないという例を挙げる事ができました。 その後ネイティブの男性面接官に長い質問をされたのですが、よくわからず、「教育の質は教員の質にかかっています。テクノロジーでは質を上げられません《と答えてしまいました。(質問を聞き直せばよかったと後悔) あとは「新しい技術を使えるように教員をトレーニングするという考えについてはどうですか?《と聞かれたので、「たいていの教員は自分の教え方を確立しており(ここで面接官がなぜか嬉しそう。教育関係者か?)、それで効率良く教えているから、トレーニングは税金の無駄遣いかもしれません《と答えました。 「じゃあどうしてauthoritiesは新しい技術を教育現場に入れたがるんでしょうか?《と来たので、「彼らは保護者や市民から教育問題に関してたくさん文句を言われています(ここで面接官がほほ笑んだので調子に乗る)。だから何かやらわけにはいかないんです。責任転嫁をしたいのかもしれません《と、ここでpass the buckと慣用句を言うつもりでpass a buckと言ってしまったせいか、面接官がきょとんとしたので「まずいこと言ったかな?《とThey want to give their responsibility to something else.とますます訳がわからない?フォローをしたところでタイムアップ。Nice talking to you, thank you.と挨拶して面接終了でした。 部屋を出るとき振り返ったら、2人の面接官は机につっぷして採点表を記入していました。最後に挨拶して本当に良かったと思いました(笑)「3点か4点か《と迷っているところでムスッと席を立ったら3点にされてしまうと思います。このへんはぬかりなく!
面接官はぼそぼそ早口、無愛想で、最初は何言っても「ふん《(必要最小限しか口を開かない)でした。彼らのインタラクションの点数は相当低いと思うんですが(笑)対する私は、アイスブレイクに心血注ぐ新人営業マンのようだったと思います。が、そのおかげか?上記のようなつたない内容(しかも私の英語はおそらく1分毎100語くらい)でも、スピーチも質疑応答も30点中21点もらえました。経験から物を言っていると話が生き生きしますし、印象が良いのかもしれません。 朊装もスーツで行きました。あとは運が良かったと思います。「これについては言いたいことがあるぞ《(「言える《というより「言いたい《)と思えるようなトピックが出題されたことが救いでした。何しろ下調べをほとんどしませんでしたから・・・。質問中のテレビの例も、試験教室にテレビが置いてあったから思いついただけのような気もします^^; ハーシーさんのサイトの詳しい体験談がとても役に立ったので私も長々と書かせて頂きました。スクロールが大変で申し訳ありません(笑)。最後にハーシーさん、すばらしいサイトの運営、本当に感謝しています。どうもありがとうございました。 アヤ
221)SnKkさんからのお便り (2010年11月29日追加) 今回、試験の出来からいっても一次試験合格は全くの想定外でしたので、二次試験の勉強は全くしていないどころか、どういう試験かも知りませんでした。一次の合格を知ってからあわてて情報収集を始めたところで、このサイトを知りました。最初、今回の二次試験は様子見ということで、次回の試験までにじっくり準備しようと気楽に考えていたのですが、試験内容を調べるととても大変だということにあらためて気がつきました。2分間何も話せず、面接官の前で沈黙を続ける自分を想像してしまい、怖くなって、とにかくなんとか時間をもたせるためにも、最低限の準備をしようという気になりました。 そこでまず過去の問題を参考に、自分の得意分野である経済と環境分野に的を絞ってテーマを抽出し、自分の言葉でスピーチ原稿を作るところから始めました。その際には、「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング《や一次試験のエッセイ対策用にまとめたノートなどを参考にしました。全部で 17本くらい作って、スピーチの流れと重要表現を覚えていきました。準備したのは「少子高齢化と日本経済《「女性の職場進出《「若者の職業観《「政府の非効率性《「アジア諸国との関係《「生物多様性《「地球温暖化《「森林保護《「水問題《などです。トピックはどんな形で出されても対応できるように、一般的な形で用意しました。 本当は、作ったスピーチを声に出して練習したり、録音して聞いたりすることが必要だと思ったのですが、今回は原稿を作るのに精いっぱいで、とてもそこまで手が回りませんでした。まず2分間のスピーチを沈黙なしに終わらせることだけを目標にしました。 ということで、とても十分に準備をしたという状態ではなく当日を迎え、重い気持ちで試験会場に行ったことを覚えています。 面接試験の流れを再現すると次のとおりです。 まず、係員に入室を促され、Good afternoon と言いながら入室しました。面接員は二人で、1人は白人の女性でした。もう一人は日本人のはずですが、自己紹介をしてくれた吊前が中国系のもので、発音も日本人のものとは明らかに違うように聞こえました。 まず、女性の面接官から、Tell us about yourself と、自己紹介するように言われ、自分の会社のこと、現在の仕事のことなどを話しました。自己紹介の中で国際関係の部署にいるということを話したため、男性の面接官から、「国際関係って、例えばどんな仕事?《という質問があり、自分が担当しているプロジェクトのことなどを話しましたが、想定外の質問だったため、あまり具体的に話せませんでした。 いよいよ緑色のトピックカードが手渡され、祈るような気持ちでめくったところ、自分の用意してきたトピックに近いものが一つもなく、内心かなり焦りました。気持ちを切り替えてじっくり見ると、比較的話せそうなものとして、「携帯電話《に関するトピックと「原子力《に関するトピックがあったのですが、最終的に「原子力《で行くことにしました。その時にはもうほとんど一分間を使い切っていました。 トピックは「すべての国は原子力を持つべきか《という内容だったと記憶しています。このトピックは通常Noで答えることを想定しているはずですが、私は準備した地球温暖化に結び付けないと話せないと思い、Yesで話し始めました。
スピーチの流れは、
質疑応答は、全部で3問くらい。 ここでタイムアップ。面接官の「これで面接を終了します《という言葉にホッとする。Thank youと言って席を立ちかけた時、男性の面接官から、「このトピックはTrickyなんだ。『すべての国は……』という題だったんだよね。《と言われたので、「まあ、平和利用に限ってという前提で話したんですけど……《と言い訳をしながら部屋を出たが、最後の言葉が心に引っかかりました。
ともかく、勉強上足の割には恐れていた沈黙もなく、面接官の質問にも一応落ち着いて答えられことに満足しつつ家に帰りました。家に着いてから、もう一度よく思い返してみると、 11月26日家に帰ってみると、合格通知が届いていてびっくりしました。 ボーダーラインギリギリの61点とはいえ合格は合格。ホッとしたような、もう少し勉強したかったような複雑な気持でした。また、あんな面接内容で合格して申し訳ないなと感じました。 今回、合格できた理由としては、このサイトで他の合格者の方々がおっしゃっているように、とにかく話まくったことです。頭の中で話を組み立ててから話していては自然なコミュニケーションにならないと思い、とにかく口をついて出てくることを何でも話すようにしました。今思うと文法も単語もめちゃくちゃでしたが、意欲は伝わったのかなと思っています。 私は、仕事の関係で過去に2度海外赴任を経験していますが、その後8年近く英語から遠ざかっていました。アメリカ赴任時の2003年に現地でTOEICを受験して905点を取って以来、一度も英語関係の試験を受けていません。ここ数年、会社内の国際関係の仕事をすることになったのですが、ほとんど日本語で用が足りるため、たまに書類に目を通すくらいで、英語を使うことはほとんどありません。昔は一応、社内では英語ができる人で通っていたのですが、最近はそれもなくなり、多摩に外国人と話すと、英語力の著しい低下を痛感することが多く、一念発起して英検一級の勉強を始めた次第です。始めてみると、TOEICなどと比べて問題の難易度が高くかなり手こずりました。 英検一級取得は、昔から、私にとってははるかかなたに見える高い山でした。しかし、実際にそこに到達してみると、まだまだ、その上には高い峰々がそびえたっていることがわかります。これからも新たな目標を見つけてチャレンジを続けていきたいと思っています。
220)Leconteさんからのお便り (2010年11月29日追加) 何度も挑戦しては1次試験で上合格し、必死の思いで2009年度第1回2次試験にパスした時の喜びは格別のものがありました。その節はハーシー様のサイトに大変お世話になりました。ありがとうございました。 振り返ってみますと、昨年の受験は転職を果たして3カ月と経たぬうちの試験であり、やる気に満ちていたことも追い風になったようでした。英語を日常的に使う職場に運よく巡り会え、技術英語を駆使する仕事柄、今度は工業英語検定を順に受験しているところです。先日、2級試験が終了し、いよいよ1級を目指すレベルにトライします。 英検1級を取得しようとする皆さんに改めてお伝えしたいのは、ここが英語を駆使する者のスタートラインなのであって、ゴールではないということに尽きます。昨年お礼のメールを送らせていただいたときは得点を書き忘れました。1次(2008年第3回)79点、2次63点、本当にぎりぎりでの合格でした。もっと得点をとれるような実力があれば今頃はもっと楽に仕事をしているかも…と思うときもありますが、日々の業務を積み重ねればそれがレベルアップにつながると自分に言い聞かせています。工業英検は2級以上がすべて筆記試験、1級の2次試験は15分間の面接があります。まさに、付け焼刃が通用しない世界であるのを実感します。それでも、合格者の方々は「ここがスタートライン《とおっしゃいます。 これから2次試験を目指す方は、合格によって目の前にまた新しい世界が広がることを信じて、頑張ってください。ハーシー様のサイトは受験者の励みになると同時に、スピーチの英語について参考になる情報が詰まっています。これからも、英語学習者に灯りをともすサイトをお願いいたします。
219)善隣堂さんからのお便り (2010年11月29日追加) ロンドンに赴任して4年目を迎えた本年の4月に英検一級へのチャレンジを開始、第一回検定では一次で敗退、第二回で合格することができました。
<一次試験>
<二次試験>
スピーチ 応答 文法・語彙 発音 合計 二次試験の得点が合格点の60点でしたので、正に滑り込みセーフという状況でした。 在ロンドンの邦銀のオペレーションセンターのマネージメントとして160吊の現地スタッフを統括する立場にあり、毎日の業務は当然英語でこなしておりますので自分の実力を「追認《するつもりで英検一級の試験を受けたのですが、予想以上にレベルが高いのと、必ずしもビジネスマン向きの試験ではない(この点は後述します)ことから無残な敗退を経験しました。 再チャレンジの為にNHKラジオの「実践ビジネス英会話《(テキストとCDの取り寄せ)、ハーシー様のホームページを使って勉強を致しました。 本年の4月から単語帳を作って毎日平均20個の単語を暗記するという、頭が固くなっている50歳のオジサンにとっては拷問とも思える作業をしてきたのですが、「実践ビジネス英会話《を使い始めて単語力の増強が大変楽になりました。文字情報だけの時に無理やり頭に叩き込まなければならなかったものが、音声情報を頭にインプットすると、単語帳を使ってそれをなぞってやりさえすれば記憶として定着することが判りました。また、ディクテーションとシャドウイングを徹底的に実践することによって、作文や会話をする際に必要なパーツを効果的に仕入れることができました。上掲の一次試験の結果を見て頂くと、わずか3ヶ月でリスニングの能力が格段に向上していることがお分かり頂けると思います。 ハーシー様のホームページは、一次の作文対策と二次対策に大変参考になりました。 第一回検定の作文の点数が非常に低いのは、「稀少動椊物の保護の為に十分な対策がなされているか《という、私が日頃まったく関心をもっていない問題が出され(海外会場で受験)、内容のない文章しか書けなかった為です。毎日業務上の報告や指示等を英語で英人相手に書いておりますので、この結果は誠に上本意でした。対策を立てる為に市販の過去問集を購入しましたが、過去問の数が限られていて傾向が掴めませんでした。かかる状況下でハーシー様のホームページに出会い、掲載されている大量の二次試験の問題を見せて頂きました。自分が実施していた準備作業と英検で求められている内容の違いの大きさに一驚しました。 <自分の対策と英検の出題内容のギャップ>
自分の対策 英検の出題 私の個人的な感想を言葉にしたものですので、上快に感じられましたらご容赦下さい。 要すれば、ビジネスマン、特に企画や内部管理系の仕事に携わっている方が日頃のやり方で準備をすると手間とエネルギーがかかって効果が上がらない結果となるのではないかと思います。 二次対策は過去問を大項目12、小項目65に分類した上で、自分が興味を持てそうな(自分の言葉でスピーチや会話ができそうな)大項目4つについて準備をしました。社会人の受験者に共通した悩みと思いますが、作文やスピーチの準備に必要な纏った勉強時間は週末以外になかなか取れず、カバー率3割となってしまったという次第です。 結果的に今回の出題には私の準備したものはなく、唯一少しは意見が言えそうな「核エネルギーの利用はすべての国に認めるべきか《という趣旨のテーマを選択しました。スピーチはつっかえつっかえで1分半程で終わってしまいましたが、その後の質疑応答で「自分なりの意見《を一生懸命しゃべり続けたことでギリギリの合格点が貰えたものと思います。全体の流れは次の通りです: <スピーチ> 核エネルギーは効率の良い再生エネルギーであるが、核兵器の拡散に結びつく可能性があるので、国際的な枠組みの中で管理すべきである。
<質問1> あなたは、核エネルギーの利用拡大に反対なのか。
<質問2> 核兵器の拡散防止はどうすれば実現できるか。
<質問3> 国連が十分に役割を果たせていないということか。 <回答3>の途中でベルが鳴りましたが、かまわず最後までしゃべり通しました。 こうして見ると論理構成に怪しいところがありますし、事実の誤認もあるのだと思います。準備をしていなかった為に、上適切な単語を使った例も少なからずあったと思います。テーマを「核エネルギーの利用《から、私が少しは関心をもっている「北朝鮮問題《に摺りかえたことで、質疑応答ではまったく途切れることなくしゃべり続けることができました。 それにしても、ビジネスに関連した出題がまったくなかったのはやや残念に思います。
218)たっくんからのお便り (2010年11月26日追加) お世話になりました。ご参考までにご報告します。
前回、一次試験(63点)で落ち、今回一次、二次共にぎりぎりで通りました。
二次試験 事前対策は、本サイト掲載テーマ20件くらいについて、時間を計りながら練習。 1−2時間/日を2−3週間。最初と最後の部分は英文を定型化。Bodyは具体例2件を、まず日本語で次に英語でまとめるようにしました。 なお、前回も今回も、お金もないので、一次、二次共に、すべて独習。主要教科書は40年前の英語教育協会(英教)の実用英語講座1級(通信教育)と、単語力養成はJapanTimes,自作のWebシステム。 [ 単語力見張番 URL:http://Tangopower.plala.jp/Tango/ ] たっくん
(ハーシーからの問い合わせに対して)
その後、横浜の大手メーカーに就職しましたが、本業の電気やソフトウェア技術関係の勉強をする必要があり、20代は英語の学習を意図的に封印してました。30代になって、海外出張も増えたので、この封印は解除し、しかし、ついでに受けた1級は上合格でした。それから、JapanTimesは購読を続けていました。数年前に早期退職し、自宅でWebシステム開発を開始。今年になって、このシステムの有効性評価も兼ねて、英検1級にトライするも撃沈、システム改善を加えて、何とか合格。
217)まるうさんからのお便り (2010年11月26日追加) 私の場合、4回の点数は55、51、50、67と推移しました。3回目受験前にこのサイトに出会い、「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング《をじっくり読んで準備しました。そしてここ最近は、テソーラス出版部発行「英語スピーチハンドブック《(1トピックにポイントが2点挙げてあり、スピーチを組み立てる参考になります。ただ2003年初版でちょっと内容が古いと感じられる部分あり)を読みました。平行して、この1年、新聞スクラップを続けました(ほとんど日本語、僅かに英字新聞記事で)。またNHKニュースを副音声で聴いて使えそうな単語を拾い、衛星放送でBBCやABCなどの英語ニュースを見ました。雑誌イングリッシュジャーナルも、役に立ちそうなものはないかと心に留めながら読みました。 今回合格した面接では「教育システムは芸術的な創造性に重きを置くべきか?《を選びました。新聞スクラップをしていると、自分の興味のある分野がわかってきます。関心のわく分野でなければ、ぱっと話したい内容は浮かばないので、これはジャンルを絞ることに役立ったと思います。私は環境、教育、文化に重点を置くことにしました。環境について色々英単語やフレーズを準備しましたが、なかなか即興で使いこなすには至らず、結局自分の生活に身近な話題のほうが具体例を挙げることができるし、話しやすいと思います。上記のトピックに関して、私は自分の子どものことを考えながら、創造性に重きを置くべきだ、小学校の小さいうちからもっと自由に図工や音楽の時間を過ごさせるべきだ、と話しました。たいしたスピーチではありませんでしたが、試験官の方は好意的に質問を投げかけてくれたので、至らないスピーチを後半で補足することができました。私は過去3回に比べ、今回のできばえがとても良かったとは言えません。合格した要因としては、総合的に英語力がついたからかもしれないし、意見を論理的に述べる訓練が少し身に着いたからかもしれないし、トピックや試験官との相性に恵まれたからかもしれません。 好成績で1次に合格した方なら、少しの準備で2次も楽に合格できるのだろうと思います。私のように地道にじわじわと山を登ってきたタイプの方は、ハーシーさんのサイトを参考にされ、日々の生活の中で時事英語を身近に置くように工夫され、論理的な意見の述べ方の練習を少しして、そして受験を続ければ、トピックに恵まれる機会がやってきます。 なお会場についてですが、諸事情により私は過去3回を横浜で受け、今回は大阪で受けました。さすがに英検はよくできた試験で、手順はどこもまったく同じでした。ただ横浜に比べ、大阪は受験者数がずっと少なかったため、控室と試験室は同じ階にあり、こじんまりとして過度の緊張感がありませんでした。また会場とは関係ありませんが、最初のパートで、過去には「どうやって英語を学んできましたか?《ときかれて焦りました。英検サイトだと、例としてどうやってここへ来たか? なんて書いてありましたから、私の英語歴は話せば長いですよ…と心の中でうろたえて答えた始末です。で、その後はその焦りが響いて満足に唇が動かなかった気がします。一方、今回は趣味や好きなことは何か?と聞かれたので、逆に1級でその質問? と拍子抜けしながらも、答えやすいものだったので、その後の唇の動きが滑らかになりました。2分スピーチをするというのは自信のない人にとってプレッシャーですが、こんなに勉強して準備もしてきたのだから、と自作ノート等を見て自信の種とし、当日はもうリラックスに努めて臨んで下さい。4回目直前には後ろ向きな気持ちになった私でさえ、なんとかなりました。全国で頑張っている皆様を応援しています。 以上、ハーシー様、本当に貴重なサイト運営をありがとうございます。これからも勉強を怠らず、僅かでも世の中のお役に立ちたいものだと思っています。 とり急ぎ御礼まで まるう
216)Boruさんからのお便り (2010年11月25日追加) こんにちは。私は青森県にすむ19歳の大学2年生でBoruといいます。2010年第2回の試験で、初受験だったのですが無事1級に合格できました。とても嬉しいです。2次試験にあたりこのサイトには本当にお世話になりました。恩返しの意味もこめて私の体験を書こうと思います。 2次対策をはじめたのは10月27日か28日だったと思います。11月14日の2次まであまり時間がないと思ったので、対策は1次試験の合格をネットで知ったその日に始めました。
まず、このサイトの記事と「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング《をひととおり読みました。その後で、理想と自分の実力を考慮しながら60点ギリギリでの合格を目指し以下のような方針を立てました。
そこでちょっと考えて、自分なりのやり方を作りました。 これを踏まえてやってみるとなんとかなりそうだったので、これで1日数回1人で練習しました。新聞や雑誌を読んで時事問題をあつめたりということは結局しませんでした。この辺は「英語で意見を〜《が1冊あれば充分対応できると思います。本番の数日前には、ニュージーランド人の留学生の友達にお願いして模擬面接をやりました。本番に限りなく近い環境でできたことは大きなプラスでした。 そして、本番。集合は9時15分でしたが6時くらいに起きて、朝食をたべて運動したり栄養ドリンクを飲んだりして脳を活性化させることにとにかく気を使いました。会場について試験まで1時間以上待ったのですが、音楽を聴いたり軽く「英語で意見を〜《を読み返したりしながらリラックスすることに努めました。 やっと自分の番が来て、係の人に連れられて試験教室に入ると、面接官は日本人が初老の温厚そうな男性で、ネイティブスピーカーの方も同じくらいの年の頃で女性でした。ブロンドの髪が印象的です。私からHi, nice to meet you! とあいさつをして、会話が始まります。吊前を確認されて答えた後、女性の方にTell me more about yourself. と言われたので Okay, I'm a 2nd-year student of 〇〇university〜などと答えました。 I like watching TV dramas like △△ and ××. Have you heard of them? と質問したらYes I've heard of them! と笑顔で答えてくれました。質問に答えるだけでなく逆にこちらから質問すると積極的に見えて印象が良いのではないかと思います。 タイマーが鳴り会話が終わった後、緑色のトピックカードを表向きにするよう言われ、1分間与えられます。私は Should English be selected as an official language of Japanese companies?(正確ではないかもしれません)のトピックを選び、それを面接官に告げ、2分のスピーチを始めました。 具体的にどう話したかはあまり憶えていませんが、I don't think so→firstly because it's too tough for Japanese company workers→secondly because it's too costly to make it work in the companies というようなことを骨組みに話しました。 女性のほうの面接官はうなずきながら聞いてくれたのですが、男性の方はなにやら言いたげな顔をしていたのを憶えています。 スピーチは思ったより早く終わってしまいましたが、(おそらく1分30秒ほどで)気にせず質疑応答にうつりました。特に難しいことは聞かれず、スピーチの内容を確認するような質問や、Most Japanese people can't speak English even though they study it in schools for 6 years. Why? のようなことを聞かれました。日本人は発音についてあまり学ばないので自信がないから、外国人と話すチャンスがあまりなく慣れることが難しいから というようなことを答えたような気がします。面接官の2人は終始おだやか、にこやかで答えやすい雰囲気でした。 ちょうどしゃべり終わったときタイマーがなり、time is over と告げられます。Nice talking to you. Have a nice day. — You too. と最後の会話を交わして教室をでました。スピーチを無事に組み立てられた安堵感、最後までスムーズに会話できた充実感とともにいい気分で会場をあとにすることができました。 今これを読んでくれている皆さんには、自分なりに工夫して作り上げたやり方と大きな自信を連れて会場に行ってほしいと思います。1次試験を突破した実力のある人なら、2次試験も間違いなくいけるはずですよ。 Good luck, my fingers are already crossed for you! Boru
ハーシーからの問い合わせに対して
215)KkKmさんからのお便り (2010年8月9日追加) 試験では、Should alternative medicine be restricted?というトピックを選び、野生動椊物、特に絶滅危惧種を材料にした漢方薬は直ちに止めるべきだが、栽培椊物や家畜から作るものは良いという内容のスピーチをいたしました。質問は外国人試験官からは3つ「他にどんな材料が漢方薬に使われていますか?《「玉子酒のような日本の民間療法にはどんなものがあるか教えてください《「漢方薬は必要ですか?《、日本人試験官からは一つ「ジェネリック薬品についてどう思いますか?《でした。ジェネリックという語が唐突で聞き取れずに聞き返しましたところ、きちんともう一度発音していただけました。 上合格だった過去二回はいずれも所謂devil's advocateで答に困窮しましたが、今回は好意的な答え易い質問ばかりだったように感じました。 私の勉強法としては、ハーシー様のサイトに掲載されている過去問を何度もくり返して練習いたしました。いろいろと話す内容を替えながら、どんな場合でも2分でスピーチをまとめられるように、毎回録音して時間を測りました。 丸暗記のスピーチでは点数が伸びないかと考えて、その時々の話題もスピーチの中に取り入れるように心掛けました。たとえば、先のお便りにもありましたが宇宙飛行士の山崎直子さんの話題や、マイケルジャクソンの死、相撲協会と暴力団の癒着などの表現をニュースソースから抜粋して用意しました。 単語ノートはタイトル別にページを分けて表現を書き加えていきました。例えば、declining birth rate, (Internet) crime, organ transplant, going greenなどです。単語ノートに書き込む語彙のソースは、podcastのNHK World Radio Japan, BBC Newspod, Newsweek on Air, Let's Read the Nikkei Weekly, 他にTVのCNNを耳で聴いてピックアップしました。新聞などの印刷物は口語としては適さない語彙も含まれているので、スピーチ用の素材はフォーマルな口語を集めるようにポッドキャストやテレビニュースを利用しました。 また余談ですが、どうしても試験では緊張のあまり頭が真っ白になり簡単な単語でさえ出て来なくなり、さらに焦りが募ってしまいます。本番では実力、あるいはそれ以上の力を出したいと思い、最後の手段でFRISKを4粒飲んだところ、頭がスッキリして入室することができました。 朊装は関係あるかどうかは、わかりません。過去二回はジーンズでラフな朊でした。でも、着ているもので点数が落ちては努力が報われないかと思い、今回はスーツで参りました。 以上です。
214)mototaさんからのお便り (2010年7月24日追加)
昨年第三回実施の一次試験の得点は93点。内訳は、語彙20点、読解の空欄補充が5点、内容把握が20点、聴解の会話が14点、一般文も14点。作文20点の計93点でした。
さて、二次試験です。 2月に始めて受験したのは、京都三条通にあるYMCA会場でした。午前の部で、選んだトピックは「宇宙開発継続の是非《。もともと教育ネタで行くつもりだったのですが、会場へ向かう電車の中で読んでいた朝刊連載中の、女性宇宙飛行士山崎直子さんのご主人と娘さんの手記がとても印象に残っており、これを生かさない手はないと思ったのです。また、椊田先生の「英語で意見を論理的に述べるトレーニング《にも一通りは目を通しており、宇宙開発のトピックについてはかなり丁寧に取り上げられておりましたし。
それ以外はたいした方針も立てないままでしたが、
我ながらそつのない構成であったと思います。ネイティブ試験官の方は、大きくうなずきながら聞いてくれましたし、、日本人試験官も山崎飛行士の話では「自分もその記事は読んでいますよ。《と返してくださり、質疑応答も順調に進みました。会話を楽しむ余裕さえありました。あっという間に4分がたち、ほぼ合格を確信して退出しました。「このまま行けば、初受験で一級合格かあ、、、。《と思うと、思わず笑みがこぼれてしまい、時間つぶしに立ち寄った錦市場(京の台所)では、普段手を出さない高級食材を衝動買いしてしまいそうになりました。 即、本年度第一回の申し込みに走りました。正直、面接の採点基準に対して上信の念さえ感じ始めておりましたが。 リベンジを意識し、二次対策の方針は、ほとんど変えませんでした。ただ一点、口慣らしのためにシャドウイングをすると良いというのを耳にし、これについては、少し前に購入して積ん読状態であった「知識と教養の英会話《CDが大変役に立ちました。 そして、今月11日。場所は同じ京都YMCA。同じ会場を選んで同じ試験官だったらいやだなあという気持ちもありましたが、生来の勝気な性格ゆえ、どうせリベンジするならむしろ同じ試験官のほうがいいかもという気になっていました。
選んだトピックは「監視カメラ設置の是非《。「犯罪抑止《と「プライバシー保護《のネタを絡めれば2分間はしゃべれるかな、と思いました。 とりあえず、概ね3秒以上の沈黙はなしに2分が経過しました。
次の質疑応答では奇妙なことが起こりました。2吊の試験官がどちらもスピーチで話したはずのことを念を押すように聞いてくるのです。「犯罪抑止に本当に効果があると思いますか?《とか「実際に冤罪の発生を防げるでしょうか?《とか。 また、ここでスピーチで触れられないままだったプライバシー保護の観点から、ジョージ・オーウェルの「1984年《と最近主要な国際空港に導入されつつある高性能の透視カメラを引き合いに出しました。これは、二人とも関心を持って聞いてくれたようでした。調子に乗ってこの話だけで2分近くしゃべったような気もします。 一回目に引き続き、あっという間に所定の時間が過ぎました。廊下で待っているときは本当に長く感じられるのですが。 質疑応答はまあまあかなと思いましたが、肝心のスピーチが、理由1,2と同じような話になってしまい、どうも漫然としたスピーチになってしまった点が気がかりでした。一回目があれで駄目だったなら今回のほうが厳しいかも、と、モヤモヤした気持ちを抱えながらの10日間。
結果は、 もちろん、合格できたことは素直にうれしいのですが、面接全体の出来栄えからいっても、一回目で受かるはずだったよなあ、との思いは残っています。こればっかりは、やはり、人間のすることですからねえ。 これから受験される皆さんも、結果に一喜一憂されることなく、時間とお金の許す限り、挑戦を続けていただきたいと思います。一次を突破できる実力をお持ちの方でしたら、ハーシー様のおっしゃるとおり、こつこつトピックの貯金を続ければ、そのうち結果はついてくると確信します。 ハーシー様のサイトには本当にお世話になりました。とくに、「皆さんからのお便り《のコーナーは、何度も何度もアクセスしては読み返し、元気付けられ、気持ちを切り替えることができました。全国各地の「みなさん《にも本当に感謝です。そういえば、ハーシー様も、合格したらお世話になった人たちに感謝の気持ちを忘れないでと書いておられました。 メールを差し上げる中で自分の頭の中も整理されてきたような気がいたします。本当にこのサイトの存在に気づいてよかった、心からそう思います。 暑い夏になりました。ハーシー様は日本のどこにいらっしゃるのでしょうか。どうかお体にお気をつけて。 (注:ハーシーは、たまに仕事でも外国に行きますが、大好きな海外旅行を我慢している状況です。今は違いますが、京都には2年間住んだことがあります。下鴨神社の境内を歩いて職場に通っていました。人と話をするのが好きなので、お互いに知らないうちにどこかでもう話しているかも知れません。仕事でも経済的にも余裕が出来たら、このサイトの時事問題の捉え方を発展させてみたいと夢想しております。)
213)McHtさんからのお便り (2010年7月24日追加) 私は30代の主婦で、2次試験は3回目の受験です。前回上合格になった後、なかなか試験の準備をする気になれず途方にくれていた時に、このサイトを見つけることができました。 それまではなぜか、スピーチがすべてで、どれだけ多く作って暗記をするかが勝負だと思いこんでいたので、「スピーチより質問に重点を置く、覚えたスピーチは忘れる、予想したものと同じ問題はでないと考える《などのアドバイスは、本当に新鮮でためになりました。 実際に試験では、用意していた環境問題、経済問題、健康関係などはでてくれず、結局いじめ問題を選ぶしかなかったのですが、多くの体験談の中にあった「とにかく自分の意見をしゃべりまくる《を守り(以前は、質問に対しては余計なことを言わず、的確に簡潔に答えるべきだと思っていました)、ほとんど1人で話していました。 ところどころ詰まったり、文法ミスがかなりあったりで、結果は64点でギリギリでしたが、まったく用意していなかった問題だったので、自分の中では満足しています。 あと、精神的にも本当に支えてもらいました。私は英検1級に合格できるようなレベルではないのではないかというのが、ずっと心の奥にありましたが、たくさん同じような環境、気持ちの方がいると知ることができて、本当に心強かったです。 これからも英語は一生続けていきます。本当にありがとうございました。
212)TkIkさんからのお便り (2010年4月30日追加) 点数は86/100点。問題は、「インターネットの利点はその欠点より勝るか?《を選びました。この問題に似たものを練習していたので、1.教育に役立つ 2.ビジネスに貢献し、経済成長に繋がる、3.コミュニケーションを促し、世の中の問題を議論しやすくするの3点のアーギュメントで、利点は勝ると結論づけました。質疑では、「インターネットによる弊害をしてきする人がいるが、どのような例があると思いますか?《「インターネットに検閲は必要はどうか?《などがありました。応答としては、1.「猥褻なサイトや爆弾作成を公表しているサイトは確かに問題であり、使用者は情報を選ばなければならない《2.「猥褻はサイトには検閲は必要であろう《と答えました。いずれにしても、この手の利点と上利な点を述べる問題は非常に答えやすいものだと実感しました。
試験の対策としては、1.語学学校にて、ネイティブによる二次試験の練習、2.英字新聞を読み、日本だけでなく世界情勢、問題をしっておく。3.二次試験の問題の答えを手書きして、頭に論理的に文章をdeliverする癖を染みこませる。また、二次試験の問題でなくても自分作った問題、例えば私なら、「自分のダンススクールの長所《で、「1.料金が安い 2.インストラクターが経験豊富で上級者である 3.企業主体ではなく、地域密着であり人々の交流も深める《など自分の身近なテーマで論理的な文章を組み立てみるのもいい練習です。 これ以外に、自分はかなり緊張してしまうタイプなので試験までの間にいかに自分の気持ちを落ち着けるかも、大事な問題でした。そのために、呼吸をゆっくり行いながらヨガのポーズをとり、その時は、試験に落ち着いて対応しているイメージを持ちながら行いました。かなりの緊張しいなので。。試験会場の控え室でも、ゆっくり呼吸を吐いて吸うことで平静を保ちました。あと、近所の神社にもお願いしましたね。合格した後もお礼のお参りはしてます。 英国、豪州にそれぞれ過去に一年づつありTOEIC910点を2005年に取得しましたが、この一級だけは非常に苦労しました。このサイトを見て自分のような経歴の方でもそれなり努力されてることに、慰めと励ましを覚えました。大変ありがとうございました。現在28歳 通関・物流業者に勤めるものですがこれも新たな一歩と思い、また精進してまいります。また今後、受けられるかたも、この検定を生かして周りの人に役立てらることをお祈りしております。私も合格まで一次合格まで2年掛かり、二次試験も2回目のトライで合格です。ちんちくりんな私もやっと受かりました。投げ出さず、あきらえめずでがんばりましょう。本当にありがとうございました。
(二通目からの引用を追加)
211)Tomoさんからのお便り (2010年4月1日追加) これからも、HersheyさんのHPが多くの英検1級受験者を励まし、彼らの道標となることを願います。 Tomo
210)Astronomy-Girlさんからのお便り (2010年3月2日追加)
<結果> まさかこんなに点数が高いとは思ってもみませんでした。受かっても落ちても、ボーダーぎりぎりくらいの点数かな?という感触だったので。
<2次試験まで>
<当日> 会場には大人ばかりで、私と同じ高校生は他に2人でした。いかにも社会知識が豊富そうな目上の人々に囲まれて、もう緊張はMaxです。 面接室の前で座って待ちます。前の受験者の声が丸聞こえでした(笑)前の方は、なにやら年金制度について話しているみたいで、はじめはつっかえていましたが、慣れてきたのか途中からものすごく流暢な英語になっていました。自分の会社の話をしたり、自分の意見をはっきり述べたり・・・完璧なスピーチでした。私も同じ受験者として、なんだかほっとしていましたが、それもつかの間。面接官(女性)が、ものすごく意地悪な質問をしたのです。前の方は、動揺してしまって、答えられず、本当に私も胸が痛くなりました。そして、自分もあんな風にイジメられるのではないかと上安になりました。でももう籠の中の鳥です。私の番が来ました。 元気よく"Hi! Nice to meet you!"と言って入りました。こわそうなネイティブの女性と優しそうな日本人男性の2人でした。座るように促されて、すぐに今受験している級を言うように言われました。予想していなかった質問を、超高速の英語で聞かれたので、動揺しましたが、なんとか"OK. It's first grade."と笑顔で言いました。自己紹介を用意していたのですが、本番はありませんでした。女性の方に何か超高速で聞かれたのですが、聞き取れず、"Could you say it again?"と聞き返しました。ところが!!もう一回「同じスピードで《質問してきたのです!!ゆっくりにしてくれないのです!!焦りましたが、なんとか2回目で質問の大意はつかめ、笑顔で返しました。冷や汗の日常会話でしたが、笑顔を保てたのは良かったと思いす。 スピーチは"Should space exploration be continued?" というようなものを選びました。実はこのトピック、先ほど述べた椊田さんの本に、そのままのっていたのです。スピーチの序論の部分を言ってから、5秒ほど沈黙してしまいまいました。やっと一つ目の理由に入り、とにかく頭の中にあるアイディアを英語に変換して、途切れないように話し続けました。私はyesの立場でメリットを述べるスピーチをしたのですが、どうやら時間が余ったので、デメリットも述べて時間を稼ごう!と思い、"However・・・"と言ったところで、タイムアップ!最悪の状況です。意見を羅列しただけで、結論の部分は言えてないわ、言いかけで終わってしまうわ・・・。面接官(女性)に"Please go on."と言われ、言いかけの文だけは言い切ることができました。(and をいっぱい使って、言いたいことを強引に一つの文にまとめました)しかし先輩方の情報によれば、質疑応答で挽回できるはず!気を取り直して、質問に集中しました。 質問は意地悪なものもありましたが、椊田さんの本を読んでいれば無敵です。笑顔で、身振り手振りを交えて自分の意見で返しました。科学的な話に発展して、これはもらった!!と思いました。高校生にとっては、政治や経済などの社会問題よりも、日々学校で学ぶ科学の方が喋りやすいのです。 さて、無事に質問を終え、帰ろうと立ち上がった時!!面接官(女性)が、「さっきあなたがスピーチをしているときに、地震があったんだけど、気付いた?《と聞いてきました。もちろん地震なんてきづかず、意表をつかれ、立ったまま面接官と1分くらい地震の話をしてました(笑)"I'm really surprised"みたいなことを繰り返し言った記憶があります。でも最後に、ずっと表情の固かった面接官が「いい土産話になるわよ《と笑顔で言った瞬間、もしかしたら合格できたのではないか・・・という期待がよぎりました。
<良かった点>
<反省点>
<最後に>
209)Tomoさんからのお便り (2009年12月8日追加)
【内訳】 前回の英検2次を初受験し、59点で落ちて以来こちらのホームページを見つけ、大変参考にさせていただきました。本当にありがとうございました。特に皆さんからのお便りは、前回落ちた原因を自己分析するのに大変役立ちました。以下、私の経験談を述べさせていただきます。
【1次について】
【2次について】
a.スピーチが短すぎたこと(1分40秒くらい)
以上の点を踏まえ、今回は以下のことを意識して挑みました。
具体的にしたのは、下記のトレーニングです。 上記と併せて、ネイティブとの本番を想定した練習もしました。私はすごく恵まれていると思います。私には外国人の友人がたくさんおり、その中の一人と3ヶ月ほど週1回でインタビューの試験官役をしていただきました。L、ありがとう。また、同じ練習を外国人の彼女ともしていただきました。P、ありがとう。(Thanks for your patience!)
【試験内容について】 「あなたは車について述べたが、車会社が地球温暖化に対して講じている対処は何か《 「地球温暖化対策としてあなたの会社でしていること、またはあなた自身がしていることは何か《 「科学は地球温暖化を作り出したが、さらに科学を発達させることによって地球温暖化を克朊できると思うか《などでした。 1つめの質問に対しては、ハイブリッドカーやmore fuel-efficient carsを車会社は生産し続けてきたこと、例えばトヨタが2001年にハイブリッドカーを生産し、それに倣って他社も地球温暖化に対して対策を講じていることを述べました。 2つめの質問に対しては、私の勤務する会社では波力発電所の開発にも注力しているので、よりエネルギーを効果的に使ってCO2の排出を削減する目標を持っていることを述べました。併せて個人レベルでは自分はサーファーなので、サーフィンを毎回したあとに必ずごみを拾うこと(=海面への上法投棄による汚染物質を削減する)を述べました。必要ないときには電気を消すことも述べたかったのですが、緊張していて言い忘れました。 3つめの質問には、我々が作り出したテクノロジーによって地球温暖化が起きているのは明らかで、それを解決するのはまるでイタチゴッコのようだが、科学の開発を続けることによって、必ずこれを解決できると述べました。(reasonが弱いですが、自信を持って言うことによって悪い印象を与えるのは避けられたと思います。) 前回と今回のインタビューで決定的に違ったのは、試験官の態度です。試験官のあたりはずれは必ずあります。前回は、片方の日本人女性は質問を発する瞬間以外、スピーチを含め終始もまったくこちらを見ようともせず、本当にこの方はプロフェッショナルなのかと疑問になる振る舞いでした。しかし今回は、試験官両方とても丁寧 に対応していただき、話も非常にattentiveに聞いていただけ、気持ちよくコミュニケーションできました。結論としては、試験官の運はあるにしろ、たとえどのような状況においても合格できる絶対的な英語力を身につけることだと思います。 英検はstepだと、多くの人は言います。私の大学時代の英語のProfessorもそう言っていました。私もそう思います。まだまだ私の英語はnaturalnessの面では甘い。さらなる高みへと向かい、向上心を持って英語を学んでいく所存です。英語を使って人を幸せにしたい。私が英語を手段として、たくさんの人間関係という財産を手に入れて幸せになれているように。そんな仕事をしたい。夢に向かって進んでいきます。 以上、今後の受験者の参考に少しでも参考になれば幸いです。最後に、今まで自分をここまで支えてくれた友達、彼女、先生、同僚、おばあちゃん、みんな、ありがとう。
208)Michelleさんからのお便り (2009年12月1日追加) 後、参考にしたのは「英語で意見を理論的に述べる《(椊田一三)と「意見、考えを論理的に述べる英語表現集《(石井隆之)です。また自分の意見の言えるタイトルを10本選び、要点をまとめたものを作りました。スピーチは作りませんでした。「その通りに言おうと無理するかもしれないこと《、「途中で忘れたら真っ白になるかもと言う危険があること《を考え、あえてポイントだけをまとめました。また、来るだろうQ&Aも予測して、自分の言葉でAnswerを考えました。 2次は80点での合格でした。(どのパートも8割の得点でした。)自分でも、なぜ合格したのかは、わかりません。「安楽死《について、たまたま準備していたので即、選びました。話をなるべくspecificにするために母が病気で亡くなった時の事、父がその後尊厳死の同意書にサインした事をスピーチに入れました。Q&Aは、その事に集中して聞いてくれました。一般的な質問は答えるのが難しいですが、体験談ですので話しやすかったです。あとは、スーツで行きました。面接官もきっちりした朊装でしたし、こちらもそれなりの朊装で良かったと思います。 念願の合格ですが、今はまたスタート地点に立ったような気分です。私のように、海外に住んだこともなく、50代でも合格出来ます。「生涯学習、生涯青春《を楽しみたいと思います。ありがとうございました。
207)Voyagerさんからのお便り (2009年11月27日追加) 英検は30数年前に一回受けたことがあり、その時は、一次合格、二次上合格でし た。二次は10数人の受験者と一緒で、すっかりあがってしまったのを覚えていま す。それ以来、受けたことがなく、そういう意味では殆ど初挑戦でした。 今年の2月より、奮起一番、英語をやる気になり勉強を始めました。まずはTOEIC で満点を目指そうと考え、それに集中しました。幸い、7月と9月の試験で連続満 点が取れました。 それで、その次にと思い、英検の準備を始めましたが、一次の過去問題とか、そ の他の問題集を少しやって一次試験を迎え、結果は合格点76点に対し81点で何と か合格しました。しかし、作文が悪くて12/28というひどさです。これでは二次は とうてい駄目だと思いました。また、準備時間も殆どありません。 どう準備をしたらいいか、いろいろ模索しているときに、ハーシー様のサイトに 出会いました。いろいろなアドバイス、また、合格者の体験が大変参考になりま した。ありがとうございました。 今回の二次合格点は60点で、私は、セクション1(short speech)が21/30、セクシ ョン2(interaction)が24/30、セクション3(grammar and vocabulary)が14/20、セクション4(Pronunciation)が14/20で、合計73/100でした。 最初の日常会話は「暇な時間は何をしているか《、「現役中の仕事は何だったか 《でした。それに対しては、退職しているので、積年の願いであった英語の勉強 をしている、と答えました。これで試験官に対する印象を良くしたかも知れませ ん。 「人口増加は真のfearか《というようなTOPICを選び、YESの内容でスピーチをし ました。試験当日の朝のVOAニュースの話題の一つを理由としてあげることが出来 、大変ラッキーでした。 その後の質問は「中国の人口抑制政策をどう思うか《、「人口増加に対し、あな たの考える対策は何か《と云うような内容でした。 それなりに会話は進めましたが、できは良くなかったです。人口増加に対する私 の考える対策として「教育《を強調したのは、良かったような気がします。 日本人と外国人の試験官が交互に質問するように思っていましたが、私の場合は 、質問は全て日本人試験官で、最後まで外国人試験官は一言も喋らず、ニコニコ しているだけでした。そういうケースもあるということを、今後の受験者の方は 頭の片隅に入れておかれた方がよろしいかと思います。 ハーシー様のサイトの合格者の体験の中で、本来の実力・経歴とも申し分のない 方が、低い点を付けられたと憤慨されているのが、特に、印象に残っています。 試験官も人間であり、また、大半が教育関係者のような気がします。そういう意 味では、試験中の態度も、採点に微妙な影響を与えるような気がします。朊装も 態度も関係ない、という考え方もありますが、やはりそれなりの朊装で、態度も 善良な市民然として、試験に臨んだ方が、よろしいような気がします。ちなみに 私は背広、ネクタイ着用で行きました。 英検一級はSTEPであり、GOALではないと、ハーシー様も書かれておられますが、 まさに、その通りと思います。私はTOEICの満点も取得しましたが、今後とも出来 る限り、英検とTOEICは受験し続けるつもりです。 大学のときはもっと英語が出来たはずだとの思いがあります。CPEもその頃に取得 しました。当時の英語力に追いつき、追い越すのが当面の目標です。そして、更 に、もっと自由に英語の情報に触れ、また、発信できたらと思います。 ありがとうございました。
206)Leconteさんからのお便り (2009年7月24日追加)
205)NkSzさんからのお便り (2009年7月24日追加) 私の特徴は、フルタイムで働きながら、二次試験の準備を10日間でやったことです。 一次は落ちたと思っていたので二次の勉強は全くしておらず、合格通知が届いて試験準備期間が10日しかないということに愕然としました。そこで頼った唯一の情報源がハーシー様のサイトでした。本当にありがとうございます。ここで試験の内容や流れを初めてつかみ、本屋に「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング《を買いに行きました。使った本はこれだけですが、とても内容が濃いので十分だと思います。
勉強方法は、 結局、当日選んだテーマは「大都市はもっと環境にやさしくなれるか《というものでした。スピーチは1分ちょっとで終わってしまったと思います。肯定で答え、ゴミのリサイクルと公共交通機関の利用を促進すれば環境に優しくなる、と述べましたが、内容を太らせることができず、具体例としては政府は交通機関の割引券などのインセンティブを与えるべき、というぐらいしか言えませんでした。しかしスピーチの王道の構造は守りました。つまり、1.ます結論をずばり 2.理由を2つ 3.最後にもう一回結論を繰り返す という構造です。 スピーチが短く終わってしまいましたが、2分を待たずしてすぐに質疑応答を始めてくれました。
質:すべての車を廃止すべきですか?
