はじめてのミッションオイル交換
6月29日 72,342q
944S購入後約1年。全くと言っていいほどノントラブルの1年でした。走行距離が購入後、1万1千qを超えたので、ミッションオイルのオイルの交換をしてやることにしました。サンデーメカニックにとっては、むずむずする作業前です。
今回用意するものは、
ヘキサゴン17oのコマ 手作りオイルサーバー ラチェットと シールテープ
制作費130円 エクステンション
このミッションオイル交換作業を思い立って、まず困ったのが、注入口のボルトとドレインボルトがヘキサゴンの17oということで、手持ちがなく、注文した日から2週間近くもたってしまったことです。
この時期は、完全なる梅雨で、天気も雨模様、私の作業場は、野天ですから雨が降らないか見ながらの作業です。
サーバーについては、灯油ポンプと、先は水道管をつなぐ時に使う金属製のL型をポンプの先につけました。あとは、くみ上げる川のポンプのパイプをミッションオイル缶用に短く切って製作終了です。制作費130円、1年に1回ぐらいの使用ですからこれで十分です。ちなみにこのサーバーは、1年半ぐらいに製作して、944の前に乗っていたアルファロメオ75のミッションオイル交換に初めて使いました。
今回交換に使用したオイルは、カストロール80W−90です。
鉱物油で、比較的安価で手に入ります。性能の方は、必要十分です。
これを3缶用意しました。
取説には、
「注入口より6〜8oしたまで、2gいれてください。」
とありますが、よく分からないのでセオリー通り、注入口からあふれ出るまで、入れることにしました。
左が注入口。右側がドレインです。どちらも、今回購入したヘキサゴンレンチのコマの長さがあって、狭いスペースにあわず、一瞬、青ざめましたが、ラチェットレンチとエクステンションバーをつかって、マフラー越しにレンチをあてて、ゆるめました。
初めて交換する車は、こういうことに時間がかかります。
エンジンオイルと違って、粘度がありますから、すぐにはぬけませんから、しばらくこのように垂らしておきます。
その間に、2つのボルトにシールテープをまきます。
944のいいところは、ジャッキアップしなくても、ミッションオイル交換ができることです。下に潜ってなんとか作業できるスペースがあります。
写真は、スペシャル自作ツール??を使ったオイル交換のようすです。
1gを入れるのにシュポシュポとこのピンクを握ります・・・。
注入口から垂れてきたら、終了です。
最後に、注入口のボルトをしめておしまいです。
テスト走行の感想ですが、「ミッションの入りが格段に良くなりました!!」ということはなくて、以前から入りが悪いことはないので、交換後に格段に分かるほどの体感はなかったです。
でも、自分の気持ちのなかで、きれいなオイルに交換してやっているという安心感があるのは何物にも代え難いことです。安心して走れることが一番ですから。
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