窓から眺める夏の終わり。
 初夏の兆し。
 モノクロームの近代家屋と、色のない空。

 区別と差別の違いもハッキリしない国で、僕はただ一人空を見上げていた―――



いつか出来る 君に気づいて欲しいこと。





 その日もいつもと変わらぬ天気で、どんよりとした雲が空を覆っている。
 晴れ間がないわけじゃない。
 ただ、断続的に降る雨に辟易とさせられているだけで。
 空を見上げる気にもならない。
 足下に降り注ぐ光量だけで判別できる雲の量、質。

「あぁ、また雨が近いな・・・・」

 考えることは一緒で、ぼーっと空を眺めながら隣に立つ男は口を開いた。
 取り敢えずその開いたままの口は閉じろ、と言いたいかもしれない。

 でも多分この男の場合は野生の勘というか・・・まぁ、そういうカンジのモノで。
 それは僕には理解できない。
 この男が僕の言葉に対して『人間の言葉を喋れ!!』と失礼な言葉を吐くぐらいには。

 そういう所はお互い様だ。

 一過性の台風とはいえ、極東の島国は比較的通過率が高い。
 それにしても機械的名称を付けるものだと思う。
 上陸する台風の番号だけニュースで耳にしていると、台風には『13号』とかからしか番号が割り振られていないようにも感じる。

 趣や風情を重んじる国じゃなかったのか?

 ・・・・何て疑問は既に掻き消えてしまった。
 本国と大差ない、機械まみれの孤島。

 だから、言葉の壁さえ突き破ってしまえば外見での差別など愚にも付かない。
 気にもならない。
 何があっても平気。
 それは身に付いた処世術。



 だけど―――



 ここに、僕は一人だけど。
 君が居るから『独り』じゃない。

 『独り』と『一人』は違うのだと。
 この孤独を埋めるための言葉を。


 いつの日か、君に与えて欲しいと願ってしまうのは僕のエゴなんだろうか―――



ちょっと色々考えた。
取り敢えず、アルの気分で考えた(つもり)
・・・・スッゲェ挫折・・・・・・・・・
逃走→C= C= C= C=(o>ロ)o


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