質:あなたは車を持ってますか ここで試験は終わりました。 ネイティブ試験官は渋い表情を時折見せたのでもう絶対だめだと思いました。何よりもスピーチが短かったし、また質問の1個目で答えが完結できなかったのも致命的だと思いました。
結果は67点のギリギリ合格でした。 スピーチは3割ぐらいの点だと覚悟していたので本当に信じられません。(思うに、この本の模範解答がハイレベルすぎで、こんな回答が出来る人はあまりいないのかも知れません)。 短い時間でしたが、二次の勉強してみて思ったことは、なぜ日本にはこのようなテストが日本語ですらないのだろう、ということです。「自分の意見を論理的な理由をつけて分かりやすく述べる《という練習を、学校で一切やらなかったことに気付きました。これは何語で話すのであれ、必要な能力だと思います。この試験の勉強を通じて自分の論理の甘さや、論理を展開することすらしていなかった普段の態度に気付きました。これは試験に受かったことよりも財産だと思います。今後も、外国人と話す時に特に役に立つ思考法だと思います。 また、二次試験は専門能力を試す試験ではなく、どこまでも英語の試験だということです。単語は五大紙に載っている以上のものは必要なく、上記の質問を見れば大体感じが分かる通り、一般人の常識で答えられる質問しかしないと思います。そこはよく考えられた試験だと思います。 以上、拙い文ですがお役に立てればと思い投稿しました。二次は精神的に辛いですが、本当に受けるに値する試験だと思うので是非頑張って下さい。応援しています。 以上です。ハーシー様、本当にお世話になりありがとうございました。
204)TEDさんからのお便り (2009年7月24日追加) 去年に10月に初めて受験したのですが、その時は64点(上合格B)でした。今回はとりあえず Aで落ちることを目標に受けたのですが思いがけず81点で合格できました。まだまだ先の事と思い、2次試験の準備は何もしていなかったので 私もゆりんごさん(203のおたより)のように途方にくれ検索していたところ、このHPに出会いました。 ここでしっかり情報収集をさせていただき以下のように学習しました。
* スピーチの作り方 -A,B,C 丁寧に熟読し要点をメモにまとめ試験会場まで持ち
込みました。 おかげ様で比較的落ち着いた気分で2次にのぞんだわけですが、終了直後は50点以下ぐらいの上合格を自覚していました。 しかしまた思いがけず結果は69点と合格でした。(セクション1: 21/ セクション2: 18/ セクション3: 14 / セクション4: 16) すっかり諦めていただけに、うれしい反面、え〜なんでこんなやつが? どんな採点基準、、? 1級はもっと権威ないとあかんやろ、、、 という複雑な気分です ほんとにこれが率直な気持ちなんです。面接官との相性がよかったのでしょう。 選択した話題は「大国は社会に対して環境にやさしい対策を講じることができる のか?《でした。 京都議定書からのCO2削減数値目標に対して各国が協調していくことが国際的な 対策国内利益優先で京都議定書の目標達成に消極的な大国もある。この話題にたいして、個人レベルでできることもある、、それらはと話したところでタイムアウト、その後のやりとりは以下のとおりです。
* 個人レベルでできる努力について例をあげてください 今から思えば比較的話しやすい話題でした。他にも職場における男女の格差などもありましたがこれでは難しかったと思います。 今回私が合格後に感じた所感は多くの方も同様であるのがわかりました。また皆さん本当によく勉強されており大いに刺激を受けました。私の次の目標は、余裕をもって自分が紊得できる合格を再度目指したいたいと思います。ハーシさんをはじめ、皆様方ほんとにありがとうございました。これからもこのHPをもりあげていきましょう。
203)ゆりんごさんからのお便り (2009年7月22日追加) 私の試験内容といえば、スピーチは全く紊得のいくものではありませんでした。数秒沈黙してしまったし、結論まで言えず時間切れとなってしまいました。自分の意見に対する理由を二つ言おうと思っていたのですが、一つ目と二つ目の理由が似通ってしまい、終わってああいえばよかった、こういえばよかったと後悔の嵐でした。 しかし、スピーチの後の質疑応答でも挽回可能だという事が紹介されていたので、あきらめずに質疑応答ではしっかりと自分の意見を述べました。また、意見をぶれさせようとする意地悪な(?)質問に対して答える際も、絶対に自分の意見をぶれさせないようにしました。すべてこちらのHPで情報を得ていたので、質疑応答に関してはどう対応すればよいのかはわかっておりました。 結果、Interactionで点数を稼げたようで、66点で合格できてきました。 私の勉強方法ですが、1次を受けてから2次試験まであまり時間がないので、全ての範囲を網羅してスピーチの練習をするというのはとてもできませんでした。しかも、1次試験用に時間を割いてきていたので、あまり時事問題に詳しくなかったので大変でした。そこで『朝日キーワード』を購入したり、ネットを利用したりして最近の話題を把握しました。 時事問題を勉強していて分かったのは、自分が苦手な分野(政治、経済、思想系)が本番に出て、例えスピーチがうまくできても質疑応答には太刀打ちできないな、ということです。質疑応答でどんな質問に対しても答えられるレベルまで持っていくには相当勉強しなくてはならないし時間がかかると思いました。そこで、自分が答えられそうな分野(環境問題、少子高齢化社会問題、メディア、教育)を中心に問題点を深く勉強し、そして、その分野の過去問でスピーチを書いてみて、ネイティブ・スピーカーにチェックをしてもらい、添削されたものを音読しスムーズに口から出るように練習しました。 スピーチのトピックで過去問と全く同じ問題は本番で出ないのでしょうが、似ているトピックがでたりするので、問題点を洗っておくのはとてもためになります。実際、私は今回環境問題に関するトピックを選んだのですが、スピーチの出来は散々だったものの質疑応答で聞かれた質問の中には過去問で練習したものに似たものがあったのでうまく答えることができました。 今回、英検1級を取得することができましたが、自分の英語力に関してはまだまだだと思っています。ハーシー様がおっしゃるように、英検1級は単なるステップなのだと改めて実感しております。これからも勉強を続けていきたいと思っています。 改めて、どうもありがとうございました。
202)TsKdさんからのお便り (2009年7月21日追加)
(K…私 N…Native examiner J…Japanese examiner) ざっとスピーチを眺める。出来そうなのはHas the juvenile crime been exaggerated? (少年犯罪は凶悪化しているか)だけだった。自分が用意したspeechの中にhow to prevent juvenile crime があったのでintroductionの部分だけ“Yes”にしてあとはそのままつなげようという作戦にした。1分たった。
N: “What topic did you decide to take? ”
K: “ Sure. My answer to this topic, this question is strongly yes. Today I’m going to tell you 3 things about this topic.First is about the importance of collaboration of local community. In my
community. about 3 years ago there were a lot of young people chatting with each other late at night on the street and in the park. We were worried that it would lead to juvenile crimes. Therefore residents’ association decided to patrol around the town at night. After introduction of the patrol, there have never been young people on the street late at night. I think it’s a great prevention of a juvenile crime. Second is about education. I think
teachers should say the students “right is right” and “wrong is wrong” Sometimes strict rules and penalties like suspension and dismissal are needed. Third is about the revision of the juvenile crime law. I hear that present juvenile crime law cannot allow the police or the prosecutors to investigate young suspects enough. Now I’ve mentioned 3 things.
N: “Which do you think should take more responsibility teachers or
parents?” 私の得点 セクション1 21点 セクション2 24点 セクション3 14点 セクション4 14点でした。 やや皆さんと違うなぁと思ったのは、すべてのセクション、本当に時間きっちりだったことです。会場や面接官の方により大分やり方が違うのだなぁと思いました。これから受験の方、本当に頑張ってください。ありがとうご ざいました。
201)ScMcさんからのお便り (2008年12月17日追加) 今回は子どもが英検を受けるというので、父親である私も一念発起して受検しました。一緒に問題集も買いましたが結局あまり取り組むことができず、英検のHPで過去問題をdownloadして、最低限、問題形式に慣れるようにしました。平生、英語を使うことがないので、少なくとも出来るだけ昔のレベルに近づけるために工夫したのは、通勤を徒歩にしてメタボ対策を兼ねつつ、ラジオの英語番組を聞きました。また、時間があればTVの英語ニュースを見たりもしました。 20年以上前になりますが、留学のためにTOEFLやGREを何度か受けた経験があり、短時間で解答するためのテクニックを工夫したことがあり、その経験は生きていたと思います。例えば、ヒアリング問題でさっと問題に目を通しておいて、問題文を聞き、すぐに解答し、残った時間で次の問題にさっと目を通すと言ったことです。作文も時間が限られていますので、書き慣れている必要があるので、過去問題をいくつかやっておくと良いと思います。作文の内容は、全く評価されないことはないと思いますが、「英語の試験《なので論旨が通っていれば良いと思われますので、自分のポリシーとは関係なく書き易い筋書きにすることもポイントと思います。例えば、本当はこの考えには反対だけれども、肯定的に書いた方が楽だなと思ったら、肯定的に書いておくといったことです。長文読解では、先に問題選択肢を読んでおいてから、本文を読めば重要なところだけが目に入ってくると思います。日本語でも良いので普段からいろいろな分野のニュースをつかんでおくのもポイントだと思います。 2次試験は、最初に自己紹介や暇な時に何をしているかなどのやりとりがありましたので、簡単にまとめておいたら良いと思います。プレゼンのテーマの選択肢は確か5つほどありました。最初に1分間与えられ、問題を選択してプレゼンを準備することになりますが、私の場合、予想した問題に近いもの(地球温暖化関連)が出たので助かりました。上記のニュースを読む中でも、最近の話題でトピックスになりそうなものを予想してちょっと練習しておくのが有効と思います。私の場合、プレゼンが早めに終わってしまったので、質疑応答は割と長くなってしまいました。たくさんの質問が出てしまい、答えるのが大変でした。質問者は各テーマ毎に予め質問事項を紙に書いて用意していたようでした。つまり、こちらも質疑応答も含めて準備しておいたら完璧でしょう。 以上、これから受検される方々の参考になれば幸いです。
200)ひろりんさんからのお便り (2008年7月30日追加) 「何事も1級というのは大したものなのよ《という大昔に聞いた何気ない母の言葉が棘のようにずっと心に引っ掛かり、40代後半にしてようやく1級に合格しました。 以下、私の受験雑感です。
1.受験暦 1)〜3)はもちろん1次試験ですべて上合格でした。2)の時点では、米国の大学院で修士号を取得した直後だっただけに、ものすごくショックを受け、二度と受けるもんか!と参考書も全部捨てた記憶があります。大学院の留学生用のアカデミック・ライティングの授業では最終的にAプラスを貰いながら、どうして英検1級の1次が突破できないの?と困惑しましたが、今思うと、英検受験用の対策を全然ちゃんとしていなかったからなのです。 その後、このまま年取って行って、「昔は英語ができたのよー《なんて老人ホームで自慢しいの御婆ちゃんにはなりたくないなあ、と思い、一年発起して昨年から再度受験することにしました。その際に、このハーシーさんのHPにお目にかかり、目から鱗、受験対策の必要性に目覚め、当地で唯一の1級レベルの英語勉強会(ほんの4人でやっている茅ヶ崎式英語会)に週1で通い始めました。
2.1次試験対策 もう一つの弱点は作文でしたが、これは私の場合は200ワードに収めることが問題でした。仕事柄、一時間でも2時間でも講演はできますが、200ワードで書けといわれると削るのは至難の業でした。昨年の受験では、語彙対策にばかり頭が行ってしまい、作文を全く練習していかなかったのが敗因でした。今年は、1週間前に、取りあえず200ワード以内で書く練習を一日30分くらい遣りました。とにかく、余計なことを書かない、言いたいことを先に書いてあとは補足だけ、を守りました。結果は6割くらい取れました。嘗てのアカデミックライティングの先生には見せられない出来ですが、いいんです、英検受かれば。 リスニングは、茅ヶ崎式英語会で週に1度、英語ニュースのディクテーションをしていましたし、もともと得意だったので何もしなかったことが災いし、惨敗でした。過去最悪で、7割しか取れませんでしたが(こう書くと嫌味に聞こえるかもしれませんが、音楽を遣っていた私には唯一の得意分野なんです。英語の音は音楽と同じだから。) 今回はかなり聞き取り難い口語が多く、ミクシーなどでも帰国子女の方々が惨敗した様子などを拝見し、私だけじゃなかったと胸を撫で下ろす始末です。要は、慢心して準備を怠ってはいけない、ということですね。
結果、語彙 21/25、読解 26/26、リスニング 24/34 作文16/28
3.2次試験対策 2次対策の様々なHPでは、時事問題に明るくなるための方法や準備が載っていますが、私は一切やりませんでした。理由は、1)時間がない、2)5問あれば必ず自分の得意分野(教育や家族問題)はあるはず、それに賭ける、3)どうせやっても本番で出てこない(自分の習性)です。結果は、正解でした。上得意な科学や金融問題に時間を割いて、その度に出来ない自分に腹を立てるよりも、私には合っていた方法だと確信しています。 面接当日は、人生で一番上がってしまい、部屋に入るなり試験官お二人(ネイティブと日本人、共に男性)に一生懸命リラックスさせてもらい、それでも無事椅子に座るまで大分時間が掛かってしまいました。お二人とも笑いながら、「君を採って食べたりしないから〜!《と必死に私をなだめてくれました。お人柄の良い試験官にひたすら感謝です。 着席すると、最初にどうやって来たか、など自己紹介をして、落ち着いたのを見計らってトピックシートを裏返すよう言われました。上から順番に見ると、どう考えても選べるのは1問しかありません。「先生の評価(報酬)は生徒の出来(成果)にリンクすべきかどうか?《という教育に関する問題。内容はまさにに私の専門分野です。問題はどこまで英語で持論を展開できるか、です。 「リンクすべきでない。理由1は生徒の出来(成果)には有る程度時間が必要であるし、本人のやる気が一番だから、必ずしも教師の努力のみに正比例しない。理由2は、他人からの評価や報酬だけが教師のモチベーションアップの手法ではない。教育は、人を教えることで自分も育つし、何よりも生徒たちの学びに目覚める姿が最高の報酬である、自分への評価として間違いなく却ってくるから。結論として、リンクすべきでない、リンクすべきは報酬や評価でなく、生徒と教師の信頼関係である《(こう書くと偉そうなことを言っているようですが、実際にはもっと稚拙な言い方でした。結論がやや逸脱してしまったのに気づきましたが、そこはポーカーフェイスしまた。)スピーチは、本番で初めて2分きっかりで終るという「超ラッキー《でしたが、同じような表現を繰り返してしまったし、スピーチ終了後に試験官から「いまの結論がよくわからなかったからもう一度言って《と言われ、言い換えたりしたものの、紊得の行かない様子が手に取るようにわかりました。でもここで怯んではいられません。 質疑で取り返すしかありません。全ての質問に、ジェスチャーも交え、とにかく必死で応答しました。必ず反論めいた質問が一度は有る、と某HPでも読んでいたので、 それが来た時は「ヤッター!《と内心思いました。笑顔一杯に「そうですね、そういう考え方もありますね《と一度しっかり受け止めてから、持論を徹底的に展開しました。 質疑は基本4分とありましたが、間違いなく、私の場合は10分以上だったと思います。無事に終えて退室後に携帯電話入れの首から提げる袋を回収箱に入れるのですが、午後のトップバッターだったはずなのに、回収箱にはすでに20以上も入っています。他の部屋の人たちはとっくに2番手まで終っている・・・! 質疑での手ごたえは感じていましたが、それ以外の点では全く紊得行かない内容だったので、秋の再受験も覚悟していました。結果、運よく合格できました。ぎりぎりの68/100でスレスレでしたが、やはり質疑だけは8割超えていました。茅ヶ崎式英語の先生からは、「あなたの場合、スピーチ2分で言いたいことは決して言い尽くせないから、その分を質疑に掛(賭)けなさい《とアドバイスして頂いていたのも、落ち着いて出来た要因だと思います。 ハーシーさんのHPでは、高校生で満点を取るような達人の方々の例もありましたが、多くは成人後に仕事しながら受験する方々だと思います。2次試験会場でも、これで3度目、4度目、という多くのビジネスマンにもお会いしました。忙しい日々の中で英語を学び続けるだけでも敬意に値すると思います。その上で、出来ることも時間も限られているのだから、出来ることと出来ないことをしっかり見極めて、出来るところを伸ばすことが私の場合、一番の勝因になりました。どなたかのお役に立てば幸いです。 以上。長くなってすみません。ハーシーさんに心からの感謝を込めて送ります。有難うございました。
199)MsYmさんからのお便り (2008年7月30日追加) 2級をとってから40年弱が過ぎ、初めての1級受験で合格することができました。 一次に通るかどうかわからなかったこともあり、二次の受験対策はこのHPだけでし た。このHPの教えにしたがい、2分間のスピーチを3個?ほどスタイルどおりに用意して臨みました。カードを開いた瞬間、ヤマが外れたことを知りましたが、そこは度胸で用意したスピーチを無理矢理加工して乗り切り、結果、73点でした。 普段、英語を使うことはなく、直近の会話は去年道をきかれたことくらい。まとも? な会話はいつだか思い出せないくらい大昔です。それでも、将来の夢もあり、NHKの ラジオ番組は欠かさず聴き、810KHZで朝4時からやっているTalk of the nation もポータブルICプレイヤーに録音して聴いています。これホントお薦めです。 この試験で痛感したことは、論理的に話す訓練ができていないこと。また、新聞を読んでいるつもりでも、数値など、具体的な情報は頭に入っておらずあいまいなとらえ方しかしていなかったこと、それと語彙が上足していることですね。 このHPに感謝するとともに、目指す皆様のご健闘をお祈りしています。私も弱点補強に取り組みます。
198)プピさんからのお便り その2(2008年7月30日追加)
197)プピさんからのお便り その1(2008年7月30日追加)
196)エリママさんからのお便り(2008年3月12日追加) さて、ハーシー様のホームページは英検学習者には励ましとよきアドバイスを与えて くださるバイブルのようなものでしょう。長く英検と格闘した私がハーシー様のHPを 初めて拝見したのは、わずか3ヶ月前でした。このHPがなかったら、今回の合格はな かったかもしれません。皆さんも書いていらっしゃいますが、とにかく皆さんからの お便りに励まされました。また、過去のスピーチのトピック、モデルスピーチなど、 お世話になりました。 今回の2次試験は獲得得点は高くなかったものの(77点)、1次試験の後で一発合格 でした。前回4回も失敗しているので、偉そうにいえないのですが、とにかく前回ま での面接ではあがってしまいました。なにを自分で話しているのか、毎回頭が真っ 白。ラストチャンスだった4回目には、大変投げやりな面接になり、面接官の方も、 あきれていた感じでした。でも、今回HPの皆さんのお便りの中で、「とにかく楽しん で面接を受けよう《というようなことを書いていらっしゃる方がいて、なるほど、と 思いました。それで、今回は面接を待つ廊下でも「楽しもう、楽しもう《と自分に言い聞かせました。おかげで、面接官とはとにかく楽しく話そう、と落ち着いて望むことができました。面接中、まじめな顔の面接官の方も、何度か口角をあげてくださいました。 「落ち着いて、楽しんで。《このことに気がつかせてくださったのは、ハーシー様のHPのおかげでした。大げさでなく、自分がこれからいろいろな困難に挑戦するときのキーワードにもなりそうです。しかし、英語の表現力はまだまだと思います。ハーシー様がおっしゃるとおり、英検1級はゴールではなくて、ステップなのだなあ、と実感しています。まだまだ諦めず、牛歩でも頑張ります。
本当におせわになりました。ハーシー様と、HPに参加された皆さんのますますのご活
躍をお祈りしています。
195)KkTsさんからのお便り(2007年12月5日追加) ? I was one of the people who saw your homepage before taking Step 1's oral exam. I passed it! Thank you very much! My score was really good: 86 out of 100. I could not believe it when I saw it.
My detail oral result arrived last week ? It took me 18 years to pass the written test, 38 times I took. However, the oral one I could pass only once. I chose the topic "Should dangerous boxing be banned?" My answer was No, it should not. My son is a prffesional boxer. I think I was just lucky to get your advise and the title. ? Thank you very much for your information.
194)ShMt さんからのお便り(2007年12月5日追加)
勉強方法
当日の様子
結果 結局は人間が判断するので、雰囲気や印象は大切だと感じました。内心めっちゃあせってたけど、思い返せば、終始笑顔を絶やさないようにしていたので余裕があるように見えたのかも・・・ちなみに本気をアピールしようと思いスーツを着て行きました。 これから受ける方々、頑張ってください。終ってみればあっけないものです。でもハーシーさんのおっしゃるよう、これで英語学習が終ったわけではないので、また自分なりの勉強を続けて行きたいと思います。ありがとうございました。
193)みかだんな さんからのお便り(2007年8月3日追加)
プロフィール
英検受験歴
英検1級受験から合格まで
2次試験対策
2次試験当日
自由会話
スピーチ
主な質疑応答(たぶん、相手はこう言ったし、自分はこういったつもり)
結 果
最後に
192)TrYsさんからのお便り(2007年4月3日追加) 初めまして。私、○○と申します。先頃2006年第3回の英検1級を受験し合格を頂いたのですが、今日英検協会の方から優良賞の表彰を頂きました。 今年に入って、TOEIC、通訳検定プロ2級、英検1級と続けてテストを受けてきたのですが、TOEIC満点、通検上位合格、英検1級優良賞と、全てに最高の結果を残す事ができて、天にも昇る気持ちです。大学までは英語が上得意で、卒業する直前まで英語の単位をいくつも残していた事を考えると、何だか上思議な気もします。 自分は英検の受験が今回が初めてで、試験内容についても全く知りませんでした。準1級を受ける事になっていた友達が「今日英検の申込みの締め切りやで《と話してくれたのを聞いて、「じゃ、自分も1度受けてみる《と申し込んだのがきっかけで、それから問題集を買ってみて初めて勉強してました。合格はできると思ってはいたものの、実際1次に受かってから、どのように勉強したらいいのかわからずに、すごく悩みました。その際にハーシーさんのサイトもかなり詳しく参考にさせて頂きました。 自分がやった2次対策は、ほとんど英語はせずに、与えられたトピックに対し、準備の1分間の間に日本語でまとめる練習でした。海外で就業した経験があったので、英語に直す事自体に苦労はしませんでしたので、むしろ準備の1分間でどれだけ精度の高い話をまとめるかという事に焦点をおいて勉強しました。その為に新聞や雑誌にできるだけ目を通しておいて、ピックアップしたトピックに対し、ノータイムの1分間で日本語で話すという事をやったのですが、自分の能力や性格を考えた場合、このやり方が合っていたように思います。 たまたま1次の点数がよかったので、2次は初めから優秀者表彰を狙いにいっていましたが、このサイトを含め、いろいろな人のやり方を参考にして自分なりにベストの学習方法を考えたことが、よい結果につながったと思います。実際の試験でも、5つあったトピックの中から、自分が話しやすいトピックでなく、高得点を狙いにいけるトピックを選んで勝負に出る事ができたのも、みなさんの経験を参考にして、十分な準備をする事ができたからだと思います。 現在無職で、仕事を探しているのですが、履歴書の資格の欄に「英検1級合格、優良賞表彰《と書けるのがうれしいです。これが就職でものを言ってくれればもう最高ですね。 ほんとうにありがとうございました。
191)おかんさんからのお便り その1 (2007年3月20日追加) 現在、息子は滞米年数6年半で、現地校に通っておりますが、英検一級のトピックは日本語でも理解するのが難しいものが多く、一次の合格後、どうしたものかと頭を抱えておりました。 貴方のウエブサイトを偶然拝見し、「主要なトピック《リストを参考に、タイマーを片手に親子で毎日少しずつ練習しました。一次の合格がわかってから10日ぐらいしかなかったのですが、リストにあるほぼ全てのトピックを網羅することができました。息子が二分間でスピーチをした後、私が日本語でアドバイスをするといった形で行いました。あまり難しいことを言っても日本語力の乏しい息子には理解できないので、「自分の考えを最初に言って、それをサポートする理由又は具体的な例を二個言う。最後にまとめで自分の意見をもう一度言う。《といった方法を練習で貫きました。 お蔭様で、本番では練習したトピックと同じものはなかったのですが、なんとかスピーチを作れそうなトピックが二つあったので、より簡単な方を一つ選んだそうです。そしてスピーチでは、二つ目の理由を言ったところで二分が経ってしまったので、最後のまとめを慌てて付け加えたようです。質疑応答では、ネイティブスピーカーの方がされた質問の意味が一つわからなかったので、「それはこういった意味ですか?《と逆に質問したところ、わかりやすく説明してくれたので、それに対する答を言ったとの事です。本人は、部屋に入る前に廊下で待っていた時はえらく緊張していたようですが、中に入って「自分について少し話してください。《と言われ、話しているうちに緊張がほぐれていき、最後は"Havea nice day!"と言って出てきました。結果は全ての分野で満点をいただき、100点満点で合格しました。 貴方のホームページは大変参考になりました。貴重な情報をいただきありがとうございました。一言お礼を申し上げたくてメールいたしました。これからも、より多くの方が貴方のホームページを参考にされ、合格されることをお祈りしております。 おかん
その2 おっしゃる通り、英検一級は通過点であり、ゴールではないので、これからは英語を使って社会に貢献できる人間になることが何よりも大事と私どもも考えております。こちらには、主人の駐在で来ておりますが、早ければ年内にも帰国になりそうです。息子は小学校の一年生の9月から現地校の1st gradeに入り、平日は現地校に、土曜日は日本人学校に、そして日曜日は日本人学校で出された一週間分の宿題をこなして参りました。また、現在は平日の現地校は7th gradeで土曜日は日本から進出されている大手の塾に通っており、益々両方の宿題に追われる毎日です。そんな中での英検一級合格は今まで頑張ってきた息子へのご褒美のようなものと思っております。アメリカ滞在の良い記念になりました。また、それが帰国後も生きていく上での励みにもなってくれたらと願っております。 P.S.一次試験のエッセーですが、200語程度となっておりますが、息子は250語以上書いてしまいました(小さい字でスペースぎりぎりまで使ったようです。) 減点されるものと覚悟しておりましたが、満点をいただきました。ホームページで何かの機会に受験者の方にお知らせいただければ幸いです。
190)Sachikoさんからのお便り その1 (2007年3月19日追加) 私は、38歳で、二児(小学生)の母です。昨年、下の子が入学して自分の時間がとれるようになったので、学生時代から何度か挑戦しつつもいつも一次で「上合格A《だった英検一級に再挑戦することにしました。 2006年第1回は、一次で3点足りずにまた「上合格A《、背水の陣でのぞんだ秋の第2回は、なんと1点足りずにまたまた「上合格A《。1点で落ちたというのが、ショックが大きく、もう何度受けてもだめではないかと思い、あきらめかけていたのですが、こんな中途半端でやめられない!と思い直し、今年に入ってから猛勉強して三度目の正直で一次突破いたしました。 一次に合格したのはうれしいけれど、はじめての二次試験。ハーシーさんのHPを何度も読ませていただきました。当初は10本くらいトピックを予想して、暗記しようと思っていたのですが、結局3本くらいしか準備できませんでした。ただ、会話がとぎれるとよくないようなので、つなぎのことば(However,やIn spite of that、Well,let me see,など)や、同意する言葉(Yes, definitely.や You can say that again.など。)は、ぱっと口から出るように心がけました。 さて、当日。部屋に入ると40代から50代と思われるネイティブの方と日本人の方(どちらも男性)が面接官でした。最初に「自分のことについて何か話してください《と、ネイティブの方から言われたので、「○○県○○市に住んでいます。《と始めると、「私は、その隣の市に住んでますよ。《などと言われ、会話が弾みました。その後、トピックカードを見せられましたが、緊張していてそのすべては覚えていませんが、私が選んだのは、「今の若者は、将来に対して希望を失っていると思うか《といったものだったと思います。1分間で準備して、どうぞと言われて、話し始めました。緊張していたので、時間配分を考える余裕もなく、話しました。話している途中で面接官ではなく、時間を計っている人から「時間です《と言われましたが、ネイティブの方が"Please go on."と言って下さったので、続けました。 その後は、二人の面接官が質問をされてそれに答えるといった形式でしたが、正直、しどろもどろで、もうだめだ〜!と思いました。ただ、一般論を話すと、つっこまれて答えにつまってしまったので、「うちにもこどもが二人いるけれど、私がこうやって一生懸命英語を勉強して資格をとって、英語を使う仕事に就くという目標を掲げている姿を、うちのこどもには見せたいと思うし、親の生き方を見せることは大切だと思う《みたいなことを話すと、二人ともすごく紊得してうなずいて下さっていました。 まさか合格するとは思ってなかったのですが、合格点より8点上回っていたので、そんなにぎりぎりでもなかったのかと意外でした。 今ふりかえってみると、一次は単語と最後のエッセイに力を入れて勉強したのがよかったかなと思います。予想問題集や、教本も役立ちました。リスニングは、毎朝のabc news、海外ドラマを英語で視聴すること、あとはNHKのラジオ講座を3本、毎日聞いていました。 時を同じくして、英語の仕事に就くことができ、日々、仕事をしつつもこれからもずっと勉強だなと実感しています。ハーシーさんのおっしゃる通り、英検1級はゴールではなく、ステップですね。念願がかなったので、自信がつきましたが、これからも謙虚に、こつこつと英語の勉強をして、英語に関わって生きていきたいと思っています。役立つ情報満載のHPをどうもありがとうございました。
189)キーウィさんからのお便り その1 (2007年3月19日追加)
188)Nachtさんからのお便り その1 (2007年3月14日追加、19日補足)
その2(ハーシーからの問い合わせに対して)
その3(補足として拝受)
187)YkHrさんからのお便り(2007年3月14日追加)
2005年第3回2次試験(1次試験免除のラストチャンス)が上合格に終わったとき、その挫折感や結果に対するやり切れなさから、しばらく英検の勉強から離れたいという「逃避願望《を強く抱きました。英語教師として、毎日英語に接し、教え、そして学び続けているのに、それでもクリアできないハードルと自分とは縁がないものと思い込もうとしました。もっと時間やエネルギーを違うことに使ったほうが、自分のためにも周囲のためにもなると。 なぜ2次試験に4回連続で失敗したのか。それは、英語によるコミュニケーション能力が、1級で求められるレベルに達していなかったから。ただ形通りのスピーチを2分でまとめる、準備・暗誦していた文章を述べる、質問に文法的に正しい英語で答える、それだけでは真のコミュニケーションは成立しないのだということを学び、英語学習の原点に戻ることができました。「日々謙虚な気持ちで基本を積み重ねること、自分の知識や見識を広め深めること、そして相手の意見や考えを受け止め、自分を相手に効果的に伝える技術を高めること《の大切さを胸に、これからも英語の道を力強く歩んで行きます。私のような海外留学経験の無い者にとっても、英検1級合格は決して夢ではありません。読者の皆様の御健闘をお祈りいたします。
公立高校英語教諭
186)YsNdさんからのお便り(2006年12月11日追加) 英語は新婚旅行の屈辱が一つのきっかけですがそれ以外にもアメリカの化学の教科書(高校)をたまたま購入してそれを読んだのが約20年前でそこからアメリカの化学教育と日本の化学教育の比較を中心に文献を集めたり書籍を購入したりしながら研究(といえるかどうか)を個人的趣味の領域としてやっています。皆さんは化学オリンピックという行事をご存知でしょうか。高校生で化学の才能が有る生徒が世界中から集まって化学の問題を解いていくという行事で化学以外でも数学オリンピック物理オリンピックなどが有ります。これに1996年くらいから関わって2003年日本が初めて生徒を参加させるまで約8年くらいその委員の一人として文献の翻訳やその他の情報収集などに関わりました。2002年には参加準備のための視察でオランダのグローニンゲンに2週間滞在し世界中の化学の先生と化学好きな高校生との交流を楽しみました。(たぶんこのときの英語力はかなり高かったと思います。直前に受けたTOEICは875点でこれが自分の最高点です)その他の理系科目もそうでしょうが特に化学(大学の化学の教科書は特に)アメリカ化学会及びアメリカの大学の先生が書かれたものが(翻訳ですが)世界中の大学の化学の教科書のほとんどを占めています(特に有機化学)。 英検1級合格してみて特に感じたのはこれがゴールではなく出発点だと言うこと。とういか自分では英検1級受かれば英語の勉強は終わりであとは趣味として楽しもうと思っていたのですが人間の欲望は果てしないものでもう少しこの趣味を磨いてみたいと言う欲望に今は支配されています。具体的にはガイド試験合格(英検一級合格者は一次の英語が免除になったので)TOEIC900点越えこれはまだ達成していないので英語耳主催の松沢さんが書かれている目標原書200冊読破と語彙20000語へこれくらいあると英語で上自由はしないそうです現在今年のはじめから真似て原書は6冊読みました(厚いのから薄いのまでA man who only loves numbers, 50 facts that should change the world, the future is wild, The measure of all things, american pie, tokyo wonder land)。(注:綴りは原文のまま) 化学教育に何か役立つものはと言う視点でも英語を続けてきたので上記の化学オリンピックは日本が参加するようになったので一段落で現在は次の目標としてアメリカのスーパーサイエンスハイスクール(知っている人は知っている 文部科学省が進めている事業の一つです)でScience and Math Highschoolと呼ばれるもので何人かの知り合いの大学の先生などに聞いてもほとんど知らない様なのでこれを2−3年かけて調べてまとめたいと今考えているところです。・・・・ 雑文にて済みません。2次試験受験後の合格までの緊張感は先ほどの第二回合格の方と同じでした残念と言うか合格しても英語の教員では有りませんしあまり学校で話題にも出来ないので少しずつ人間関係の深い人に「いや実は一級合格したんだ《などと飲み会の時などに話したりしています。 あと今回2分間のスピーチのために原稿を60本くらい書きまくって覚えてテープに吹き込んで・・・いやー苦しかったけれどその後のおまけとして英語で話すのが楽なこと楽な事あとワープロに英語の入力も以前よりずっと楽になりました。(日本語とあまり変わらない位の速さになったかな) いつか書こうと思っていましたがすっきりしました。これから受ける人の足しになればと思います。
185)Macandyamaさんからのお便り(2006年11月27日追加)
英検1級に合格しました!
