オドメーターが動かない!!

 〜オドメーター・ギア交換〜
                                             2011, 1, 8
                                               142,044q

   2010年11月中旬頃、ガソリンスタンドで給油後、トリップメーターを「0000」に戻そうとすると、
  なにやら鈍い音がしてそれ以来、0へリセットできなくなりました。

   しばらくすると、走行中にオドメーターも動かなくなり、いくら走っても「142,044q」のままでした。

  どうしようか?  2011年5月の車検、ユーザーでいく予定だが、今回は車検証に記載されている前回の走行距離よりも伸びているから通るとしよう。
 でも次となるとまったく走らない状態で2年を経過して車検を受けることになる。これでも、通るのかもしれないが、津山から陸自のある岡山までの距離を自走したら、60qほど伸びるはずだから非常に怪しく、整備不良として車検は不合格になるだろう。

 そこで、もういいや、このさい、メーター修理にチャレンジしてみようと決心しました。





  この故障は、944の定番不良箇所のようです。「924系」
 さんをはじめ、いろいろなサイトでいろいろとお聞きしたり、拝見したりしている箇所です。


   ということで、きっと「オドメーターギア」の破損による故障だと勝手に決めつけました。
   そこで、「924系」さんでも紹介されているGOODSPEEDさんへ連絡し、ギアを送って頂きました。


 (1)メーター外しへ
    @ハンドル外し  その前にバッテリー端子を外しました。
        

    Aまずメーターカバー外し。上に「+の3本」、ハンドルの付け根あたりのカバーに「+の2本」、
     エアコンの風がでるフィンのあたりに「+の3本」、ということで柄の短いスタッピとふつうの柄
     のプラスドライバーを使って外します。
         

     するとメーターが出てきます。トリップメーターをリセットするためのスイッチもありました。
     ここをフィンの柄で押すんですね。はじめて知りました。もっとアナログ的な機械操作で
     0リセットするものと思っていましたから、なんだかとても興味深かったです。

    

    Bメーター本体外しをします。左右2本ずつのプラスねじです。
                 

    Cギアへアクセスします。ここで、メーターの針をまず抜きます。ここでちょっと手こずりました。
      何人かの方へお聞きして、なんとか針を抜くことができました。
      次に、文字盤を左右のマイナスねじをとって外します。そしてカバーを外します。
                   

    Dギアへアクセスするために、ユニットを2つにばらします。4カ所のマイナスねじをとって、分割します。
       

    E茶色のギアが欠けている。とろうとすると、みるみるうちにボロボロに分解していきました。
      交換したいギアは一番奥に入っているので、手前の二重になったギアを外しました。
         

    Fやっと交換作業へ。このギアは、T20T23という歯数です。
      交換そのものは簡単ですが、ここまでアクセスするのがとても大変でした。

    Gめでたく交換できましたから、こんどは元通りに組み付けていくだけです。
       

今回のメンテナンスは、最近になく時間がかかりました。完成と思ってクルマにのせてくんだ後、「あれ??」と不具合が出て、もう一度、分解作業に入ったりしましたから、不安がよぎりました。
  もしだめなら、業者さんへだそう・・・と思いました。

 何回か試行錯誤や組み直しを繰り返して、やっと完成しました。
 試走してみて、動作も確認しました。
      リセットできました、やった!!


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