ごあいさつ
落書き調査隊は、2002年に設立され、岡山から落書きを追放することを目的に活動している、とても緩やかなネットワーク型ボランティアです。
2013年現在、設立からはや、11年がたちますが、落書き消しのほうが忙しくて、ウエブサイト等を開設する時間もとれませんでした。
でも市民県民の皆さんの大きなご支援と励ましを頂いて、落書き対策は日に日に進展しています。
おかげさまで、隊がお手伝いした落書き消しだけでもすでに35回をこえ、少なく見積もっても、のべ4000名以上のボランティアの皆様に作業を体験していただいております。
たぶん、岡山県全体では万の規模の方々が落書き消しをされていると思います。
このたび、調査隊のホームページを開設することにしましたが、仕事の合間にやっている活動なので、なかなか工事が進みません。落書き消しと同様、ゆっくり、のんびりと取り組んで参りたいと思います。
調査隊のモットーは
「楽しく、やりたいときに、やれるだけ」
の、お気楽精神。ゆるゆるの、お気楽市民団体です。
ボランティアに押し付けは禁物。楽しくなけりゃ、やってる意味がありません。「こうあらねばならない」なんていわれたら、楽しくありません。
市民はだれかれに指導されるわけではありません。
精神的に自立した社会の構成員が「市民」と呼ばれるのです。
ボランティアは、ひとえに市民に支えられて存在しているのです。
このことを忘れないようにしたいです。
各地で黙々と支えて下さる、励まして下さる方々に敬意を払い、市民の自主性を第一に考える姿勢で、いつも謙虚にやっていきたいと思います。
調査隊は市民みんなが隊員であり、時には誰もが隊長でもあります。心の中でそれを自覚され、日常的に落書きを監視・調査し、みんなで協力して消していけば、だれでもそうなるのです。
調査隊には、規約・規則も、会員名簿もありません。だれが中心でもない、みんなの心の中に存在するものかもしれません。各地で「落書き調査隊」や「落書き消し隊」ってネーミングでがんばっていらっしゃる方々も出てきました。すばらしいことだと思います。
決して、無理をせず、気長に、楽しく落書き対策を進めていきたいと思っております。そして、岡山から落書きが無くなったあかつきには、盛大な解散パーティーをしたいものです。