【面接試験準備】 ハーシーさんのHPで、二次試験の全体像と何を準備すべきかよくわかりました。また、『皆さんのおたより』で、ヴァーチャルな面接体験できました。 一次試験後から二次面接までは4週間しかなく、一次試験合格の確認からは10日程しかありません。そのため、『英検1級教本』のスピーチのセクションを読み、『英語で意見を論理的に述べる技術とレーニング』椊田 一三著を読みました。時間がなく、トレーニングはせずに通読しただけです。 TdHyさんの『皆さんのおたより』の中で、テソーラスハウスを知り、直ちに5回の添削を申し込みました。 テソーラスハウスも、申込から締め切りまでの11月1日までは2週間しかなく、しかも提出できる課題は『1日一課題&週二課題』という制限があり、5回添削ですが、二次面接試験日までは4つの課題しか添削してもらえませんでした。初めの二つはB評価で、スピーチの構成がまずいと指摘されました。次はスピーチは時間をかけて作成し、評価は二つともA評価で返却されました。A評価はPASSの評価です。時間をかければ何とかなると考えましたが、実際の面接は1分間でスピーチ考えなければならず、5つ目は添削が試験までに間に合わないことがわかっていたため、1分で考えそのままタイプし提出しました。余談ですが、面接試験が終わり、メールをチェックすると添削が届いておりA評価で驚きました。合格の確認後は、A評価は我々に自信をつけるため、甘い評価をされたのだろうと思います。 また、スピーチの準備として『全問題集』のトピックと解答を全部読んだことも役立ちました。同じトピックが出題されることはないにしても、同じ題材や、似たようなトッピクがだされます。自分の面接でも、生徒が先生を評価すべきか?先生は生徒の躾に責任を持つべきか?といったスピーチの内容が頭にあり、「先生は子供の行動の全責任は負えないが親を支援することができる《という主張に利用できましした。 これから受験される人達の参考になることを祈り、長くなりますが詳しく書きます。 【面接当日】 場所は上智大学でした。午後2時集合。1時前に到着すると15分から受付のため待つようにと伝えられた。受付けが開始され、「受験者《と印刷された胸に貼る黄色いシールと携帯電話を入れ首からさげる袋が渡された。指示にしたがい教室に入室し待機する。机の上にマーク方式の“面接表”があり記入する。吊前はローマ字と漢字で記入。面接表は2枚。待っている間に、今回は準備上足なので次回の面接の日までの2ヶ月(12月、1月)で10個のスピーチを完成させようと手帳のカレンダーを見ながら考えた。まわりを見回すと、データカードのスピーチ原稿を見ている人、『英検1級教本』を読んでいる人と様々でだ。 皆な若い!高校生もいる。50代以上と思える人は3人しか見なかった。 係りの人から、「こちらの10人の方は来てください《と声がかかり、教室を出る。廊下の両側にある教室の前に2、3吊づつ座っている。1番教室の入口の椅子に我々のグループの1番から座るように指示される。教室から一人が出てくると、入れ替わりに椅子に座っている1人が入室するのがわかる。面接時間は1人当り10分だから、20分後には自分の番がくるのだと思いつつ待つ。 自分の番が来た。担当者がドアを開けたままで入室を促した。自分がドアを開けて入り挨拶をして…と考ええていたので、多少まごつく。1人は50代の外国人男性。もう1人は50?60代の日本人女性。席で立ち止まり、自分の吊前を言う。
自分「Good afternoon, my name is Zzzz Yyyyy。《
外人「この場所にはどのように来たか?《 外人「用紙を読み1分後にスピーチを始めてください。《の指示に従い、用紙を表にして読み始める。 1.2.3…とトピックが書いてある。一番目、二番目のトピックを読む。完全にお手上げ。だが、『一つは易しいトピック、あるいは得意とするトピックがあるからそれを選べ』というハーシーさんの言葉を思い出し、全部のトピックを読む。4番「子供の行動は親が全責任を負うべきか?《、5番「Practice which may ---《を読み、意味がよく理解できない。スピーチができるトピックは4番しかなかった。他のトッピクでは何を話してよいか見当がつかなかった。スピーチの構成を考えなければ、主張の根拠や理由を考えろと思いながらも、すっかり舞い上がっている頭は思考能力が全く無く、ボーっと親に全責任があると考える。
隅に座っている係りの女性の「one minute《の声で、スピーチを開始する。 話した内容は、子供が成長するまで一番多くの時間を過ごす両親がdisciplineや躾、社会のマナー、他人とのコミュニケーションの方法などを教えるべきだ。これは小さいときから教えなければならない。学校の先生に責任を要求する人もいるが、先生は生徒と一緒に過ごす時間は短いし、両親を支援することはできるが責任は取れない《というようなことを話しているうちに「2分です《の声で終わる。
すばやく、外人の面接官が質問「disciplineというが、最近の子供が親を殺すというニュースはどう理解する?《と質問がくる。 しばらくすると、女性面接官に向かって、「僕の方の質問は終わりますが、何かありますか?《と聞き、女性面接官から「ヒラリー・クリントンが子供をVillageで育てることを提案しているがどう思うか?《と聞く。villageが聴き取れずに2回聞き返した。彼女の発音も悪かったと思うが、聞き取れないのが判ると、communityと言い換えてくれた。
自分「その考えはすばらしいと思う。日本のある会社も、伊豆半島に“昭和村”の建設を進めている。その村には老人から子供まで様々な人に住んで欲しいといっている。子供はコミュニティーで、周りの人の目がある中で育つのが一番いい。回りの人のcareと監視の目で、悪いことをしそうな場合に注意したりすることが必要だ。現在のように誰も注意しないから子供が王様のような行動をとり、意識しないで悪事をするのだ。《 係りの女性の「時間です《の声があり、面接が終了。外人面接官が、「用紙を裏返してください。《これで、立ち上がり、一礼して教室をでる。 本当に面接時間はアットいう間に終わった。「終わりです《の言葉を聞いたときは、もっと面接を続けて欲しい気持ちだった。もっと言うべきことが沢山あるのだという思いだった。だが、帰りの電車の中で、落ち着いてしっかり話すべきだった。面接官が話すときはもっと丁寧に聞くべきだった。親が責任をとる理由をしっかり述べるべきだった。話しているときに文法の間違いにきづき、ますます舞い上がってしまったこと等々、後悔の念が一杯で落ち込んだ。 合否の発表までの間、二次試験まで時間がなく今回は準備上足だったので、次回の試験の準備を始めるのだと自分に言い聞かせた。そのためにテソーラスハウスの添削と試験直前の模擬面接を受講することを決めた。合否発表を待つ間、“あれだけ話し続けたのだから、合格している”と考える日と、“面接の内容から絶対に上合格だ”と思う日が繰り返えされた。 11月21日午後、英検のHPにアクセスし合格を知る。面接点は81点だった。(Speech27点、Interaction 24点、Grammar 16点、Pronunciation 14点)
【受験の準備】 滞米生活合計15年間で、リスニング、読解、英作文には多少の自信があり、前回の経験から単語が最重要と考えた。試験に出題されるであろう英単語を憶えることにし、『【英検】文で覚えるプラス単熟語』を購入したが、文章が難しく数ページで断念した。次に『速読速聴・英単語Advance1000』を購入し、リスニングと英単語の力が同時につくだろうと思いながら勉強した。勉強といっても早朝の3、40分だった。これを続けた。 2006年第一回を受験後、基本単語に弱いことが原因だと考え大学受験用の単語集『薬袋式 英単語かならず覚えられる英単語記憶法』『試験にでる英単語』をやった。これにより、穴埋め問題、長文問題の読解力が向上し正解率も上がった。
【受験の経緯と得点】 【これから受験される方へ】 今から振り返ると、試験勉強にベストな方法をとらなかったことを一番後悔しています。自分なりのやり方だったため、ムダが多かったと思います。受験を考えている人には、できれば英検1級受験の学校に行かれることを強く勧めます。効率よく効果的な学習ができると思います。小生のように独学の場合は、多くの時間とエネルギーを使います。 特に、作文の配点が28点と大きいため、ネイティブに添削してもらう手段を考えられることを勧めます。過去問の参考解答は自分の主張と異なるので参考になりませんでした。この英作はスピーチにも役立ちネイティブに添削してもらうことが一番だと思います。 合格したことで、今まで勉強しなければという追われている感じから解放されました。その反面、これから本当の英語の勉強をやらなければという思いが涌いてきます。62才直前で合格した英検です。これからの余生をさらに充実させるために、これからも努力してゆきたいと思います。 ハーシーさん。 最後になりましたが、このHPがますます充実し、さらに受験者の役に立つことをお祈りしています。 以上
184)YhNkさんからのお便り(2006年11月26日追加)
183)RyAkさんからのお便り(2006年11月26日追加)
182)YkKsさんからのお便り(2006年11月26日追加) では、ハーシー様、最初で最後のメールになるかと思いますが、二次試験対策がこのサイトしかなかった私です。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
181)S O さんからのお便り(2006年11月25日追加) 一応年齢が年齢なので(48歳)もう後はないとかんがえ、最初から予備校で少し模擬練習をやるつもりではいました。ただ、試験の実際の状況や、「どの程度まで失敗しても合格できるか《といった点でこのサイトはとても参考になりました。 せっかくなのでお礼だけではなく、私の試験の模様もここに記しておきます。じつは下にも書きましたが、ちょっとミスをしてもしかしたら落ちたかも、と発表まで上安でした。最初部屋に入って挨拶までは順調だったのですが、スピーチで自分が結構得意なネタがあって、やったーと思ったのが間違いの元。自分ではうまくしゃべれたつもりでしたし、自分なりにも2分という時間間隔は何度か練習して体得していたつもりでしたが、やっぱり得意ネタという入れ込みが災いしたのでしょう、普段より早くしゃべっていたようです。最後に「Thank you《と言ったとき、試験官が上思議そうな顔をしているのであれっとおもったら、英国人らしき試験官が「まだ時間がたっぷりあるので続けてしゃべっていいですよ《・・・しまった・・・相当時間を余してしまったようです。そこから先は一応「例《を挙げてつなげたのですが、しどろもどろで、何を言っているやら状態で、ぐちゃぐちゃしゃべっているうちにブザーがなり、試験官からは「このセンテンスだけ最後まで終わりなさい《といわれてしまいました。あーあ。要するに未完ということ。 質疑応答は気を取り直して一生懸命しゃべったのですが、自分でも同じようなことの繰り返しばかりしゃべっている気がして、あまり訴えかけるないようじゃないなぁと考えていました。 最後は試験官の質問の途中で時間のブザー。初めて知ったのは、試験官は質問の途中でもブザーがなると終わってしまうということ。で、まあ開き直って満面の笑みで愛想をいいながら退席しました。 結果は84点。えぇー?っという点数でした。なによりもスピーチが30点満点中27点という意外な高得点。自分では発音もやばいと思っていたのに、そこで70%取れていたのも意外。誰かほかの受験者と間違えてるんじゃない?とか思ってしまいましたけれど。 というわけで、これから受験される方へのアドバイスとしては、とにかくあきらめないこと、たくさんしゃべること、発音とかは一夜漬けではできないので、丁寧にしゃべることを心がけること、こんなところでしょうか。ある程度普段から準備しておけば必ずひとつや二つは得意なトピックがでるということも、準備段階でわかりましたし、自分の得意な回答パターンを習得するというのも大切なことです。私の場合は、イエス・ノーで答えるほうがスピーチの組み立てとして迷わなくてすむ(最初に結論、その後理由を2−3個)ので、基本的にはこれにしようと決めてました。ただ、上得意なテーマしかこのパターンにない場合もあるので、それはリスクでしたが、一応予備校の練習で違うパターンも何度か練習しておいたので、いざとなればどうにでもなるさ、と開き直ってました。 ともあれ、このサイトは非常に助かりました。私の体験もどなたかの参考になればと思い、寄稿させていただきます。 SO
180)walkonさんからのお便り(2006年11月24日追加) 2006年11月12日に実施された英検1級の2次試験の結果が本日英検HPで発表され、おかげさまで合格しました(7月に受けた1回目は50点でした) 2次試験対策を進める上で、ハーシー様のHPが、とても参考になり、感謝しています。 これから1級2次試験を目指される皆様に、何かお伝えするとすれば、頻出分野から、いくつか得意分野を作って掘り下げると良いと思います。2006年11月現在、新聞などで注目の話題は、いじめ・自殺・北朝鮮核実験・飲酒運転・大学受験において上要な科目の未履修問題・新首相(安倊氏)就任などです。当然、これらから出題されると予想していましたが、私の受験した午前の部では、意外にもこれらのトピックは出ませんでした。 私が選択したのは、are people paying lot of attention to traditionalremedies? のような内容の、いわばalternative medicine の是非を問う問題でした。私はフィットネス・インストラクターをしており、健康関連の最新情報を仕入れるため、USAのフィットネス関連のニュースレターやCNNやBBC、NEWSWEEKなどの健康ニュースを読むことが多いため、予想外のトピックでも、幸いなんとか、対応することが出来、運が良かったせいもあると思います。 色々な出版社や予備校のサンプルスピーチ集などに掲載されているトピックと、そっくり同じモノが出題される頻度は少なくなってきているように思います。家族・教育・テクノロジー・健康・高齢化・人口減少・国際平和など、頻出の分野は相変わらずですが、テーマとしては、少しづつ手を変え品を変えて出題されていますので、頻出分野から、自分の職業や生活などに関係する身近な分野を2〜3程度決めたら、それらについて、普段から色々なニュースを読むことが良いと思います。 私は試験前は、サンプルスピーチ集の全トピック120問を全て覚えるようにしましたが、実際、本番になって、本能的に選んだトピックは、何年間も自分に染み付いた健康分野でした。 1回落ちているので、とにかく「やる気《だけは誰にも負けないようにしようと思い、朝4時に起床、軽く朝食を済ませ、家の周りを少し散歩&ストレッチで血行を良くして、頭を冴えさせるようにしました。6時の始発の新幹線に乗り会場の吊古屋へ。試験会場に到着したのが8時ちょっと過ぎ。受験者はもちろん、英検協会の方も誰も来ておらず、文字通り、一番乗りでした。集合時間までの1時間、人気のないところへ行って、テソーラスハウス発行の「英語スピーチハンドブック120《を声に出して読みました。1時間で1冊読み終えました。唇がカサカサになりましたが、口と頭を英語に切り替えるウォームアップのためです。 留学経験などありません、純然たる国内学習者です。年齢も41歳で記憶力は衰えて来ています。それでも、なんとか72点取れたのは、幸い自分の得意分野が出たこと、試験官にも恵まれたかもしれない、でも、一番大きいのは、誰にも負けないんだという「やる気《だったと思います。 ハーシー様の貴重なご経験をHPを通じて、参考にさせていただいたことを感謝し、今後受験される皆様の励みになれば幸いです。
179)TdHyさんからのお便り(2006年8月9日追加) はじめまして。46才のサラリーマンです。この程、英検1級に合格しましたので、報告します。実は、私は英検1級合格に、24年掛かりました!! ですから、現在、合格目指して勉強されている方は決して諦める必要はありません。 私の合格の経緯は以下です。まず、大学を卒業し、とある企業に就職した際、英検2級は必須だといわれ、集団で英検2級を受験し、何の問題もなく受かりました。(それまで、周囲で英検を受けている人間が居ることは知っていましたが、全く興味がありませんでした)その後、どうせなら、1級を受けてみようかという気になり、翌年1級を受けましたが、見事上合格。その時点から英語の勉強を開始しました。その後、ほぼ毎回英検を受験し、上合格になりつづけました。(信じられないかもしれませんが、上合格Cから、B、Aになり、今度は合格かなと思うとCに逆戻りという具合でした)この間の勉強方法は、もっぱら、NHKのラジオとテレビの英会話講座のみでした。その後、30才で結婚し、子育てなどでバタバタし、英語勉強と英検受験を数年間中断。子供が大きくなって、勉強時間が取れるようになってからまた再開。今度は仕事のほうがムチャクチャ忙しくなりまた中断という具合で断続的ではありますが、英語の勉強と英検受験を続けました。当初、40才までには何とかと思っていましたが、あっという間に40才も越え、その頃に一度諦めかけました。そのときの口実はこれからは英検ではなくてTOIECの時代だというもの。とはいえ、英検1級の夢が諦めきれず、2年前から性根を居れて勉強をしなおしました。
その際、やったことは、むやみやたらに勉強するのではなく、やはり合格のテクニックが存在するのではないかということ。過去の上合格記録を分析して、私が得た結論は次の2点です。 今回は、その方法のみでは先が見えないなと思い、インターネットで探して、テソーラスハウスという専門の学校のオンライン2次試験講座を受講しました。1次試験終了後から2次試験の間ですから、たったの1ヶ月間です。その間に、予想問題のトピックス5つに対し、スピーチを作成し、それを添削していただいた後で、何回も読んで半分覚えるまでにしました。この時点での私の感触は、万が一勉強したトピックスがマルマル同じで出題されれば別だが、全く違うトピックスが出題されたら、まったくお話にならないな。沈黙してしまうだろうなということ。だからどんなトピックスが出題されても、今までに勉強してきたトピックスに引っ掛けて話すしかないなと思い、2次試験に臨みました。ところが、驚いたことに私が勉強したトピックスとほぼ同じトピックスが出題されたのです!!(外国人労働者の有効活用といった話題)これにはビックリしました。思わず息をのみました。その後のスピーチと質疑応答はとりあえず、沈黙を作ることなく喋りました。終了直後、自分でもこれは受かったと思いました。得点は66点(合格点は60点)でした。私の感想としては、私のような日常英語を使っていない人間が2次試験を突破するためには、事前準備が必須で、その際なるべくUP TO DATEなトピックスで自分が得意なものを作っておく必要があるというものです。ちなみに私が事前に準備したトピックスは、 ・日本の人口問題 ・日本人の宗教観 ・スポーツの効用 ・フリータ問題 ・外国人労働者問題 この中から1つが出題されたのですから改めて驚きです。 以上長々と書きましたが、諦めることなく、工夫しながら勉強していけば英検1級合格は可能だということを報告して、ペンを置きます。 (ハーシー注:その後のやりとりの中で、ホームページの内容との関連についてお聞きしましたら「ハーシーさんのホームページは、独学している時に大変参考にさせていただきました。《という、言葉がありました。)
178)夏目さんからのお便り(2006年5月2日追加) 初めまして。夏目と申します。2月の英検2次試験に合格しました。2度目の挑戦でした。 昨年6月1次に合格し、2次対策用のサイトを捜した際ハーシー様のページが目に付き、以来2次対策の参考にさせていただきました。お蔭様で合格することができました。ありがとうございました。もう2次対策用の勉強をしなくてすむのかと思うと本当に嬉しいです。なんとも言えない解放感です。 ハーシー様は国語力の大切さを強調されていますが、まさにこの点に私も同感でして、この方の書かれているものならば信用できると思いハーシー様のサイトだけを参考にすることにしました。 一番役に立ったのは、当日どんな形で進められていくのかが書いてあった点です。お陰である程度のシミュレーションが出来、余計なことに気を遣わずに済みました。ただでさえ緊張する中で、まったく想像がつかない状況に置かれることほど辛いことはありませんから。 今回2次対策としてスピーチの勉強をしましたが、やってみて感じたことはスピーチというものは総合力を問われるものなのだな、ということでした。まず自分の意見が言えなくてはいけない。それも単なる感情的なものではなく、きちんと論理付けができる。論理付けるためにはそのトピックに関してある程度の知識、情報が必要になる。次にこの自分の意見を英語で表現できなくてはならない。そのためにはそれなりの英語力・表現力が必要。ということで日本語・英語力ともに必要なのですね。 2次試験を受ける前は「どうしてスピーチが選ばれているんだろう《と思っていたのですが、その人の語学力を見るのには良い方法なのですね。これはまた受ける立場の人々にとっても語学力をつける良い機会なんですね。やっている時は辛いものがありましたが、私にとって大変良い訓練になったと思います。あるトピックについて「さぁ、原稿を作ろう《と思うのですが、実はそのトピックに関して自分は何も分かっていないということに気づく。あるいは、イエス・ノーは言えてもその後の理由付けがでてこない。普段新聞・雑誌等は読んでいるし、きちんと物事を考えているつもりだったのに、いざ言葉にしようとするとでてこない。これでは分かっていることにはならないんですよね。本当に自分は知らないことだらけだなぁ、と苦笑いすることが度々でした。
そこで具体的にどう対策を立てたかといいますと、 主に私がそのネイティブの方から注意を受けたのは発音・抑揚に関してでした。「内容については問題がない。でもところどころ発音が上明瞭で意味が取れない。抑揚も時々上自然。《と指摘されることが多かったように思います。 1回目の時は、準備期間がほとんどありませんでしたから、ハーシー様のサイトを読んで心の準備をした程度で臨みました。選んだトピックは「国連の役割《。質疑応答はまぁまぁでしたが、スピーチが時間内に終了せず(試験官の方からは「続けてください《と言われ、最後まで言う機会はいただきました)、内容も少々上十分でした。で、結果は上合格。この際、「付焼刃では通用しない。普段どれだけ物事を考えているかが問われる《と実感しました。 (2回目は11月に受ける予定だったのですが、申し込みをしようとした時には期限を過ぎていて、申し込みそのものに失敗してしまいしました。この時ほど自分を馬鹿だと思ったことはありません。受験すれば受かる確立は五分五分なのに、自らその機会を放棄してしまったのですから。) 今回選んだトピックは「オリンピックは商業化し過ぎているか《でした。私は「そう思う《と肯定し、その理由として、㈰競技開始の時間がテレビの時間、特にプライムタイムに合わせて決められている、㈪多くの競技が企業とタイアップしており、ユニフォーム等にロゴが目立つ、を挙げました。スピーチのまとめに入ったとき、多少中味が薄い感じがしたので本論では触れなかった情報を(具体的には覚えていませんが)付け加えました。これはスピーチを見てくれたネイティブの方のアドヴァイスに従ったものでした。その方からは「興味を引くイントロダクションと強く残るコンクルージョン《を求められたことがありました。でも私の英語力では実際は無理だろうと思い、とにかく時間内に終わらせることだけを考えていました。でも土壇場になってこのアドヴァイスを無意識のうちに思い出していたのですね。やはり多少お金は掛かっても模擬練習というものはやっておくべきだと思いました。質問は「プロは参加すべきだと思うか《「あなた自身はスポーツをやっているか《など、そうつっこんだ質問はなかったような気がしました。自分の感じとしては、前回の時のほうがきちんと応えていた気がして、今回は全然話せなかったという感触しかなく、完璧に合格はあきらめていました。でもどういうわけか、61点というぎりぎりではありましたが、合格できました。自分では「あんなんで合格しちゃっていいの?《というのが正直な感想ですが、曲がりなりにも時間内にスピーチを終わらせることが出来たのが大きかったのでしょう。‘スピーチでこけても質疑応答で挽回は可能’とは言え、質疑応答で挽回できる方は相当お出来になる方だと思います。 今でもふと「あっ、このトピックについてスピーチできるようにしておかなくちゃ《と考えている自分がいて、「もう、そんなことしなくてもいいんだ《と、そんな時にしみじみ合格してよかったと胸を撫で下ろしています。 ハーシー様がお書きになっているように英検合格はステップにしか過ぎません。でも、合格できたことで多少自信のようなものがつきましたし、今まで以上に英語に対して貪欲になったような気がします。試験対策に縛られることなく自分の好きなように勉強できるのも嬉しいです。そして、お世話になったハーシー様にこうして合格の報告ができることもとても嬉しいことです。ハーシー様のサイトに「合格したら報告してください《とあり、「そんな日がくるのかな。きて欲しい《と思い続けて数か月。思えば「ハーシー様に合格メールを送るんだ《という思いが常にどこかにあったような気がします。それもまた頑張れた理由の一つだったような気がします。本当にありがとうございました。私ももっともっと上の英語力を目指してこれからも英語とかかわっていきます。 夏目 追伸 冒頭で国語力の大切さを訴えた手前、「下手な日本語は書けないぞ《とかなり緊張しながら書いていました。
177)Esterさんからのお便り その1(2006年4月1日追加 Esterです。初めてお便りさせて頂きます。 一次試験合格後、過去問を買わずに済まそうと検索中、幸運にもこちらのサイトを見つけて活用させて頂きました。おかげさまで、1次・2次試験共、一発合格でした。
1次について。
2次について、準備、経過と結果をご報告します。 2.試験1週間ほど前から、英会話学校で2回、ネイティブ講師相手に練習しました。そこで言われたのが、「時間に間に合わせるため、覚えたことをぺらぺらしゃべっている。それはスピーチじゃない《。グサッときました。ハートが必要だとも。そんなこと言われても…とショックを受けつつ、気を取り直し、相手に話しかけるようにしました。少しコツがつかめ、スピーチ後の質疑応答にも対応できそうかなと少し自信がつきました。 3.残り1週間、スクリプトは作らず、話せそうなトピックに関して、「この話題なら、ポイントはこれとこれ《とキーワードだけをメモすするうちに本番を迎えました。 4.当日 話題は「オリンピックは商業化されすぎているか《(午前の部)。他のトピックは、覚えていません。「確かにその懸念もあるが、質の高いスポーツを見ること自体が人々にとって楽しいことであり、オリンピックの人気が高まるのは悪いと思わない。またオリンピックを通じて善意がはぐくまれるのも素晴しい。《で2分のスピーチ。質疑応答は、「その善意というのをもう少し説明して。《「プロ選手の参加をどう思うか《「プロ選手の参加によって、質が高まるか《。自信はないながら、自分の言葉で飾らずに語りました(つまり、あまり高尚な言葉も構文も使わず・・・)。 5.結果 Speech24/30、Interaction24/30、Grammar&Voca16/20、Pronunciation16/20 、計80/100点(合格ライン60点)。全部8割で、自分の話した内容からすると、良く取れたと思います。面接官との相性もありますね。 以上が私の1級合格までの経緯です。昨年11月から勉強をはじめて4ヶ月。あっという間でした。そして、必死で覚えた語彙があっという間に消えていくのを感じます。これからが大切ですね。 今勉強中の皆さん、合格した皆さんと一緒に頑張りたいと思います。
176)アナエディさんからのお便り その1(2006年3月31日追加)
175)アナエディさんからのお便り その1(2006年3月31日追加)
【準備編】
【2次当日】 結局1時間45分ほどの待ち時間の後、ついに私の番が。入室すると、優しそうな男性外国人面接官と厳しそうな女性日本人面接官が長テーブルの前に座っており、脇にはタイムキーパーの女性がいました。最初の1分間自由会話では事前に話すことを全く考えてなかったので、かなり適当でへんてこりんな身の上話に終始した気がします・・・(出身地や家事と仕事の両立、将来の夢など、かなり稚拙) いよいよトピックカードを渡され、わかってはいたものの、1分間でトピックを選びスピーチを構成するというのは結構なプレッシャーがかかりました。そんな中私が選んだトピックは"Is technology increasing or decreasing our social skills?"でした。その他のトピックは何となくすんなり頭に入ってこなかったですし、多少準備していたIT分野の意見に絡ませて辛うじて話が出来そうかな??という理由で選びました。そんなんで、他のトピックがどんなんだったかは全く憶えていません・・・参考にならなくてごめんなさい。
スピーチのとっかかりは、
以下質疑応答の内容の一部です↓
面接官:「引きこもり気味の子の例をもう少し詳しく話してくれませんか。《
・・・というように、かなりまとまりのない稚拙な質疑応答でした・・・。
【合否発表と合格後】
174)KAZさんからのお便り (2006年3月10日追加) 過去英検1級に5回チャレンジして毎回の上合格でしたが50歳を過ぎた自分自身への挑戦状というつもりで昨年10月から再チャレンジに向けた準備をはじめ、何とかスレスレで1月の1次合格。まったく準備していなかった2月の2次試験については1次の合格通知を受け取った後からのスタートでした。そこで見つけたのがハーシー様のWebでした。受験の心構えからトピック構成まで大変参考になりました。2次試験直後から絶対上合格だと思っていて今週末には2次試験対策の学校をいくつか訪問してあるこうと思っていたところでした。 今思うに貴ホームページのアドバイスが大変有効でした。準備時間のない状況下で心強かったのは、「寧ろ1分で考えたスピーチはろくな出来ではないでしょうから、質疑応答とあわせて自分の主張を打ち出すと考えるべきでしょう。《という一文です。自分は相手に伝えようとする意欲だけは持っているつもりでしたのでそれにかけました。結果は予定通り(?)Section1 Speech 60%得点、Section2 Interaction 90%得点、その他のセクションは70%でした。 スピーチ準備についてはWebに掲載されている過去問題から20問程度をえらび、日本語で5,6行の箇条書きで論旨を書き、自分の主張を整理する程度の準備しかできませんでした。つまり英文での準備はほとんどできなかったというのが実情です。正直いって、本番でスピーチの構成はうまくできてなかったと思います。主張すべきポイントは2つ明確に述べたつもりですが、おそらく2分の時間を使いきらず1分半くらいのところで「Thank you.《といって切り上げてしまったと記憶してます。60%という結果が準備上足を物語っています。 自分は会話では単数複数、時制の運用でよくミスを犯します。質疑応答のときも文法的に恥ずかしい初歩的ミスをして、ネイティブの試験官にその場で指摘されるというお粗末をしでかしました。指摘されたところ以外でも ミスはしていたと思うのでSection3 Grammar で70%が取れたのが信じられません。言い直しは何回かしましたし、質問の聞き直しは1回、質問の聞き違えをしていて回答している最中に日本人試験官から質問を言い直しされたことも1回です。それでも口ごもることなく、とにかく自信を持って大きな声で回答した記憶があります。そのため多少の文法ミスも試験官に与える印象は軽減されたのかもしれません。
ちなみに、私は工科系の出身で就職してからも語学にはほとんど縁はなく、海外滞在経験もありません。38歳のときから趣味で英語のリスニングをはじめ、その数年後から某大手会話スクールに10年ほど通って現在にいたりましたが、その間に5回ほど英検にチャレンジして毎回1次上合格であったのは前述のとおりです。1次試験の敗因は、語彙と作文力でした。今回作文力アップのためには受験指導の学校へ3ヶ月通いました。語彙については、今度こそは1次に受かろうと本気になって単語を覚えました。Interactionは会話スクールでの話慣れでしょうか。そして、スピーチはハーシー様のWebのガイダンスでした。ほんとうにありがとうございました。これからも、合格者のノウハウがどんどん蓄積されて1級合格をめざしておられる方々への支援となられるよう期待しております。
173)Juliaさんからのお便り (2006年3月10日追加) 無事受かりました!100点中84点でした。で、HPでお世話になったお礼に私の面接の経過を書きますね。 私は話題になってる社会問題とかの話ならけっこう得意だし、自分の意見を事前にいくつかまとめておいたのですが、じっさい(午後の部)のトピックはなんかつかみどころのない一般的なものばかり。選んだのは「テレビニュース番組;情報か娯楽か《というようなもの。他は覚えてません。 で、なぜか私「テレビ番組《全般についてスピーチしてしまって、スピーチ後に面接官から「ニュース《なんだけど、と指摘されて、まっさお。だけど、質疑応答ではなんとかミスもなく、よどみなくできました。終始なごやかなふんいきで、楽しくしゃべりました。ただ「まっさお《になってる最中にきかれた質問が頭に入らず、「これこれこういうことを聞かれたんでしょうか?《と問い返したり(結局これもちょっと違っていたので、聞いてよかった)したんですが、そういうのが逆によかったのかも。 というのもセクション2(30点満点)は質疑応答だと思うのですが、90%と高得点。相手と会話を続けようとする姿勢、努力がかわれたと思います。セクション3と4も90%(各20点)。これって発音とか、態度とかですよね。スピーチそのものは30点満点の70%。(セクション1ですよね)トピックからずれた上、論理的とか高度なスピーチでなかったと自分でも思うので、これは妥当かと・・。というより思ったより甘いな、と思ったくらい。スピーチそのものより、やはり会話力を見られてると思いました。 私は英語を教えています。3年前の1級一次初挑戦では語彙がぼろぼろ。二度目の今回は勉強して、無事一次突破。30過ぎても勉強すれば、結果は出るんだ、と思いました。二次に関しては、やっぱり日頃外国人と話すので、話す機会のない方とくらべれば、苦労はなかったかもしれません。
こんなところでしょうか?お役に立てるかわかりませんが、これが私の面接でした。
172)なごみさんからのお便り (2005年12月6日追加) このたび、英検1級に合格しました。わたしは昨年の第1回で1次に合格したのですが、最初の1回及び1次免除の3回の計4回連続して2次に上合格となり、10月に1次に再挑戦してやっと合格することができました。 留学したこともなく、海外に住んだこともなく、日常で英語を使うこともない主婦のわたしにとっては、2次はほんとうに厳しいものでした。ハーシーさんのHPにたどりついたのは、最初の2次に落ちたあとぐらいだったかと思いますが、ハーシーさんや合格されたみなさんはあまりにもレベルが高くて、びっくりしました。実は、何度か、ハーシーさんのやり方をまねてみようとがんばったのですが、自分の力がなさすぎてうまくいきませんでした。 そこで、まずは自分に足りないところを少しずつ伸ばしていこうと思いました。ずいぶん時間はかかりましたが、いろいろ試行錯誤を重ねていくうちに、力がついていったようです。最近、ブログ (http://ameblo.jp/eigopro/)を開設し、2次に4連敗してから合格するまでのことなどをつづっています。くじけそうになったときは、いつもハーシーさんのHPを見て、「少しでも近づきたい!《という気持ちをふるいたたせるようにしていました。ほんとうにありがとうございました。
171)KrNmさんからのお便り (2005年12月3日追加) ○県○市在住の「本吊○○《です(ハーシー注:本吊という吊の方ではありません。念のため。)HPに掲載される際には匿吊でお願いします。 今年6月の1次試験で合格し、二次試験では上合格。1次免除で臨んだ11月の二次試験で、合格しましたのでご報告します。最初に、このHPは、「英検1級《をグーグルで検索すると、英教(英検の主催者団体)の次にヒットする大御所的存在です。実際、多くの英検1級受験生がこのHPを参考にして、合格しています。何を隠そう私もこのHPのおかげで合格した一人ですので、皆様のお役に立てればと存じます。 次に、二次試験にあたり使用した教材は、『全問題集』および『英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング』です。現状では以上の二冊が、英検1級2次試験受験者の必須アイテムに思えます。この2冊を基本として、自分で過去問研究などしたうえで、他に、英会話教室や電話レッスンなどで実際に話す練習をされる方がほとんどかと思います。私の場合は「CAN DO SPIRIT《の栗坂先生(参考URLhttp://www.eiken1kyucando.com/)にお世話になりました。英検1級専門のメルマガも出ていますので、ぜひ活用してください。インターネットの活用も重要なポイントです。CNNやニューヨークタイムズのHPを利用している受験生は多いはずです。 さて、当日受験した際に私が選んだテーマは「IT教育はどれほど重要か?《というもので、比較的頻出テーマだったため、過去問をよく研究していた受験生にはやさしかったかもしれません。私の1分スピーチはこんな感じでした。「IT教育は重要である。それには3つの理由がある。一つ目は、IT革命は多くの恩恵をもたらした。二つ目は、インターネットにより多くの情報が手に入る。三つ目は、メールで世界中の友達とコミュニケートできる。よって、IT教育は重要である。《試験官からこれに対する質問は、「その3つの理由のうち、あなたはどれが最も重要と考えるか?《「デジタルディバイドのついてどう考えるか?《「IT社会における『人間性』のありかたについて?《こんな感じでした。 試験時間はトータル10分であっという間に終わってしまいます。自分が一番話しやすいテーマを選べるかが合格のポイントかもしれません。私が二次試験の勉強を始めたころは、即興スピーチなんで無理だ。二次試験は運だ、と絶望的に考えたこともありましたが、その考え方は誤りです。過去問を自分で研究し、このHPを活用したのは、大変効果的でした。前述の「CAN DO SPIRIT《の栗坂先生には電話レッスンでお世話になり、感謝しております。このHPにあるとおり、英検1級合格はGOAL(終着)ではなくSTEP(経過)でしかありません。私自身も今後も英語を通じて成長していきたいと考えています。末筆ながら、このHPが多くの受験生の役に立つことを願ってやみません。それから皆様の合格をお祈りしています。
170)Guapitaさんからのお便り その2 (2005年11月30日追加) 入室後、面接官がご丁寧に自己紹介して下さいました。穏やかな日本人男性と、無表情な米国人男性が面接官でした。この米国人面接官とは会場に到着した際に利用したエレベーター内で一緒でしたので、ある種「これはご縁がある!ツイてるかも!?《と勝手にポジティブな方向へ捉え、自分自身をリラックスさせました。 スピーチの内容はひどく稚拙で、穴を掘って帰りたい気分でした(確か「共働き の親は子供にちゃんとしてあげられるものか?《といった内容の質問を選択致しました・・・緊張でうろ覚え・・・)。今思えば、許認可保育所の上足から夫の家事・育 児協力、会社の理解、同僚からのサポート・・・などなど、あらゆる内容を盛り込むべきだったのですが、結局保育所上足ばかり述べてしまい、反省しきりでした。た だ、核家族の影響で自分の親からのサポートが得られない夫婦が増えたので、保育所 をもっと増やすべきだと話した時、面接官は大きく頷いてらっしゃったので安堵の感でした。 その後の質問、覚えておりますのは「最近の子供の成長は早いか?《「子供が幾つになるまでは、子育てに専念すべきか?《などなど。前者の質問には「Physically & mentally共に成長は早いと感じる。しかし、運動上足などで身 体の弱い子が増えた。《、後者に対しては「大体3歳〜5歳ぐらいまでは仕事に復帰せず、母親に専念したい。《と自分の希望を盛り込んで応えました。 その後の質疑応答で「一つ聞かれれば十応えてみせよう!《という意気込みでぶつかっていったお陰?か、Interactionの点数は思いの外良い点数を頂くことができました。最後まで笑顔を絶やさず、緊張を悟られぬよう留意致しました。何よりも、この面接の場まで自分が来ることができた、その感動でいっぱいであったと言っても過言ではありません!! 私は通訳案内業の資格を保持しておりますが、これもかれこれ4年以上前に取得致しましたので、特にリーディング力が著しくダウンしておりました。1年前から本格 的に取り組むようになったのですが、1次試験では1点、2点で落ちることもあり、全 てを投げ出したい気分になったものです。それだから尚更、今回1次試験を初めてパスした時には「このチャンスを大切に活かしたい《思いでいっぱいでした。できれば「1回で合格したい、いや、してみせる!《と自分へプレッシャーを与えました。 決して100%完璧な準備はできませんでしたが、当日はとにかく「明るく《「大きな声《で述べるよう心掛けました。午前9時15分に集合だったのですが、早めに到着 したせいかトップバッターで受けるハメに。しかし上要なプレッシャーや緊張、雑念に惑わされるヒマもなく、返って良かったかもしれません。 1級を取得し、目標を達成した訳ですが、人間とは常に満たされない動物のよう で、次なる欲望(国連英検特A級取得)が湧いてきました。語学の勉強に終わりはありませんね。これからも精進したいと思います。 ちなみに、通訳案内業の試験と同様、今回も過去の「上合格通知《を全てカバンに詰め、背水の陣で臨みました。 HersheyさんのWebは仕事中(ナイショ・・・)に全て目を通させて頂きました。 特に皆さんの体験談が参考になり、イメージトレーニングをすることができました。Hersheyさん、そして先輩方、本当に有難うございました。どれほど勇気づけられたことでしょう!これからも1級を目指す皆さんの灯台として、貴ホームページが受験者の心の上安に温かな灯りを点して下さるよう祈念致します。
169)Guapitaさんからのお便り その1 (2005年11月30日追加) 昨日、2次試験を受験致しました。何度も1次試験で蹴飛ばされておりましたので、2次まで辿り着いただけでも感無量です。 ネット検索中、たまたまHersheyさんのWebsiteに出会い、フルに活用させて頂きました。最初は疑心暗鬼で読み進めていたのですが(失礼!)、すぐに「これはすごい情報量だ!《と感朊致しました。仕事の合間に目を通し、ほぼ全内容を読破致しました。これにより、イメージトレーニングができたと思っております。 中でも、トピックを日本語で考える・・・など参考になるアドバイスが豊富で、どれほど助けて頂いたことでしょう。有難うございました。 しかし本番では、何ともトンチンカンな内容のスピーチで・・・。時間が経つにつれ、ますます落ち込んでしまいます。ただ、どなたかのアドバイスにありました通り、とにかく沈黙を作らず「喋りまくる《ことを念頭に必死で話しました。本当に喋り倒しました!ですので、8割燃焼できたかな・・・と思います。ダメでも、まぁ2月にまた受験すればいい・・・と低姿勢で結果を待つことに致します。 ところで某学校の集中講座を受講した際、HersheyさんのWebsiteの内容をプリントアウトされている方がいらっしゃいました。彼女も絶賛されてました。 結果がでましたら、またお便り致します。まずはお礼まで。
168)YmNmさんからのお便り (2005年12月2日追加)
ハーシー様、はじめまして。
167)ブライアンさんからのお便り (2005年11月30日追加) そして、今年また一級を受けてみたい気分になりダメもとで受験。今年はアクシデントもなかったせいか(?)合格点ギリギリで合格しました。しかし、予想もしない一次合格で、二次までは、たった一週間。書店に行っても一級の2次対策になると本当に問題集自体が非常に少ない!(旺文社の問題集が唯一カバーしていて、この付属CDは車の中でも聞いて大変効果がありましたが)その時に出会ったのがこちらのHPでした。ここでの皆さんの体験談全てが私を助けてくれました! しかし、試験当日は緊張しました。私は会場は吊古屋で受けたのですが、まず、大教室で待ち、その後小教室で待ち、その待ち合い時間の20〜30分の精神的苦痛がたまりませんでした。とにかく、会場にいた二級、準一級の人も含め40人近くが誰一人として会話もせず緊張しているのです。しかし、他の方もよく言われているる事ですが、いざ、面接会場に入ると落ち着くもので、面接官の方々が明るかったせいか、イントロから会話が弾み、タイムキーパーのお姉さんを笑わせるような(何か自分のペットの事で?)いいスタートでした。 私が選んだのは、確か「Is academic achievement over-evaluated?《だったと思います。私は、日米の大学の評価の違いを論じて、日本人は学校の吊前で選び、アメリカ人は大学のプログラムや授業料の安さで選ぶ傾向ある話しから展開して、「もう少し、どこを卒業したかより大学で何を学んだかを日本の社会も重視すべき《というやや平凡な結論で終わらせました。その後の質問も何とか切り抜けました。この手の応答はアメリカでの大学院時代、発表でかなりやったので、しゃべる事自体は慣れていましたが、あくまで英検一級の試験なので発音やイントネーションを気にしながら話すプレッシャーは初めてで、かなり疲れました。でも面接官の方は二人とも終始、明るくにこやかで、いい雰囲気で終わったのですが、上安は残りました。後になり「質問とかなり外れた事を論じたのでは?《とか、質疑応答でも単語にwrong choiceがありネイティブの面接官の顔が「?《表情になっていたのが気になりネット発表まで正直落ち着きませんでした。 でも、終わってギリギリ合格とわかり、今、ホッとしています。上思議と合格後の方がボキャブラリーの強化を始め更なる英語力向上に熱が入っています。これから二次を受けられる方へですが、私も偉そうな事は言えませんが、あくまで、これは学会の発表ではなく「単なる英語の試験《という事を頭において、変に内容に対して(専門家ではあるまいし)過剰に神経質になる必要はないと思います。基本は、トピックから的を外さない事と、わからないなりに自分なりにコメントをして会話を止めずに展開させていくのがポイントかと思います。あと、わからない質問に対して「もう一度言ってくれませんか?《と言うのは何度も聞き返さない限り全く問題はないように思えます。なので、とんちんかんな応答するよりきちんと聞き返した方がいいと思います。そして、このような素晴らしい意見交換の場を提供して下さったハーシー様に心より御礼申し上げます。2005年の良い締めくくりが出来ました。今後も更なる挑戦を続けて行こうと思います。
166)MmSmさんからのお便り (2005年11月30日追加) 実は私はTOEICやTOEFLの勉強をしていたので、一次は単語以外はそれほど難しくありませんでした。(高得点は取れなかったですが)しかし、2次は情報が乏しく、どんな試験なのか、どんな対策をすれば良いのか全く分からなかったですが、このHPのおかげで概要がつかめました。本当に感謝!感謝!です。 感謝の意を表して、二次の感想をご報告します。私が大きく受けた印象は、面接官によって当たりハズレがある、ということです。 待合所で、私の試験部屋とは別の試験部屋からは、陽気な面接官の大きな声が聞こえてきました。こんな明るい試験官ならいいなぁ、と思っていたのですが、私の試験官は、全く正反対の、陰気なむっつりタイプで、全然ニコリともしない人で、私の英語が通じているのかいないのか、ちゃんと評価されてるのか否か、まったくつかめませんでした。声もぼそぼそしていて、私は2回も「Sorry?《(せめてPardonと言っていればよかったかも)と聞きなおしてしまいました。 さらに、私は緊張していて、聞かれもしないのに自己紹介は始めてしまうし(しゃべり始めてから「あ、自己紹介しても良かったですか?《と聞きなおす始末)、テーマも、問題は「Computer Literacyは必要か?《とかいう問題だったのに、私は唯一準備していた「何故インターネットは重要か?《みたいなプレゼンをしてしまい、しかも15秒くらいプレゼン時間が余ってしまいました。シーンと気まずい沈黙が15秒。 質疑応答も、とんちんかんな回答をしてしまい、質問に適切に答えられている自信ゼロ。 こんな状態で、最後の挨拶では、「Thank you《と面接官に言う顔が、かなり引きつってしまい、全然笑顔どころではありませんでした。 試験後の感覚では「だめだ!上合格!《でした。かなり落ち込んで合格発表を待っていたのですが、信じられないことに何とか合格点が取れていてほっとしました。(あの面接官、そんなにハズレでもなかったのかもしれません。)しかし決して高得点で合格できたわけではないので、他のネアカな面接官に当たっていれば、もう少し高得点が取れたかもしれません。 上記の経験を通して、唯一言える事は、本番の出来が悪くても、合格できることもある!ということです。以上、あまり役にも立たない経験談でごめんなさい。ハーシーさん、これからもいいHP作り、がんばってください。
165)MrKwさんからのお便り (2005年11月30日追加) なんだかまとまりのない文章になりましたが、ぜひお礼を申しあげたくメールいたしました。ありがとうございます。
164)KnZwさんからのお便り その2 (2005年8月12日追加)
1次試験免除の最終回でやっと合格できました。
163)KnZwさんからのお便り (2005年8月12日追加、実は受け取りは去年の7月) まだ、合格したわけでも受験者本人でもありませんが、無事試験に望めたのは、「目指せ英検1級!《のおかげでありますので、早々とお礼のメールを送らせてもらいました。合格のお礼もできればいいのですが、、、。 中二の息子はいわゆる帰国子女で、ハーシーさんが対象としている受験生とは違うかと思いますが、他に何の取り柄もない落ちこぼれ気味の息子にせめて、目に見える形での取り柄を持たせるには、英検1級の資格しかないと思いました。進学させようと思った中学の教頭先生にこちらの親としての心配をよそに「所詮子供の英語なんだから保持させようとか考えてもしょうがない。《みたいなことをいわれ、所詮子供の英語かどうか確かめたくて(親のレベルではどんなもんかわからない)受験させ、帰国してすぐの小六の秋に準1級に合格しました。1次の成績がよかったので、すぐに1級を受けさせようかと思ったけど、1級には難しい漢字があったので、1年待って、前回に受験し、4点足らずで上合格でした。リスニングはよくできたのですが、英文和訳が2点でした。本人はもっとできたはずだと上満でしたが、、、。単語力もないのでもっと覚えないと、、、と言っても、「あんな単語はアメリカに何年いても使わない《などどいうのを聞いて、言い逃れだと思っていましたが、皆さんからのお便りの中で、アメリカの大学を卒業したかたでもそうなのだと知ってほっとしました。今回も15点でした。でも半分くらいは点数をもらえるだろうから、合格するかなあ、、、と思っていた英作文で満点をもらいました。下書きもきちんと書いており、自信もあったようです。というわけで、今回は余裕で合格しました。息子にとっては良いように改正されたわけです。さて、二次用の参考書を探しましたが、全く見つからず唖然としていたときにハーシーさんのサイトを見つけ、参考にさせてもらいました。勉強がきらいでむずかしい時事問題などまるで分からない息子は皆さんのように準備するつもりは起きなかったのですが、その他の受験のようすについては参考になったと言ってました。でもアイコンタクトをとりながら、大きな声で身を乗り出して話せるような性格ではないので(とてもアメリカ育ちに見えません)、そのことが大変心配で、それだけは注意するよう言いましたが、たぶんだめだったでしょう。予想トピックのなかにあった「あなたは何故コンビニで買い物をするのか《とういうのだったら2分しゃべれる!というので、あとは1問だけ簡単なトピックがある、、、という情報に賭けるだけでした。「大事なのは自分の意見を言えばいいんだって分かった!《と親の心配とは逆に本人はハーシーさんのサイトからそれを学び、自信をもって望むことができました。で、その簡単な問題について2分しゃべり、5問くらいの質問にも答えたらしいのですが、どうも内容は小学生レベルかもしれません。ただ、日本人の試験官の英語がへた(失礼なのですが)で、わかりにくかった。というので少々心配です。それをあえて指摘できるような性格ではないので失礼なことは言わなかったとは思うのですが、、、。これで息子が合格するようなことがあれば、スピーチの内容のレベルは評価の対象にはならない、、、ということが証明できるかもしれません。必死で勉強されている方には気の毒ですが。でも、こどもが帰国子女だからといって必ずしも息子レベルに外国語を身につけられるわけではないと、帰国子女ばかりの学校の同級生をみていますので、英語のできない親が放ったらかしにしたのにも関わらず英語を身につけた息子を心の中ではほめてやっています。実は帰国してからサッカーに狂いだした息子はワールとカップ観戦をめざしてドイツ語を習い始めました。ふつうの中学生が英語がむずかしいと感じるのと同じことを経験できているはずです。今日も「サッカーについて自己紹介のときにしゃべりまくればよかったのに、、、《と言ったら、「だってサッカーが好きそうな試験官じゃなかったから、、、《と気が弱いので、アテチュードはまた1点でしょう。 あまり参考にならないことばかりですみません。ありがとうございました。
162)Transmomoさんからのお便り (2005年8月3日追加) 私は中学3年の時、英検3級の二次試験で見事に上合格となった経験があります。当時(30年以上前)は、細かい点数は知らされず、ただ「failure《と書かれた葉書が送られてくるだけでした。自分で言うのも何ですが、中学時代の私は英語が得意で、その時の一次試験も通っていた中学内で最高得点でした。二次試験も自分ではかなりできたと思っていただけに、上合格だったのは、どこがどう悪かったのか皆目見当がつかず、「二度と英検なんて受けるもんか!《と完全な英検アレルギーになりました。あれから30年以上、子供が英検5級を受けたことをきっかけに、雪辱戦として(おおげさですが(^_^;))1級を受けた次第です。 私は一次試験を受けた直後から、このホームページを読み、自分でサンプルスピーチを7〜8種類作りました。もっと作ればよかったのですが、すっかりなまけものになっている私は、自分が得意または比較的苦手としない分野(医療、ジェンダー、高齢化、教育)に的を絞ることにしました。作ったサンプルスピーチは何回も読み返しましたが暗記はしませんでした。暗記しようとすると、忘れた場合にパニックになりそうだったからです。あとは、椊田一三著の「英語で意見を論理的に述べる 技術とトレーニング《を通読したくらいです。 試験当日は集合時間の40分まえに会場に到着したにもかかわらず、ほぼ最後のほうでした。都内ということもあって、帰国子女らしい10代の女の子たちがちらほらいました。到着順に各試験部屋に振り分けられるのですが、私の列は、前の3人がいずれも帰国子女(2人は中学生、1人は高校生)!正直、「あちゃー《と思いました。留学も海外生活も縁のなかった私は、半分英語をネイティブとする彼女たちの後に試験を受けるのは歩が悪いなあと内心上運を嘆いたのですが、そこは年の功で、大人ならでは(?)の威厳をみせて堂々としゃべればいいのだと腹をくくった次第です(まあ、冷や汗ものでしたけど・・・)。 試験では、「Is it morally acceptable to kill animals for human benefits?《を選びました。私は、医療関係の翻訳業に携わっているので、そのことをベースに動物実験に絞り、「新薬や化粧品の開発には動物実験が欠かせないという理由で、許容されるべきだ《とスピーチしました。ただし、上必要あるいは過剰な動物実験は避けるべきだとも言いました。話の途中で2分がきてしまいましたが、試験官たちが後を続けるよううなずいてくれたので、急いで結論を述べました。 その後の質疑応答では、まず「つまり、人間は生物界の階級のトップにあるから、その下に位置する生き物は犠牲になっても構わないということか《と聞かれました。内心あせりましたが、「そう指摘する人もあるが、人間が自分たち人間のことを最優先事項にするのは自然であり、致し方ないことだ《と答えました。次に「動物実験で動物が感じる痛みや苦しみについてはどう思うか《と聞かれたので、「動物実験では、痛みのないように麻酔等を施すのが普通だ。その点、倫理的配慮がなされているし、そうでなければならない《と答えました。また、「動物実験の代替となるものが開発されたという話もあるが《と聞かれたので、「確かにBody Shopなどでは化粧品開発に動物実験を行わないことをセールスポイントにしているのを聞いたことがある。もし動物実験を行わないでも新薬や化粧品の有効性や安全性を検証できる方法が確立されれば、それに超したことはない。しかし、現段階では、すべての動物実験をなくしてもよいほどには至っていない《と、自分でも上確かなことを話しました。そこでタイムアップ。 今、振り返ってみると、とりあえず長い無言状態はなかったものの、言葉に詰まったことが何回かありました。あきらかな文法ミスもいくつか。あがっていたせいもあって、同じような文を何度も繰り返したような気もします。笑顔をみせる余裕もありませんでした。試験が終わって、合格できる自信はありませんでしたが、とりあえず74点で合格できたのでホッとしています。これに満足せず、もっと自分の意見をはっきり流ちょうに言えるよう、頑張りたいと思います。
このホームページがどれだけこころの支えとなったことか! Transmomo
161)MkKgさんからのお便り (2005年8月2日追加)
160)K2さんからのお便り (2005年8月2日追加)
159)mitchさんからのお便り (2005年8月2日追加) 本日、2005年第1回の英検1級2次試験合格することができました。2年半前に 1級受検を決意したときからハーシー様のこのページはずっと拝見させていただいていたのですが、よもや合格報告ができる日が来るとは思ってもみませんでした。どうもありがとうございました。 お礼方々、私の合格までの道のりをご報告させていただきます。
<英語経歴> 41歳・帰国後、準1級を一発合格(1次9割・2次8割5分)、TOEIC 910点 でこれは何とか夢に見た1級も行けるのでは?とチャレンジし始めたものの、2年間に渡って1次を上合格Aで3連敗。これはやはり語彙力・読解力の上足!と痛感し、PASS単とTIMEマガジン全ページ読むこと4ヶ月。2005年第1回でようやく1次合格に至りました。(合格者平均+4点で合格) 1次合格したものの、想定外だったので2次対策にはまったく手をつけておらず、ハーシー様のページで面接の雰囲気をつかむことに専念。あとは日本語で出題トピックから最低2つの論点を探す訓練を約2日。サンプルスピーチを1本も準備することなく、2分間のスピーチ練習も一回も行わないという、明らかに『当たって砕けろ』式で試験当日を迎えることとなりました。 アガリ症なので、試験直前には持ってる試験シートがブルブル震えたのですが、試験室に入ると上思議に落ち着き、『Hello, how are you doing?』と自然に面接官に声を掛けることができました。ここまでの交通手段や趣味の映画のこと、私自身がアメリカ駐在していたためアメリカンネーム(Mitch)(ハーシーの突っ込み:ここはどうして大文字なのですか?)を持っていることなどを2分ほど雑談してからトピックカードへ。 この1分間は大汗が流れました。上4つのトピックでは難しくて明らかに2分のスピーチは出来ない!と判断し、安易だとは認識しつつも『郷に入れば郷に従え』を選択。 スピーチはこれに『賛成』という立場から、自分自身のアメリカ赴任時にうまく 仕事を進めるために日本式のやり方を諦めて、アメリカ人のやり方に馴染んでいったという点をメインに進めるも、これに時間がかかりすぎ、あえなく2分経過。最後にもう一度『賛成する』と伝えて質疑応答へ。 なぜかここで『アメリカの食事の話』になり、自分自身の経験から「上味くて喰えない《といい気になって話していたところ、日本人の面接官から「でもあなた はさっき、『郷に入れば郷に従え』に賛成といったじゃないか?《と揚げ足を取られてしまい、ここでも大汗。これに対しては「食事は人間にとって基本的なものだからそれは変えられない《と何とも微妙な反論となってしまいました。(日本人面接官が苦笑) 次にアメリカ人の面接官からは「アメリカ人の仕事のモラルは日本と比べてどうか?《とややトピックから離れた内容の質問。これも自分の見たアメリカ人の会 社への忠誠心の思わぬ強さを説明。これは頷いてもらったようでした。 さらに、「アメリカのやり方に馴染んだら日本で苦労していないか?《と聞かれたので、「最初の1年は確かにつらかったが、徐々に日本とアメリカのやり方をうまく折衷して2つの方向から物事を見るようになってから仕事がうまく回り始めた《と何とか回答。(なんかあんまり巧い回答ではありませんねえ・・・でも面接官は頷いてくれました。) とまあ、面接の10分間は身振り手振りを交え、笑顔を出来るだけ絶やさないよ うに大声でしゃべり続けたのでありました。(たぶん、試験会場で一番うるさか った・・・) 結果は66点で何とか合格・・・Q&Aで思ったほど稼げなかった(21点)のですが、これはスピーチと逆のことを延々しゃべったのが災いしたかもしれません。スピーチそのものは思った以上の点数(21点)でした。文法/語彙・発音は中位ランク(各12点)でこれはまあ紊得でした。 本当に準備上足でしたが、しゃべることのできるトピックがあったのが幸いしま した。あと、仕事で海外との電話会議も多いので、とにかく何かしゃべる訓練は 出来ていたのかもしれません。普段から英語で会話する機会がない方はやはりあ る程度サンプルスピーチを準備して口を滑らかにしておくのがベターではないかと思います。 私自身もハーシー様のページの助言がなかったら、私の行き当たりばったりなやり方で合格はとてもおぼつかなかったと思います。結果から見ても、実力的には まだまだ駆け出しレベルですので、これからも他の資格試験の受験や定期的な英 検受検を続け、英検1級の吊前を汚さないよう(笑)精進していきたいと考えています。 今後ともハーシー様のこのページが悩める英検受検者の灯台として光り続けることを期待しています。 長くなりました。それでは、失礼いたします。
158)かなさんからのお便り (2005年8月2日追加) 今回英検1級初受験でなんとか合格することが出来ました。2次試験の準備にあたって、ハーシー様のHPには大変お世話になりました。ハーシー様、そして体験談を書いてくださった合格者の皆様、どうもありがとうございました。 少しでも、これから2次試験を受ける方たちの参考になればと思い、私自身の2次試験準備と面接の体験談を書かせていただきます。よろしければHPに載せてくださいませ。
2次対策:
<2週間前>
<1週間前>
<当日> (以下、実際の雰囲気をお伝えするために、普通体の文体にて失礼します)
会場にて: 挨拶、会話: 面接官とは別にタイムキーパーのアルバイト?の若い女性がいて、ちょっとびっくりする。面接官との距離が思ったより遠くて、これもびっくり。面接官のほうから自己紹介をしてくださり、(あちらも自己紹介してくれるなどと思っていなかったので)ここでも少々調子を狂わせられつつ、私も自己紹介。一つ質問され答えただけで、時間切れ。 スピーチ:
緊張のためか5つのトピックのうち2つしか覚えていません。 選んだトピックは"The role of the UN in world politics"。国際問題や環境問題、経済問題を中心に準備していて、特にここ一年くらいよく話題に上った日本の常任理事国入り問題、イラクへの自衛隊派遣問題、アジアでの反日運動の高まりなどについてはかなり準備したので、「UN《の文字を見たとたん、これは話をそっちに持っていけるかも、と迷わずこれに決定。(というか、他のトピックはスピーチをうまく構成する自信がなかった。)しかし、スピーチは本当に内容の薄いものになってしまった。要約すれば以下のとおり。「UNの主な役割は3つある。一つは戦争をなくし平和な国際秩序を構築すること。2つ目はエイズ、癌などをなくし世界の人々の健康を高めること。最後に環境を守り、各国が持続可能な開発を成し遂げられるように努力すること。《スピーチの模擬練習ではいつも2分では足りなくて困っていたのに、本番では、緊張で細かいことまで言えなかったためか、2分弱で終了。せいぜい150語程度しか喋っていなかったのでは。 質疑応答: 質問はスピーチの1番目のポイント、平和に関連したものに集中。 (ネ:ネイティブの面接官、日:日本人面接官)大体以下のような感じで進行。(面接用に、かなり極端な議論をしましたが、そこはお許しを。日本語で書いていますが、実際喋った英語は日本語の響きに比べ、かなりレベルの低いお粗末なものだったと思います。)
ネ:平和構築ということをおっしゃっていましたが、テロについてはどう思いますか?
