2周年記念


 夏だ!海だ!!海水浴だー!!

 と、いうわけでARMS様御一行は海に来ていた。
 メンバーはいつもの如く、高槻・武・恵・隼人・アル・ユーゴー・カツミの7人である。

 見渡す限りの水平線に、女性陣はウキウキと砂浜を駆けていった。
 数分後に続くはしゃぎ声と、バシャバシャという水の音。

 ―――夏の風物詩だった。





「涼ー!」
「あんた達なにしてんのよ!泳ぐわよ!!」
 顔だけはそっくりな2人の少女が声を上げた。
 ビーチパラソルの下から出れば真夏の日差しが待っている。
 投げ捨てられた幾つものTシャツやパーカーが宙に舞う。

 そんな中で―――
 隼人はアルがキッチリTシャツを着込んでいることに気づき、そっと背後から近寄っていった。

 折角海まで来たのだから泳がなくてどーする!?
 ・・・というか、正直な所アルの海パン姿も見てみたい!!

 まったくもって欲望に正直な青年であった。

「こんなトコで何でTシャツなんか着込んでんだ、テメーはっ!!」
 驚かし半分でガバッと裾を捲れば、惜しげもなくさらされるビスクドールのような白い肌。
「何をする!!」
 背後からの突然の強襲に、アルは反射的に身を捩った。
 その視線の先には、口元を抑えた隼人の姿。

 半ば固まったような隼人に、アルは怪訝な表情向けた。

「・・・・いや、やっぱりイイや・・・・お前脱ぐな・・・・」
 相変わらず口元を抑えたまま、呆然と呟く隼人。

「一体何なんだ?さっきから君は・・・・」
 理解不能な隼人の言葉に、アルは眉間の皺を深くする。
「ついでにこれも被れ。肌、絶対に焼くなよ!?」
 ガボッと被せられたのは麦わら帽子。
 先程まで隼人が弄んでいたものだ。
 しかし、アルには今一会話の意図が掴めなかったようだ。

「脱げと言ったり脱ぐなと言ったり、一体何なんだまったく。僕が日焼けすると何か問題があるのか?」
 腰に手を当てて隼人に詰め寄れば、言いにくそうに顔を逸らされる。

「・・・・・・ねぇだろ・・・」
 続く小さな声。
 ハッキリと聞き取ろうと耳を澄ますアルに、隼人は観念したように言い放った。
「もったいねぇだろ。折角綺麗な白い肌なのによ」
 言いながら、片手で鼻の根本を押さえ、上を向き、空いた方の手で首をトントンと叩いている。
 ・・・・・いわゆる、鼻血止め・・・・。

「・・・・・・・・」
 無言のアルが、背後から小さな固まりを取り出した。
 その手に収まる黒い銃身に、隼人は身を翻す。
「ちょっと待てアル!こんな所でそんなモン・・・!!」
「黙れ!変態め!!」
 カチッとトリガーを引けば飛び出す鉛の弾丸・・・・・・ではなく水!!
「冷てっ!」
 火照った体に冷水が当たれば流石に冷たい。
 というより、むしろ痛い・・・・。
 しかもアルの手にした水鉄砲からは、かなりの水圧で水が撃ち出されている。

「何でそんなモン持って来てんだよテメーは!」
「君みたいな馬鹿がいるからだ!!」
 更に続けて撃ち出される水。水。水。





 あっと言う間に形成は逆転し、隼人がアルに追い掛けられるカタチになったのは言うまでもないこと。


「あの2人って・・・・・ほんと仲が良いよね」

 首まで海に浸かった武士の一言は、波に攫われて消えた。




 暑い夏の日。
 今度はキャンプにも行こう。
 


お目汚しでした.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆



いやんヘタレ(吐血)
またもや意味不明なことに・・・・。
そんなこんなで取り敢えず2周年☆
これからも頑張るぞー。ヽ(*´▽`*)ノ
ではでは。

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