| 1DAY 1LOVE |
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食卓を飾る一汁三菜の料理であるとか、それを口元に運ぶ箸の動きだとか。 何だか毎日驚かされる。日本料理を食べたのは日本に来てからが初めて。 『箸』というものを知ってはいたが使ったことはなかった。 とてもそんな状態だったとは思えない料理と手つきだと思う。 今時の下手な日本人よりはずっと『日本』の姿を止めていると思う。 半ば国籍不明の元合衆国人を表す言葉としては、過度に不適切かもしれないが。 「オイ、行儀が悪いぞ」 「あ・・・・・?あぁ」 口元に箸を銜えたままぼぅっとしていたら、不機嫌そうな声で指摘された。 曖昧に頷いてから食事を再開し、頭の中でだけ反復する箸のなめらかな動き。 そして、その動作を行う少年の指の細さであるとか。 改めてじっくり見てみれば、本当に綺麗な指だと思う。 綺麗というか、繊細さが滲み出ているというか・・・・・器用そうだ。とにかく。 「もしかして・・・・・口に合わないのか?」 うかつにも再び箸の止まった俺に、アルが怪訝そうに、不機嫌そうに―――珍しく不安そうに問い掛けられた。 もともと気の強そうな眼が、伏し目がちに見上げてくる。 ・・・・・その眼は反則だろ・・・・・。 いつだってそう思う事は変わりなくて、内心の動揺を悟られないようにするのが精一杯になるけれど。 「んなわけねーだろ。わざわざ俺好みの味に仕上げてくれてるってのによ」 里芋の煮っ転がしだとか。 ちょっとした調味料の加減でかなり味に変化が出てしまうものを、俺の好きな味に仕上げようとして、 陰でこっそり 練習しているのを目撃したのはついこの間の事。 考え事をしていたとはいえ、料理自体を疎かにはしていない。 『料理は愛情』とはよく云ったものだ。 「う・・・・・五月蠅いっ!別に僕は君好みの味になんか・・・・!!」 言ったこっちも照れるが、聞いたあっちはもっと動揺したらしい。 何やらガチャガチャと派手な音を立てながら急須で茶を入れている。 そしてそのまま湯飲みをあおって――― 「おい、アル!!」 慌てて声を掛けたときには既に遅し。 「〜〜〜っっ!!」 声のない悲鳴を上げつつ、アルは湯飲みを手放した。 「水持ってきたぞ。それに氷も」 涙目で口を押さえるアルに、コップいっぱいの氷と水を手渡して。 小 さめの氷を口の中に止める姿は、不謹慎だが微笑ましいと思う。 |
良いところも悪いところも、どちらも余すことなく魅力として。 一日一つの発見。 日ごと、新たな恋に落ちる。 ONEDAY ONELOVE 一日に一つの恋をしよう。 |
終わっとけ・・・・・。 っつか、久し振りに書いてコレかよ!!(涙) ゴメソ!!(;>Д<) |