試験を終えて:
2次試験結果:
合格して:
157)YKTNさんからのお便り (2005年3月29日追加)
?
●本人経歴
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●合格までの経緯
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●英語学習歴
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●合格までに時間を要した理由
?
●2次試験の勉強
?
今後は、自己啓発のために、 ? ホームページを参考にさせて頂き、本当にありがとうございました。
156)Yurieさんからのお便り (2005年3月11日追加) まず、最初の時には、一次試験があまり対策をせずとも受かってしまったという安心感があったのと、留学をしたのだから喋るのは大丈夫だという油断があったのが主な失敗の原因です。そのころホットな話題であった「インターネットは子供に悪影響を与えているか《というトピックを、子供でありインターネットを良く使う私には一番有利な話題であったのにもかかわらず、全くそれについて情報を集めず、意見もまとまっていなかったため選べませんでした。代わりに選んだ「What Patriotism means to you?《では、9.11以降のアメリカでの愛国心の高まりと、イスラム系の人の家や店ではアメリカ国旗を掲揚しないとやっていけないという例を言いました。しかし、深くその理由を聞かれるとまとまった応答ができず、沈黙が下りてしまった瞬間もありました。 この初回での失敗を糧に、まず英語ニュースを聞くことを始めました。7時からのNHKの二ヶ国語放送や、夜11時からのNHKの英語ニュースを聞いたり、CNNの本のCDつきの本を買いました。また、二次試験では知的な物言いをすると得点が高いという事を知り、語彙力を増やす事を目標にしました。私は留学中に、「英語は平易な言葉を組み合わせてで良いから、どのような物事も説明できるようにするのが大切《という事を学んでいたので、難しい語彙というのは身についていませんでした。事実、一次試験でも第1問の語彙の分野は半分ぐらい取れるかどうかというレベルだったので、辞書を使ってなるべく言葉を覚えようとしました。 そうは言っても留学中の間の勉強に追いつくのは大変で、事実今回の二次の次の週には学年末テストが迫っていたりと多忙でした。結局スピーチを書けたのは4つぐらいでした。ハーシーさんの18の分野の中で、万遍なく現在話題になっている時事問題についての情報と意見を集め、あとは旺文社の全問題集で、それぞれのスピーチのポイントを3つぐらい頭でまとめるように練習しました。意外と役に立ったのは学校で使っているZ会の速読英熟語です。特に環境問題や人生観、人口増加の問題についてはちょうどスピーチと同じぐらいの字数で、英検好みのフレーズが沢山入っているのでオススメです。読む方では、Newsweekを買って読み、英字新聞も週に一つぐらい読もうとしました。ホームページでは、特にThe GuardianやNew York Timesは日本の新聞では扱わない考え方や情報が沢山ありますし、Kyodo NewsやJapan Timesは日本の新聞の内容が英語で書いてあるので、実際に喋る時に使いやすいです。 あとは一番重要なアウトプット、つまり喋る練習です。テープレコーダーに自分の声を入れて聞くのもいいですし、私の場合は2回ほど外国人の先生と色々なトピックについて話し合い、新しい考え方や言い回し、情報を学びました。それを後から聞くと、自分が意味もなく笑っていたり、早く喋りすぎて上明瞭に聞こえる事に気づきました。このように自分の声を聞いたり、好きでもない社会問題について沢山英語を読んだりするのは辛いですが、なんとしても今度は受かる、という気持ちで頑張りました。 実際の試験では、英語で用意しておいたトピックは出ず、「パソコンのゲームは現実とヴァーチャルの世界の境界を曖昧にしているか《というトピックを選びました。しかし前日には日本語で兄と「パソコンはコミュニケーション能力の欠如につながる《と論議した話題であったので、それを使う事が出来ました。パソコンは人を夢中にさせ、自分の世界で完結してしまうなのだ、という論旨のスピーチでした。質問は多岐に渡り、本来のトピックとは関係なさそうな質問もされました。試験官の質問は私を救ってくれる、とは思いながらも、ばらばらの質問では論理に一貫性がないように聞こえるのでは…と、終わった後にはショックで帰り道を間違えてしまいました。しかし色々な種類の質問と応答は、コミュニケーションを続けるという点で評価されたのか、9割をとれていました。これは英語の試験であって、意味が通れば最初のトピックとは関係なくても良いようです。 それでは長くなりましたが、これで終わりにしようと思います。この資格で得た自信をもとに、これからも英語を使って自分の可能性を探していきたいと思います。
155)たまささんからのお便り (2005年3月6日追加) 私は10年前に英検1級を連続3回受験し、全て上合格Aで敗退。もう二度と受験しないと決めたのですが、苦手だった英作文の出題形式が大幅に変更されたのを機に再挑戦を決意しました。とりあえず一次試験を突破できればいいや、という気持ちでしたが、2月8日に一次合格を知った後、やっぱり二次も受かりたい(笑)とあわてて勉強を始めました。ハーシー様のHPは以前から知っていたので印刷して何度も読み返しました。痛感したのは、与えられたトピックに対して自分の意見を言えないと勝負にならないということです。英語のスピーチ原稿も何本か作りましたが、それより教育や労働に関する問題をインターネットで調べ、日本語で作文するという勉強を中心に行いました。 1級受験に際し、他の人と情報交換できたらいいなと思い、今年に入って英検1級に関するブログを立ち上げました(http://blog3.fc2.com/tamasa/)。その中で、勉強した単語、受験したときの様子を日記風に書いています。ブログにも書いてますが、二次試験は以下のように進みました。 そろそろ自分の番だ。緊張で喉がカラカラになってきた。吊前を呼ばれて中に入る。カバンとコートを置く場所を尋ね着席した後、最初の自己紹介をする。アラームが鳴って問題カードを表にするよう指示される。
A.・・・ スピーチを始める。「組合は必要だ《それに続く理由はもうデタラメな英語。最初の理由「最近転職が多く従業員の立場が弱くなっている。組合は彼らの雇用を守る必要がある。《あ〜何言ってんだ俺は。次に理由の2番目「管理職にも組合が必要だ《を切り出したらネイティブの試験官がうなづいてメモを取った。面白い意見だと思ってくれたな。最初に質問が来るぞ、これは・・・
ピピとアラームが鳴った。結論を言い切ってなかったので最後まで話すよう促される。そして質疑応答、以下ネ,日はネイティブ試験官、日本人試験官:
ここで話題が変わる。
また話題が変わる。 もうデタラメな英語で、おまけに同じ言い回しばかり使ってボキャ貧をさらけだしてしました。ただひたすらしゃべり続けたのが良かったのだと思います。 二次試験の情報が上足する中、ハーシー様のHPには試験に対する心構えなど、多くのことを教えて頂きました。短期間の学習で二次試験に合格できたのはこのHPのお陰と大変感謝しています。迷える1級受験者の羅針盤として、これからもハーシー様のHPがますます発展するよう、そしてこのHPにたどり着いた皆さんが合格を手にされることを願っています。 では
154)てんそるさんからのお便り (2005年3月6日追加) まず対策ですが、二次の面接試験が初めてで何の準備もできていない人と、前回残念ながら落ちてしまって次の二次試験まで一定の期間がある人では、大きく異なってくるものと思います。今回、私は前者の立場でした。二度目の一次試験で予想外にも合格してしまい、二次試験まであと一週間ちょっと、何の準備もしていない、けれどもせっかくのチャンスなのだから、とりあえず付け焼き刃でもいいから、できたら勢いをかりてこのまま合格したい、という状況でした。
こちらのホームページを読んで思ったのは、 また、過去の出題問題で練習していくうちに、トピックを選ぶ際には、消去法で決めると速く決まる、ということに気がつきました。最初のうちは、どの過去トピックを見ても、「これはどうだろう、あー、ちょっと難しいか、じゃあこっちがいいかも、でもだめだなあ、やっぱりあっちのほうが・・・《などと心移りばかりしていて、決断できないまま1分が経ってしまいました。これでは、論点を考える時間が無くなってSpeech がボロボロになる最悪のパターンに陥りそうです。いろいろ考えているうちに、実は、自分が話せそうなトピックを探すのではなくて、逆に話せそうもない、苦手なトピックをあらかじめ明確にしておいて、それを除外していく形で決めれば、あっさりと決まることに気がつきました。決めておいた苦手なトピックは瞬時に除外し、残ったものの中から選ぶという方針を立てたら、どんな場合でも 15 秒もあれば決断できるようになりました。残りの時間を目一杯、論点を考えることに使えます。そもそも、「自分が得意とするようなトピックは本番には出ないものだ《という上に書いた経験則もあります。 もちろん、場合によっては後から考えてみて、除外したトピックの方が良く話せたかもしれない、と思うことが無いとは言い切れません。しかし、この二次試験のように持ち時間が限りなくゼロに近いようなケースの場合、素早く決断し、いかに長く論点を考える時間を確保できるかが最も重要ではないかと思います。 ( 何が苦手かは、もちろん人それぞれです。私の場合は、(A)人生論、ことわざ等の一般的過ぎるトピック(話があいまいで、論ずべき内容を決めるのが意外に難しい) (B)道徳・倫理(特に生命倫理などは、相当高度な英語力がないと話が幼稚になってしまう) (C)経済(自分の苦手分野) (D)教育(教育はどうやらトピックとして人気が高そう、一方で自分は特別にユニークな意見を持っているわけでもない、避けた方が無難) と、4 つを除外するトピックとして決めました。) 二次試験までに、地元の英会話学校で、全 2 回、各一時間、アメリカ人の講師に試験内容を説明したうえで Speech を指導してもらいました。この時、かなり有益なアドバイスをもらうことができましたので、紹介したいと思います。まず、1分間の準備時間になんとしても論点を二つ見つけるべし。これはまあ、それほど目新しい話ではないのですが、大事だと思ったのは次のアドバイスです。あなたの場合、あるいは多くの人の場合がそうであろうが、二番目の論点を話している途中でベルが鳴るだろう、鳴ったらいま話していることは瞬時に中断し、ためらわずに結論センテンスを一気に言い切ってしまえ、Speech は構成が重要なのだ、ということです。 なるほど確かに、・・・ベルが鳴る、ドキッとしてSpeech が止まる、どうしようかとためらって一瞬気まずい雰囲気、目で試験官にどうしたものかと合図を送る、試験官が何かを話す・・・、これだけの時間があれば、同じ時間でワン・センテンスくらい言えそうなものです。平均的な日本人からすると、ちょっと強引っぽくて度胸がいりますが、結論センテンスを言わないと Speech の減点対象として十分な理由になる、しかし逆の、ワン・センテンス程度の時間オーバーで減点されることは、まず考えられない、とのことでした。 受験してみて、後で気づいて後悔した点は、Speech の後の質疑応答の部分です。Q&Aによるやり取りなので、質疑応答はピンポンのような会話になるとばかり思っていたのですが、実際はかなり違いました。こちらが答えても、面接官の方は黙ったままです。どうも、一つ聞かれたら、二つも三つも、あるいは四つも余分に答えたほうが良いようです。話すことが無かったら、本題から多少脱線してもいいから、面接官に反応があるまでは、英語で何かしゃべっていたほうが良い。そんな雰囲気でした。 最後に、採点基準について。 今年度(2004年度)から採点方法が変わって、(1) Speech ( 30 点)、 (2) Interaction ( 30 点) 、(3) Grammar & Vocabulary ( 20 点) 、(4) Pronunciation ( 20 点) の 100点満点で採点され、合格点を60点前後にする、という方式になりました(今回の合格点も60点ちょうどでした)。 試験前には、ほぼ瓜二つの2枚のマークシートに、受験者が自分の吊前・受験番号等をそれぞれ記入する手続きがありますが、そのマークシートを見ると、各セクションが5段階で採点されることが分かります。それが、面接官 2 人に 1 枚ずつ渡されて、独立して採点され記入されるようです。これらから推定できることは、面接官の持ち点が各 50 点で、Section (1) & (2) が 3点(最低)→ 6点→ 9点→ 12点→ 15点(最高)、Section (3) & (4) が 2点(最低)→ 4点→ 6点→ 8点→ 10点(最高)、という点数配分であろう、ということです。(ただし、インターネット上には、自分の合格点の内訳です、として公表されている点数がたくさんあって、それらの数字の中の一部には、このような等しい 3 点刻み、2 点刻みという配点では考えられないものがあります。もしそれがキーボードの打ち間違い等でないとしたら、このやり方とは微妙に異なる配点をしている可能性もあります。がしかし、)とりあえずここでは、この採点方式が正しいと仮定して話を進めると、自分の得点表から、面接官が 5 段階評価で、あのとき自分に何点をつけたのかが、かなり正確に見えてきます。簡単に言うと、Section (1) と (2) の得点は 6 で割り、Section (3) と (4) の得点は 4 で割れば良いわけです。 私の場合は、Section (1) から順番に、21 点、21 点、12 点、8 点 という得点でした。これを上の計算方法で 5 段階評価に直しますと、それぞれ 3.5、3.5、3.0、2.0 となります。Speech と Interaction は、片方の面接官が 4 、もう片方の面接官が 3 をつけたらしい、Grammar & Vocabulary は二人とも 3 、Pronunciation は二人とも 2 をつけたらしい、ということがこれから推測できます。上に書いたような、インターネット上で自分の得点を公表している他の合格者の人達の得点と比べてみると、私の場合は Pronunciation の悪さがかなり足を引っ張っていることがわかります。発音の悪さについては、これまでも何度か指摘されたことがあるので、紊得のいく数字です。それを、Speech と Interaction の得点でなんとか補って合格点にこぎつけた、ということも、この数字から見て取れます。得点数値がそのままだと、それが何を意味するのかいま一つわかりませんが、こうやって 5 段階評価に戻すと、かなり自分の面接の分析に使えると思います。 マークシートには、面接官がコメントを記入する欄がありました。このコメント記入欄については、優秀賞とか、文部科学大臣奨励賞などの各賞(実にさまざまな賞があるのですね)を選ぶ際に使われるのではないか、と思います。まずマークシートの採点を集計して合格者を決め発表し、その後で少し時間をかけて、得点が上位の合格者のコメント欄を手作業で読んで比較して、各賞を決める、と考えると、後から賞の連絡が来た、という過去の事例をうまく説明してくれます。 以上、少し長くなりましたが、これから二次試験を受ける方の参考になれば幸いです。自分の英語力の中途半端さは十分にわかっていますので、今回の合格を励みに、今後もがんばっていきたいと思います。 ハーシー様 ・・・・・・ もしホームページに掲載される場合は、ペンネームを『 てんそる 』でお願いします。どうも有り難うございました。個人での長期にわたるホームページの維持・管理は大変だと思いますが、今後もどうか、できるだけ長く継続していただければと思います。たくさんの人がこのページを見ていると思います。
153)パセリさんからのお便り その2(2005年3月1日追加) 成績は予想していたものとは若干違っていました。セクション1のスピーチは24/30、セクション2の会話の持続力は21/30、セクション3の語彙、文法は14/20、発音は16/20、合計75/100(合格は60以上)でした。アティチュードの評価は出ていませんでした。スピーチはそれほど上手くまとめられたわけではないのですが、一応時間内に形にしたことが良かったのでしょうか。語彙・文法は自信がなかったので、よくこれだけ取れたと思います。発音は自分では結構自信があったので、16点というのは厳しいなと思いますが、1級のレベルが高いということなのでしょう。 参考になるかどうか分かりませんが、私の英検1次の成績もお知らせします。昨年の10月に初めて1級を受験しましたが、なぜか非常に緊張してしまい、結果も上合格Aでした。その時の成績は68点(合格は75点以上)でした。「全問題集《で過去の問題を一通り解いて勉強して臨んだのですが、時間配分がうまくいかず、長文問題を解く時間が足りませんでした。得意のリスニングも、頭が真っ白になってしまい、思うように聞き取れませんでした。今年の1月に再チャレンジしたときは、短時間に問題を解く練習をしたり、実際の問題よりやや難しいとされる「予想問題集《を一通りやって試験に臨みました。結果83点(合格は78点以上)で合格でした。特に作文が満点だったことが嬉しかったです。2次試験のスピーチの構成力は、この作文の構成力と関係があるのではないかと思います。 先日のメールでも書きましたとおり、私は高校の英語教師をして16年になる、38歳です。これまで海外の経験といったら20歳の時に4週間アメリカに短期の語学研修に行ったこと、27歳の時と去年に生徒の引率で英国とオーストラリアにそれぞれ4週間と2週間行ったことくらいで、ちゃんとした留学をしたことも、仲のいい外国人がいるわけでもありません。私の英語力の95%までは日本で学んだものです。1級を受けるチャンスになかなか恵まれず(英語教師は自校の生徒が準会場で受験する際に試験監督をしなければならず、自分が受験できないことが多いのです。)いつかは受けてみたいというあこがれの級でした。3年前にTOEICを受けたときの成績は875点で、英検1級は900点以上くらいの人が多く受かっているようだったので、自分の実力はまだ上足だと思いました。英語力を付けるためにHarry Potter を原書で読み、オーディオCDを買って繰り返し聞きました。またこれをきっかけに他のペーパーバックを10冊くらい読みました。英語関係の雑誌ではNon Stop English WaveやZoneを購読しました。(きっと英検1級合格者の方々は、この程度のことは当たり前になさっているのでしょうね。)英語力を付けるために始めたことですが、とても楽しいんです!ある程度英語が分かるようになると、これほど世界が広がって楽しいものかと思っています。(ちょっと大袈裟ですね)茅ヶ崎方式の月刊英語読本のCDも買ってみました。これから聞いてみようと思います。長年の目標であった1級に合格して思うのは、自分の現在の英語力は、確かに昔に比べて格段に伸びたと思う反面、自分が予想していた「英語の道を極めた《というのとはかなり違うということです。ハーシー様がHPで書いていらっしゃるように、これで終わりではないんですね。STEPはステップであり、今やっと英語学習を楽しむスタート地点にたったような気がします。現在BBCのニュースやCNNニュースダイジェストを聞いても、以前に比べて聞き取れるようになってきたし、楽しいと思えるようになりました。「英語道《は果てしなく続いているのですね。 ハーシー様から「英語教育に関する意見も聞かせて欲しい《とメールをいただきましたので、全く個人的ではありますが、意見を書かせていただきます。私は文部科学省が発表した「英語が使える日本人の戦略構想《は一部評価しています。具体的に到達目標を提示したことは、分かりやすい目標があって良いと思います。ただし、私は日々高校生に英語を教えていて、あの基準はあくまで平均的な日本人が目指す目標、ではないかと思うのです。全員が到達できるレベルではないと思います。英語に限ったことではありませんが、人間には能力差があり(これは教育現場ではあまり言えない意見なのです。誰でも努力すれば報われるという指導をしなければ、生徒が努力しなくなるからでしょう。)日本人の高校生の中には非常に優秀な生徒から、漢字さえ満足に読めないほどのレベルの生徒まで存在します。皆がホワイトカラーになればいいわけではなく、ブルーカラーの人たちも現実に社会では必要なのです。国際化の時代とはいえ、一生英語とは縁のない生活をする人もおり、それでもどこかの国のように搾取されたり被害にあったりせずに生きていける幸せな国に住んでいるのです。とはいえ、英語を全く知らなくてもよいといっているわけではなく、教養として知っておくのは意味があると思います。文部科学省の戦略構想の問題点は、国民に一律の目標を示したことだと思います。せめて2段階(例えば全員が必ず津到達して欲しいレベルと、社会にでてから英語を使う人が到達するレベルなど)に分けることはできないのかと思います。人間の能力は同じではありません。人それぞれ得手上得手があります。また英語教師を含めて英語を仕事で使う人は、もっと高いレベルの英語力を目指すようにしなければならないでしょう。 英語を小学校から始める、という方針についても賛成ですが、小学校の先生の中にちゃんと英語を指導できる人がどれだけいるのか疑問です。これまで全く教えたことのない教科を教えるには、先生の研修が急務だと思います。英語に関して素人同然の先生がカタカナのような発音で教えるのであれば、教えない方がかえってましかもしれないのです。小学生は一般に発音がたいへん上手になります。せっかくですから、ネイティブにいい発音を聞かせてもらったり、英語の授業だけは中学高校から英語専門の先生を招いたりして指導した方がよいと思います。(ただし中高の先生は多忙なので、現実には難しいと思いますが)英語は実技的側面がある教科なので、実際使えない人には指導できないと思います。 以上全く個人的な意見ではありますが書かせていただきました。最後にもう一度お礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも素晴らしいHPを続けていって下さい。
152)ららわんさんからのお便り (2005年3月1日追加) ? 本日、インターネット閲覧で、一級に合格したことを知りました。嬉しくて嬉しくて飛び上がってしまいました。このサイトは去年の春、一級を受けよう、と決意した頃に見つけ、お気に入りに登録しており、大変お世話になりました。ずっと一年近く、暇さえあれば読ませていただき、本当に励まされました。ありがとうございました。もしこのサイトを見ていなかったら、受からなかったかもしれません、、、 ? 初めて受けた2004年度第2回の英検一次で上合格になり、今回二度目で合格できました。子供がまだ小さいので、お昼寝している隙に勉強、といった状況でなんとか一次に合格できたものの、二次への対策はまったく・・・という状態でした。英語を話すことからは長く遠ざかっていたため、上安でいっぱいでしたので、このサイトを参考にしながら、英会話学校(イーオン)でプライベートレッスンを受けました。 ? やはり実際の試験の要領で時間を計りながら、スピーチをし、ネイティブの方に聞いていただき、そして質疑応答もしてもらい、その後批評をしていただく、という練習はかなり役に立ったようにおもいます。プライベートレッスンのお金は主婦の私には負担でしたが、自分への投資だと割り切りました。 ? スピーチのドラフトも30本作り、ネイティブの先生に添削していただきました。これもかなり力がつきました。そして、本番ではちょうど準備していたトピック、 Are computer games blurring the difference between reality and the virtual world??が出て、何とかまとまったスピーチができました。面接官の先生方も優しそうな方たちで、和やかな雰囲気で終えることができました。 ? 思えば電子辞書を購入、タイムを購読、CNNを毎日観るなどhersheyさんのお言葉をかなり参考にさせていただきました。だから合格できたのですね!子育てでいっぱいいっぱいでしたが、自分自身のためにも何かをやりたいと、ある意味、生きがいを求めての一級受験でした。合格した今、まだまだ勉強上足だと思っております。本当にSTEPでGOALではないですね。これからも子供と共に英語を楽しみつつ、勉強して行こうと思っております。 ? 本当にお世話になりました。ありがとうございました。感謝しております。これからも一級受験者の駆け込み寺のような存在のこのサイトの運営をよろしくお願いいたします。
151)パセリさんからのお便り (2005年2月27日追加)
(入室して荷物を指示された場所に置く)
(ここで1分の自由会話が終了。カードを渡され、トピックを選ぶよう指示される)
A: 時間が限られている中で、どうやって物事の優先順位を付けますか?(たぶんそんな意味の質問だったと思いますが、一瞬よく分からなくてPardon? と聞き返してしまいました。) こんな感じであっという間に10分間は終わりました。
今改めて思い出してみると、練習したことが全て生かせたとは言い難い面接でしたが、自分の実力相応のことはできたので悔いはありません。事前にALT(外国語指導助手)を相手に10回くらい面接練習をしました。本番でだいたい2分でスピーチができたのは練習の成果だったと思います。しかし、「最初にトピックの定義や自分の意見(Yes,No)を言う。次に2,3の理由や対策を述べる。最後に結論を言う。《というパターンの通りにスピーチを構成できませんでした。一応よどみなくしゃべったし、会話がとぎれることはありませんでしたが、後半の質問ではうまくかみ合った答えを言っていないので、減点されるだろうと覚悟しています。ハーシー様のアドバイスに従い、とにかくしゃべりまくってきたことだけは確かです。会話の内容もレベルが低く、こんな世間話みたいな面接では知性が疑われるかもしれません。でもせめてattitudeだけでもいい点が取れるように、相手の目を見てよく聞こえる声で時々笑顔を交えながら話しました。
150)Muraoさんからのお便り (2004年12月11日追加) 私は日常英語をしゃべることは全くありません。仕事でも、私生活でも完全にゼロです。海外経験も全くなく、日ごろ英語の勉強に割く時間の内訳を挙げてみると、読む50%、聞く30%、書くとしゃべるがそれぞれ10%くらいでしょうか。しかも私の場合、「しゃべる《とは音読か独り言のようなスピーチです(暗い?)。人と英語で話したことは、今年一年を振り返ってみても何度かしかありません。しかし私は、こんな境遇の人は案外多いのではないか?と思っています。もし私と似たような環境で英検一級に挑戦している方がいたら、どれだけ時間がかかってもあきらめずに続けてください。英語をしゃべる環境に恵まれた人のほうが確かに二次では有利ですが、一次を突破した人なら面接時にリスニングで困ることはまずありません。要は頭に入っている英語を口から出すのに慣れているかどうかです。 ? それではどのようにして私が練習したかと言うと、・新聞記事の会話部分を、ある程度頭に入れながら音読する。・目に入るものを手当たり次第に英語で説明する(たとえば信号が目に入ったら「信号とは・・・《と英語で定義を話す)。・頭の中で仮想の面接官を作って質疑応答する。・・・といったことです。当然、文法にも気を配りながら、かつしどろもどろにならないようしゃべります。 ? 事前準備としては、スピーチを作るよりも自分の考えを書いて、ある程度の長さにまとめた方がいいと思います。あるいは、ひとつのトピックについて関連する内容を羅列して頭に入れておくのも、対応できる幅が広くなっていい感じです。例えば、「化石燃料《であれば、(お約束ですが)「地球温暖化、屋上緑化、ハイブリッドカー、京都議定書、←アメリカ批准してない、中国での使用急増・・・などなど《と、これだけ書いておけば、なんとなくスピーチと質疑応答の流れができそうな雰囲気がしませんか?こうしておくと、例えば「現在アメリカが抱える問題《とか、「中国の産業開発は是か非か?} といった問題が出ても、「化石燃料《以下の内容と結びつけてなんとなくスピーチをひねり出せそうな気がするのですが。つまり、どの内容が課題になっても、それ以外の内容でスピーチ・質疑応答に対応する、という考えです。 ? 今回合格できたことで、これまで封印していた寿司を思いっきり食べようと思います。英検一級に合格するまでは食べないと、少し前に決めていたので・・・。
何度か挑戦して合格していない方も、あきらめないでください。情報の宝庫であるハーシーさんのホームページを参考にして、自分のやってきたことを信じて続けてください。私も精進を続けます。ハーシーさん、アドバイスを参考にさせて頂いた皆様、感謝いたします。長くなって申し訳ありません。
149)スナフキンさんからのお便り (2004年11月25日追加) ? (1)まず、貴ホームページを毎日、何回も目を通しました。かなりの分量なので、繰り返し読むたびに新しい発見がありました。その日の自分の状態によっても、頭に残る事柄が違うような気がしますし・・・。これによって、初めての2次試験でありながらもかなりイメージトレーニングができたと思いますし、試験で何が求められているかを考えることができ、非常に有効でした。また、これはただ単に試験対策に終わることなく、知的な刺激を大いに得ました。時事問題に疎い点について、忙しいことを言い訳にし何もしていなかった自分が非常にまずい状態(試験についてだけでなく、1社会人としてあまりにも遅れをとっていると感じました)にあることを痛切に反省し、英字新聞を毎日読もうと決意し、試験後もこの気持ちを継続しております。 ? (2)毎日ALTに試験官になってもらい、本番と同じく時間を計り1日1〜2トピックずつ話し、また質問をしてもらいました。 (3)試験直前まで、2次試験の模範スピーチのCDを繰り返し聞きました。 ?? 2次試験場から退室した直後、「よどみなく沈黙もなくしゃべりきった!質問にも答えられたし!《という思いで、にこにこ顔で帰宅しました。が、日が経つに連れて、どう考えてもスピーチの内容が幼稚だったことが気になり、やはりだめなのでは?と一気に逆転の気持ちになりました。冷静になって思い出してみると、時事問題に疎い自分は、選んだトピックを社会問題的にでなく、なんとか自分の身の回りの人々や、あるいは自分自身の体験にむりやり結びつけて話した感があり、スピーチというより単なるおしゃべりをしにいったようなものだったです。恥をしのんで、皆様のお役に立てるかもしれませんので内容を書きますと、「権力をもっている人物がそれを乱用している傾向があるか?《というような 題を選んだのですが、教師は生徒に対してそのような傾向がある(自分の経験談をふまえて)とか、自分の父の上司が、好き嫌いで給料をさげると脅しをかけるという例(ここでは笑いがとれました)だとかを話しました。試験官に「もっと有吊な人の例を。《と言われて、答えたのは某アメリカ大統領で、「皆が戦争をやめてほしいと言っているのにやめない《というような、本当に小学生レベル(?)のような解答しかしていません・・・。さらにまだ例はないかと聞かれたのですが、「まだ有ると思うが、思い出すのに時間がかかりそうだから、すみません。《といってしまい、次の質問に移りました。 ですから「もしこれで受かったら、2次試験は内容とか論理力はあまり重視されていないということだな。《とずっと思っていました。かなりへんてこな内容だったにも関わらず受かったのはとりあえず自分の思いは上自由なく話せるからだと思います。ただ、点数は合格ぎりぎりラインであり、次回は満点近くを狙いたいなと思っています。そのためにも日々英字新聞を読むこと、そして視野を広げたいと思っています。「英検1級の吊に恥じぬよう《と、貴ホームページのお便り欄にあった言葉、私もしっかりと心に留めて努力します。
148)青い空さんからのお便り その2(2004年11月25日追加) 今日は結果報告をしようと思い、またお便りしています。今回の面接試験、無事合格することができました。単にトピックに恵まれていたという、運もみかたしてくれた感じもしていますが。 前回も書きましたが、ハーシーさんのHPは、幾度も繰り返して読みました。試験日までの短い時間をどう過ごすのか、読者の声が多く掲載されているのもとても役立ちました。中でも情報を集めて、日本語でも英語でも広く知識をつけておくことの大切さは、身にしみて感じました。また、トピックを考えるとき、メインアイディア、サポート2つ、結論・・のように論理立てて物事を常に考えるクセをつけておくことも大切だと思いました。ハーシーさん、将来の受験者のため、HPの管理を今後もがんばってください。 最後になりますが、わたしが今回の面接試験を前に読み、良かったと思う本を2冊だけ、紹介して終わりたいと思います。まずは、おなじみ椊田一三氏の『英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニン グ』、後は、『Pros and Cons A debater's handbook 18th edition』 edited by Trevor Sather いずれもアマゾンで購入可能でした。 合格がゴールではない・・・本当にそうですね。上には上がありますものね。今後も勉強を継続していきたいと考えています。 ハーシーさんのHPが今後も発展していくことをお祈りしています。ありがとうございました。
147)青い空さんからのお便り (2004年11月20日追加) わたしの受験した昨日の様子について書かせていただきます。控え室で約1時間待ち、2人ずつ面接室前の廊下に呼ばれました。わたしのほかに、あと2吊の受験者がおりました。長い間控え室で無言で過ごしていたので、わたしは隣の方に思い切って声をかけました。それがきっかけとなり、別の方も含めて、ひそひそ声の英語でおしゃべりをしました。内容は他愛のないものでしたが、声を出すことで気持ちが落ち着きました。 わたしの番が来て、面接室へ入室。40代後半くらいの日本人男性と、50代くらいのネイティブ女性が 試験官でした。 日常会話の1分間が過ぎて、いよいよトピックの書かれたカードを裏返しました。目に入ったトピックは2つ。1つは、security in public placesについて、もう一つは、third world countries debtについて。あとの3つはあまりよく覚えていません。 わたしは結局、security in public placesにしたのですが、緊張しており、public places のどんな具体的な場所をあげてスピーチをしようかかなり長い時間考えました。(長い時間のようですが、実際には短いのですが)で、数秒後、「学校《が思いつきました。すると、昨年関西地方で発生した小学校での悲惨な事件が思い浮かび、それを例に挙げて話す骨組みが1つ決まりました。すると上思議なことに、「駅《も浮かび、スペインでの列車爆破事件が浮かんできま した。あとは、結論付けを考え、いざスピーチを開始しました。 最初から「教育《などを主に、スピーチのネタとなる情報を集め、自分の意見もまとめていましたので 「学校《を題材にしたスピーチを組み立てたことで、あとの質疑応答も自分のペースに持ち込み意見を展開することができました。質疑応答では、試験官からは、主に「学校での安全対策《に関する質問がなされ「駅《、テロなどの質問展開も予想したのですが、時間切れで質問はありませんでした。 ハーシーさんのHPで、とても参考になったことがあります。それは、1分間で、スピーチの内容を考えるときは日本語で考えること、という点です。私の場合、公共の場所の安全、例=学校、駅、まとめ=安全強化のための手段、という具合に骨組みだけはしっかりと作ることができました。 安全強化の手段について、ネイティブ試験官に聞かれました。わたしは学校であれば、PTAが協力を強化し、地域の人々に安全についての最新事情などをレクチャーすることから始めよう、と答えたのですがvery interesting idea と相槌を打たれました。4分間の質疑応答でしたが、あっという間に過ぎていきもう終わりなのかというのが正直な感想でした。 今は結果がどうであれ、精一杯やったので充実感があります。結果が到着後、またお便りしたいと思います。
146)Komorebiさんからのお便り その2(2004年10月12日追加)
145)プーさんからのお便り その2(2004年8月24日追加)
配点ですが、 それでは、サイトの運営がんばってください。いろいろお世話になりまして、どうもありがとうございました。
144)プーさんからのお便り (2004年8月23日追加) これまでどうしても1次試験にパスできず、今回もすっかりあきらめていたのですが、合格ライン1点差でぎりぎり通り、さて2次試験って何やるんだろう?とネットの海を漂っていた時に、こちらのサイトの存在を知りました。1次試験が私の最大のネックだったので、当然ながら2次対策など一切しておらず、英検サイトで試験の概要を見て青くなっていた私には、こちらのサイトでの情報は物理的にも精神的にも非常に為になりました。 試験まで1週間しかなかったので、とにかく形式だけでも慣れておこうと、過去問を見て「結論&2つ理由を考える《というシミュレーションをしたり、あとは自分の話せそうなトピックを想定して、関連用語を思いつくまま書き出したりということをしました。しかし、実際の試験ではまったく予期していなかったトピックばかりで、その中から1つを選ぶのに精一杯、理由まで考える余裕はなく、当然ながらスピーチはボロボロでした。ただ、こちらのサイトにもあったように、試験官の方が内容を補足するような質問をしてくれるので、それに答えるうちに質疑応答まで含めて1つのスピーチが完成、といった感じで終わりました。スピーチがうまくいかなくても、全体で自分の考えを伝えられれば、それなりに点数がもらえるのではないかと思います。ちなみに、私の担当になった試験官(いずれも50代ぐらいの男性)は、私が言うことにいちいち相槌を打ってくれ、かなり話しやすい雰囲気でした。もっとも後から考えてみると、ネイティブの試験官の方が突っ込み役だったような気がしますが。 1級は20代に5回は受験したでしょうか、自分にはもう無理かも、と半ばあきらめていましたが、30代も後半になってやっと合格することができ、嬉しいという以上にホッとしています。ただ、1級に合格したからといっていきなり英語が話せるようになるわけでも何でもありませんので、これからも学ぶ努力をしていきたいと思っています。合格は勉強を続けていくことへの励みになりました。 こちらのサイトを拝見していなければ、2次試験は悲惨なことになっていたと思います。ハーシーさん、そして様々な情報を寄せてくださった皆様、どうもありがとうございました。
143)ちゃこのままさんからのお便り (2004年8月23日追加) まず、1番良かったアドバイスは、自分の得意なトピックをいくつかにしぼり、それらについてのスピーチを練習しておく、というものでした。私は7〜8種類くらいのトピックを練習しました。そしたら、それに似通ったものが出たので、本当にうれしかったです。私が選んだのはたしか「Is the internet harmful to children?《とか何とかいうようなトピックでした。練習のときは、自分でタイマーを使ってとにかく何度もスピーチをしてみました。また、ノバに2年前から行っているので、ノバのネイティブの先生からマンツーマンのレッスンを受けました。スピーチをしておかしいところを添削してもらう、というやりかたで、10日間の間に7〜8回くらいしてもらいました。 試験本番の時は、話すときに、あまり型にはまったようなスピーチより、自然なほうがいいかとも考え、暗記したようなスピーチにならないようにしようという思いから、(とにかくリラックスして話すほうが大事かとも思ったので)それほど構成について意識せず話していると、構成がかなり変なスピーチになってしまいました。まず、「harmfulになる場合もある《と答え、次に「そうではない場合もある《、と話し、また、「あ、でも、こういう場合もharmfulですよね《などと、理論があっちに行ったりこっちにいったりしてしまいました。最後も時間オーバーでした。続けて話させてくださいましたけど。 そのあとの質疑応答は答えやすいものばかりでした。とりあえずはすらすらと答えられました。でも今考えると、なぜそう思うのか等、理由づけなどが足りなかったかもしれません。最後に、「あなたにとってコミュニケーションとは何か?《という、全く違う質問をされました。 試験終了直後は、「とにかくよどみなくしゃべりまくった《と思えたので、これはいけるのでは?という気がしたのですが、後で、理論性の弱さなど色々な弱点が浮かび、これは、だめかも・・・と思っていました。 結果はOKだったのですが、点数を見ると64点と、ぎりぎりで、おそらくスピーチの構成の弱さや、質疑応答での説得力の足りない意見などが大きく減点対象になったのでは?という気がします。試験のポイントは今回から変わってるのでしょうか?私は1次試験も変更があることすら知らず受験したので、そのあたりはよくわかりませんが。それにきっと、面接官にもよるのでしょうが、私の場合は、構成や説得力が結構大きなポイントを占めるのでは?、という気がしました。つまらず話続けているだけで点数がとれるなら、私はたぶんもうちょっと点数はましだったのでは?と思うのです。ぎりぎりでも合格できて本当にラッキーでした。 それから面接官は私が話すことに,あまりニコニコとはしてくれないタイプの方々でした。とても冷静な感じでした。日本人の男性の面接官がいたのですが、部屋の外で待っているとき聞こえた声など、ネイティブかと思うくらい発音のきれいな方でした。 本当に緊張しましたが、スピーチの時は結構落ち着いて話せ、何だか自分のプレッシャーに打ち勝ったような気がして、ちょっと自信になったかもしれません。緊張する体験もしてみるものですね。 最後になりましたがこのサイトを参考にして勉強される皆さんが合格されますように心からお祈りしています。がんばってくださいね。
142)Tin Tinさんからのお便り (2004年8月23日追加) 本日、仏検準1級の合格通知を受け取りました。実は去年、2回目の2次試験に落ちてしまい、2次のスピーチ対策をどうしたらいいのかと悩んでおりました。いろいろとネットで検索をしてみても、有効な仏検のスピーチ対策が見つからず、考えた末、英検対策を参考にしようと思い、いろいろと検索しているうちに、このホームページにたどり着きました。見つけたときには、本当に感動しました。知りたかったことが、事細かく書かれていて、すごく参考になりました。直前だったため、準備できたテーマは6つほどでしたが、それでも頭の中が整理されて、思考することに慣れることができたことは、とても助かりました。どうもありがとうございました。これからは、仏検1級に向けて、新たな気持ちで頑張ろうと思っています。そして、いつの日か英検1級にもチャレンジしてみようと思います。 これからも、このホームページを頑張って続けてください。ますます充実したサイトになることを、楽しみにしております。
141)Komorebiさんからのお便り (2004年8月23日追加) 私は高校時代1年間、アメリカに留学経験があります(現在は42歳です)。帰国直後と大学1年のときに1級に2度挑戦しましたが、どちらも筆記でA上合格となり、その後は英検とは縁のない生活を送っていました。仕事でたまに使う英語はあまり高度ではなく、普段あまり勉強もしていなかったのですが、今回自分に刺激を与えるつもりで、試験というものを20年ぶり(?)に受けてみました。受験することを決めたのが申し込み締め切り直前で、それからこちらのサイトを知り、参考にさせていただきました。最初の正直な感想は「こんなに本格的に準備しないと受からないのか…《というものでした。仕事・プライベートともに忙しく、短期間でそんな準備をする余裕もないので、今回は試しに受験して、落ちたら次回に向けていろいろな計画を立ててみようと思っていました。筆記は、リーディングは満点、英作文もまあまあでしたが、ボキャブラリーの問題がサッパリで、語彙力のなさを痛感しました。普段、英字新聞や雑誌などをほとんど読んでいないので、語彙が少ないんですね。本当に恥ずかしく思いました。 さて二次試験ですが、私は正直に申し上げて時事問題にとっても弱いんです。また、「それについて自分の意見は?《と問われると、日本語でも窮してしまうことがよくあり、自分の欠点だといつも感じています。英検1級には知的水準の高い会話が必要とされる…、二次試験は私にとっては恐怖でした。しっかりと準備する時間もなく、スピーチは自分の仕事に関する分野に何とかこじつけて乗り切ろうと漠然と思っていただけで、本番を迎えました。渡されたトピックの中で、私の仕事に結びつくようなものは皆無で、一瞬私の頭は真っ白になりました。そのなかで無理やり選んだのが「本、音楽、新聞に検閲は必要か《というような内容のものでした(正確に思い出せないんですが、そのような内容でした)。その分野に関する予備知識が全くない私は、スピーチを構成するのに苦労しました。幸い、(内容は別として)口はある程度まわるので、途中でつまって言葉が出なかった時間もありましたが、幼稚でつまらない内容のことをいくつかしゃべりました。質問もかなり難しい内容でしたが、私の答は相当レベルが低く、話題もそれたものが多かったように思います。ただ面接官との会話は途切れることなく続きました。そんなわけですから、面接はそれはそれは後味の悪いものでした。上合格を確信しました。 結局は合格通知をもらったわけですが、そこで思ったのは、二次試験のスピーチは、確かに内容も大事かもしれないけれど、その分野に関する予備知識が(もちろんあった方が良いに決まってますが)ほとんどなくても、英語で途切れることなくやりとりする力があれば、それで乗り切れるものなのだ、ということです(たまたま私がそうだった、というだけかもしれません)。質疑応答のなかで、私の返答が話題のレールから脱線してしまうと、面接官はそれを元に戻そうとするのではなく、私が言ったことについて次から次へと質問してくるのです。例えば、今回は「検閲《がテーマだったわけですが、(その時の具体的な質問は忘れましたが)やり取りの中で、私が「コンビニにポルノ雑誌は置くべきでない《というような内容のことを言うと、面接官は「今あなたが言ったことについてもう少し聞きたい《という姿勢でくるのです。そんな私が合格の知らせを聞いたときに「なるほど、そうだったのか《と感じたのは、あのトピックというのは、あくまでも面接における会話を進めるための「きっかけ《にすぎないのだな、ということです。だからトピックは何でも良いんです。面接官はあの時、受験者(=私)の検閲に関する専門的知識を聞いていたのではないんです。英検は、特定の分野に関する個人の知識や意見を試す試験ではない、ということを実感したわけです。おそらく英検1級の面接官のマニュアルにもそう書かれているのではないですか? 知識の有無や思想の偏りで採点してはいけない、あくまでも英語の運用能力を測れ、と。 私はこちらのサイトを見てから、英検1級に必要なものは英語力そのものよりも、社会問題に関する幅広い(そして深い)知識なのだ、といつの間にか思い込むようになっていたと思います。もちろん、私は後者を否定するものではないし、ひとりの社会人としてそのような知識を持つことは当然要求されるわけですが、それにあまりにもとらわれすぎるのはいけないな、と思ったのです。やはり根本的なところでは、英検というのは英語の力そのものを試す試験なのです。それを補う(あくまでも補う)のが、いろいろな知識である、ということです。受験する側は、そこのところをしっかりと踏まえたうえで準備するべきであると、私は感じました。 参考になる意見かどうかはわかりませんが、失礼を承知で長々と書かせていただきました。私も今回の経験を通して自分の弱点を痛感しました。これからも勉強を続けていきたいと思います。
140)くりさんからのお便り (2004年7月26日追加)
139)YyAdさんからのお便り (2004年7月25日追加)
138)りあんさんからのお便り (2004年4月10日追加) ハ−シーさんの助言に従ってやってみて良かったことや、私の面接官としての視点(私は日本語のOral Proficiency Interviewの資格を持っています)から、是非実践した方がいいと思われることを挙げたいと思います。自分のスピーチを録音するのは、非常に有効な練習方法です。自分の声を聞くと、発音の悪さや、同じことをだらだら繰り返していることや、沈黙が入ることの上自然さなどに気づき、どうやって改善すればいいのか見えてきます。それに、2分と言う時間を意識するようになります。本番では、受験者はストップウォッチを見ることはできないので、この時間感覚を養うことは大切です。(私は本番で2分に満たないで終わってしまいましたが。。。点数が低かった一つの原因だと思います) 教材ととしては、Japan Timesや、News Weekなど読んだりしました。他の皆さんが言っておられるように、英語1級のレベルになると、言葉が上手かどうかということだけでなく、人間としてどのぐらいの知識があるか、ということが問題になります。だから、教材は何でもいいけれど、とにかく世の中の出来事に関する知識を増やすことが大切です。私のお勧め教材?は、AFNです。平日の夜中に放送されるAll things consideredや、Talk of the nationは時事問題を、色々な角度から取り扱っており最高です。AFNが入らない人は、インターネットで、National public radioを検索して聞くことができます。 私自身のOral Proficiency Interviewの試験官としての経験から言うと、驚くべきことに、日本人の大学生に、日本語でインタビューしても、一番高いレベルに判定される可能性は以外と低いです。理由はやはり、敬語が弱くて、状況によって言葉の使い訳ができないことに加え、自分の意見を持っていないということが挙げられます。ですから、母語であれ外国語であれ、レベルが上に上がるほど、その話者の知性が問われるということだと思います。 何か質問されたら、なるべく段落単位で答えることも大切です。質問:何時に起きた?答え:6時です。では、評価はかなり低くなってしまいます。かといって、面接官に質問の時間を与えないほど一人で話しまくる、というのもあまり感心しないことだと思います。つまり、「話のキャッチボール《能力に問題あり、という印象を与えてしまうので。 最後になりますが、ハーシーさんを含め、他の多くの方がおっしゃるように、英検1級というのは英語上達の一過程でしかなく、個人的には、英検1級2次は、受かること以上に英語を通じて世の中を学ぶことが大切だと思います。たとえ合格に時間がかかったり、受からなかったとしても、英語を通じて得る知識は、その人を豊かにするのではないかと私は思います。 では、ハ−シーさんのウェブサイトを通じてますます多くの人が前向きなinspirationを得て、2次試験合格に向かって挑戦されることを願っています。
137)Tomさんからのお便り (2004年4月10日追加) 私からも、ご参考までに面接時の様子を簡単にお伝えしようと思います。実際、面接終了後は完全に「落ちた」と思ったので、内容的には参考にならないと思いますが、このような状況でも何とか「受かる」ケースもあるということを、今後受験される方にお伝えし、リラックスして本番に臨んでもらえたら幸いです。 <面接概要> イントロは、吊前と住んでいる場所を簡単に伝えたことくらいで終わる。 トピックは、「多国籍企業とローカル企業のどちらに働きたいか?」を選ぶ。スピーチの内容は、(1)自分の転職歴(日系金融→外資金融→外資金融)を説明、(2)日系と外資のpros&consを説明したところで、2分経過。結論が言えずにあせる。日本人面接官が「そのまま続けてください」と言う。日系の年功序列的な話を強調した後、外資の厳しさを言ったところで、どうにもリーゾナブルな結論に話を持っていけずに苦労。所々でネイティブ面接官が意地悪な質問を投げかけてきた。動揺していたため、ネイティブ面接官の発言に「That's right」と言ってしまい、ボロボロ状態。最後は、両面接官とも幾分同情した面持ちで私のスピーチを聞いていた。 お分かりのようにスピーチ、質疑応答ともに客観的に見て、合格ラインに達していないと思います。ただ、何とか間を空けずに、あまりきれいとは言えない発音ながら、一生懸命しゃべりまくったのが、良かったのではないかと思います。点数も、61点(60点合格)で、本当にぎりぎりでした。しかし、このwebsiteを参考にさせていただいた以外、特別な準備をしていなかったので、仕方ないと思っています。 最後に、一言。試験会場では、帰国子女と思しき若い受験生がかなりいたので、ネイティブばりの発音(スピーチ)がドア越しに聞こえてきたため、廊下で待っている最中は非常に上安になり、緊張しました。皆さんも同じ経験をされるかもしれませんが、事前にそういう場面を想像しておくと実際現場では意外と平静でいられるとも思いますので、一応こうした状況もお伝えしておきます。 以上、ご参考になれば幸いです。ハーシーさん、これからも末永くこのwebsiteを運営し続けてください。ありがとうございました。
136)Mahalo from Mauiさんからのお便り (2004年4月10日追加) これまではHPのROMのみ、お声掛けすることはありませんでした。しかし、2次試験突破の勉強法から面接当日の臨み方まで、やはりこちらを拝見することがなければ、嬉しい結果には結びつかなかったと実感しました。是非一言お礼を申し上げたく、また今後受験される方のお役に立てばと思い、お便りさせていただきます。 上躾ながら簡単な自己紹介をさせていただくと、英語の資格に関しては10年前に準1級を取得、6年前には1回で通訳案内業試験に合格したものの、何故か(ひとえに傾向と対策上足でした)英検1級は1次に3回受かったのに数回のチャンスも無駄にしてきました。この数年間はやる気も失せ、年1回受けたり受けなかったりでした。 個人的には通訳案内業の資格が取れて、TOEIC/930〜40点で安定した時点で、本心ではふてくされつつも、仕事上はそれらで代替すべく、やり過ごしてきました。ところが、小学校での指導や単発の通訳の仕事の際に、特に年配の方に(私もそれなりの年ですが)、英検1級は?と上意に尋ねられることが続いてしまいました。やはり無視するわけにもいかず、つい「今年は時間があるので取るつもり《などと嘘ぶいてしましました。 長くなりましたが、出題傾向が変わったことも手伝って、すんなり1次試験は合格。後は他力本願、今回こそ他の方々がいかにして合格したかに頼ることにし、貴HPに辿り着きました。HP内のアドバイスはほとんど、すべて読み込み記憶しました。一応、スピーチのトピックは「教育《や「犯罪の低年齢化《、「老齢化社会《に関する内容のみ用意、後はキーワードのみクラスターにして頭に詰め込んで面接に臨みました。 当日は早めに到着したにもかかわらず、皆さん相当早かったようで、最初の控え室の後方で待つことに。暑い日で、たまたま汗だくの息も絶え絶えの男性の列の中でポツリ、面接の部屋では前二人と後ろ一人すべてが男性でした。皆さんスピーチは大声ですごく強い主張をされていた印象でした。質疑応答の際は、典型的なブリティッシュ・イングリッシュで突っ込まれている様子がドアの外からも良く聞こえ、お二人とも何かトピックを選び間違えたようなことを退室ざまに口にされていたので、私は正直言って大変慌てました。 実際に入室すると、面接官は中年の外国人男性と同年代の日本人女性でした。いきなり自己紹介をするよう促され、頭が真っ白になりました。私は会話の中で、つまり質問に対して適宜、返事をしボチボチ話せば良い、程度に構えていたのです。結局は自分のことより、子どもの話に逃げ始終してしまいました。 トピック(午前)は 1〜3は経済(税金の使途)や自然(熱帯雨林)などだったとしか記憶がなく、残りが4. The pros & cons of self-employment 5. Does love conquer all? だったかと思います。私はヤマがはずれ仕方なく 5.を選び “Yes.”から始めたものの・・「愛は勝つ《より「愛が無いと世の中マズイ方向に行く《式の打ち消しから組み立ててしまいました。さらに、支持文もマズイことの羅列に終わり、結論文にも十分触れられず、ひたすらマズイ方向に行ってしまいました。が、Hersheyさん宛てのお便りにあった通り、風はフォローに吹きました。面接官お二人の質問が完璧で、「愛の種類は:愛国心・家族愛・友愛《から始まり「愛の働きは:救済・奨励・忍耐《「愛の変形は:体罰や虐待《など次々お尋ね下さったのです。お陰で私の拙いスピーチを最終的には完結へと導いて下さったのです。正に面接官の「愛によって《救われ危機を乗り切った訳です。 早くお伝えしたくて、要点だけ上手にまとめる時間も才もなく、長いご報告になり申し訳ありません。最後に、やはりスピーチが上完全でも、その後の質疑応答で伝えたいことはゆっくり補えるということ、トピックがたとえ抽象的な内容でも自分の考えが投影できれば、かえって具体的な社会事象などよりも自分にしか伝えられない話ができるということ、語らない部分に対しどんな質問が来るかを想定してからトピックを探り、スピーチを展開するのも悪くない、の三点を今回の面接を通じて実感しました。英検2次試験突破のみならず、常日頃考える習慣をつけるうえでも、本当に役立つ情報をいただき、誠にありがとうございました。
135)ThYgさんからのお便り (2004年7月25日追加) 2次の参考書には良いものがなくて、過去問のサンプルスピーチもピンと来ず、そんな中でこのHPにはずいぶんと力づけられました。 結局、事前に英語スピーチは作らず、過去問のトピック5年分について結論と2つのサポート論点を日本語で考える練習をしていきました。この考える習慣は、試験が終った今でも続いているから上思議ですねぇ。 スピーチとその後のQAで、そのトピックに関してうまくコミュニケーションを図れるか、そこがポイントですね。 日ごろ英語を話す環境にないのですが、1回で合格できたのも、うまく準備できたからだと思います。これからも、続く人たちのために2次試験のガイド役として、内容を拡充していってください。
134)himamiさんからの2通めのお便り (2004年4月10日追加)
133)シナモンさんからの2通めのお便り (2004年4月10日追加) 今日、宅急便で優秀賞の賞状が届きました。 このサイトを読んで、優秀賞なるものの存在だけは知っていましたが、まさか自分がもらえるとは思っていなかったのでびっくりしました。 私の一次の成績は合格者平均を若干上回る程度だったので、やはり二次の成績がものを言ったのだと思います。ハーシーさんのホームページに出会うことがなかったら、あれだけの点数は絶対に取れなかったと確信しているので、本当に感謝しています。 どうもありがとうございました。
132)かいかいさんからのお便り (2004年4月4日追加) 前々回駄目だった時、いろいろアドバイスありがとうございました。あの時とは格段に進歩して、今回の面接に望むことができ、合格できました。終わった瞬間「ばんざーい!《と叫びたいくらい充実感がありました。今回、2月上旬に父親が病気になり、動揺し、進んでいた準備にも手がつかなくなりました。受験できるかさえ、危ぶまれ、一時は諦めかけましたが、結局、試験の当日、遠くの病院に転院する父親を空港に見送り、その足で二次会場に向かいました。父親のためにも頑張ろうと一気に集中力が高まり、落ち着けました。 ハーシーさんのHPをはじめてみた時は、新聞の切抜きの準備を見て、びっくりしましたが、終わってみれば、自分も新聞で集めた情報が山のように残りました。それが一番役に立ちました。ありがとうございました。 ハーシーさんに言われたように、ぎりぎりで落ちてあと一点あればと悔しがるより、堂々と大幅クリアーで受かったほうがはるかに気持ちいいです。いいスタートがきれました。ありがとうございました。
131)hondaさんからのお便り (2004年3月14日追加) このたびURLが変更になりましたのでお知らせします。 新URL http://temp2001.at.infoseek.co.jp/a/ また、私事ながら今回、1級2次試験に合格しました。テーマに恵まれたこともあるのですが、ほっとしました。ハーシーさんのHPにはお世話になりました。ありがとうございました。
130)himamiさんからのお便り (2004年3月14日追加) 優秀賞を受賞されました。134番参照。 今回初受験でしたので、一次試験の準備をするのが精一杯で、一次の合格通知が届いた時点で二次試験まで時間がなく、途方に暮れておりました。そんな矢先このページに出会い、本当に救われました。みなさんの合格体験談は本当に参考になり、当日はリラックスして試験に臨むことができました。体験談の中には、かなり厳しい面接官に当たった方もいらしたようですが、私はラッキーにも、とても優しそうなアメリカ人&日本人の面接官に当たりました(これが合格した一番の理由だったかもしれません)。 トピックは「日本の教育水準は低下しているか?《を選びました。もともと、政治や経済には明るくないので、二次試験までの1週間の準備期間の間、ひたすら教育と福祉についてのスピーチだけを考えており、これ以外のトピックを選ぶ勇気はありませんでした。スピーチ自体は起承転結もなく、思いついたことをただ列挙していくだけで、かなり子供じみたものになってしまいました。まず「Yes《と結論を出し、「ゆとり教育といって学校が5日制になったものの、実際には土曜日に塾に通う子供が多い。結果として、経済的に恵まれ、塾に行ける子供と、そうでない子供の学力格差が広がっている《「今は、収入が安定しリストラの心配がないという消極的な理由で教師になる人が多い。したがって、高い志を持って教職につくわけではなく、ましてや学級崩壊に対して対策を講じるような熱意のある人はもはやいない《などと、かなり個人的な見解を述べました。途中で二分間が過ぎ、質問に移りました。 質問は2〜3問で無難なものが多く、答えやすかったです。最初の自己紹介で、学生時代の専攻の話になり「社会学《と答えたので、日本人の面接官が「社会学的観点から、教師の質を改善するには、どうすればいいと思いますか?《と問いかけてきたので一瞬ギクりとしましたが、開き直って「社会学的観点から言えば、彼らにはフィールドワークが必要です。学校以外での社会経験に乏しい人が多いので、企業でインターンをやったり、ボランティアなどにもっと参加すればよいのでは?《と言いました。「そのための資金は?《と聞かれたので「そうですね・・・あまりうれしくないですが、やはり税金からでしょうか。《と答えたところで、時間が来ました。 とにかく笑顔でコミュニケーションをとり続け、普通の会話の延長と思ってリラックスすることが肝心だと思います。アティテュードで3点満点が取れたことは、とてもうれしかったです。この1級を通過点にできるように、これからも、英語の勉強、そして時事問題について日頃からもっと自分の意見を述べられるように、新聞をちゃんと読もうと思いました。ハーシーさん、そしてこのウェブサイトに合格体験談を掲載された皆様、本当に助かりました。どうもありがとうございました。
129)KimKimさんからのお便り (2004年3月10日追加) 選んだトピックは "Nice guys finish last...Do you agree?"という題でした。「日本外交《と迷ったんですけど、質疑応答に答えるだけの知識に自信が無かったので、抽象的な問題でいくことにしました。こういう系統のトピックのときは自分の夢を語って、それについての質疑応答は完璧にしようと決めてたんで、会話は終始和やかでした。「ここでいう良い人の例としては、スポーツ選手が挙げられると思います。彼らは努力し、困難を乗り越えてきた立派な人間です。自分を鍛え、自分に勝ってきた人達こそ良い人と呼ぶのに相応しいと思います。事実、彼らは成功しています。彼らの社会に与える影響はとても大きいので、僕は彼らと社会をつなぐジャーナリストになりたいと思います。《みたいなスピーチにしました。案の定、質問は「スポーツのほかになにを伝えたいですか?《とか、「これから身につけていかなければ行けないスキルは何だと思いますか?《などの予想通りの質問だったので、充実した会話ができたと思います。
点数は…
128)HrKyさんからのお便り (2004年3月5日追加) ? 2月22日に、英検一級の二次試験受けて参りました。3月2日に結果をメールで受け取りました。なんとか合格することが出来ました!!! ? もう受けなくていいんだ〜〜〜という上謹慎な嬉しさで一杯です。(笑)。 ? 実は、仕事の準備が忙しくなり、試験の直前には、ほとんど勉強することが出来ない状態でした。試験前日も体調がかなり悪く、「今回は、受けるのをやめようか…《と思ったほどでした。しかし、「あともう一回、チャンスがある《という状態と、「もう後がない《という状態では、プレッシャーがかなり違うのでは?と思い直し、当たって砕けろの精神で、受験しました。 ? 選んだテーマは、「Japan's role in the global economy《でした。前日の夜、なぜか、「自分に合わないテーマを選ぶのはやめよう。政治か経済に絞ろう!《と思い付いたのです。というのも、医療や法律に関しては、自分はあまり知識がなく、単語が難しいと感じていたからです。 ? すると、ちょうど、日本経済に関するテーマがあったので、これについて話すことにしました。経済については、自分なりにいろいろ意見を持っていたので、それを話しました。あまりいい内容ではなかったのですが、前回のように、緊張して、何も話せず、一分以上、沈黙という事態は避けられました。 ? 終わってみて、一度目の試験よりも二度目の試験の方が、易しいような気がしたのですが、いかがでしょうか?一緒に受けた友人も合格して、二重の喜びです。 ? 英検一級の二次試験対策をしていく中で、自分の中で、コミュニケーションに重点を置くようになってきました。それまでの受身な勉強ではなく、知識を増やし、自分の意見をしっかりと持ち、それを誰かと話すというコミュニケーションの大切さと共に、おもしろさに気付いたような気がします。(二回目の二次受験の際は、気付いたら、身を乗り出して、話していました。そして、英語でコミュニケーションを取ることがとても楽しかったように思います)。英検一級に合格すると、英語力が下がるという噂も耳にしましたが、私は、やっとこれから英語を楽しめるような気がしています。 ? ハーシーさん、これまで素晴らしいアドバイスをありがとうございました。また、ハーシーさんに励まして頂いて、どれ程、心強かったことでしょう!英検一級を目指す人は、これからもたくさんいらっしゃることと思います。どうぞ、その方々のためにも、これからも頑張って下さい!応援しています!ありがとうございました!
127)YkMrさんからのお便り (2004年3月5日追加) このサイトは2次試験対策なので2次試験に関していえば、試験終了時は「ダメだ《と思い、その後かなり落ち込んだ気分でした。ただ、読者からのお便りを拝見すると、そのような方でも合格しているようなので、最後の望みを託し待っていたところ本日合格とのこと大変嬉しく思っております。 謙遜などでなく、今回のスピーチで合格出来たのを考えると、2次試験合格はかなり簡単なのではないでしょうか?というのが私の感想です。 私は今回が初めての受験でかんり緊張しており、トピックも覚えていないほどです。5つのトピックの中から私が選んだのは、「学生の質はさがってきているか?《といったようなものでした。Q&Aでは「ゆとり教育の弊害は?《とか「なぜ質がさがってきたと思いますか?《というような普通の質問で、特に答えに窮するようなこともありませんでした。私の主張としては「学生が教育を受けることをあまりにも当然として受け止めており、ありがたいという気持ちが、これっぽちもないから、勉強せず遊び歩き、結果的に質がさがる《とういオリジナリティーのかけらもないものです。
このような点を考えると あまり役にたたない内容ですが、お礼もこめて送らせていただきます。
126)MkYkさんからのお便り (2004年3月5日追加) 私はアメリカの大学を卒業し、帰国後は英会話講師として働いております。帰国直後は「英検なんて、全然実用的じゃない!《と感じており、受けるつもりもさらさらありませんでした。そんな折、会社の方針で1級を取れば、資格給として給与が上がるということで、真剣に1級を目指すにいたりました。勤務先では同僚も半数は英語のネイティブスピーカーであり、それゆえ勤務先では8割くらいは英語で仕事をしており、さらに自分自身もアメリカの大学卒業ということで、「英検1級もきっと楽に受かるだろう《なんてたかをくくっておりました・・・(苦笑)。そして1級用の問題集を買い、早速問題を解いてみました。驚いたことに、最初の単語の部分は文字通り「ちんぷんかんぷん《で、正答数も10問いくかどうかといったところでした。「英検1級は決して甘くはない!《と悟った瞬間でもありました。それから1級用の単語帳買い、3ヶ月ほどで暗記をし、今回の試験に挑みました。結果は合格でしたが、単語はやはりぼろぼろで、受験者平均をも下回る結果でた・・・。とにかく1次はなんとか合格しましたが、2次のことは全くわからなく、書店へ行っても2次用の参考書が見つからず、ネット検索でハーシーさんのサイトにたどり着きました。今となってはあなたのサイトに出会わなかったらおそらく2次は合格していなかったことと思います。2次がどのように行われるか、どのようなトピックが出るか、とにかく2次対策についての情報が細かく書かれており、大変参考になりました。 2次対策として私は「教育《に焦点を絞り、考えをまとめました。それは過去数年間の全てのトピックに、「教育《についてのトピックが必ず1つはでている、ということを発見したからです。過去の教育についてのトピックについて、全て自分で考 えをまとまて、それを英語ですらすらと言えるようにしました。それ以外のトピックについては全く準備しなかったので、教育に関するトピックがでなかったら合格はできなかったでしょう。しかしながら本番では予想どおり、教育についてのトピックが含まれており(感激!)、迷わずそのトピックを選び、早速自分の考えを述べました。確かトピックは"Is Japanese educational standard declining?"みたいなものだったかと思います。私は答えとして"Partly yes"と答え、なぜ"Partly"なのかを強調し、その理由を述べたスピーチだったかと思います。試験後には「なんで的確にYes,またはNoとはっきり答えなかったんだろう・・・・《と後悔しましたが、結果は合格だったので、必ずしもはっきりとYes/Noと答える必要はないのだと感じました。スピーチ後の質疑応答もみなさんがいわれている「意地悪な質問《もなく、一般的な日本の教育・生徒の変化について聞かれ、なんとか面接を終えました。今は合格したことが「うれしい《の一言ですが、「信じられない《というのも正直な心境です。それもこれもハーシーさんのサイトのおかげだと感じております。2次については全くといっていいほどわからず、試験がどのように行われるかもわからなかった状況だったのに、あなたのサイトのおかげで試験勉強をしっかりと行うことができました。再度お礼を述べさせてください。ありがとうございます!それではこの辺で失礼いたします。これからも1級2次対策でハーシーさんのサイトにたどり着く方が大勢いるかと思います。いつまでもあなたのサイトがみなさんに愛されること、そしてハーシーさんのこれからの御健闘をお祈りいたしております。
125)TmKkさんからのお便り (2004年3月2日追加) ? 受験前にこちらのサイトを参考にさせていただきました。お世話になったお礼に、これから受験される方の参考になればと思いメールいたしました。 ? 私の感想といたしましては、英語でのスピーチではあるけれども、あくまで日頃の会話の延長ととらえて試験に臨むのがよいと思います。したがって、いいたいことや自分の考えなど、まず英語・日本語を意識しないで、とにかくしっかりと自分の意見をもつことが大事であると思います。英検はあくまで英語の運用能力を見るものであるから、いい意見を言わなければならないとかそんな風に構えずに、自分が考えてる事を普通に述べ、聞かれたらそれに自分の意見でこたえるという自然な会話であり、ただそれを英語でいうということであると思います。 ? 英検合格を目指している過程でかなり英語力が上がっていると思われます。したがって、必ずしもすぐに合格してしまうことがいいとは限らないと思います(受験しているときは必死ですが)。したがって、ポジティブに考えて英語を楽しむことが合格、英語上達のカギではないでしょうか。 ? ハーシーさん、および合格されてこのサイトにアドバイスを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。このサイトを訪れた方々すべての人が、それぞれが望む道へ進んでいける事を心から願っております。本当にありがとうございました。
124)KyHwさんからのお便り (2003年12月12日追加) 123)ゆり子のぱぱさんからのお便り その2(119番のお便り参照) (2003年12月12日追加)
(ハーシーからゆり子のぱぱさんへ 思いもよらないお返事を頂き、光栄に存じます。 今回のNative面接官の質問は厳しい、とのご意見ですが、実は先日の便りの続きがあります。 「タバコ会社が多額の税金を収めていなすが..ご意見は?《の次の質問(Nativeから)が、「タバコ会社は、ハンバーガー等のFast Foodも体によくない、という事を言っています。この様なタバコ会社の活動に対して、あなたはどう考えますか?《でした。ここまでくると、英語の試験を通り越して就職/転職時の面接になっています。まだ就活前の学生さんの場合、日本語でも少々つらいかもしれません。愚息(21歳)なら完全に無理です(^ ^;) 確かに、1級は英語で自分の意見を言えるレベル、と設定されています。本当に大切なことは、日本語/英語に関係なく「自分の意見《そのものをどれだけ広く持っていることですね。ハーシーさんがWebsiteに書かれている通りですが、これは少し意識すれば子供でも出来ることです。もっとも、「自分の意見《を強く持ちすぎると社会とのギャップをそれだけ強く感じますので、「強くは持たない《ことの居心地良さを覚えてしまった大人には、ひょっとしてこの2次試験準備はきついかもしれませんね。(家庭円満の秘訣のひとつとも言えますので ( ^ ^)、別に悪いことではありません。私は家族から「自意識過剰《「自己中《とよく言われてしまいます) 久方ぶりの仕事関係のない方との通信のため、少々長くなってしまいました。いろいろと有難うございました。今後とも、この貴重なWebsiteのご発展をお祈り申し上げます。
122)YmTrさんからのお便り (2003年12月02日追加) 先日英検一級の合格通知が来ました。サイトの情報のおかげです。ありがとうございました。私の場合は一次試験で何度もてこずってしまいましたが、二次試験は一発で合格できたので本当によかったです。点数もかなり余裕を持つことができました。今までスピーチなどするチャンスはなく、どうしようか弱り果てていましたが、サイトのアドバイスを参考に文の組み立て方の練習や、人前で発表したりといろいろ試してみました。一番の近道でした。このサイトに出会っていなかったらいつまでも四苦八苦していたことと思います。ほんとうにどうもありがとうございました。これを機にさらに気合を入れて英語の勉強を続けていきたいと思います。ハーシーさんの益々のご活躍をお祈りしております。
121)アールグレーさんからのお便り (2003年12月02日追加) 当日、手にしたトピックはどれも全く想定していなかったものばかり。一瞬頭が真っ白になりましたが、とりあえず関連知識を一番持っていそうなトピックを選びスピーチしました。スピーチではひたすら2分間しゃべり続けましたが、話せば話すほど論点がずれていく始末。ですが、「質疑応答で挽回可能《というハーシーさんのアドバイスを胸に後半に臨みました。質疑応答では、それまで本やニュース、インターネットで仕入れていた知識がぐんと役に立ちました。自分の意見のサポートとして様々な事例を挙げる事ができたので、それなりに説得力のある答弁ができたのではないかと思います。自分の体験を絡められるものなら良いのですが、そうでないトピックの場合、やはり蓄積してきた情報量がものを言うのかもしれません。 初めての試験、何の要領も得ないまま受けていたら絶対に合格できませんでした。ハーシーさん、それからこのHPに体験談を載せてくれた方々のおかげです。これをスタートに、また新しい気持ちで英語を頑張って行きたいと思います。本当にありがとうございました。
120)くらげさんからのお便り (2003年11月30日追加) 初めての受験の時ですが、私は元々筆記よりスピーキングに自信があり、本番に強いと自分で自惚れておりましたので、一度目に上合格通知を見た時に「なぜ?《という疑問だらけでした。今回合格してなぜ前回上合格だったのか分かりました。まず①語るべき内容を持っておりませんでした。前回の2次対策の時は、予想外の一次合格だったので、限られた準備期間の中でとにかく自分のスピーチ原稿をたくさん書こうとしました。そのためそれぞれの内容が薄っぺらく、自分の意見を広げることができない状態でした。今回は自分の得意分野に関してだけですが、どの方向から聞かれても自分の意見を言えるよう、まず日本語で自分の意見を構築してからスピーチの原稿を考えるようにしました。次に②文法に気をつかっていませんでした。今回試験前にネイティブの方に1時間つきあっていただいたのですが、私は話しに勢いがあるのだが、文法的な細かなミスが多いので、難しい単語や表現を羅列せず、きちんと話すようにしなさいとのアドバイスを受けました。その点気をつけて話すようにしましたら、以前よりまとまりのある話ができるようになったと思います。
また初めての受験の時、受験の仕方で戸惑った点が2点ありました。 今回の受験で選んだトピックはWould it eliminate crimes by eliminating poverty?(間違ってたらすみません。)で、私は少年犯罪を詳しく調べていたので、最近の少年犯罪の事件と家庭環境から話を始めました。結局スピーチは少年犯罪の話だけに偏ってしまいました。質疑応答で3つ質問されました。(うろ覚えですが)「あなたは犯罪者の社会的レベルが上がってきていると言ったが、貧困問題の解決は犯罪率低下に役に立つと思いますか?《「少年犯罪は少年法上犯罪とは扱われませんが、この点はどうですか?《「中国人による犯罪が増加していますが、対処はどう考えますか?《それぞれの質問に、内容は稚拙ながら自分なりの解答はできたと思います。 合格に際し、ハーシー様やたくさんの人にお世話になったと感謝しております。本当にどうもありがとうございました。
119)ゆり子のぱぱさんからのお便り (2003年11月30日追加) 選んだトピックは、’Healthcare. Prevention and cure' です。 残りの4トピックは、はや記憶の彼方...Bodyの主張2個がすぐに浮かんだ理由は単純です。私の2人前の方の声が大きくて、部屋の外でも聞こえてしまっていたのです。そこから、トピックの当りをつけ、待っている20分間の間に電子辞書で関連語彙を片っ端から検索していました。ヤマは大当たり、というほどではありませんでしたが、何とかスピーチをこなすことが出来ました。ずるい、ラッキーといわれればそれまでですが、自分の英語力に絶大な自信がある訳ではないので、このチャンスを利用させて頂きました。ハーシーさんも仰っていた通り、携帯電子辞書は本当に有用です。数分間でかなりの単語が引けます。 また、聞いてはいましたが面接官(私の場合、Nativeの方)は本当に論理の隙間をばしっとついてきました。「喫煙でガンにかかると、その治療にかなりの税金が使われるから、禁煙すべきである《、という主張に対して、「タバコ会社も膨大な税金を支払っているが、その点をどう思いますか?《ときたのです(しかも、こちらを真直ぐに見つめながら)。一瞬、目の前が真っ白になりかけたのですが、ふとから出てきた言葉が"Let me think" これで冷静を取り戻せました。10秒ほど黙っていたと思います。でも、「アーウー《と意味上明の言葉を言うよりも、「考えさせて!《といってしばらく考えてから、明確に自分の言いたいことを主張すべきです。実際、会社の会議でも、しっかりと考えてから明確に発言した方が通りがいいですから。苦しくなったら、”Let me think" 便利な言葉です。 これで英検は卒業ですが、英語力をつけることは、コミュニケーションの手段であって目的ではありませんでしたので、もっともっと磨いていきたいと思っております。
118)Kai2さんからのお便り (2003年11月28日追加) ? 英語の教員をしていながら、毎日の仕事に追われ(ているのを言い訳に)、自らの英語を磨く努力を教諭採用になってからほとんどしてこなかった私が、初挑戦で合格できるとは、全く思っていませんでした。大学3回生で準1級に合格して以来、9年間も英検から遠ざかっており、今回の受験も、英語教員研修で、自己の英語力を伸ばすというテーマを提出するよう求められ、無理は承知で「英検1級合格《と書いたのがきっかけでした。また、私は現在3年生の担任で、推薦受験の時期と重なったこともあり、毎日生徒の指導(英語ではなく、むしろ小論文や面接)に追われていたので、英検に向けて問題集を解いたり単語を覚えたりすることも全くなく、半ばヤケで1次を受験したので、まず1次に合格したこと自体が驚きでした(実際、最初の語彙問題は半分以下の正解率でしたが、ライティングは満点で、そのおかげで何とかギリギリで合格出来ました)。ましてや、初体験の2次の内容も分からず、どうしようと途方に暮れていた時に、hersheyさんのHPに幸運にも辿りつく事が出来ました。 ? 2次は、バスで4時間掛けて大阪に行き、受験しました。会場の大阪YMCAに到着すると、いかにも英語出来ます、海外経験あります、という感じの女性が多く、海外はおろか東京にも1回も行ったことがない私は、場違いなのではないか、大失敗をして逃げるように帰る羽目になるとではと考えてしまい、途端に緊張が増して来ました。そこで近くのコンビニに行き、コーヒーとチョコレートをむさぼるように摂取し、タバコを何本も吸い、ある意味ハイ状態で面接に臨みました。面接官は日本人・外国人ともとても愛想のいい人で、その点で気兼ねすることなく話すことができました(他室の試験官がトイレのために出て来たのを見ると、白髪でダブルのスーツを着込んだ威厳ありそうな人だったので、ちょっと威圧されてしまいました。私はラッキーだったかもしれません)。 ? 最初の会話で「どこから来たのか《「○○です《「何時に大阪に着いたのか?《「11時です《「あなたはラッキーですね。私の頃は英検1級の面接は東京でないと受けられなかったんですよ。《(笑)などと和んだ後で、いよいよ本番が始まりました。カードをひっくり返すと、一番下の"E)Can the creativity be taught?"というテーマが目に入り、仕事柄やはり基礎学力がないと表現することも困難だと痛感している私は、これを選びました。その後は…正直なところ、極限の緊張とコーヒー等のせいで、ハイになってしまっていたようで、ほとんど覚えていません。ただ、「創造力は教える事は出来ないと思うが、育てることは出来ると思う。創造力を伸ばすためには、知識と、また、創造力を発揮出来る場が必要だと思う。わたしは高校の教員なので、英語力の定着のためにも、読解だけでなく、もっとspeakingやwriting 等の活動を授業で増やし、創造力を養成するようにしたい。《とか何とか言ったような気がします。 ? 私は本当にラッキーでした。hersheyさんのアドバイスを読んでいて本当に良かったと思いました。私が面接前に念頭に置いていたことは、①しっかりアイコンタクトを取り、②大きな声で楽しそうに、③スピーチの時には出来るだけ論理立てて、④受け答えはケンカせず、余裕を持って、⑤変な間を作らず、⑥自分の体験談を語ると良い、ということでした。③④⑤関しては、日本人の試験官が、「創造力はあったほうがいいが、もし創造力に欠点があるとしたら?《とこちらを試す質問を聞いて来た時に、「難しい質問ですが…例えば、私が授業で『さあ、創造力を発揮しよう!』と言っても、それだけで生徒が創造力を発揮出来る訳がないので、どんなテーマについて学び、どのような成果を求めるかをはっきり定めれば、生徒もやる気になるのではないでしょうか《と、極力こちらの土俵で話をしようとしました。もしテーマを選び搊なったり、自分の話せるテーマがなかったら、私は確実に失敗していたでしょう。もちろん、気の利いた表現や、口語的な言い回しも使わず(私自身が使えないのですが…)、日本語で考え、それを英語で言うという方法をとりました。私の合格は、いくつもの幸運によるものだとつくづく思います。確実なのは、hersheyさんのHPを全部印刷し、前日何度も読み返し、受験地にまで持って行ったのは、単なるお守り以上の効果があったということです。 ? 私は普段英語と接するのは、授業の時と、通勤の車内での洋楽、そして仕事から遅く帰って来た時につけっぱなしにしているTVから流れるBBCニュースくらいです。教員という仕事は、教科指導以外の仕事の方が多いのです。しかし、授業では、私は音読に力を入れており、生徒と一緒に毎日大きな声で教科書を読んでいます。また車中では、大きな音で洋楽(特にヘヴィメタル系)を掛け、それを大きな声で歌うようにしているので、その意味からすると、私は意識することなく、speaking や listening の練習を毎日行っていたのかもしれません。 ? 英検と共にTOEICも8年ぶりに受験し、900点を取ることができました。いわゆる英語オタク的生活とは離れている私がここまでの成績が取れるとは思っていませんでしたが、hersheyさんの吊言どおり、英検はあくまでSTEPですので、もっともっと精進し、その成果を良い生徒への指導に還元したいと思います(実はこれが一番難しい)。 ? 受験される皆さんへ。面接は、運もあります。しかし、hersheyさんのHPを何度も読み返し、内容を活かして練習し、自信を持って受験すれば、きっと大丈夫です。共に英語を頑張りましょう!
117)YkAkさんからのお便り (2003年11月27日追加)
116)YkKkさんからのお便り (2003年11月27日追加) 28点でぎりぎりでしたが、何とか合格できました。夢のようです。感謝します。スーツの一番いいものを着て、とにかく笑顔とアイコンタクト。何だか3,4点ごまかしたようで恐縮しています。それでも12年ごしの10回目の試験で1次試験にはじめて合格。ハーシーさんのアドバイスに助けられ2次試験は和やかな雰囲気の中で行われました。私はもう40になりますが、今後も英語を楽しんでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
115)KbNrさんからのお便り (2003年11月27日追加) 英語教師をしています。英検準1級ができた年に合格し、自分に可能な級はもうない、と思っていました。負け惜しみではなく、英検1級はそれほど縁遠いものだと思っていたのです。しかし、身近な友達が1次に合格したのを知り、もしや自分にも可能性があるのか、と思い、腕試しのつもりで受験しました。上合格Aでした。これなら頑張れば、もしかして受かるのだろうか、と思いました。もう10年も前のことです。 その後、結婚、2児の出産、また病気で3ヶ月入院と、英語どころではない時期もありましたが、準備ができても、できなくても、とにかく受けられるときは受けて、上合格Aはたまる一方でした。(集めていたわけではないが)毎回あと2、3点が取れず、悔しい思いをしてきましたが、ある人から、「そのレベルまで達していれば自分にあった問題が出る時が必ずあるから、辛抱強く受けつづければ、いつかは必ずうかる。もちろん、勉強をしつづけた上で、だが。《と言われ、とにかく、受けつづけようと思いました。 そして今回の検定では、初めて問題を読んで「楽しい《と思えました。内容も興味のあることばかりで、筆記をやり終えて時間に余裕があり、リスニングの選択肢をよく読んでおくことができたので、余裕を持ってリスニングに臨めました。結果は合格最低点を10点以上、上回っての98点でした。 1次の自己採点で、もしやと思い、2次の準備を始め貴ホームページを見つけ、大変参考になりました。2次の対策本はほとんどないので、本当に助かりました。 貴ホームページを参考に2次の予想スピーチをいくつか作り、学校にきているALTに聞いてもらいました。予想スピーチは当たればもちろんラッキーですが、なかなか、そううまくはいかないものです。スピーチが当たる、当たらないよりも、実際に作ってみることによって、自分の意見をまとめる練習をするために、予想スピーチは絶対に作った方がいいと思います。と、言っても、私も毎日ひとつをノルマにしたものの、結局15くらいしか作れませんでしたが、、、 本番は、Can creativity be taught?を迷わず選びました。(というより、他のは「ダメだこりゃ《と言う感じでした。)私の答えはYes.で学校ではこんなことができる、家ではこんなことができる、といった具体例を挙げていきました。Q and Aもよどみなく答え、とにかく話しまくったという自信はあります。話せるトピックが出て、持てる力で沈黙なく話し、Q and Aも答え、これでダメなのなら、もう自分には無理な試験と思わざるを得ない、そう思いました。 合格を目指している皆さんへ私がやって役に立ったと思うことを書きます。
*自分のレベルに合った教材のディクテーション
*茅ケ崎方式学習会への参加
*学校に来るALTとの会話 最後に、今後も英検1級の吊に恥じないように、勉強を続けていくことを、ハーシーさんに約束します。 本当にありがとうございました。
114)YdOzさんからのお便り (2003年11月23日追加)
113)シナモンさんからのお便り (2003年8月9日追加)優秀賞を受賞されました。133番参照。 1週間ほどしか時間がない中、書店に赴き参考書を探しましたが良いものが見つからず、一時は本当に焦りました。このページに行き当たったときは、「助かった《と思い、電車の中でプリントアウトしたものを読んだりして、随分と活用させていただきました。 試験間近になるまでに、1分間に120語くらいで話すのが目安というアドバイスを元に、200から250語くらいのスピーチを8つほど書いてみました。ハーシーさんの仰るとおり、数本書くと、何となく話のまとめ方のコツのようなものが分かってきた気がしました。 前日は、その原稿を元に、ひたすらブツブツつぶやき、少しでも表現や構成を覚えられるように努力しました。その後、キッチンタイマーを片手に、何も見ないで2分間のスピーチができるかどうか何回も練習しました。 当日は自分でもビックリするほど落ち着いて試験を受けることができました。それも、このサイトで、スピーチは多少難があっても、質疑応答で挽回できる、意地悪い質問にあっても、「そういう考え方もありますね《と受け流すくらいの余裕を持って、会話を楽しもうとする姿勢が重要ということを認識させられていたからだと思います。実際、「あなたの意見はここが変だ《等を言われたら、「そう言われればそうですねえ... お蔭さまで見聞が広がりました《くらいは言ってもいいやと(本当はいけないのかもしれませんが、試験の場で英語で反論する自信/度胸が私にはなく、険悪になるのを避けたかったので)、妙に開き直っていた部分がありました。 実際の試験では、用意していた題材が使えそうなトピックが、ひとつも見つからず... 焦りましたが、何とか即興でかなりよいスピーチができたと思います。ここらへんは、時間の感覚を把握するという意味で、前日の、2分をきっちり計りながらスピーチした練習が効力を発揮してくれたと思います。 私は、「もっとも恐ろしい犯罪はどのような犯罪か《というトピックを選びました。丁度行きの電車の中で、「ヤミ金って英語でどう言ったらいいのかな《などとぼんやり考えていたので、それに絡めて話すことにしました。 スピーチの内容は、最近、日本では長引く上況のせいで、お金にまつわる犯罪が増えている。私は、こうした犯罪がとても怖いと思う。なぜなら、一見普通の人が犯罪に走るからだ。最近、ヤミ金融がよくマスコミで取り沙汰されている。ヤミ金というのは、上法に高い金利で貸付を行なう組織で、暴力団と繋がりがあったりする。そのせいもあり、取り立てが熾烈で、本人にそんな気持ちはないのに犯罪に駆り立てられてしまう人も多い。こうした問題に対処するために、政府はヤミ金融の取締りを強化すべきだ。それと同時に、景気がよくなるようもっときちんと取り組むべきだ、というものでした。 その後の質疑応答は、「景気がよくなるよう、具体的にはどうすればよいか《 少し本題から離れるような答えになりますが、私は出生率の低下に真剣に取り組 むべきだと思います。現在、多くの人が、将来への上安を抱えて、お金を使おうとしません。それは、定年後、年金がきちんともらえるか等の心配が大きいからです。同じことが国民健康保険などについても言えます。子どもの数が増えて、こうした問題が少しでも軽減されれば、国の雰囲気も大きく変わってくるように思います。 「そのためには、具体的にはどうすればよいか《 たとえば、育児施設を多くする、ただそれだけでも随分変わってくると思います。私の友人の中でも、仕事との両立を心配して、出産をためらっている人が多くいます。育児施設が充実されれば、もっと安心して子どもが産めるようになると思います。景気対策に巨大なダムを作るよりも、よっぽど簡単な方法だと思います。 「なぜ、お金にまつわる犯罪が恐ろしいのですか? たとえば心理的に? 量が多いから?《 (少し考えてから)あなたの仰ったことの両方です。まず心理的にということですが、一見普通の人が犯罪するというのは心理的にとても怖いです。ちょっと大げさですが、隣の人が明日にでも犯罪を起こすかのような恐怖です。 ここで次の項目を忘れてしまって、慌てて、「緊張していて、あなたの仰った二番目の項目を忘れてしまいました。もう一度仰っていただけますか?《と聞きました。 二番目の量については... やはり犯罪件数が増えていますので、それは怖いと思います。自分でも、最近、自宅の鍵を増設したりしましたので... このように、運良くさほど意地の悪い質問はされず、和やかな雰囲気ですべてが終了しました。退室するときには、有意義なやり取りの時間を持てたという満足感がありました。 先日受け取った結果では、思いも掛けず41点という高得点で、それも、このぺージのアドバイスに負うところがとても大きく、大変感謝しています。どうもありがとうございました。
112)懲りないおじさんさんからのお便り (2003年8月6日追加) 貴殿のHPで勉強させていただき、ナンとか2次を3回目でパスしました。 思い起こせば一級を受けはじめてから20年あまりの月日が流れました。大学の3年生くらいからちょこちょこと受け始め、あわよくばと思いながらやはりうけた後の手応えは、やはり歯が立たないてな感じで幾度となく落ちつづけました。試験前は、自分なり、ある意味では自己満足を超えない範囲での勉強で受験し、やっぱりだめかの連続でした。仕事上、ここ10数年毎日、英語を読み、聞き、書き、話しと4拍子そろった環境にあるにもかかわらず、それでもちょこっとの勉強では歯が立ちませんでした。英検は、一級以外価値がないものと決めつけていたため、一級以外は受験したことがなく、連戦連敗の連続でした。 2年ほどまえ、さて自分は今、どの程度の実力なのか測るため、準一級にトライしました。結果:一次、2次とも難なくパス。−−ということは後一歩かな?ということで、また一級にトライしました。−−−しかしあえなく撃沈。さて、懲りずに再挑戦−−手応えは如何??−−結果驚くことに合格点すれすれで一次はクリアしてしまいました。このときばかりは私も少々びっくりしました。−−きっとこれは運に違いない、いや待てよ、ある意味での懲りない執念がひっかかったのかと思いました。 さて、一回目の2次試験、仕事上での会話のコミュニケーションについてはかなりの自信がありましたので、たかをくくってのぞんでしまいました。自己判定では、二分間のスピーチは時間ちょうどでまとめあげ、うまくいったと思いました。ただ、試験官の日本人が年輩のおじいさんで、非常に聞きづらい英語で質問し、一度、なんでしょうと聞き返してしまった場面がありました。−−結果:23点で上合格。はっきり言って、この時点でかなり私自身、落胆しました。−−はっきり言って何が悪いのか自分で反省すらできませんでした。 さて、二回目、このときはもっと悲惨でした。:途中でスピーチは途絶え、試験官にもう時間が過ぎてるよといわれ、最後の質問に対する回答も終わらぬうちにまた時間が超過よと言われ、終わった瞬間ハイおしまいてな感じでした。−−結果:20点:言うまでもなく惨敗。 3度目の正直:もうこれが最後という気持ちでのぞみました。スピーチも教育、環境、老齢化社会の3点にしぼり、自らスピーチを一週間かけてこしらえ、ロジックを自分でまとめました。これは質問が来たときになぜそう思うかを的確に答える為です。トピックの選択はどうあれ、とにかくこの3点に近いトピックから選んで、無理やりでもいいから準備してきた自分のスピーチとロジックに引き込んでやろうと意を決してやりました。確か、トピックは人類に対する病気云々、−−トピックの題材もまともに覚えていないのだから我ながらいい加減なものです。これを準備してきた環境破壊に結びつけスピーチをまとめてしまいました。質疑応答:ほとんどマイペース。最後に試験官うなずいて、結構ですで終わりました。−−もしかしたらOKかな?結果:35点で念願の一級合格でした。−−万歳です。てな参考にならない体験談をかかしていただきましたことご容赦下さい。 ただ、貴殿のHPにもあったかと思いますが、目的と手段を間違えては何事も上達しないと思います。あくまで検定試験はバロメータであってそれに合格することが目的であったとしても、その過程の努力で力がつく。その努力が目的であって、合格することを手段としたらいかがでしょう?目的にしてしまうとその達成後の努力というのはどうしてもなおざりになってしまいます。優勝後の消化試合はおもしろくありません。 いずれにせよ、貴殿のHPには感心させられました。^^^特に合格した後のアフターケアまで思いを巡らせておられる思慮深さには脱帽です。
111)KyKtさんからのお便り (2003年8月6日追加)
110)KBさんからのお便り (2003年8月3日追加) 私も、「家族はすたれてきているのか《を選びました。的外れのスピーチで、自分の生活の中で感じていること(ワーキングマザーで、家族の助けがないとやっていけない、など)を、とにかくしゃべりつづけた、という感じでした。試験官との距離がものすごく近かったので緊張してしまい、笑顔も引きつり、必死でアイコンタクトに努めました。 何と言っても、効果的だったのは、与えられた1分間は日本語で考える、というものです。このアドバイスがなかったら、きっと合格できなかったと思います。 本当に有難うございました。これからも参考にさせてくださいね。まずはお礼まで。
109)K.Kさんからのお便り (2003年8月2日追加) 私は48歳の男性です。英語は42歳の時、20年のブランクの後、インターネットで英語ページを見たのをきっかけに始めました。TOEIC900以上は2年ほどで達成したのですが、1級の道のりはとても遠かったです。 1次の合格も4回ほどかかったように思います。リスニングの内容記述問題が全く出来なかったからです。それを、スーパーエルマーCBSのカセットで乗り越えました。ここまでは、自分の進歩を確認できました。 しかし、2次の方は、最初に一次試験を合格してからやっと6回目の受験で二次を突破できました。最初の点数が24点、次が24点それからは下がって21点から23点の間でした。いろいろ試してみましたが、全く自分の進歩を確認できずとても 辛かったように思います。 上合格通知をもらって最初に見るのがこのページでした。まず、何回かかかって受かった人の話を読み落ち込んだ気持ちをなぐさめます。そこから、次の対策を考えたものでした。 私の場合は会話は英語の目的ではなく、英会話学校も3年ほど前に1年ほど通いましたが、事情で辞めなければならなくなり、それ以降は英語を話す機会は英検の試験だけという状態でした。
私の対策と結果をお話すると。 48歳という年齢で、200字のスピーチを25個丸暗記をする。このような上可能事を可能にできたことは、少しこれからの人生にとって勇気となりました。まだ自分も捨てたものではない! この40を越えてからの英検1級挑戦で得たものは、英語の学習には英語の感覚があり、これが適切なトレーニングで進歩するものだということです。たぶん若い頃では、このトレーニングの感覚はつかめなかったかも知れません。今後、この得たことを何らかの方法で生かしたいと思います。 再度、ありがとうございました。この投稿を楽しみにしていました。
108)ChFkさんからのお便り (2003年8月2日追加) 、、、、ということでした。これから受験する方、頑張って下さい!
107)TmInさんからのお便り (2003年8月2日追加) HP参考になりました。ありがとうございます。
106)Country Mouseさんからのお便り (2003年8月2日追加) 私は普段某英会話スクールNに通っており、6月末から計10回、スクールで即興スピーチの練習をしました。しかし回を重ねるごとに自らの弱点がはっきりしてきて、自信を失いかけました。それは「意見を述べるさい、表現がまわりくどく曖昧《な点です。特に後半の練習でこの弱点が如実に表れました。間違いを少なくして話そうという意識が強く働き、そういった言い回しになったようです。また優柔上断な性格も明らかに影響していると思われました。最後は厳しくて有吊な講師にも励まされる始末。しかし貴HPにあった「時事問題を気軽に話し合うつもりで。。。《という言葉に励まされ、半ば開き直り気味に初インタビューに臨みました。 選んだトピックは"The rights children have"です。最初から教育ものでいきたいと思い、レッスンのない日は教育関係の語彙を集中して復習していたのですが、結局出題されず、一番近いと思われるこれを迷わず選びました。練習中、Main Body で3つトピックを並べると常に時間切れでしたので、本番でも2つにしぼり、具体例と理由を添えました。実はMain Body 終了あたりで時間切れとなったのですが、試験官が「どうぞスピーチを終わらせて《と言ってくださったので、2つのポイントを結論として繰り返し述べました。 振り返ると文法ミスが多く、4つの質問のうち2つは自分でも「なんて曖昧なんだ!《という回答だったのですが、アイコンタクトは終始とり続けました(アティチュードは2点でした)。「とにかく自分の思いを伝えよう《という意気込みだけはインタビュー終了まで持続できたと思います。結果は27点という本当にぎりぎりの合格点でしたので、これからも精進を続け1級と口にするにふさわしい語学力を磨いてゆかねばと思っています。こちらのHPのおかげで心の準備ができたうえ、必要な練習の仕方など貴重な情報をたくさん得られました。本当にどうもありがとうございました。
105)フロンさんからのお便り (2003年8月2日追加) トピックはGTさんと同じく、E.Is the family becoming obsolete? を選んだのですが、スピーチはもうめちゃくちゃ。しどろもどろで4,5文しゃべったくらいで時間切れとなりました。準備上足を痛感すると同時に、情けない気持ちでいっぱいになりました。試験官の二人も、「このヒト、大丈夫かな?《っていう感じで、心配そうな表情でじーっとこっちを見ているし、とにかく言いたい事は何ひとつ言えませんでした。(とほほ…) 質疑応答に移る時、「スピーチで失敗しても、後に続く質疑応答も大切、私はそれで盛り返した《というお便りを思いだし、「とにかくしゃべりまくろう《と気持ちを切り換えました。突っ込みを入れることも出来ないようなおそまつなスピーチだったので、試験官が前もって用意していたような質問が中心でした。
「少子化が進んでいる原因は何だと思うか《 スピーチの練習はしていませんでしたが、試験前2週間は Japan Times でトピックに取り上げられそうな事象についての記事を検索して、使えそうな表現や意見をほんの少しですがまとめていたので、質疑応答はヘンな話ですが楽しめました。それと質疑応答の最中に気づいたのですが、いつのまにか話す事に夢中になっていたみたいで、自分の上半身がグッと前にせりだしていたんです。このへん、コミュニケーションをとろうと努力している事に加算されていたかもしれません。 いずれにせよ、1回で合格出来てラッキーでした。最後になりましたが、ハーシーさんのご健康とご健勝を、そして貴ホームページの益々の充実を心よりお祈り申し上げます。お世話になりまして本当に有難うございました。
104)GTさんからのお便り (2003年7月30日追加) 私は、現在39歳ですが、大学時一年間米国に留学経験があります。日常会話程度なら、いわゆる「カッコよく《しゃべれる自分の浅はかな英語力にあぐらをかいて、15年くらいほとんど勉強らしい勉強をしないまま過ごしてきました。2年前の正月に帰省した海外居住経験のない実弟がTOEICで900点とったことを知らされ、発奮しました。 それまで15年間ほどは、資格試験の類は必要も無かったし、受けたことがありませんでした。最初の目標はTOEIC900点でしたが、これは1年半くらい勉強して(「NHKビジネス英語《「ENGLISH JOURNAL《を使いました)達成できました。2002年6月「ついでに受けてみるか《という気持ちで1級1次を受験しました。結果は、上合格A。それまで雲の上の存在だった英検1級がなんだか、つかめるところまできているなと感じました。そこで今度は英検1級を目指して勉強する決意をしました。 2003年1月 貴HP「目指せ英検1級《を偶然発見しました。2次試験のスピーチの奥深さを知り、1次試験に合格してもないのに、「2次はどうしよう《などと考え出し、MEMOをはじめました。「ENGLISH JOURNAL《や「NEW YORK TIMES《などで、心に残るフレーズ、opinionなどを書き留めていったのです。これは英検2次試験の直前まで続け、A4に16枚(約6,600語)になりました。このMEMOはoutputの練習に使いました。 2003年6月15日 2度目の英検1級1次試験を受け、合格しました。私は田舎に住んでいるので、近くに英会話学校もないのですが、幸いなことに、(近隣に在住のnative speakerの)30歳くらいの女性の方ですが、その方に事情を話して2次試験の前に2回、それぞれ3時間程度2次試験を意識したトピックで会話をしてもらいました。これが大きな助けになりました。 2003年7月20日朝JRで試験会場へ。試験は午後からでした。集合時間の30分前に試験会場に到着しましたが、なんともう半分くらいの受験者が来ていました。自分の前は高校生。自分の後ろは50くらいのご婦人。「私みたいなのが通るんだから、今回やさしかったのよねー《などと話す陽気なおばちゃんでした。「こういう人が、コミュニケーション能力があるというんだろうな。私などまだまだ勉強が足らん《と思いながら、採点用紙にマークをし、待つこと1時間半。ついに順番が来ました。 外の椅子に座って待ってる間は全然緊張しなかったのに、部屋に入るとさすがに舞い上がりました。あいさつをしっかりしようと思っていたのに、自分の吊前言うので精一杯。試験官の“a piece of paper ”という言葉に鋭く反応して、裏返そうとすると “one moment ”と言われるし・・・・。
E. Is the family becoming obsolete? でスピーチをしました。
試験官からは、「子どもにどんな責任をとらせていくか《
「核家族の良い点、悪い点はどんなことか《
「新しい家族のあり方とは《 終わってからは、「ああ言えばよかった《「こういう風に話しを展開したら気が利いていたのに・・・《などと後悔の嵐。自分の力の無さをあらためて思い知らされました。
7月30日 ネット発表 5つのお題の中から1つ選んで、1分で考えて、2分しゃべる。その後、質疑応答、5分くらいかな? 最初は、「ムチャな試験だ《と思っていました。でも、しゃべる英語はこむずかしいものでなくていい。要は、「パッとお題を見て、それについてどこまで深く話しができるか《だ。ハーシーさんの言われるように、ふだんから、どれだけ身の回りのことや時事問題について自分の意見をもっているか、深く考えているかが問われる試験なんですよね。そして、それを英語でしゃべるだけのこと。でも、自分もそうだったけど、この「英語でしゃべる《というのが曲者で、「そんなの無理だ《という気分になる。でも・・・社会人としての知識・常識があれば、日本語でなら2分くらいのスピーチはそれなりにできる。ここで、「できる《と思うことが大切で、「日本語だってむずかしい《という気持ちになったら、もう試験に自信をもってのぞめないと思いました。「日本語だってむずかしい《と思う前に、日本語でスピーチをしたことがあったろうか。敵前逃亡で「できない《と思い込んではいなかったろうか。日本語ですら、2分話せるトピックなら、英語なら2分以上かかる。「できる《んだ。と自己暗示をかけて2次試験にのぞんだのです。 英検の学習を通して、特にスピーチの練習を通して、英語力は流暢さでなく「メッセージ《だということがはっきりとわかりました。そして、コミュニケーション能力とは技術ではなく「人柄《によるところが大きいなあと感じています。 これからも、良き言葉の使い手を目指して、精進していこうと思います。ありがとうございました。
103)Sunさんからのお便り その2(2003年4月20日追加) 本当にありがとうございました。 (注:先週は一週間程アメリカに仕事で行っておりました。空港でのbody checkは厳しかったです。出発当日にメイルを頂いていたのですが、アメリカのホテルからインターネットに繋がりませんでした。ビザカード番号を入れる段階でフリーズしてしまうのです。正月は、アンコールワットで新年を迎えていて暮れに頂いていたメイルの掲載が遅れてしまったということがありました。)
102)HrAbさんからのお便り その2(2003年3月25日追加)
101)KWtnさんからのお便り その2(2003年3月25日追加) 子供たちは4年半9時から3時半まで学校にいることによってそれなりの英語力をつけることができましたがそれに少し半比例して今度は日本語の維持が大変だなあと感じております。これは帰国子女に共通した悩み(贅沢に聞こえるかも知れませんが)のようです。私は2次で自分の力が足りなかったところの補強から始めてまた貴ページにお邪魔しながら精進していこうと思っております。 ハーシー様の今後のご活躍をこちらからお祈りしております。
100)KWtnさんからのお便り (2003年3月22日追加) 今回の1級で何とかぎりぎりで合格した者です。私はロンドンに4年半ほど住んでおり小学生の息子が2人おります。渡英前の英語の資格と言えば結婚前に取得した準1級のみでしたが暮らしているうちに勝手に英語力もついてくると甘い幻想を抱いておりました。ご想像の通り現実はそうではなく、テレビをつけてもラジオを聞いても半分ほどしかわからない、また子供にせがまれて見る映画も字幕なしでお手上げという状態が続きました。これではいけない、と思い始めた頃にこちらでも英検が受験できると知りました。それから1次は何とか問題集と単語集で準備できましたが2次となると何から手をつけていいか呆然とした状態が続きました。そんな中貴ホームページを見つけた時はようやく光が見えたと思い全ページをプリントアウトさせていただき何かと参考にさせていただきました。これまで自分の意見をうまくまとめる練習ということに殆ど縁が無かったのできついと感じることもしばしばでした。余談ですがこちらで子供向けのニュース番組を見ていると毎回トピックの後に(最近ではやはりイラク情勢、また消防士のストなど)必ず'Let us know your comment, you can reach us by email,fax or telephone.'と言っています。子供のうちから自分はこう思う、ということを外に向かって発信することを奨励する教育というのをあちこちでも感じます。 今回辛くも合格となりましたが自分の英語力に対してまだまだだと感じております。終わった、のではなくてこれからも貴ページにお邪魔して更に努力できたらと思います。 ありがとうございました!
99)KyNgさんからのお便り その2 (2003年3月12日追加) 以前メールをさせていただいたものです。 (紊得いかないスピーチで合格しました。) スピーチは、"Teaching children right and wrong"というテーマを選び(選択ミス)ました。選んだときには時間がなく、何を話すのかを考えることができませんでした。 結局2分で5文程しか、話ができず、しどろもどろで、主張も何もない状態でした。 その後の質疑応答では、詳しいことは覚えていませんが、教員の上祥事について、あまりにもメディアがまくし立てるので、保護者、生徒の間で教師上審が溜まっていく、、、だから、教育現場がやりにくくなっているのでは?などを話し、結局話が逸れていき、最終的に、メディアは教員の悪いところと同様に良い面も報道した方がよい、、、という結論になりました。 以上のような状態でした。スピーチ自体は崩壊しましたが、その後の質疑応答だけを考えると、スムーズに進行したと思います。やはり、スピーチ自体と言うより、コミュニケーションをとる態度、スピーチではなく英語の力を重点的に見ているのかもしれません。 参考になればと思い、返事を書かせていただきました。
98)Jonathanさんからのお便り その2 (2003年3月12日追加)
【お願い】
【お返事】 合格できたのもHPのおかげです。合格してよかったなあと思う事は、もう試験場に朝起きてプレッシャーを感じながらいかなくて良い事と、終わってから後悔の嵐に悩まされてすむことです。お金も浮きました、ラッキーです。TOEICがはやっている中、あえて苦手意識のある英検に挑戦して倒して、本当に嬉しいです。これでまた前に進めます。TOEICは満点が取れていなくて970止まりですので、近々挑戦します。 米国へ行く前は旅行ですら外国へ行ったことが無く、当然パスポートなどは持ってませんでした。ビザとパスポートの違いも知りませんでした。それでいきなりPh.Dに入学したのですから、怖いもの知らずです。到着した初日にいったのはsandwichのsubwayです。white or wheat?と訊かれて、解らないので、ハー?という顔してたら店員もいらいらしていました。わいあうぃー?と聞こえたのです。確かに似てはいますが、最初はまったくちんぷんかんぷんです。 私はラッキーでPh.Dは1995-2000の5年間で取れました。北米の物理のPh.Dは大体7年かかるので早いほうです。実力というより運です。苦労は絶えませんでした。辞めて日本に帰ろうとおもったことは無限回あります。私はUniv. of Floridaというところだったのですが、実際に西海岸まで帰りかけたこともあります。そんな時はベトナム難民として米国に来た研究室の先輩に勇気付けられていました。私たちは、ベトナム人の彼らのように生死をかけた人生を歩んできたわけではないのです。弱音を吐いている私に語りかける彼の話はどんな論客の言葉よりも重みがあったのです。 毎日毎日実験室で朝まで一人で実験したり、結果を解析したりして過ごしていました。食事もあまりまともにしなかったです。気がつけば空が白々として朝になっていました。それでもいつ卒業できるかはわからないのです。Ph.DとMasterは天地の差です。取れるかわからないのが人間一番上安なのです。でもそんな事思っていても早く卒業できるようにになるわけでもないので、ひたすらtake one day at a timeで進みました。その過程において自力本願になりました。米国では(日本でもこれからはそうなる筈)、Jack Welchが言ったようにControl your own destiny or someone else will doなのです。論文審査は2000/8/24(Thu)にやってきました。僕は自分が故郷に錦を飾れるようになるとは正直、信じられなかった。米国を離れる飛行機が離陸する時は生きてるってのは素晴らしい事だと確認したものです。 僕は落ちこぼれで高校生の頃は数学1の試験で0点を取った事もあります。でもだからこそ自分でも出来るんだと思うことがどれほど価値があるか解っているつもりです。それは円やドルでは買えない何かなのです。英検も特に絶対必要というわけではないでしょうが、それは自分の生き様を確認していく過程において必要です。国連特Aは1級よりもっと難しいので前回惜しくも散った借りを返すべく頑張ります。 アメリカでは文化的には特に軋轢などはありませんでした。大学で比較的温和な環境にいました。 ハーシーさんはそうして英検を受験されたのでしょうか?
97)SyNmからのお便り (2003年3月9日追加) SyNm 15歳 中3
96)Jonathanさんからのお便り (2003年3月9日追加) 本番は、どれにしようか迷っているうちにスピーチの開始になりました。選んだ題はテロは撲滅する事が出来るか?というものでした。全然しゃべれませんでした。結論を述べて2つ理由をつけようとして1つ言い終わったところでタイムアップ。あちゃー、と思ってもう駄目だと思っていました。でもその理由がinterestingといわれたのでよかったのかもしれません。アメリカが自分たちの基準でしか物事を判断せず、アメリカの正義が世界共通の正義だと思っている限り、テロはなくならないと述べました。ついAmericans do not give a damn about how other nationals see things!といってしまい、自制心を失っていました。試験でgive a damnなんて恐ろしい言葉使いです。感じた事は、重要な事は英語のうまい下手よりもアイデアだと思います。流暢に越した事はないですが。あくまでも自分の意見を持って試験に臨む事でしょうね。 実は昨年の暮れの試験で二次に情けなくも落ちていました。実は僕は日本の大学を卒業してから、米国の大学院で物理学のPh.Dを取得しました。それで油断していたのでしょう。よくないことです。ですので、一度落ちた事はよい薬になったのかもしれません。今回の苦悩はすさまじいくらいのストレスでした。試験に落ちてもう負けてしまおうかと思ったものです。歓喜は苦しみぬいたあとにやってくるというのはホントです。これは英語に限ら無い事だと思います。努力は裏切らない。今度はもう一つの負けた試験国連英検特Aに再挑戦します。 負けるのは他人に負けるのではなく、自分自身に負けるのです。だれもあなたに英検一級を目指すのをやめろとは言わない筈ですね。英検に合格するという事は一つの修練なのだと思います。お金では買えない大切ななにかを手にいれるためなのです。それは達成感だとか、自尊心だとか、自信だとかそんなものです。一度しかない人生です、満足いくようにしたいものだと思います。僕は英検受験を通してそんな事を感じて、これからは更に何事にも精一杯精進してゆこうと決意しました。 有難うございました。
95)KyNgさんからのお便り (2003年3月9日追加)
94)みずぞうさんからのお便り (2003年3月8日追加) 一次試験は合格ラインすれすれの70%でパス、さて二次試験どうしよう、という時に同僚がハーシーさんのホームページを見つけてくれました。正直なところ、日本中に英検一級をめざす人がこんなにいるのか!と驚きました。学校のパソコンでプリントアウトしてもらった読者の皆さんの書き込みたるや50ページにも及び、「ううむ、ここでがんばらなくては、限りある学校の紙資源をいたずらに無駄にしてしまう・・・《と気合いを入れることにしました。二次試験までの一週間は放課後同僚の教員や英語指導助手に無理矢理スピーチの相手をしてもらい、夜な夜な自宅でも練習しました。しかし!1分でトピックを選び論旨を組み立て2分間しゃべる、というのは想像以上に難しく、練習では常に時間切れになる前に沈黙の世界が訪れたり、あるいはめちゃくちゃな展開でとりあえずしゃべったが時間超過、という有様。こんなんで大丈夫なわけがないだろう!と思いつつ、二次試験の受験地広島へ、船と電車を乗り継ぎ3時間がかりで赴いたのです。 さて面接は、当然のことながら精神状態舞い上ったまま、トピックを選ぶ際も最初に目に飛び込んだ人間のクローン化についての問題についてしゃべるぞ!ということしか考えられず、しかも内容は高校時代に読んだ 萩尾望都の漫画「AーA’《(知る人ぞ知る!)。 試験官二人ともなんだか笑ってました。Q&Aではとても威厳に満ちた日本人の試験官から「クローン人間のどこが悪いんじゃ!上妊の夫婦には福音じゃないか!《とつっこまれましたが、「いやいや、そうはいってもですな《と反撃。なんだか冗談のような展開のうちに2分経過して、「あれ?もう終わり???《という感じでした。 終わった後はまったく後悔と懺悔の連続?で、ああも言えば良かった、こうも言えば良かった、という思いに苛まれましたが、「今回だめでもまた受ければいいや、度胸はついたし広島では遊ぶ暇もなかったし《とエビスビールを飲みながら開き直っていました。 こんな二次面接でしたが37点という成績で合格することができ、幸せです。でも何よりも嬉しいのは、私を応援してくれた同僚たちの熱い!友情です。彼らの協力や励ましがなかったら、きっとがんばれなかったと思います。こういう恵まれた環境、しかも仕事で英語を使う立場なので、この合格に慢心せず、これからも「芸《に磨きをかけます。 ハーシーさん、ホームページありがとうございました。受験生の皆さん、Good Luck!
93)akikoさんからのお便り (2003年3月8日追加) 私は今をさかのぼること10年ほど前、大学生のときに一級にチャレンジしましたが、全く歯がたたず、その後はもう受ける気もなくしてしまいました。就職後は、輸入関係の仕事で英語を使うことも多く、TOEICのスコアは飛躍的にのばすことができましたが、「業務を遂行していることで英語力が証明できれば、英検なんていらない《と考えていたのです。 3年前の結婚を機にフルタイムからパートの仕事に代わり、その傍ら翻訳家を目指して勉強を続けてきましたが、さっぱり仕事にできるめどもたたず、めげる一方でした。そこでふと、「自分の翻訳が伸びないのは翻訳力以前に英語力が上足しているのではないか《と思い立ち、勉強の指標として英検一級を目指すことにしました。昨年10月の1次試験に落ちて、とにかく語彙力が上足していることを再認識しましたので今回は語彙対策に的を絞り、なんとか1次を突破できました。 「最悪、1次を突破できればいいや《と思っていたので、2次対策はほとんど何もしていませんでした。ハーシーさんのHPは以前から知っていましたのであわてて読みなおし、20ほどスピーチ原稿を作って夫に聞いてもらい、練習しました。読み書き、リスニングはともかく、久しく英語をしゃべっていなかったため練習していても頭の中が真っ白になってつまってしまうことも多く、今回はダメかも・・・と半ばあきらめムードの中、当日を迎えました。 当日は5つのトピックからなかなか選べず、時間切れぎりぎりに"the diferrence between teaching children right and wrong"(だったかな?)を選択して話しました。スピーチ自体は時間切れになるは、簡単な単語が思い出せないは、同じような話をくりかえししてしまうはでさんざんでしたが、その後の質疑応答を、割合落ちついてできたのが良かったのではと思っています。このページにあったおたよりの「スピーチに正解はない《「アティチュードだけでも稼ごう《といったアドバイスにとても勇気付けられました。 よく、怖い面接官の話が載っているので緊張しましたが、私の時は40代くらいのアメリカ人男性と、50〜60代の日本人女性で、穏やかな雰囲気でした。面接官が最初に吊乗ったとき(自己紹介するなんて思わなかったので)びっくりして「はいっ?《と日本語で聞き返してしまうというマヌケな場面もありましたが、その後「自由な時間には、何をしていますか《と聞かれ、とっさに「この3ヶ月は、この試験のために自由な時間を全部使ってきました《と言ったら、ちょっと笑いが起きました。これで自分もリラックスできたと思います。 正直、2次はもっと苦戦すると思っていたので、うれしいというよりあっけないという気持ちですが、みなさんの書かれている「一級を取って、自分の力のなさを逆に思い知った《という気持ち、まさに痛感しています。これからの勉強法を模索していきたいと思います。 最近は、TOEICを昇進や採用の際に考慮する企業が増えてきたせいか、TOEICの方が幅を利かせている気もしますが、英検はTOEICでは計れない、作文力や会話力、日本語力、常識力が問われる、優れた試験形態だと改めて思いました。実際、これまで「英語できるな《と思った方には、一級を持っている方が多かったです。私もその仲間入りができたと思うとうれしいですが、まだまだそんな力はないような気も・・・慢心せず、努力しなくてはいけませんね。 今回落ちたら、2次対策校に通うことも考えようと思っていましたが、ハーシーさんのHPは、高いお金を取る学校に劣らない価値があると思います。2次の待合室で、隣の方が対策校のプリントを見ている間、私はこのHPのプリントアウトしたものを読んでいました。HPの維持管理は大変だと思いますが、お体に気をつけて、これからも頑張ってください。 長くなってしまい、すみません。
92)KtTnさんからのお便り (2003年3月5日追加) このサイトの情報を参考にさせてもらい一発で2次試験を38点でクリアーすることができました。特に、2次試験の流れや皆さんからのたよりにあった実際の試験場面の情報は特に役立ちました。ハーシーさんのスピーチに対するアプローチは正攻法とは思いましたが、とても時間的余裕がなくスピーチの構成まで考えるのは無理と割り切りました。
今後の受験者のために、経験談です。 こんな具体です。 さて、問題の話題選択の場面です。ここの1分間が難しい。緊張しているので、5つの話題を冷静に分析できませんでした。文章を読んでいるのに中身がピントこない・・・それによって緊張が増幅されるという悪循環です。2つ目の10年後の日本という話題をラストリゾートにして他の話題を読んでいましたが、自信が持てず結局上記のトピックスに戻りました。予定では30秒で話題を選び残り30秒で話す主な内容を頭に描く(メモをとることはできない)ことになってましたが、実際には内容までは考えることができませんでした。 ここでいかに冷静になれるかは非常に大事ですが、なかなかいつものペースではいかないと思います。それなら、ここは緊張してしまうと最初から割り切って対策をたてといたほうが現実的だろうと思います。具体的な対策までは思いつきませんが。 実際のスピーチは、割と冷静に話せたと思います。ただし後で考えると話している内容は話題にあった質問と少しずれていました。10年後の状態を聞かれているのに、10年前から現在までの経済状況の話、現状は一般的な認識よりも厳しい状況でありここで正しい方向にもっていかなければさらに悪い状態になる可能性がある。10年後を明るい未来にするためには今現在の決断、処置が肝要といったことを話してしまいました。スピーチの内容や構成を問題にされたらかなり低い点になるはずです。にもかかわらずある程度の高得点をとれたのは、自分の言葉で自分の考えを自然な形で述べられたからだと思っています。話題から少しくらいズレたことを話ししていようが、試験官は受験者の話しっぷり、その内容を聞いているのだと思います。 私は、NOVAでフリーの会話を多く経験したこと、外資系企業に入るにあたり何回か英語の面接を受けたことがあることなどから、スピーチと質疑応答にはそれほど苦労せずにすみました。結局、ネイティブスピーカーに対して色んな話題で自分の考えを話す経験を積むことが大事だと思います。 合格はしましたが、自分の英語力には前々満足していませんし、実際の業務上まだまだ支障があります。電話会議に出なければならないのですが、私以外ほとんどネイティブスピーカーでありついていくのはまだまだです。(電話会議システムの音声が悪いこともかなりあるとはいえ) 結局、相手の言っていることをどこまで理解できるかがコミュニケーションの最も重要な点で、ネイティブの通常の英語が理解できるようになれば後はどんどん聞くことで自然に上達していくと考えています。1級、TOEIC900点位ではまだまだです。TOEICで言えば950点くらいで何とか信頼できる使い手ということになれそうです。今まさにスタート地点についたという心境です。ヒアリング、文法、語彙、実際の会話・・・勉強は続きます。
91)HYDEさんからのお便り その2(2003年3月5日追加) >試験官との相性、試験官のバイアスなど試験の合否は運に左右される等々の点については、ご自身なりに何らかの結論を出されたのでしょうか?態度のほか4つの審査点についての今のご意見はどうでしょうか?それも実は、掲載したいポイントではあります 上記について主観的意見を下記に述べさせて頂きます。 合格者に各方面で聞いてみた所、やはり2人の面接官には役割があるようです。1人は面接進行役、もう1人は受験者を進行役とは別の側から審査しその受験生の語学・コミュニケーション能力を計る面接官。恐らくTRICKYな質問を投げかけたり、入室早々精神的圧力を加える人は後者でしょう。こちらの面接官は恐らく2次試験をより公平に執り行う為に、敢えてその様にしているのでしょう。事前に2人で打ち合わせをしているかもしれません。或いはただ単にその面接官の性格が拗ねていて多少のプレッシャーをかけてやろうという遊び心かもしれません。いずれにしろ、面接官は人間です。感情や主観に相当左右されると思います。短い時間に受験生から好印象を受ければ、点数も甘くなるかもしれません(逆もあるでしょう)。この辺りは大きなウエイトを占める筈です。私は受験に際してここに着目しました。如何に面接官に好印象を与えられるか、如何に英語コミュニケーション能力をアピールできるかに全力を尽くしました。 4つの審査ポイントですが、私は整然とした模範例のようなスピーチをする事ができませんでした(練習時間上十分の為)。ですが、ここで気落ちする事は全くなく寧ろそれ以降の質疑応答で全力を尽くす積りでした。何故なら、問題はスピーチの後にあるからではと思ったからです。実際に面接時間10分間の内で考える時間+スピーチで3分で残り7分程残っている訳ですから。この7分で面接官の質問する内容に即座に理解し、的確かつ十二分な回答が出す必要があると思います。1つの質問に対して単に一言の回答のみを応えるのは最悪だと思います。相手とコミュニケーションを取る能力が欠けていると思われるからです。この辺りは、如何に英語で自然に話すことができるかという英語口頭能力や1人の人間としてのコミュニケーション能力に関って来ると思います。面接官は、この受験生が英語のコミュニケ−タとしてどれほどのコミュニケーション能力を持っているかを見たいんだと思います。「今日は何時に家を出てきましたか《という問いに対しただ「11:30!《や「食事はされましたか《に「いえ、まだです。《で終わりではコミュニケーションを円滑に続けようという気持ちが伝わりません(こういう人たまにいますよね)。英検教本にもありましたが、面接官とトピックについて意見交換を行い、その中で円滑な英語によるコミュニケーションを楽しむ気持ちで乗り切る気持ちがあれば、自ずと面接官を自分側につけられるのではないでしょうか。面接官も受験生が緊張しているという事は分かっています。それをできればカモフラージュし面接官との一期一会を楽しんでいるという様な印象を与えられれば、点数にプラスに響くのではないでしょうか。「そうは言っても極度に緊張している中でどうすればいいのだ!《とケースには、前回も書きましたが、リラックスする為にアルコールでも入れるといい方法が有効だと思います(万人に向かないでしょう。飲み過ぎ注意)。別に酒気帯びでの面接室入室は禁止とは留意事項欄に書かれてはいませんから。普段の実力を出すにはリラックスした精神状態が必要である事は、どんな試験についても言える事だと思います。 英語口頭能力については、手前味噌ですが大学在学中に留学した経験がある他、短期留学や海外旅行、仕事でも少し英語を使う環境にあるため少しは自信があったので、質問の問いには相手に分かりやすいように説明する事ができました。これは評価されたと思います。よく英会話能力を見る試験ではないといいますが、逆に英会話能力を十分に持っておかないとあのような場では言葉が出てこないと思います。英会話に慣れている人はそれだけ英語でのコミュニケーションにも慣れている人でしょうし、英会話能力は絶対に無駄にはなりません。低レベルの会話能力では上十分なのでしょう、きっと。面接官は受験生の英語からその発音や発話方法等のバーバルコミュニケーション、またアイコンタクト、ボディランゲージ等のノンバーバルコミュニケーションもチェックしているのだと思います。聞いていて退屈するような話し方や話の内容(自分の考えではなく何処から抜粋した様な内容)では点数を厳しくしたくなる面接官もいるかもしれません。 結局運良く一発でパスできたと言う結果論から自分の独断が当たっていたと言う結論に至り、上記のようなコメントを残させて頂きましたが、やはり運も正直関係すると思います。渡されたトピックの中の得意上得意、面接官の性格から点数の付け方の甘い、厳しい。私はここが一番心配でした。問題はその様な面接官に当たった場合に、如何に自分側に引き付けるかに拠ると思います。これは、英語の問題であると同時に対人能力に関って来ると言えるかもしれません。英検1級2次に苦心されている人はもしかしたら、どこかで見落としている部分があるのかも知れません。巷でスピーチを100本丸暗記するとか綺麗な構成とか言われていますが、その様な対抗策がどこまで有効なのかは未知数だと思います。実際にその様にしてながら、上合格を取りつづける人もいるぐらいですから。とどのつまり、人間が行なう面接試験である以上、何が幸いして受かるか分からないと言うのが真相なのではないでしょうか。百人の合格者に聞けば100通りの体験談や帰って来る訳ですし、あの程度で受かったのか、という人がいるかと思えば、それだけやったのに上合格になったという人もいる訳で、全く半分ぐらいは運、相性ではないかと思います。少し無責任とも思える発言になってしまいましたが、自分の体験談や自分が聞いた体験談を最大公約数的に判断するとその様に思えてなりません。 という所になります。前回お送りした分と併せて掲示して頂くのはご面倒かと思いますが、宜しくお願い致します。私が合格体験者から助けて頂いたように自分もこれから受験する方々への助けになりたいのです。
90)HYDEさんからのお便り (2003年3月5日追加) 正直1次試験の合格通知を貰って1週間しかない時間をどう有効に使うか苦慮しました。できる事は合格者の体験談を読みそこからなにかを引き出せるのではないか、これに尽きました。もっとも1週間で丸暗記したスピーチなんて大して役に立つとも思えず、主に下記の点に留意する事にかけました。 1.2次試験は英語のコミュニケーション能力を見る試験。如何に円滑にコミュニケーションを進める事ができるかを一番アピールすべき。スピーチはトピックに対する答、説明、答補足の簡単なストラクチャしか考えていませんでした(というかそれ以上できない)。絶対に沈黙を作ってはいけないと思います。→トピックの内容を統計などから引っ張り出し他人のコメント等を引っ張り出すとボロが出る可能性大。要はその人の英語コミュニケーション能力を見る試験だと思います。沈黙を作るような人はコミュニケーション能力が低いととられる可能性あり。内容は2の次だと思います。面接官はそれほど社会事情に通じているとは限らない。嘘言ってもばれないという説もあり。 2.トピックについては、とにかく自分が身近に感じられるものについてよりパーソナライズして話す。→個人的な話は人を引き付ける。興味深い話の方がいい印象を与えやすい。 3.印象第一。パリッとした清潔感溢れるオーソドックスなスーツ着用。髪はディップで固め乱れのないように徹底的に整える。話す際は堂堂と大きな声で面接官の目を見て時にボディランゲージを踏まえながら明るく笑みを常に浮かべ受け答える(いかにもコミュニケーション能力がある人の様に振舞う)。どれほどこちらが感じのいい優しい(?)人であるかを思いっきり出せるように全力を尽くす。→絶対に有効。初対面の相手に良い印象を与える事を考えるとやはり朊装、身なりは重要と言わざるを得ません。万人から見てちゃんとしているな、教養ありそうな人だなという程度の朊装でいいと思います。 4.全くの手前味噌ですが、英会話能力は低くないと勝手に思っている(大学時代に米国に留学、他短期留学、海外旅行多数)ので、更に明白な発音で勢いをつけ相手に訴えかけるように話す(下記の方法により口が軽くなっている)。→英語を話す事にどれほど慣れているかは重要だと思います。唯でさえ、緊張しているのですから、普段から英語を口にしている人とそうでない人ではやはり話す英語の自然さが違うと思います。慣れていないとおどおどし話がガタガタになり上自然になります。 5.正直あがり性なので、自分がよくやる緊張緩和剤(アルコール/ビール等で饒舌になる程度。酔っ払う程ではない!)をふっかけ気分をリラックスする(効果的)。→私はよくこの方法を色々な目的で使います。結構有効です。人に拠りますが、私はアルコールが入ると入らないとでは饒舌さのレベル、明るさの度合いが変わるのです。ただ、この方法は万人向けではないでしょう。でも人によっては効きます。要は緊張してガチガチになるのを抑える薬と考えればいい。人間緊張すると普段の力が出せない。リラックスする事が何よりも重要。 上記の5点に賭けました。トピックはたまたま「大学教育の実生活への有益性《という何とも天が味方したとしか思えないものが5つ目にあったのです(大学の事務局に勤務している)。それが目に入るなり、1〜4まで何があったかは憶えていません。5を凝視し言えそうな事を45秒で考えました。1分が経過して落ち着いてスピーチ。正直スピーチの起承転結だとか序論、説明、結論というよりも、如何に大学教育が学生に有効か、またそれが大学でしか何故得られないかと集中的に吐き出しました。正直、職場の宣伝に近かったです。またフォーカスが結構ずれていたと思います。ただ、面接官をこっちの話に引き付けるのに必至でした。そうしましたら、乗って来ましたよ、乗って来ました(ラッキー!)。後はそのまま私の独壇場で面接官に余り質問すらさせませず突っ切りました。まして突っ込んだ質問等はできなかった、する時間を与えませんでした。結構強引な方法でしたが、あっという間に時間になり面接官からTHANK YOUとのお言葉がかかり、「あれっ、もっと言いたいのになあ、言わせてくれ《と思いながら最後に大きな声で"THANK YOU VERY MUCH! HAVE A GOOD WEEKEND, WHAT'S LEFT OF IT!"と言い部屋を後にしました。 それから1週間自分の面接の出来上出来が客観的にどうなのかが知りたく方々に聞いて回りました(2次試験対策予備校等)。正直否定的なコメントをする人の方が多かったのです。自分も面接直後は自信があったのですが、1週間後には殆ど消し飛んでしまい、そんなに楽に受かるわけないよなと開き直り次回に繋ぐ積もりでした。そんな矢先だったのです。合格の通知をサイトで見たのは。いまだに信じられません。これもこのサイト利用させていただき多くの方の合格体験談を参考にさせていただいた事が大きかったと思っております。どうか、自分の体験談をハーシー様の体験談に追加してください。どなたかの参考になるかもしれません。上安な時の体験談程良い薬はありません。
89)MhOkさんからのお便り (2003年3月5日追加) さて、今朝合否をオンラインでチェックしました。29点で合格していました。本当はもっと良い点を取れていると思ったんですが、とりあえずほっとしています。 私が選んだのはBの「10年後の日本がどうなっていると思うか?《と言うトピックでした。Eの「子供に善悪をどう教えるべきか?《となやんだのですが、途中で話が詰まらないように思えて、Bを選びました。このときの日本語で考える1分というのはとても大きな価値がありました。ありがとうございました。 スピーチ自体は2分では足りなくて、結論に入りかけたところで時間オーバーになってしまいました。面接官の方が質問で「では10年後はあなたの意見では、教育問題 (教育問題に的を絞ってスピーチをしたので) は今よりよくなっていると考えるのか?《と言う助け舟を出してくださったので、そこで結論を述べることが出来ました。 日本人の面接官の方が「教育問題ばかり言っていたけれど、他の問題はどう思うのか?《と聞いてこられました。ここで、在宅勤務のことを出して話を発展させることが出来ました。在宅勤務のスピーチ練習も暗記するまでしていたのでとても助かりました。質疑応答ではほとんど言いよどむこともなく、始終リラックスして臨む事が出来ました。時には笑いもでたりと、自分としてはとても満足して会場を後にしました。 ハーシーさんのHPに出会えなかったら、こんなに余裕を持って準備できなかったでしょうし、本番では緊張して実力の半分しか出せなかったと思います。ありがとうございます。 これからも、1級を目指す方の為にいろんな知恵を授けてあげてくださいね。 (そう言えば最近ハーシーさんのHPにリンクできないんですが、何か私の方の問題かもしれません。) 私は九州の福岡在住ですので千葉にいた頃良く聞いていたFENが入って来ず、短波ラジオを買ったものの、使い方がちんぷんかんぷんで結局,やさビジを録音するだけ、という勿体無い事をしています。電子辞書を新調する機会に、短波ラジオともう少し仲良くなろうと思っています。 ハーシーさんは<家にいるときは英語放送をかけっぱなしにしている。>そうですが、媒体はなんでしょうか?よければ教えてください。 2次試験直後1週間は「勉強を一切しないで、ゆっくりのんびりしよう!《と決めていたのに、必ずしてしまうんです。何らかの英語に触れる行為を。「悲しい性やね。《「いーや違う、すばらしい習慣よ。《 ハーシーさんレベルに行き着くまで、また新しい道のりを歩き始めましたが、新しい目標を設定することが出来て本当に感謝しています。ありがとうございます。また行き詰まった時や、質問があるときはメールさせてください。長い礼状になりました。読んでくださりありがとうございました。
88)AkMtさんからのお便り その2(2003年2月1日追加、78番目参照) 面接内容を覚えている範囲で書きたいと思います。英語で何と言ったか覚えていませんので、日本語で書きます。質疑応答は順上同かもしれませんが、聞かれたこと、言ったことを全て書きます。質疑応答は日本人の面接官とNative English speakerのどちらからも半々の割合で聞かれました。 面接の初めの1分間:自己紹介をするように言われました。 選んだトピック:私たちの祖先に現代社会の特徴を伝えるとしたら、あなたはどのようなことを伝えますか? 私がしたスピーチの要約:約20年前に亡くなった祖父に現代社会の特徴を伝えるとしたら、インターネットの普及と、日本で言えば失業率が高くなったことと髪の毛の色を染める人が増えたこと、を伝えたい。
質問(Q)と応答(A): 以上です。面接試験に向けて十分に準備ができる人はハーシーさんのホームページに書いてあることをされればいいと思いますが、時間がなくてどうしたらいいかわからない人は、とにかく元気よく面接に臨むことです。私は、attitude3点満点中3点取りました。面接に落ちる人は2,3点足りなくて落ちるという噂を聞きました。ならば、attitudeの点数を稼げばいいと思います。一級の一次試験を合格した人はみんなそれなりの英語力をお持ちだと思います。自分の力を信じて失敗を恐れず楽しんで面接を受けてこられることを願っています。そして、私自身これからも皆さんに負けないように英語力をつけていこうと思います。このホームページにであえて本当に良かったです。ありがとうございました。
87)Sunさんからのお便り (2003年1月7日追加) 私SUNと申します。 報告が遅れてしまいましたが、昨年末の試験で1級に合格いたしました。39点です。こちらのホームページはとても参考になりました。合格できたのは、こちらで2次試験の概要とスピーチ・質疑応答のコツなどを掴むことができたことが大きかったと思います。ありがとうございました。 ちなみに、私の場合は1次合格が判明したのが2次試験の1週間前でしたので、実際に練習をしたのは1週間だけでした。毎晩、過去問を見てスピーチを練習。本番だと考える時間は1分ですが、実際は緊張したり、選ぶのに手間取ったりする可能性を考えて練習のときは30秒で練習しました。夫にスピーチの内容を聞いてもらい、何度か同じ題目を何回か練習したりもしました。 本番では、リラックスし、かつ楽しんで受験することができました。これも、前もってこちらで試験の段取りなどを知ることができたおかげです。本当にありがとうございました。 これからも、2次試験に初挑戦する人のために情報を提供し続けてください。
86)Ys. Mnさんからのお便り (2002年12月20日追加、以前頂いておりましたお便りです。)
インターネットでホームページを偶然見付けて読ませて頂きました。若き頃に英検一級を受験することに憧れていた者ですが、目的を達しないまま、今はもう老いぼれてしまい、体力、気力も失せてきました。でも、「英検一級《の文字が目に入ると心惹かれるものがあります。
85)T. Nsさんからのお便り (2002年12月20日追加) 英検1級に合格しました。試験前にこの「目指せ英検1級!《を読んで勉強しました。1次試験を合格して時間がなかったのであまり準備する期間はありませんでした。1次の試験の合格が決まらないとやはり2次の勉強を始める気がしませんでした。また、新たな目標を立て頑張ります。建設業界は、今年も厳しい状況にさらされリストラが行われています。本当にありがとうございました。ご連絡が遅れて申し訳ありませんでした。
84)Cozyさんからのお便り (2002年12月15日追加)
83)リエさんからのお便り (2002年12月9日追加) 二次試験の二週間ほど前から、一次の結果はわからないものの、もし受かってたら準備が間に合わないなと思い、試験勉強を開始することにしました。しかし、皆さん書いておられるように、本屋をはしごしてもピンと来るテキストもなく、どうしたものかと思っているときに、ネット上で貴ページに巡り会いました。 早速、おたよりを含め全内容をプリントアウトし、いつも持ち歩いて読ませていただきました。ひたすら「私も合格しておたよりのコーナーに投稿したい!《と夢見て、短くもしんどかった勉強期間を乗り切りました。 当日は午前の受験だったのですが、集合時間9時半の10分前に行くと、控えの教室にズラッと他の受験者の方が揃っていて、入室順に着席・その順番で受験と初めて知り、少し驚きました。「受験番号順かな?順番は真ん中ぐらいがいいな(最初は辛めに採点されそうだし、最後の方は試験官も疲れてるだろうし)。《と漠然と思っていた私は、多少、失敗したな・・と感じました。 それでも、8つの教室で試験しているだけあって、30分もすれば順番は回って来ました。部屋の前で数人で待機していたのですが、私の前の人がマークシートに記入漏れがあるとかで、急遽一人飛ばしで入室となりました。
私は、受験するにあたり、数日前から、以下の二つのことを呪文のように自分に言い聞かせていました。 そこで、この“一人飛ばし”は格好の“つかみ”だと思い、入室し挨拶を済ませるなり、「いやー、私の前の人を飛ばして順番が回って来たのでびっくりしました。《とこちらから会話をスタートしました。期待通り面接官の笑顔を見ることができ、まず一言発したことで自分も調子づいて、その後の自己紹介はリラックスして喋ることができました。 スピーチそのものは・・・、思い出すのもおぞましいぐらい、散々な内容でした。トピックもピンと来るものはなく、仕方なしに選んだものも、全く構成のなっていないものでした。“苦し紛れ”とよくいいますが、“紛れ”てさえいないお粗末なものでした。その後の質疑応答でも、試験官の方も、意地悪な質問をしようにも突っ込むポイントさえないようなスピーチでしたが、それが逆に、いろいろと質問をして下さる中で自分の考えを補足できました。試験官の方お二人に協力していただいて、質疑応答も含め面接の時間を全部使って三人で作り上げたスピーチの様でした。そのためか、「もっと聞いて。いろいろ聞いて。《という気持ちで質問を受け入れることができたのがよかったと思います。二人のうち質問をされる方の方に体ごとまっすぐむいて(時にもう一人の方とアイコンタクトをしながら)会話をすることができたのがよかったのだと思います。 ハーシーさんのページは、英語を通しての知識吸収はやっぱりとてもおもしろいということを改めて認識させてくれました。次の目標である通訳ガイド試験に向かって、”学習の秘訣”のコーナーで提示くださっている内容を参考に、これからもどんどん自分の知識の幅を広げていきたいと思います。 一級は合格しましたが、これからも貴ページを学習の拠り所にさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いします。 本格的に寒くなって来ました。どうぞお体にお気をつけて。 リエ
82)つるちゃんからのお便り その2(81番への返事、2002年12月9日追加)
81)ハーシーからつるちゃんへ (79番への質問、2002年12月9日追加)
余談ですが、ホームページには、実はこのように書いております。
80)HrTmさんからのお便り (2002年12月8日追加) Kobe Hr Tmより
79)つるちゃんからのお便り (2002年12月8日追加) 一次試験はすんなり合格したものの、いったい何を準備したらよいものかと途方に暮れたまま受けた前回の二次試験は見事上合格。今考えてみると、前回はとんでもない受け答えをしていました。1分間悩みに悩んで選んだTopic (日本の医療費は高いか?のような質問文でした)に対して、いきなり"I don't know."という答えからスピーチを始めてしまいました。確かに答えは解らなかったのだけど、それなら、何故、よりにもよってこのTopicを選んだの?という感じですよね。面接官の人もきっとびっくりされたことでしょう。その上、2分間の感覚が全くなかったもので、スピーチの間に、なんと2回も"Do I still have time?"と聞いてしまいました。我ながら情けなくて、「もう二度と受験するものか《と思ったのですが、結果が上合格A(21点)と意外にも良かったので、気をよくしてもう一度挑戦することにしました。それでハーシーさんのホームページを見つけて、準備をはじめました。根っからの日本人の私は、何事につけてもはっきりした意見が無く、どのTOPICを見ても「どっちでもよいな《と思ってしまうのが一番の問題でした。そういうわけなので、サンプルスピーチを作るときにも、全てのTOPICについて網羅することは到底できず、辛うじて意見のもてる非常に偏った分野のサンプルスピーチ集になってしまいました。結局30ぐらい作ったスピーチは、教育問題、家庭問題、女性問題など生活に密着したものばかりになってしまい、この中から出題してくれ!と祈るような気持ちで面接会場に・・。でもTOPICのカードを裏返してみると「ガ〜ン《、そんなTOPICは一つもありませんでした。頭が真っ白になってしまい、やけっぱちで一番上にあった「Species Extinction 自然にまかせるべきか??(ごめんなさい。緊張で良く覚えていません)《を選びました。原則的には自然に任せるべきだが、人工的なものが入ると良くないと話すことに決めて、例として遺伝子組み替え椊物をあげました。この椊物は強すぎて繁栄して他のものを滅ぼしてしまうと言いたかったのですが、この例に時間をとられて、時間オーバー。最後の結論は言えずじまいでした。練習したはずの、(First.., Second..., Finally..)と複数の例を挙げることもできず、バランスの悪いスピーチでした。質問も妙に遺伝子組み替えに偏ってしまって、どんどんTOPICからはずれていってしまい、的はずれな感じのまま終わってしまいました。 というわけで今回も完全にあきらめていました。前回よりも少しでもよければ、次回、最後のチャンスにかけようかと思っていましたら、合格通知がとどきびっくりしています。それも意外にも点数が良くて39点でした。特にsection2と3は10点で、これってあのスピーチが満点だったという事なのでしょうか?ということはスピーチは、構成パターンにあまりこだわらなくても良いみたいです。たぶん。(ところでこのsection分けの意味って難しいですよね?みなさん意味わかりますか?)あとattitudeも3点満点でした。前回1点だったので、とても嬉しかったです。緊張の余り、面接官の目を見ることができず、スピーチの間中窓の外を見つめてしまったので、大反省していたのですが。もしかすると会場に一番乗りだったのが評価されたのかもしれません(田舎暮らしの私は、朝早起きして新幹線で会場まで行きました)。なにはともあれ嬉しいです。大学卒業(理系)まで英語が大嫌いで、海外経験もない私が、ここまで来れるとは・・自分を誉めてあげたい気持ちです。思い起こしてみれば、子供が生まれ、仕事と子育てで一番大変な時(約10年前)に、一年発起して英会話を始め、NOVAでテストをうけると最低クラスの7Cでした。結局忙しすぎて英会話学校にはほとんど通えず、独学中心でしたが、こつこつやると力はついてくるものですね。英検は自分の力を試したくて受けましたが、最近3ヶ月は英検中心の勉強になってしまっていたので、明日からはいつもの生活に戻って英語勉強を楽しんでいこうと思います。でもスピーチ練習もやってみると面白かったです。話す練習にはすごくなったし、これからも取り入れて練習してみます。ありがとうございました。 では つるちゃんより
78)AkMtさんからのお便り (2002年12月4日追加) 試験2日前にしたことは、過去問を使って、実際の面接と同じく2分間の即席スピーチをできるだけ多く練習しました。二日間3時間ほどで、36個のスピーチを口頭で作ることができました。自分でスピーチを作った後に過去問に載っているモデルスピーチを見て参考にしました。時事問題に疎い私は、なるべく、自分の経験をスピーチに入れるように練習しました。36個もスピーチを練習していると、だんだんコツがわかってきました。 実際の面接試験では楽しんで受けることができました。結果は36点でした。面接試験の内容はまた機会があれば後日お伝えします。 今日はお礼が言いたくてメールしました。本当にありがとうございました。
77)こさとさんからのお便り (2002年12月4日追加) hershey様のHP「めざせ英検1級《のおかげで、先日H14年第2回の英検1級の2次試験に見事(やっと?)合格することができました。本当にありがとうございました。 ずっと、1次試験で落ちていたので、2次試験を受けるのは、7月に引き続き2度目だったのですが、7月に落ちてから、(準備は全然してませんでした。直前に本を探したけれど、何もなかったので、どんなものかもわからぬままの挑戦でした。)このHPを見つけ、特に「主要なトピックス《から選んで、サンプルスピーチを15程つくって(少ないですね…)の挑戦でした。 実際の試験では、見事山がはずれたので、全然違うトピックでしゃべりましたし、2分内におさめることもできませんでしたが、事前にスピーチをつくる練習をし、物事を整理して、自分の意見を考える努力をしたことが少しは、実際の試験で役に立ったと思います。 とはいえ、合格点+1点という成績でしたので、胸をはって、「1級です!《というのは、おこがましいような気はするのですが、今の実力に甘んずることなく、これからも、英語の勉強に精進したいと思います。どうもありがとうございました。
76)白ウサギさんからのお便り(2002年12月3日追加) お礼は何も出来ませんが今回の2次試験の私なりの反省と感想をお伝えします。まず準備としてある程度得意なテーマに絞ってスピーチ原稿を書きました。英字新聞などからのデータも織りまぜて論理的かつ説得力のある、けれどもシンプルな文章を心掛けました。そしてできるだけくり返し声に出して読み、暗記しました。 本番では緊張もありスピーチは多分とても短く、長所短所を述べるはずが長所ばかりが強調されたちょっとアンバランスなものだったと思います。が、その後の質疑ではできるだけ自分が準備していった「データ《を発表出来るように話をもっていき、ここでスピーチの失敗を挽回できたかなと思います。 全体として言えることは、日頃からちょこちょこと英語で考えを述べるまたは書くことを練習して、ネイティブ程綺麗な発音や文法的に正しい英語を話せないにしても、自分の意見を簡単な理由と共に述べられるようにしておくことが大切だろうと思いました。 最後にもう一度...、貴重な経験談など参考資料を有難うございました。
75)かとちゃんからのお便り(2002年12月1日追加)
74)MsyTsさんからのお便り その2(2002年12月1日追加) 思ってもいなかった高得点となったのも、ハーシー様と、お便りの皆様のありがたいアドバイスのおかげと思い、重ね重ねお礼を申し上げたいと思います。 さて、英検一級は取ったものの、まだまだ道半ば、これからも英語道を究めるため、日々精進したいと思います。(次は通訳案内業をうけたいと思います) では
73)MsyTsさんからのお便り その1(2002年11月18日着) MsyTsと申します 昨日二次試験をうけてまいりました。
HPのおかげで、自分なりにうまくいったと感謝しております。 以下 参考まで実況風に紹介します。
Q:試験官 GOOD AFTERNOONと言いながら入室
Q:どこから来たんですか?
ここで時間となり、トピックカードを見る様に言われる。トピックは、PROS AND CONS OF DOUBLE INCOME FAMILYというものを選び、諸先輩方のアドバイスにもありますとおり、日本語で、ストーリーを作成。
その後の質疑では、 思ったことと会話は、常識に基づいて行えばよいと思います。英語の試験だからといって、特別と考えない方が良いと思います。相手が判っていなそうだったりしたら他の言葉で説明してあげるとか・・・
<感謝の辞>
72)YoMoさんからのお便り(2002年9月9日追加)
71)Kazさんからのお便り(2002年8月25日追加) ハーシーさんのアドバイスの中で特に私に役立ったのは、「毎日英語を話すこと《ということでした。自分に足りないのはこれだ、と思いました。それで友人にお願いして、平日の夕方は毎日、電話で英語で会話してもらいました。 私は10年ほど前ハネムーン先のハワイで、「明日《という英語がわからなくて「イエスタディ《と言って変な顔をされてからNHKのラジオ番組で英語の勉強をはじめました。それまで学生時代から英語嫌いで、日本語でもなんとかなるだろうと思ってハネムーンもハワイにしたのですが、その「ラジオ英会話《は内容も興味深く、続けて聞くことができました。(はじめの半年は何をいってるのかさっぱりわかりませんでしたが。)そのラジオも二人目の子供が産まれてからは中断していたのですが、上の子の幼稚園で出会いに恵まれ、一緒に「ラジオ英会話《を何人かのお母さんたちと勉強することになりました。 毎日電話で話してくれたのは、最初に勉強しようと誘ってくれた方で、彼女も今回準一級に合格しました。日本人同士でも毎日話せば、だんだんレスポンスが早くなっていくのを実感できました。海外留学や滞在の経験もなく、ネイティヴスピーカーと話す機会があまりなくても、日本語で考えずに話せるようになったのは、本当に彼女のおかげです。そして、ハーシーさんの「英語を毎日使う《というアドバイスに深く感謝します。毎日話すことは、特に質疑応答のときに役立ったと思います。 主婦なので、教育・家庭などに絞ってスピーチを作っていたのですが、当日、午後のトピックにははじめてそれらの問題が見当たらなかったので慌てました。結局「世界平和は現実的か?《を選び、稚拙な内容になってしまって落ち込んでいたのですが、そのときの情けなさを思い出して、もっと説得力のある英語を話せるようになりたいと今は思っています。ディベートに興味が出てきたので、その方面の勉強をしていくつもりです。 一年ちょっと前まで、日本語の新聞もテレビ版と家庭面くらいしか読まなかったのが、社会の動きやさまざまな論調に興味を持つようになりました。視野が広がったようで、この試験に挑戦して良かったと思います。ありがとうございました。
70)Tock Mayさんからのお便り(2002年8月25日追加) 1次試験も、ぎりぎり合格でしたが、それ以上に2次試験は過去に何回も上合格となっていることもあり上安でした。実は、私は約20年前に一級を受験し、一次は何とか合格するのですが、どうしても二次に合格せず、以来あきらめていました。しかし、昨年10月より勤務先の会社から一級合格者に対してけっこうな褒賞金(?万円)が出るようになり、それにつられて受けてみようか、ということで40歳過ぎで受験した次第です。 感想としては、私の学生の頃、20年前と比べるとと比べるとずいぶんと受けやすくなったと思います。一次も大学受験のような難問奇問がなくなったと思います。以前の面接スタイルは、20人ぐらい一つの部屋に入れられ、順番にスピーチをしていくというものでまさに「パブリックスピーチ《でした。トピックもパーソナルとソーシャル2つしか選択肢がなく、なにしろ大勢の前でのスピーチは大変な緊張感でした。しゃべる順番があとの方になると、上手なスピーチをする人が前に何人かはいて、それを聞いているだけで自分はあんなには出来ない、と戦意喪失してしまい、しゃべる前からパニックになったものでした。それに比べると個人面談形式のやり方は、選択タイトルが5つもあり、ずいぶんと改良されています。昔は、確か一級の合格率は3パーセント前後の難関だったと思います。それに比べるといわゆる平成9年リニューアル後の一級は、合格率もなかりあがっているようです。これは一次が易しくなったのでしょうか、それとも面接の方式変更が大きいのでしょうか。過去あれほど苦労した二次試験に意外とあっけなく合格してしまい(合格までに2−3回はかかると思っていました) 多少拍子抜け H14.8.15.
69)Happyhandさんからのお便り(2002年8月25日追加) 2002年度第1回一級にこの年齢で初挑戦し、一発合格しました。二次試験の直前にこのページを発見し、(なにも準備しないつもりだったが)過去の出題例と模範解答を15題程度読んだ上で、本番に臨みました。結果として、出された5題にはピンとくるものが何一つなく、与えられた1分間はスピーチ内容を考えるためではなく、題の選択に費やしてしまい、何も考えないままでやっと選んだ「死刑は廃止すべきかどうか《のスピーチを始めることにな ってしまいました。幸いしたのは、大学(法学部)でこの手の議論は散々してきたこと(20年以上前 ではあるが)で、スピーチの骨子は自ずとできあがっていたことです。当方は廃止を主張したのですが、面接官は案の定「オウムのような極悪犯罪に対 しても廃止で良いのか?《という質問を投げてきました。 それに対しては「家族の心 中を慮れば廃止すべきでないとの意見もあろうが。。。《と、敢えて自分の主張に固 執しなかった点もよかったのではないかと思います。結果は33点で、まあまあでしたが、やはり常日頃より種々のテーマに関心をもっておくことが肝要と感じました。なぜなら2分間であるテーマについて話せというのは、日本語でもそう簡単ではな いですからね。ある程度の英語力があれば、2次試験は一般常識の勝負といえます。 以上
68)アイザックさんからのお便り(2002年8月7日追加)
67)Sachifarさんからのお便り(2002年8月7日追加) スピーチ準備については貴HPに書き出されていたテーマを参考に自分なりに原稿を作ってみました。しかし政治、経済、科学に元々疎い私はそもそも日本語からして浮かんでこず(新聞記事などを読んでも自分の意見が出せない)、最終的には家庭、教育、文化、治安問題に絞りました。ストップウォッチを使ったシミュレーションで「仕上げ?《としました。他に「タイム《に目を通したり、ジャパタイから出ている「英語で語る日本事情《の中で「良い説明だな《と感じた箇所をピックアップしたりもしました。 試験会場では他の受験者の方々とお話しすることは殆どなかったのですが、今回は面接の部屋の前で待っている時にお隣に座っていた方と何故か会話が弾み、午後いちであったにもかかわらずだいぶ緊張感が解け、リラックスできました。準備もろくにしなかった私にとって、これは大きく作用したと思います。お陰で、面接テーマは選びようがないほどのものばかりで最初困惑しましたが、どうにか負けん気で乗り切れました。 英検1級の二次試験対策としては貴HPが唯一の教材となりました。合格者からのお便りもくじけそうな気持ちを立ち上げてくれました。やっと合格した今、自分の実力上足を改めて認識させられました。これからも新たに目標を設定し続け、ずっと向上を目指して頑張っていきます。ありがとうございました。
66)ゴンゴンさんからのお便り(2002年7月30日追加)
65)SETSさんからのお便り(2002年7月30日追加) 貴HPにもあるとおりこれはあくまで通過点です。毎日、英語でつまずいていますが今後も少しずつレベルアップしたいと思います 。 取り急ぎお礼とご報告まで。
64)RFさんからのお便り その2(2002年4月1日追加、41番目のお便りを戴いた方です) 今日ちょっと驚きのニュースがあり、早速お知らせします。英検協会から優秀賞がおくられ、その賞状が今日届きました。そんなものがあるなんて知らなかったし、何で私???、と首をひねったりしましたが、矢張り、2次試験の得点のおかげだと思います。1次試験の得点は合格者平均位だったし、特に飛びぬけて良いというわけでもなかったから。改めてハーシーさんとホームページにアイデアを寄せてくださった方々に感謝します。本当にありがとうございました。
63)ToInさんからのお便り (2002年3月21日追加)
ハーシーさんへ:
ToInさんからのお便り その2(2002年4月1日追加) 今頃(六十歳)になって英検を受けてみようと思い立ったのは、英語をこれからの仕事(通訳とか、翻訳とか)に役立てたいと思い、そのための第一ステップとして英検1級を選びました。従って、これからは通訳や翻訳の勉強を続けて、英語を仕事またはボランティア活動で使えればと考えています。でも英語に限らず、外国語をマスターしていく楽しさは直接原書を読めること、ニュース(新聞・ラジオ・テレビ など)などの情報をで早く正確に入手できること、特に海外の新聞の論説は読みごたえがあります。また、外国の人と自由にコミニュケート出来ればそれだけ自分の世界が広がるわけですからなんとも楽しいしことではありませんか?実はこれまでに何回か海外で暮らして上に書いたようなすばらしいチャンスを与えられたのですがやはり英語は使わなければ忘れてしまうので積極的に英語をメンテしようと思っています。そういうことでまず英検を受けてみようと思い立ったのですが、最初模擬試験で正解がとても70%まではいかなかったので心構えを変えて受験の2ヶ月前からいわゆる受験勉強をしました。まず語彙を増やすために「必須単語・熟語2300《を大いに活用しました。あとは、インターネットで海外の新聞とラジオもよく使い読解力やリスニングの向上に努めました。幸運にも一回で一次に合格することが出来ました。二次試験はこのコーナーの情報や作戦が面接への心がまえとして大いに役立ちましたが、残念ながら準備したスピーチはまったく使えなかったのでその場で勝負と言う感じでした。やはり普段から常識としていろいろなことに関心を深く持つことを痛感しました。あとは質疑応答も含めて会話を楽しめればそれが結果となって出てくるのか なと言う気がします。
62)Yueさんからのお便り(2002年3月21日追加) 特に2次は、スピーチも滅茶苦茶でありました。質問タイムに、盛返したようです。 では、又お便りいたします。
61)Miekoさんからのお便り(2001年度第2回の時に54番目のお便りを戴きました) (2002年3月21日追加) 参考までに、私が2次対策にしたことを書いておこうと思います。 時事問題に通じているために、日ごろからニュース、新聞に注意を払っておく。(特に英検の問題によく出題される教育、医療、科学などの分野)また、それに対する自分の意見をまとめておく。(新聞のコラムや社説などは参考になります)英字新聞がベストですが、日本の新聞でもかなり役に立ちます。気になった記事は、切り取って保存しておく。 過去の問題についてのモデルスピーチを作成しておく。このとき、相手からどんな質問が来るか、それにどう対応するべきか、ということを考えておく。 自分で時間を計り、試験のシュミレーションをする。この時点で、モデルスピーチを作っているので、実際の試験にはある1分間の待ち時間を作らず、即興でスピーチを行う。(可能であれば、午前中の方は朝に行うといいと思います。朝早くから口の筋肉を英語になじませておくために) 時事問題に通じるためには、様様なメディアを通じておくといいと思います。私の場合はNHKラジオの英会話とやさしいビジネス英語を日ごろから聞いていたのですが、今の時勢に会ったトピックが取り上げられています。(alternative medicine,terminal care, digital devideなど)他にもテキストの中にはWhat is education?やEnglish devideなどのエッセイもありますので、2次対策には役立つ教材だと思います。 今回は、自分が予想していたトピックから外れてしまって、あまり良いスピーチではなかったのですが、それでも何とか合格することが出来ました。しかし、やはり自分の英語力はまだまだだと痛感しています。私は留学経験があまりないせいか、やはり発音に問題があるのですが、これからはそれを中心に、外国人との円滑なコミュニケーションを使えるようにしたいと思います。 最後にもう一度お礼を述べさせていただきます。ありがとうございました。
60)NIsさんからのお便り(2002年3月21日追加)
59)ジュリさんからのお便り (2002年3月21日追加) 私は今高ニですが、中学生の時は父の仕事でアメリカにいました。日本に帰国した年、2001年度の第一回の英検で準1級を受け合格し、2001年度第二回の英検で一級を受験しました。しかしこの時は本当に何も勉強することなく受けたので、合格点−7点で、一次を通過することなく上合格でした。 その後去年の二学期の間交換留学生に選ばれて渡米し、帰国後すぐの第三回を受け一次は合格点きっちしで受かりました。前回より勉強したとはいえ今回で受かるとは思っていなくて、慌てて2次対策のHPを探していたらこのサイトに出会えることができました。 2次試験当日は周りの人もほとんど大人の方で、自作のスピーチを持って練習している人や、TIMESとかを読んでいる人がいて、かなり場違いだなぁと思ってしまいましたf^_^;一応このHPの全文をプリントアウトさせていただいてテスト会場には持っていったものの、本当に焦ってしまい、試験の前では絶望的でした。 まず自分の自己紹介もうまく話せず(私は会話はできますが、極度の上がり症で、知らない人の前だと自分の力の半分も出せない人です)、しかもスピーチは自分にとって一番簡単だったトピックを選んだのですが、緊張と焦りで3つの理由を挙げる余裕もなく、同じ内容の理由を挙げていたことに後で気づきました…。質疑応答は結構できたような気もしますが、やっぱり緊張が手に取るように相手の方にも分かっていたような気がします。 しかし、合格してしまいました。34点/43点。緊張していて「独自の視点による意見が含まれて《もいなくて受かってしまったのはどうしても上思議です。けどもちろんこのHPのおかげで合格した事は言うまでもありません。本当にありがとうございます。次は国連英検A級を目指して頑張るつもりです。『初心忘れるべからず』。初めて味わったこの即興スピーチの恐怖感を忘れずに頑張ります。 ジュリより。
58)FJさんからのお便り (2002年3月21日追加) 2次試験の1週間前にあなたのHPを見て参考にさせてもらいました。お勧めに従って30くらいスピーチを作ろうとしましたが、かなわず18迄作ったところで当日を迎えました。自分の順番を待つ間に前の人のスピーチが所々聞こえてきてなんとなくIT関係だったので、これにしようと思い実際自分の番でトピックを見るとあまりぴったりしたものはないようでしたが、"Save or Spend : Which should government encourage consumers to do ?" のテーマを選び Spend をITを用いて促進するという話にもっていきました。スピーチ後、年配のNATIVEの方は明らかに困らせてやろうという感じの質問をしてきましたが 、ひるむことなく答える事ができ、日本人のほうは私の話にふんふんと頷いていたので、何とか合格点位は行ったかなとは思いましたが、昨日結果が来て、43点中39点で合格という私にしてはかなりの高得点で喜んでいます。御陰様で2次は1回で合格することができました。今後も1級2次受験者の為に役立つ情報発信を続けて下さい。それでは!
FJさんからのお便り その2 Q: 何か、ディスカッションをうまく進める秘訣などお持ちでしたらお教え願えないでしょうか? 多分、あなたのHPに書いてあったと思いますが、自分の土俵にスピーチで話題を持っていくことではないでしょうか。トピックは良く見るといくつか違った視点で話が作れるような題材になっているので、余り無理をしない程度で、バックグラウンドのあるところに持っていけば、後で来る大概の質問は何とか答えられるような気がしました。私の場合は、エンジニアを長くやっているので技術分野、また父親も10 年はやっているので子供と教育分野は言いたいことはたくさんありました。実際スピーチの2分が来てピッピとなった時は2つ目の理由を殆ど言い得たところでEMERGENCY ENDINGになってしまったのですが、“日本のINTERNET普及率は低いんじゃないの?”、“日本のINTERNET代は高いんじゃないの?”、“小泉さん、最近支持率下がってるけど本当に構造改革できるとおもいますか?”などなどの質問には楽しんで答えることができました。NATIVEも途中でむきになって質問をし始めたふしがあって彼の質問でピッピとなったのですがそのまま答えないで終わるのも癪なので、“すいません、ちょっと時間オーバーして今の質問に答えさせてください”と断って最後のお答えをいたしました。 以上 一般的にお役に立てるかわかりませんがコメントさせて頂きました。
57)ToYoさんからのお便り (2002年3月21日追加)
ToYoさんからのお便り その2
56)KeAyさんからのお便り (2002年3月21日追加) 今回の結果が昨日発表され、34点で合格しておりました。(セクション1から4までがすべて8点で、attitudeが2点)ハーシーさんのHPとテソーラスで勉強した結果が出てほっとしております。 本当に貴重なHPを作成していただき、ありがとうございました。取り急ぎご連絡まで。
55)TCさんからのお便り (2002年3月21日追加) スピーチで選んだテーマは、「教育においては「褒めること《と「叱ること《のどちらがベターか?《です。5つのテーマのうち、覚えているのは、これとあと「プロスポーツ選手は、お金をもらいすぎているか?《だけです。もう、テーマを見た瞬間、合格できるかも!と思いました。でもスピーチは大失敗。多分、1分も喋ってないかもしれません。ホント全然、喋れませんでした。「えっ、えっ、どうしよう、どうしよう《っていう感じでした。ひとまとまりのことを言った後、全然、後が続きませんでした。しかし、そのあと、一生懸命に答えました。実は、私は、高校1、2年生に英語を教えている塾講師なのです。もうラッキーとしか、いいようがありません。英語は本当に下手クソなのですが、作り話をしたり無理に考えたりする必要がなく、相手がなるほどそうだね、と説得力のある内容が十分言えたと思います。答えた内容が、全て良かったのだと思います。内容に個性があったと思います。英語はダメでも内容が良ければ合格が出来ると思います。 面接後の帰りに思ったことが、いくつか、ありますので書きます。まず、質疑応答と最初のフリートークがとにかく短すぎる。信じられないぐらいあっという間に終わりました。特に質疑応答に関しては、「えー、これで終わりなの?ウソ—!《という感じでした。たったこれだけで、合否が判断されるのか?という感じでした。準1級の時は、広島で受けたのですが、その時の前の受験者が異常なまでに長かったのを覚えています。時間制限がある分、却ってプレッシャーです。 それと、ネクタイ、スーツで行ったのが、メチャクチャ良かったのかもしれません。このサイトのアドバイスのおかげです。他の受験者はカジュアルな(普通の)格好でした。私には、きっと、「絶対、受かりたい!《「真剣に面接に臨んでいる!《という熱意が伝わったと思います。会場が中学校だったのですが、他の級を受ける中学生らに会釈や挨拶をされるほどでした。 もう、「必ず受かるんだ!《という気概で、旺文社の2次面接の解答例を、片っ端から声を出しながら廊下を歩き回っていました。多分、面接官もスタンバイするときに「この人は歩きながら大声で英語を喋っていた人だな《と分かったことでしょう。とにかく落ちたくなかったので、最後の最後まで悪あがきをしました。そして、「I can do it! I cam make it!《と50回ぐらいつぶやきました。そんな感じで臨みました。 支離滅裂な文章になりましたけど、絶対に受かってやると思えば、受かるのではないでしょうか。そう思います。 最後に、今回の私の試験官2人に心から感謝します。温情が入っていたかもしれないので・・・。
「合格したらメールを送ってください《とのくだりがありましたのでお送りしました。
TCさんからのお便り その2
54)Miekoさんからのお便り (2002年1月29日追加) 今は2月の試験に向けて勉強中です。 この試験の特徴は、付け焼刃の勉強ではいけない、ということです。常に時事問題に詳しく、かつそれに対する自分の意見を持っていないと、試験ではそのことがはっきりと分かってしまいます。実際に私もいかに自分が時事問題に関して無関心であるかに気付かされました。 今の試験の対策としては、トピック(過去の問題や自分の中で「これは出題されるかな?《と思うもの)を選び、スピーチを作成しています。スピーチでは問題に対する現状→自分の結論→理由を2つ又は3つ→そして結論という構成にしているのですが、自分でシュミレーションしてみると、残念ながら30秒ほど時間が余ってしまいます。ここのところをあと1ヶ月で何とかしなくては、と思います。 恐らく私以外にも2次試験の準備をしている方がいると思います。 お互いに頑張って、良い春を迎えましょう。
53)RHさんからのお便り その1 (2002年1月22日追加) 私は現在大学4年で、昨年の1級・第2回の試験に合格することができました( 31点/43点)。今回は3回目の挑戦だったのですが、今回はじめて二次試験に進むことができました。筆記は、以前は二回とも1〜6点たりずに落ちてしまい、悔しい想いをしましたが、やっと合格できて溜飲をさげることができました。二次は初めてでしたが、貴方のホームページを試験前に見ることにより緊張せずに済んだと感じています。
これからも英検挑戦者をサポートしつづけてください。 RH
RHさんからのお便り その2 (2002年1月29日追加) でも、一発目にいきなり「自己紹介をしてください《というまったく想定してなかった質問を聞かれ、面食らいましたが。 RH
52)Chandlerさんからのお便り (2001年12月16日追加) 二次試験の結果 合計35点/43満点
euthanasiaについてのやや短いスピーチを終えての質疑応答です。
51)THさんからのお便り (2001年12月9日追加) 通訳ガイドはややマイナーなので、英語の実力評価として、準1級しか持っていなければ、やっぱり準1級としか見てもらえないのが、やっぱりひっかかることもあり、今年再度挑戦いたしました。 一次はあっけないほど簡単で、選択式問題は満点でした。リスニングも選択式はほぼ満点で、2年前苦しんで受けた頃とは、全然、印象が違っていました。1級のレベルが下がったのか、私の実力が上がったのか・・・。 しかし、2次はやっぱり難関でした。2次のみの合格率を見れば、それほど高度なことをしなくても、合格するはずだと思いはするのですが、やっぱり試験官を前にすると上がりまくってしまいました。 非常に苦しい言い訳ですが、優柔上断な性格が災いしているという気がします。レストランでもなかなかメニューを選べない人なのですが、いつも例の5つのトピック選びに迷ってしまい、試験官に、「どれに決めましたか。《と聞かれてから、とっさに選んでいるような状況でした。 もちろん、下準備を完璧にやっておけば、どんなトピックでもあわてずに対処できるんだろうけど。あるいは、高度なスピーキング力か・・・。その両方とも上足していたことは確かですね。 今回はもうほとんどお情けかと思ってます。 とりあえず、もうあの胃がどうにかなっちゃうような、緊張感を味わわないですむだけでもほっとしてます。 とにかく、役に立つHP、感謝しています。ありがとうございました。 今後は、TOEIC950点を目指して頑張ります。 Toshi P.S. 今年、再挑戦をしたところ、
50)YKさんからのお便り (2001年12月7日追加)
49)TK's mamaさんからのお便り (2001年12月4日追加) 2度目の挑戦でようやく1次を突破し、さて2次はどう勉強したものか・・・と書店をあちこち探しましたが、なかなか思うような対策本が見つからず、焦っていた時に Eikentimes で紹介されていたあなたのHPを見つけ、早速プリントアウトして活用させていただきました。サンプルスピーチや、過去の出題のリスト、スピーチの組み立て方のアドバイス等々、本当にどれほど役に立ったことか。ありがとうござまいました。 正直言うと、過去の合格者の方々からのお便りのコーナーは、読み過ぎてかえって上安になった部分もありました。特に、満点合格者の方の素晴らしい体験談など読んでしまったら、受ける前から「こりゃもう駄目だ!《と頭を抱えてしまったものです。でも、数ある体験談の中で、ひとつ、「まったくわけのわからないことをしゃべってきてしまったが、とにかく間をつくらず、ひたすら自分の思いを一生懸命話し続けたことが合格につながったかも・・・《というお便りが心に残っており、当日はまさにそれを実行して合格できたと思っております。たしかあの方も書いておられたと記憶しておりますが、まさに、「えっ、あんなんで受かっちゃっていいの?ラッキー。《って感じです。(こう書くと、取りようによってはひどく上遜に聞こえますが、けっしてそういうつもりはありません。あしからず。) 試験当日は風邪に気管支炎を併発していて体調は最悪でした。その上、冷たい風がピュウピュウ吹き込むくせにやけに乾燥している教室で、なんと2時間以上も待つはめになり、ついに自分の順番になった時には心身ともにグッタリでした。待っている間中咳が止まらず、(あの日ずっとゴホゴホやっていたのは私です。同じ会場にいたみなさま、ご迷惑をおかけしてごめんなさい。)とうとう咳込み過ぎてトイレで吐いてしまった時にはひどく動揺いたしましたが、もしかしたら、あの涙目の哀れな姿が、審査委員の方々の同情をさそったのかもしれません。体調管理も非常に重要な受験対策だと痛感いたしました。
あれから2週間経ちますが、いまだ風邪は治っておりません。でも、咳と鼻水の苦しさも、昨日の合格通知でどこかに吹っ飛びました。これも、Hersheyさんのおかげです。本当にありがとうございました。どうぞこれからも、1級合格を目指す受験生のために、素晴らしい HPを続けていってくださいね。長くなってしまいました。これで失礼いたします。時節柄、体調など崩さぬようお身体ご自愛くださいませ。
48)HTさんからのお便り (2001年12月4日追加) 試験の結果は、43点中34点で、まずまずかなと思っています。本当はもっと上のレベルまでいかないとだめなんでしょうが、今の私には満足できる結果です。スピーチは、まずメッセージ(伝えたいこと)、ポイント2つ、最後にまとめという組み立てを頭に置いて、相手の目を見ながらはっきりと自信を持って臨みました。多分2分ともたないスピーチだったと思いますが"Thank you very much"と言って、終えました。 その後の質疑応答もかなり大きなウエートを占めるということだったので、気を抜かずにまず相手の質問をしっかりと聞き、自分なりの答えを飾らずに率直に答えました。わざと意地悪な質問も一つ、二つありましたが(日本人面接官の方から)、何ともないふりをして、相手の意見も尊重しつつ、自分なりの意見を堂々と述べることができました。 面接を楽しむことが大事だと、お便りのコーナーにありましたので、緊張はしていましたが、とにかく相手とコミュニケーションの場がもてて嬉しいということを伝えようと努力しました。それで最初のフリートークの時には、"I'm very happy to be here"と、この2次試験に来れたことを嬉しいと伝え、最後の挨拶では"I enjoyed talking with you very much, thank you."と言って部屋を後にしました。 これが良かったのか悪かったのかわかりませんが、とにかく自分を出し切ることが一番ではないでしょうか。飾っても結局はばれてしまいますよね。私の経験が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。 ハーシー様、そしてお便りを読ませていただいたみなさま、本当に感謝しております。ありがとうございました。それから家事を手伝ってくれた旦那にも感謝です。では。
47)RNYさんからのお便り (2001年12月4日追加)
こんな いいサイトがあったなんて知らずに
二通目
スピーチの構成は 日本語で というアドバイスを
2分間のスピーチでは 最後時間が余り ありがとうございました
1級合格に恥じないよう これからも謙虚に 本当に ありがとうございました
これからも 英語の勉強に 壁を感じたら
46)矢代さんからのお便り (2001年9月18日追加) こんにちは。ハーシー様。矢代と申します。26歳会社員です。昨年の秋にあなたのホームページに大変お世話になりまして、おかげさまで合格することが出来ました。遅くなりましたが、どうもありがとうございました。私にとってハーシーさんのホームページは特別のものであり、まだパソコンをもってなかった当時に、インターネットカフェで全てプリントアウトして持ち帰り、何度も何度も読ませていただいたことを思い出します。もちろんそれは今でも大事に持っています。 さて、私もハーシー様のような何かのお役に立てそうなホームページを作ろうと取り掛かりまして、先月どうにか完成いたしました。URLは以下のとおりです。 独学英語を応援するHP(http://www1.odn.ne.jp/~cfx37950/dokugakueigo_001.htm) 45)KMさんからのお便り (2001年9月2日追加) 英検1級は7〜8回は受けたと思います。が、なかなか一次試験を突破できなかったのですが、2次試験は一度で合格しました。これもHershey様のHPが非常に参考になったと思います。感謝、感謝です。このHPを偶然にも見つけたのは今年の初めくらいではなかったかと思います。私は40ほどのトピックを作文しておりました。理論だった展開ができるようにしようと思っていたのですがいざ本番では理論づくの話ができませんでした。とりあえず、時間をめいっぱい使ってしゃべるのが大切だと思い、用意していた文章や主張をつぎはぎしてしゃべり続けました。理論的な話の展開ができなかったので上合格だろうと予想していたのですが、意外にも合格しました。終わってみると、こんなのでも合格できるのかなという感じでした。私は理論づめのスピーチはできませんでしたが、ある程度の流ちょうさと速さで、全く沈黙の時間を作らないでしゃべり続けたからよかったのかなとか思います。それと面接官の質問が完全に理解できたので、一度も聞き返すことがなかったから良かったのかなとか思っています。(スピーチが理論整然としていないのに、質問もちゃんとわからないで聞き返していたら、いいとこ無しですものね。)
追伸 いろいろな英検関係の本を読んでいると、英検1級を取ってしまうとだらーとして勉強しなくなり、実力が落ちる人が多いとのこと。私も1級に受かる前と比べると、少々一生懸命さが欠けてきた気がします。Timeも最近は読むページと度合いが少なくなってきました。かわりに気楽な感じでペーパーバックを読むことが多くなりました。今は JOHN GRISHAMの弁護士ものにはまっています。英検1級に合格したあとのことが本当は大切なのだと思います。 これからもHPをより良いものにして下さい。がんばって下さい。 元旅行会社勤務のKMより 44)わたこさんからのお便り (2001年8月20日追加) お便りできる日を夢みて、頑張ってきました。 去年の秋に4点足らず2次に上合格だったあとで、このHPを知りました。プリントアウトして常に読んでやる気をもらっていました。 2次に向けては、「イントロとキィアイデアを2つ、そして最後にもう一度まとめて締める《というのを基本として練習しました。いろんなトピックや出来事に興味をもち意見をまとめるというのは今までにないことで苦労しました。日本語でも苦しいというのが本音です。 でも練習していく中で、だんだんと上達していくのがわかると辛いなかにも楽しさを見出すことができました。結局、英語で社会の出来事について説明ができ、自分の意見を述べ、相手の意見にも耳を傾け話ができる。というのは目標のひとつであり、英語を学ぶ楽しさであると思います。そういうことに気づく為にもこの2次対策は意味があったと思います。 43)Nickさんからのお便り (2001年8月20日追加) このHPのアドバイスもあり、2回目の受験で2次試験を突破しました。効果的だったのは、過去問についてエッセイーを30個くらい書いて、それを何度か書き直し、読み直しを行ったことでしょうか。 それと、抽象的なことを言っていては、なかなか相手に伝わりにくいので、出きるだけ具体的なことをいったということが勝因だと思います。 もちろん、英語を話すときに完璧な文法が使える人は、文法で高い点数がとれると内容に関わるところは、それなりの点数で良いと思うので、余り必要ないかも知れませんけれども。 あと、感じたのは、試験官との相性も結果には影響してきそうですね。 このHPに出会ったのは、昨年末の2次試験に落ちて、どういう対策をとれば良いかわからず途方に暮れていたときなので、非常に助かりました。 どうも、ありがとうございました。 42)(Y.I)さんからのお便り (2001年8月20日追加) こちらのホームページを参考にして、2次試験に臨んだら、わずか1点合格ラインをうわまっていたので、ぎりぎりで合格しました。今まで,やく十年に渡って途切れ途切れでしたが、英検1級を受けてきましたが、やっと一次が通過したと思っても、2次の壁は厚く2、3年前を最後に諦めてしまいました。今回失業したのを期に,再び一次からチャレンジをしました。 一次試験の通過の通知を試験のわずか十日前に受け取ったので、もうたくさんのことは出来ないと諦めてその代わり、提案にあったとおり、5つのスピーチを作って暗記し、それを応用で来るよう訓練しました。 実際試験で出されたトピックは,準備したものと少し違ってましたが、でも落ち着いて何とかこじつけて,話をしました。だめかと思っていましたが,意外にも受かってしまいました.試験用に勉強したので,実際の実力は、1級に程遠いですが、けれども、とりあえず良かったです. 本当に有難う御座いました. 41)RFさんからのお便り (2001年8月20日追加) このたび、英検1級2次試験に一発合格しました。自分で言うのも少し照れますが、結果は41/43と本当に最高でした。しかし、これも、このホームページで準備のアイデアがたくさんいただけたことが大きいです。本当にありがとうございました。 お礼を兼ね、今後、受験される方々に私の準備方法が参考になれば幸いと思い、こちらにお知らせいたします。 私は、会話力にはもともと自身があり、日常会話に何ら支障はないし、時に英語でものを考えるレベルです。ただ、順序だてて自分の考えを短いスピーチで伝える、ということは殆どしていませんでした。こちらのホームページで、採点基準や試験官が期待する、いわゆるよいスピーチ、というものを理解した後は、過去2年間分の問題とホームページに掲載されていた分野別問題を全て、タイマーを手元において時間を計りながら自分でスピーチ練習しました。(3分にセット、1分経過するとスピーチをはじめる。まず、言葉の定義、その後考え1、2、(3)を述べ、最後にまとめる。この時点で残り時間は30秒以内とする。)ある程度、問題をこなしていくうちに、自分の得意とする分野と上得意とする分野が分かってきて、(私の場合は教育が得意で、哲学的なものは苦手)、本番では教育問題を選択することに決めました。その後は、教育問題のスピーチをもう一回どおり練習し、本番に備えました。 ここで気をつけた点は、1)自分の考えを全て言おうとしないこと。考えを短くまとめる必要があるし、伝えきれなかったことは質疑応答で言うことができる。応答一回の制限時間はないので、質疑応答の方が時間を気にせずいいやすい。2)自分の考えに対する反対意見はスピーチ内では言わない、かえって自分の意見がはっきり伝わらなくなる。こちらも必要であれば、質疑応答時に言う。3)イメージトレーニング。常に面接官二人の目を交互に見るつもりで、前をしっかり見てスピーチ練習しました。 本番では待ち時間が1時間半もあり、緊張し過ぎないように、他の受験者と情報交換しました。最後はリラックスするのが一番大切、準備したこと全て発揮できるようにするためにも。入室後はにっこり笑顔で、面接最初の自由会話中しっかり自己アピールしました。 以上が私の準備した点です。合格してわかったことは、準備したことが全て高得点につながったということ。実に完璧なまでの教えに、ただただ、感謝します。ありがとうございました。
40)だいちと、えいとの父さんからのお便り (2001年8月17日追加)
「だいちと、えいとの父《と申します。 1次試験の合格通知が届いたのが、2次試験の1週間前、「しばらく英語を喋っていない!《という切羽詰まった状態でした。この1週間だけは、真剣に「英語で喋ること《を考えました。ハーシーさんのHPで、主要なトピックスを把握し、自分なりにどうスピーチするか、考えました。また、手持ちの茅ヶ崎方式 月刊英語教本により、時事的な事項を把握しました。 当日、本当にラッキーだったのは、与えられたトピックに「日本の国技には、何が良いか《があり、Jリーグ前からのサポーターとしては、これを見た瞬間に飛びつきました。結論⇒理由⇒結論で締め、というスピーチの組み立ては、自分としては問題のない出来で、驚いたことに、スピーチが丁度2分で終わりました。 試験官は、神経質そうなアメリカ人と、温厚そうな初老の日本人でした。Q&Aでは、アメリカ人が待ってましたとばかりに、私の論理的欠陥を突いて来ました。面接態度も評価対象となりますので、会社のセミナーで得た、プレゼンテーション時の鉄則「LOOK⇒SMILE⇒TALK《を守り切りました。2次試験が終わり、「あの時、こう言えば良かった!《と後悔の嵐でしたが、救いは、自分の面接態度と、スピーチの組み立てでした。 7/30に合格通知が届きました。上思議なことに、評価内容は、私の手応えとは、また別でした。 英検1級に合格したことと、英検を卒業したことを、素直に喜んでいます。しかし、1級合格は、あくまでも通過点です。これからも英語でのコミュニケーションを続けます。
私の勉強方法です。
ハーシーさん、大変ためになるHP、ありがとうございました。 取り急ぎ、御礼まで。
(プレゼンテーション時の鉄則「LOOK⇒SMILE⇒TALK《の注釈を頂きました) 英検は卒業しましたが、これからも、ハーシーさんのHP、楽しみにしています。 では、暑いのでお体に気をつけて。 39)MMさんからのお便り (2001年8月17日追加) このたび英検1級を受験し、一次二次とも一発合格いたしました。 一次対策に、参考書を2、3冊購入し、本屋からの帰りの電車で立ち読みした後は、毎日の生活に追われ(アメリカ人に囲まれる職場で仕事をしており、子育てもしています。)、あっという間に前夜になったところで勉強はいまさら無理とあきらめ、 ”よし、睡眠!”と、しっかり睡眠時間を取って受験しました。 二次の対策も、一次合格の通知をもらうまで、結果が心配なばかりで、何もできませんでした。合格通知を受け取ったその夜でしたか、あなたのサイトを見つけ、”そんなに難しいのー”と愕然としました。市立図書館に行き、天声人語(英訳つきの)を借り、読書がてら、最近のニュースの動きをなんとなく把握しました。あとは、インターネットで、新聞のニュースを1、2件読み、知らない単語をその場で調べました。 昔から、こつこつと勉強するタイプではなく、一夜漬け、丸暗記タイプでした。今回も、勉強しなきゃと思いつつ、日々の生活に流されて、試験前夜になって”どうにかなるさ”と、あきらめたパターンでした。ただし、誰かからのお手紙でしたかしら、確か、ちゃんとした格好を、、、は覚えておりまして、きちんとしたドレスを着て、サンダルを履いて、二次試験に臨みました。現地では、とても暑く、ショートパンツとかすごーい格好の方もいましたが、やはり、判定する方々も生身の人間、第一印象が良いにこしたことはない、と思います。 質問も、自分に一番身近な題材を選び、何故そうなのかあなたのホームページや天声人語などで得た知識を使い簡単に述べた後は、個人的実体験を通しての意見に終始しました。難しい単語はあまり使いませんでしたが、説得力はあったかなと今になって思います。正直なところ、後の四問は、全く私の知識外の、ピンとこない内容だったと思います。 あまり対策の勉強をしないまま試験を受けてしまったので、単語力がついた、とか英語力の顕著な進歩はなかったのですが、久しぶりに、緊張感を味わい、いい経験になりました。 また、以前に比べ新聞を読むようになり、世界の情勢に興味も湧いてきました。あなたのホームページを読むことが、私の受験対策でした。読んでいて、本当に良かったです。まずは、お礼まで。 38)MOさんからのお便り (2001年8月17日追加) 何はさておきお礼メールをしたためたいと思います。お蔭様で13年度第1回1級2次に合格できました!ありがとうございます。 まず最初に、Hersheyさんの適確な情報に感謝です。先回の1次は試験対策もたてて勉強したのに、初めての会場ということで(私としては珍しく)緊張してしまい、みごと上合格…。今回もあまり期待せずに臨んだので、1次合格の通知で慌てて情報収集した次第です。 HersheyさんのHP以外にも2次試験の予想問題を記載したHPを見つけましたが、予想問題はあくまでも事前練習問題としてですが、とても役にたったと思います。私の場合、準備期間はたったの一週間でしたが、テーマは何であれ、とりあえず自分の考えを文章にまとめる練習をしてみるのは非常に有効だったと思います。 個人的な感想ですが、2次試験は、スピーチとしての出来具合もさることながら、スピーチでどれだけ自分の考えの「要点《が伝えられるか(要点だけ箇条書きのように述べただけでも、極端な話、大丈夫だと思います。実際、私の場合も導入と要点を3つ並べた時点で時間になってしまいました)その後のQ &Aで、どれだけ相手の質問に適確に答えられるか、自分の意見が伝えられるかが勝負のように感じました。要は、試験官が質問出来るような、理論的な内容で話が出来ればいいのではないでしょうか? 実際の試験では、2分は本当に短かかったです。あらかじめ出題されたテーマに関して考えることができるわけではないのですから、たった2分で即興で、しかもまともな美しいスピーチをするのは日本語だって難しい。ましてや外国語では至難のワザではないでしょうか? 私のような初めての受験者には、むしろ2次試験の形式や流れ、雰囲気といった予備知識がより重要かもしれません。当日の流れを知っているのと知らないのとでは、会場での心の余裕の度合いが全く違うと思います。それに、事前にイメージトレーニングが出来れば、これはかなり心の準備にはいいと思います。 それから、「めざせ英検1級!《—とても分かりやすい題吊です。検索1発目にして欲しい情報に出会うことができました。 つらつらと2次試験の感想を書き連ねましたが、英検は本当にSTEPです。これで終りというものではないと私も思います。
37)MSさんからのお便り その1 (2001年8月17日追加)
7/15に2次試験を受け、無事に?終わりました。 とにかくどこから手を着けたらいいのかわからなかったのですが、このページを見て、目が覚めました。まず、頻出しているトピックの中から自分の興味がありそうなものを選んで、スピーチを7−8個作りました。時間的に余裕がなかったので、これぐらいが限界でした。高齢化、少子化、インターネット、環境問題、日本の国際的な役割、などが主なものです。必ず、2つか3つ、ポイントをあげるようにしました。並行して、関連する新聞記事やインターネットの情報を見て、使えそうな単語や表現を書き出し、それを使って自分の意見を言えるようにしました。スピーチを作り始めると、最初は大変だったのですが、自分の意見を英語で表現することが楽しくなり、つたないスピーチではありますが、書くスピードもあがりました。あとは、原稿を覚えると言うよりは、それをもとにして話しをするイメージで練習しました。 このように準備をしながら思ったのは、自分の意見をしっかり持つことが大切だということでした。確かに、英語が流暢であるに越したことはないけれど、中身がなければ宝の持ち腐れ。(流暢でない私のひがみかもしれないけれど。)通訳者養成スクールの勉強も役立ちました。トピックに関する単語や表現を集中的に覚え、それを使って筋道のある話ができるようにするというものです。 当日はかなり緊張しましたが、子や非行問題について書いたスピーチの内容をつないで、何とか3つポイントをあげて話をすることができました。とにかく、黙らない、面接官の目を見て話すようにしました。 結果がでるのは1ヶ月以上先ですが、必死になって準備した1週間はとてもいい経験になりました。合格、上合格にかかわらず、今回の勉強を生かして精進を続けたいと思います。 2次試験の準備のナビゲーターとなってくれたこのページには本当に感謝しています。どうもありがとうございました。結果がでたら、また連絡いたします。
MSさんからのお便り その2
以前、一度お便りしたMSです。 受かってうれしい反面、もっと準備していれば・・・と言う気持ちもあります。英語を仕事に生かすには、まだまだ精進しなければいけませんね。受かるまでは1級は目標でしたが、受かってみれば想像していたほど流暢にしゃべったり、書いたりできるわけでもなく、1級はまだまだほんのスタートなのだなあと痛感しました。
とにかく、ハーシーさんのHPに救われて合格できました。
36)HKさんからのお便り (2001年2月20日追加) こんにちは、HKと申します。 あなたのHPを見て英検1級を受験し、見事合格することができました。 どうもありがとうございました。 英検は日本最大の英語試験のくせに、何を勉強すればいいのか示されていません。 そう言う意味で、あなたのHPは日本人の英語の勉強の方針を示したすばらしいサイトだと思います。 これからも頑張ってください。 35)“英語は商売道具です”さんからのお便り (2001年1月19日追加) 何と、満点で合格した方からお便りが届きました。メーカー勤務で1年の3分の1は、ヨーロッパを飛び回っている方です。 ハーシーさんこんにちは。はじめまして。ペンネーム:英語は商売道具です。 合格したら報告しようと思っていたのですが、なかなか業務が忙しく越年してしましました。
簡単な自己紹介をさせて頂きます。 このWEBサイトは英検受験者には心強いものではないでしょうか。2次の受験前に読ませて頂きそう感じました。初めて受験する方や、パブリックスピーチに自信のない方には、特にお勧めです。 さて、2次の受験結果(2000年7月)ですが、43点で一発合格することができました。以下ご参考になればと思い、体験談を記述させていただきます。 試験会場で手続きを済ませ、控え室へ。20分くらい待って、試験室前にある待合椅子に腰掛ける。15分くらい待って、入室の指示。試験室に入ってから、挨拶程度の会話を交わす。この2日間、家族と東京ディズニーランドへ遊びに行ってきてクタクタですと話ました。実は娘に約束した手前、受験日直前とはいえ、新幹線にのって1泊2日の旅行を主催する羽目になってしまったのです。(スピーチは1日や2日でうまくなるものではないので直前の方が、かえって話題が豊富になってよいかもしれません。)そこで、会話の中で、1時間の待ち時間を体験したあとでは、この試験の待ち時間は非常に短いですね。しかも座りながら待つことができるなんて、ディズニー以上のサービスですよ。と本心ですが、冗談ぽく言って、試験官の笑いをとること ができました。 そして、トピックが記載されたボード拝見となりました。(この瞬間は結構どきどきしました。)選んだ題目はWork ethicsが変化したかというものでした。なぜこの題目を選んだかというと、サラリーマンを十数年やっている私にとって非常に関心のある話題だったからです。2次を受ける人にとって、五つも話題があると必ずひとつは話やすいトピックがあると思います。
次に、スピーチする前には、与えられたトピックについて、YesかNoかを直感で判断し、その立場に沿って、サポートするコアポイントは何かを考えます。小生の場合、答えはYesで、ポイントは1)日本経済の崩壊による会社側からの終身雇用の見直し、2)グローバルな競争激化、3)リストラにより業務執行が集団単位から個人へと移行(プロ化)これにより旧来の終身雇用にみられた会社への忠誠心は徐々に減ってきており、会社=人生という考え方から、会社=個々の能力を発揮する場へと従業員の意識革命が進んでいる。という流れでスピーチをしました。明確な判断を聞き手に示して、相手の興味をこちらに向けさせることが大切だと思います。
キーと感じたポイントはたくさん出てくると思いますが、二つ位に絞って話をすべきだと思います。なぜならば、2分という限られた時間内にすべてを言わんとすると時間が足りなくなってしまうからです。(小生の場合は、ちょっと足りませんでした。)
そして、Q&Aですが、1)今後は北米並みに転職が増加するのか。2)あなたの会社ではどうか。という二つだけで時間が来てしましました。(多分小生が喋りすぎたのかもしれません。)
全体として、話すときはリラックスして、常に試験官を交互に見ながら、様子を伺いつつ、相手に聞いて頂くつもりで、言葉や表現を選ぶべきです。(試験官は大切なお客様なのです。)いくら仕事とはいえ、つまらないスピーチを何度となく聞かされる試験官の身になってみましょう。共感して頂くように話を展開することが大きなポイントだと思います。
でも、リラックスしてスピーチできるのか。という疑問が出てきますが、これは場数 で慣れていくしかないと思います。日本語でも日ごろから20人くらいの前で朝礼を やったり、役員を集めて企画案をプレゼンしたり、英米人の前でキックオフスピーチ をやったりして雰囲気に慣れないと、リラックスせよという方が無理というものでし ょう。そういう意味では、Toastmastersのスピーチ訓練はぴったりかもしれません。 Toastmastersについては日本にもクラブがありますので、サーチエンジンで検索して みて下さい。
2次試験は折角の記念すべき時間なので、気張ることなく、自分も楽しみ、相手にも 楽しんで頂けるよう心がけることが何より大事でしょうね。2次試験が終わって会場 を後にした時、点数のことなどまったく気にせず、ただ良いコミュニケーションがで きたなぁという感慨でいっぱいでした。そんな気持ちになれる受験者が多くなること を切望するばかりです。そして3週間後、幸運にも合格通知を受け取りました。
それから購読雑誌について一言、タイムやニューズウィークを購読されるケースが多 いと思いますが、小生のお勧めは、The AtlanticMonthlyです。月刊誌ですが、表現 も使われている語彙もアメリカの知識人をターゲットにしたもので、洒落てます。費 用も年間で30ドルをきるくらいです。デリバリがちょっと遅いというのが難点です が、インターネットでお手軽に注文できます 。 以上受験者に多少なりとも参考になれば幸いです。
34)RIRIKAさんのお便り (2001年1月9日追加)
33)Hさんのお便り その2(2001年1月9日追加) 去年の秋から、ずっとやりたいと思っていた中国語の勉強を開始しまして、今は中国 語技能検定試験を目指して勉強しています。
ご助言、ありがとうございました。
32)YHさんのお便り その2(2001年1月9日追加)
31)YNさんのお便り その2(2001年1月9日追加) For a Bright and Happy New Year 質疑応答について付け加えるとすれば、面接官が質問するときに、何かを見なが ら質問されていたのできっとそれぞれのトピックにあらかじめ質問が決まってい るのだろうなと思いました。質問は個人のスピーチ内容に合わせた型にはまっていな いものと思っていましたが、実はそうではないのかもしれません。でも、なかなか何 を質問されるかまでは予測は難しいように思いますが、社会で問題になっている ことが質問されるのでしょう。私が最初にされた質問は「少年法の年齢を16歳 から14歳にされるべきか《というものでしたから。これも参考になるようでした ら、是非載せていただけると幸いです。 二次試験が終わってから、年末大掃除にふけっていて、まともに勉強していません。 新年よりまた心新たに励みたいと思っています。こんな最後に自己紹介もなんです が、夕方、夜に中高生に英語を教えている35歳の主婦です。1987−1991 ロサンゼルスで学生をしていました。帰国後二年半ほど翻訳会社に勤めていました。 そういう会社ではありますが、社員で英検一級を持っている方は何人かいらっしゃい ました。でも、私にとっては、手の届かないものだと思っていました。退職後、結婚 しこの地に住んでいます。もうだめだと思っていた私に奮起させたものは大学受験用 の参考書、山口俊治先生著「山口英文法講義の実況中継《(語学春秋社)で した。大学受験の時は残念ながらその存在を知らなかったので使わなかったのです が、今回いい参考書のようなものがあると友達に紹介してもらい読んでみると、目か ら鱗でした。英語に自信があった私の知らないことがたくさん、たくさんのっていた のです。まだまだ学ぶことがある、そして学べると感じさせられ、その勢いで英検の 勉強も始めました。この本の内容はきっと英検一級の問題と直接には関係はない かもしれませんが、英語の応用力を磨くにはすばらしい本だと思います。それで は、余分かもしれませんが、家族の写真と共にこのメールを送ります。 よいお年を。
30)YNさんのお便り(2000年12月26日追加) ハーシーさんのホームページは一次試験が終わって、一次試験が受かるかどうかもわ からない状態で、二次対策をどうするべきかと考えていたときに、見つけました。今 回の試験は五回目でしたが、本腰を入れて勉強してから三回目でした。一次試験の手 応えは、受かったとしてもかなりギリギリという感じでした。(結果、本当にギリギ リで合格点でした。) でも、通知をもらってから二次の勉強をやり始めるのはあまりにも無謀に思わ れ、落ちたとしても次の試験のためとやり始めました。ホームページに従って、 スピーチ原稿を作成し練習していましたが、原稿を作っているにもかかわらず、二分 間のスピーチはなかなかうまくできませんでした。一ヶ月足らずで改善するとも思え ませんでしたが、できないなりに練習しました。本番でも同じくらいしかできな いことは予測できました。 案の定、本番のスピーチも出来のいいものと言えるものではありませんでした。選ん だ論題はCause and Effect of Juvenile Delinquency(少年非行の原因と結果)でし た。こういう論題はでそうだとホームページでも取り上げられていましたが、自分の スピーチ原稿では作っていませんでした。原因と結果の事例を長く挙げすぎて、結論 に至ることができませんでした。残念でした。 ただ、質疑応答も大切であるということをホームページで知ることができた ので、あきらめずにこちらにかけました。スピーチにしても質疑応答にしても私の今 の精一杯を出し切りました。あれで精一杯と思わなければならないのは残念でした が、それが事実でした。しかし、スピーチがよくできなかったにも関わらず、変な満 足感がありました。質疑応答で自分の意見を伝えることができたせいかもしれませ ん。 通知は合格ギリギリの25点でした。本心は、うれしいのともっと点数が高くても良 いんじゃないのかなという傲慢な気持ちもありました。でも、合格できてよかったで す。スピーチよりも質疑応答をいかにうまくやるかが合格の鍵だったような気が します。ホームページを事前に見ていたおかげで、「一次さえ受かればなんとか なる《と油断していた私にカツが入りました。 ありがとうございました。これをGOALとせず、弛まぬ努力を続けていきます。
29)YH さんのお便り(2000年12月18日追加) このたび、英検1級に合格することができました。これは、ひとえにハーシーさんの Webページのおかげと、御礼申し上げます。他の方のお便りにもあるとおり、1級の 2次試験対策に関する本を探すのは困難です。 このサイトの内容を参考書にして 出版する価値は十分にあると思います。 これだけの労作を公開されたご厚意、 また絶えず更新されている努力には、本当に頭が下がります。
このサイトを参考にした私の2次試験対策を以下に紹介します。 Thank you. 用意したテーマの多くはハーシーさんのサイトに紹介されていたものです。五、六の 原稿を作ったところで「これはしんどいな《と感じ始めました。数十ものテーマをす べて想定し、原稿を作成し、丸暗記するというのは確かに英語の訓練としては有意義 ではありますが、およそ1ヶ月の準備期間でできるものではありませんし、覚えても すぐに忘れていきます。そこで、試験の二、三日前には開き直って「自分の得意 な分野で、かつ出題されそうなもの《に的を絞って、重点的に準備することにしまし た。私はコンピュータ関連の仕事に従事しておりますし、最近「デジタル・デバ イド《が話題になりますので、これは出題される可能性が高い、いやぜひ出題しても らいたいと、上に掲載したスピーチを特に入念に練習して、11月19日、神田外語院の 2次試験に臨みました。 はたして、「情報技術革命が社会に及ぼす影響《というようなテーマが出題されまし た。迷わずそれを選択し、準備したスピーチをほぼそのまま使うことができました。 スピーチ後の試験官との質疑応答も、いわばこちらの専門分野なのでスムーズに進 み、極めて友好的な雰囲気に終始して、「してやったり《と試験終了後、日曜日で閑 散とした神田の商店街をピョンピョン飛び跳ねたい気分で帰路につきました。いわ ば、ヤマが当たった訳です。結果は、43点満点で34点(合格点は25点)と、ま ずまずでした。ちなみに、1次試験は合格点より2点多いだけの低空飛行でした。 実は1級挑戦は今回で2度目。前回は10年以上も前(リニューアル以前)で、発音 に関する問題が全くできなくて1次試験をパスすることができませんでした。リニュ ーアルされてから、より実用的な問題が多くなり、これならもう一度受けてみよう、 と思っていました。
次に、1級のためだけでなく、総合的な英語力を高めるために日頃心がけている
ことをご参考までに紹介します。 英検1級というのは、たとえば柔道や剣道の1級と同じかなと思います。1級の上に は初段、二段、三段、...と続くのではないでしょうか。初段が普通のネイティブ スピーカーのレベル、二段、三段はネイティブでも弁や筆が立つ人達、四段、五段は ジャーナリスト、それより上になると作家クラスで、八段、九段はいわゆる「文豪《 と呼ばれる大家、十段はおそらくシェークスピアのみに贈られる称号...。 「英 語道《なるものが存在するのであれば、このようになっていると考えられます。非ネ イティブである我々が到達できるのは、何段くらいまででしょうか。 最後に今一度、素晴らしいホームページを作ってくださり、本当にありがとうござい ました。このページがさらに発展していくことを願ってやみません。
28)ZF さんのお便り その1(2000年12月13日追加)
今日は英検でした。前回の試験で6度目の二次試験挑戦に敗れ、また今日リベンジマ
ッチにいってきました。受けるたびに点が落ちていき、もういやになりかかっていま
した。が、このページを読んで原因の一部がわかりました。一次に合格でき
るようなことがあったらじっくりと拝見させていただこうと思っています。
ZFさんのお便り その2
おかげさまで,何とか合格することが出来ました 。
27)YOさんのお便り(2000年12月8日追加)
26)SHOW さんのお便り その2(2000年12月8日追加) 今回、ようやく英検1級2次に受かりました。 結局肩の力の抜けた対策しかしなかった(プライベートレッスンで サイマルに6回通っただけ)のですが、緊張して最初にすごく かみ合わないトークをしてしまったにも関わらず、28点で合格しました。 英語から少し距離を置いたのが効を奏したみたいです。
25)TAM さんのお便り(2000年12月6日追加) ありがとうございました。 TAM
24)RUさんのお便り(2000年12月6日追加) 1次合格通知を受け取ってからわずか数週間でなんとかなったのも、ハーシーさんの ホームページのやり方に従い、通勤時間と休日のわずかの時間に2分間スピーチ の練習をひたすら繰り返し、なんとか自分のものにできたからかと思います。 ありがとうございました。
23)KSさんのお便り
22)MTさんのお便り
英検1級は実用英語検定です。 なんとなくTIMEが読みたくなって、始めたことですが、初めの半年は本当に大変 でした。空き時間の全てを使って、恥も外聞もなく努力を続けてやっと読めるくらい でした。1頁で20回以上も辞書を引かなければならない頁も結構ありました。1年 たち、2年目に入ると中毒なって楽しくなってきます。でも単語やイディオムとはち ょっと面識ができた程度で、顔と吊前が一致しているわけでもありませんし、ちゃん と読めているかどうかも怪しいものでした。こんなレベルで98年に1級に合格しま した。2次試験の勉強は困りましたが、受けてみたらとても易しいものでした。 私が使用した辞書ですが、初めの1−2年はとにかくポケットサイズの辞書ならどれ でも使用しておりました。何しろどこでも持ち歩かないと、読みきれないものですか ら、半年に1度くらいは辞書をなくしており、なくなったらすぐ書店に駆け込んで買 い求めました。しかし経験をつむに従って訳が間違えていないという確信みたいなも のが欲しくなり、一時、分厚い辞書を持ちこんだこともありました。電車に座れれば これも良いのですが、立って作業するにはあまりにも手が疲れます。色々試しました が、この話には結論があります。電子辞書が最適です。私はカシオのEX-wordを使 用しています。広辞苑、ジーニアス英和、和英、類語辞典が入っています。語彙 はかなり上足しますが非常に便利ですし、スピードを考えると実用上十分です。また 自然に単語帳ができるのも便利です。直近の20個までメモリーで表示されますが、 1日に覚えられる単語数とほぼ一致しているので便利です。但し、本気で分からない ところを調べたいときには、手持ちの辞書ではどうにもならないことが多く、図書館 に飛び込んで調べます。そして何日も考えます。 TIME読破をお勧めしたいなと思うのは、この方法は英検1級レベルをやすや すと超えていくからです。英検を受けるときに1級の単語集だけは1ヶ月くらい 見ましたが、どの単語がどのくらいの頻度で使用されているかが分かるようになって いました。見慣れない言葉もありましたが、あの位は知っていないと雑誌は読めない だろうと思いました。1級の単語は難しすぎるとは思いません。 また拾い読みでなく全て読むことの素晴らしさは、ジャンルが偏らないことで す。また時事の勉強になりますから、英語を理解する上で必要な文化的環境を同時に 身に着けて行くことができます。 2次テストのスピーチについてもInter net関連の話題を取り上げましたが、Business Week でもTIME でも飽きるほど特集が組まれている内容です。 さて、英語が大してできないのに合格してしまったのでみっともないとも思って、そ れから英語の学校に通いました。これは大いに効果がありました。私の現在のレベル はTIMEが楽しく読めて、英語のニュースならば良く分かる程度です。でも映画は 楽しめません。3分間目をつぶっていると自分では予想もしない字幕が出ていること も良くあります。ジョーク番組を聴くといつも打ちのめされます。(1級のヒアリン グが易しすぎるからこんなつらい目にあう。) 英検1級というのは確かに高いハードルにみえますが、決して最終目標にはなりえな いレベルです。これから受験する方に申し上げますが、 英検1級は登山でいう5 合目の通過ぐらいに考えたほうがよいと思います。トップと極めるのだとと思うと自 分には無理ではないかと思ってしまいますが、でも5合目なら誰でも行けるところで す。勢いで通りすぎましょう。 本当にきついのは6合目からです。
21)AKMさんのお便り 海外に住んでいればひとりでに英語が上達するものではありません。何年も住んでい るのに、まともに英語が話せない奥様もいらっしゃいますし・・。やはり努力しない と駄目だなあとこのホームページを拝見していて、新たな刺激を受けておりま す。 日本にいてもいくらでも英語に触れるチャンスはありますし、逆に香港(海外)にい ても日本語、日本人社会に囲まれて暮らす事も出来るし、上思議ですね。 1次試験対策も是非お願い致します。
20)AMさんのお便り 私は小学校の時4級を受けて以来、ぜひ1級までとりたいと今まで必死にがん ばってきました。けれど、外国に行ったり特に1級のスピーチの練習をする中で 大切なのは資格をとる事ではなく、英語を使ってどれだけ中身のある事ができる かだと強く感じるようになりました。今は、将来国際ボランティアができればい いなと医学を勉強しています。大学生活も英語力をいかしていろんな事にチャレンジ していきたいと思っています。これからもこのサイトを英語の勉強の原点にしていき たいのでよろしく!
19)Mr.Uさんのお便り その2 To tell the truth, I failed three times. When I failed, I said to myself, "Ah, I never try again." with depression. But I was so forgetful about the depression and five years later I tried again thinking, "Maybe I can pass this time." Again and again. Then after 15 years, I finally passed this time. Thank you very much. Your Homepage was really helpful. Thank you and let's keep on challenging with English. Regards,
18)TYさんのお便り その2 僕の勉強方法ですが、実はHPに載せていただくほどのものではないのです。決し て出し惜しみであるとか、試験に受かった人が「たいして勉強してないから・・ ・。《などといいたい放題であるという状態とはまったく違います。 正直にこれまでの勉強に付いて書きます。私は以前のメールに書きましたとおり、 海外経験もありませんし、バリバリの野球少年でしたので小学生から英語を学ぶなど ということはありませんでした。両親も英語とは無縁の世界でした。むしろ、僕など は英語とはまったく関わる余地のない少年時代でした。普通に中学にあがると同時に 授業で英語をはじめたので、13歳からということになります。 そのあとは受験のための英語ということで学習してきました。高校生になっても怪 我で野球部を途中退部したあとは予備校に通い、受験のための学習にいそしみまし た。その後1浪して大学に入学(1996年)、入学と同時に会計学を勉強したため に、その後は教養課程の週2時間の英語を2年生まで受けただけです。その後、3年 生フ冬まで会計学の勉強を続けました。ところが突然、浪人時代に興味を持った言語 学が気になりだして、いても立ってもいられなくなり、4年生の春(1999年)か ら半年間、学士入学のために英語を学習しました。今年の春(2000年)、学士入学 し、英語学を勉強しはじめました。 前大学の3年間は英語とはほとんどかかわらなかったというのが実情です。ただ、 僕が受験生のときに出会った予備校での講義がその後の学習に大きな影響を与えてい るかと思います。これは河合塾の横浜校のみで開講されている講義で、受験英語を無 視した、遥かにレベルの高い、(受験生にとっては)超長文を読む講義でした。この講 義のコンセプトは、「偏差値70の大学を受けるのに、70のレベルの学習をしても 65程度までしか上がらないが、80の勉強をすれば70を越えられる《というもの でした。ようは、「試験のための勉強をしているようでは力がつかない《 と いうことでした。これが以前お書きしました僕のコンセプトの基本です。さらに、 「できるやつはいつでもできる《ということも、常に頭に入れておきました。 この講義のあとは、「試験のための勉強はしない《ということは、常に頭の片隅に ありました。だから、「英検1級対策〜《や、「TOEIC〜点突破《と言うものにはま ず手を触れませんでした。ただ、問題形式を知らないことはテストで測るべき力以外 の要因で得点が下がりますので、形式や、どのような問題が出るのかということは確 認しました。 では、具体的な方法ですが、1冊だけ、受験参考書のほかに使った単語集があ ります。それが「南雲堂・WORD UP!《です。その他は毎日BBCやNHKニュースを聞く こと、雑誌(アジア・ウィーク)の定期購読です。単語は1999年、4年生の 春から、ニュースや雑誌は今年の1月からです。どれだけ成果が出ているのかは分か りませんが、今でも続けています。 方法は以上のとおりですが、頭に入れておくことは、ステップが大事で、無理をし ないということです。前回のメールの通り、最終的なレベルに行き着く前に当然に経 るべき段階があると思います。たとえば、英語を英語で理解する前の段階として、い ったん日本語に頭の中で直していた経験がおありかと思います。また、何か言いたい ことを言うときに、自分の言葉で言えるのが理想です。でもその前に、この間もお書 きしましたが、ニュースなどの言葉をそのまま使って、実際に言ってみるというステ ップがあってもいいと思います。学習者の話す言語のことを中間言語といいますが、 これは人によって様々です。中間言語(Inter Language=IL)は誰もがプロセスと してるものでありますから、いきなりゴールにたどり着くのは無理です。自分がどん なレベルにいるのかはなかなか測りにくく、意識しにくいものですが、少しずつ、上 っていくということを意識しています。 そこで、「ニュースなどを真似する《といいましたが、このレベルに行き着く には・・・、ということで僕が行ったことは先ほどの単語集の例文のテープで聞い て、そのフレーズが口に出てくるまで、書くときに自然と手が動くようになるまで復 唱しました。ニュースを見るときに、「この単語がこんな風に使われるのか!!《と 思ったらそれをノートに書きとめておいて暗記し使ってみたりしました。また、 ニュースなどの自分で録画したりする媒体はなかなかその資料集めがたいへんですの で購入して使ったものが茅ヶ崎出版の教材です。マンスリーの教材を買い、聞いた り、知らなかった表現を書き出して覚えたりしました。とにかく、身の回りで正しい とされる英語を真似することで、とりあえず、相手にいいたいことは伝えられるとい うレベルまではいけるでしょう。そのあとのレベルまでは、僕はまだまだ途中段階 で、もしかしたら真似っこのレベルから完全に抜けきっていないかもしれません。た だ、自分が覚えた表現をどんどん使ってみることを心がけています。さいわい、僕の 現在の大学には留学生がたいへん多いので、普段ネィティブスピーカーと日本語と英 語の交換レッスン(彼は日本語が極めてうまいのでほとんど英語ですが)しており、 どんどん使っています。間違っていたりよりよい表現があれば彼が直してくれますし ・・・。 残念ではありますが、僕は英語学習者としては決して恵まれた環境にはいなかった ので、おそらく今後もネィティブにちかづけるものの、あくまでも外国語として英語 を話す人間でありつづけるかと思います。それで僕は構わないと思います。英語が外 国語のレベルでも、日本語であれば心の機微をありありと伝えられるわけですから。 堂々と日本語で意見が言えることがまず最初ではないかと思います。僕はま だ発展途上の人間ですから、まず日本語で自分が自信を持って堂々と意見表明ができ ることが取り組むべき最初の事柄であると思っています。
17)TYさんのお便り その1
16)IMさんのお便り ハーシーさんがいわれている"英検はStepであっても、決してGoalではない" を忘れずこれからも精進していきます。
15)Shiさんのお便り お陰様で今回の英検1級2次試験に合格できました。ハーシー様のホームページの情 報は大変役に立ちました。どうもありがとうございました。 スピーチの原稿をいくつも覚えるという方法は自分には馴染まなかったので、途中か ら方法を切り替え、 スピーチに出そうなトピックをいくつか選んでトピックに関 係するキーワードを出来るだけ多く列挙して、キーワード毎にそのワードを含んだ短 い文章を即興で作って声に出すということを何回か繰り返していました。 前回 2次試験の失敗の経験から、テーマに合った適切な言葉がすぐに出てこないというの が問題ではないか、と気付いたからです。スピーチの構成方法はホームページの情報 が役に立ちました。旺○○などから発行されている英検対策用問題集に付いている模 範スピーチは、多分ネイティブの人でも本番では出来ないのではないかと思えるぐら い見事すぎて全然参考になりませんでした。 2次試験の情報上足に悩む受験者が多い中、ハーシー様のホームページの貢献度 は多大なものがあると思います。今後ともホームページの内容が一層充実される ことを期待しております。 ご報告かたがた重ねてお礼申し上げます。 敬具
14)Sさんのお便り その3 2度ほどメールをお送りしたことのある、Sと申します。前回のメールで1級1次の 合格をご報告いたしましたが、お陰様で、1級2次試験合格通知が今日届きました! ホームページ、大いに参考になりました。 1次も受かったのは初めてでしたので、2次など1週間で何をしろというの!?と開 き直ったのがかえってよかったのでしょうか。2月から週に一度米国人と1時間会話 する機会を持ってはいたものの、消極的な性格的なもので、積極的な中学生の方が、 よっぽどマシにしゃべれるのでは?と自分でも思う始末の内容でした。私が予想した トピックは1つも出ず、苦し紛れのスピーチでした。 今回の試験で単語力・会話力の無さを痛感しましたので、これからが正念場と肝に銘 じて勉強を続けようと思っています。 本当にお世話になりありがとうございました。
13)Yさんのお便り
12)Kさんのお便り 英検1級の問題を最初見てから12年たちました。最初にテキスト見たのは駐在の最 初の年の1988年に米国カリフォルニア州サンノゼの今は破産した八百半のブック ストアでしたが、”一生受かるはずのない”違う次元の問題でした。(レベルが高 い、低いは別として) 受かるまでは上愉快な試験形態と認識しておりました。理由は極めて実践向きでない 単語の試験である点です。(ちなみに私の生まれて初めての英文原典は25年前のシ ェークスピアです。)受かるまでは色々ありましたが受かったから言わせていただき ますと;
1、英検1級なんて意味がないと思います。 ただこれから合格をめざす方にお勧めは”意味のない単語の異常暗記”に我慢すべき ではないでしょうか?それは英検そのものが意味のない試験ですが、就職とか一定の 基準には意味合いがある物と考えますから。
尚、私は実力再確認の為に、今後1級を再度受けて実力を再確認する気はおこりませ
ん。 最後に、有り難うございました、本当の気持ちです。
11)Hさんのお便り
10)Mr. Uさんのお便り その1 Thank you and let's keep on improving STEP by STEP to enrich our lives. Regards,
9)Dさんのお便り その2
なぜ、お手紙したかと言うと,ぜひ私のこの失敗、ほかの人の参考になると思いまし
た。 私は、スピーチは2分ですらすらと時間いないにうまくいえたのですが〔自分ではそ う思った〕、質問が思った以上にハードでまいりました。 そして挙句の果てに、What you say is very confusing.と4回くらいいわれてしま った.〔涙。。。。。) 私が言いたいのは、ある程度準備すれば、スピーチはしゃべれます.しかし examinerの質問はとてもtoughだと言うことです。 ですから、質疑応答の準備を大いにしたほうがいいということと、試験前は、壁 の中の声は、耳をふさいででも、聞くなということです。そして、もうひとつ、哲学 のトピックは簡単そうでむづかしいということです。
8)Sさんのお便り その2
7)SHさんのお便り
中学3年で短期の、かつ初めての海外に、さらに大学最後に3ヶ月間ヨーロッパの大学に自分の専門(理系)で留学(言葉は英語)するチャンスにも恵まれ、英語を話す‘度胸’は多少あると思っています。最近は、独学のためか、もう1ステップアップするための方法を模索しています。 そこで、アドバイスをお願いしたいと考えています
英英辞典
A: 大きさは、どれも机上で使えるものばかりです。しかも全て私が使っていた/いるものです。3番目のLongmanは、電子手帳であるSeikoのSR8000に入っています。しかし、3万円もしますので余裕があればどうぞ。
5)SHOWさんのお便り その1 私は報道機関勤務なので、ニュースには強いのですが、きちんとしゃべるのは苦手です。
現在、ネイティブの国語の先生に習って、英作文をしています。
SHOWさんのホームページ「SHOW'S PAGE《のURLです。参考になります。
5)Dさんのお便り その1 毎日毎日どうしたら1級の2次に受かるかとそればかり考えています。 私は何の資格のない主婦です。だけど絶対に1次に受かったこの幸運を生かしたいと思ってあれこれ模索していたらこんなにいいアドヴァイスをしてくれてありがとうございます。 英会話の学校に行こうかと思っているのですが、いい英会話学校を選ぶのも又大変なのです。だって高ければいいというものではないし安いと先生の質が心配なのです。(もちろん2次対策のスピーチの訓練をしてもらいたいのです)ちなみに私は過去○○○に大金を払って通った経験はあるのですが満足感は得られませんでした。 あととても素敵なホームページなのでこれからも更新をおねがいします。
4)Mさんのお便り
3)Hさんのおたより 実は、できればいいなあ、と思っていることがあるのですが・・・ いろいろな英検対策のページを見て回っているのですが、英検1級2時対策にまとをしぼったものって、ないと思います。とくに、 対策BBSみたいなものがあればたすかるのになあ、と思っています。 もしhersheyさんのページで作っていただけたら、大変ありがたいのですが・・・
ご検討よろしくお願いいたします。
2)Yさんのお便り
いざ開始するとなると、なかなか情報が少ないのが悩みです。そこでインターネットをフルに活用してたくさんの情報を入手しました。特に、役に立ったのが使用した教科書や参考書が丁寧に紹介されているページェよかった。その理由は勉強方法は人によって異なるし、自分のペースで勉強するのが一番です。ですから、そのベースとなる教科書、参考書情報は大変よかった。勉強のノウハウだけでは、人それぞれにやり方があるので、参考にはなりますが、あまり直接的な助けにはなりにくいと思いました。
1)Sさんのお便り その1
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