約束が欲しかった訳じゃない

ただ、傍にいるという確証が欲しかっただけ・・・・・・



Stay with me


 ずっと一緒にいると、口にしたわけではないけれど。
 暗黙の了解のあった、僕のただ1人の肉親。
 約束をしたわけではないけれど、確かに傍にいるという確信があった。確証があった。

 だけどその暖かみすら、今は感じられない。
 引き離されてしまった彼は、今頃寒がっていないだろうか。
 僕もすっかり冷え切ってしまった。

 今の僕にとって研究対象として以外、何の価値も感じられない世界を、必死で守ろうとしている奴らが居る。
 傷付けて、傷付いて。血に汚れた自分の手に涙を流しつつも戦い続ける奴らが居る。

 協力を申し出て、無理矢理同行を果たして。
 何かが変わるかと思った感情は相変わらず凍り付いたまま。


『お前は俺が守ってやる!!』


 遠くで誰かが叫んでいる。
 誰だかは判らないけれど、何処かで聞いた覚えのある声。
 『守ってやる』
 そんな言葉にどれほどの価値があるのだろう。

 どうせ、君も僕を置いて行くくせに。


 僕にはもう、信用出来ない。

 現実は厳しくて、一番手放したくなかったモノばかりを奪われる。
 だったら、いっそ大事なモノなんて持たなければいいのだ。
 それを『淋しい生き方だ』というヤツは多いけれど、失う辛さに比べればずっとずっとマシだということに何故気付かないのだろうか。
 僕は、失うことが怖い。

 ―――だからその手を伸ばさないで。
 僕はその手を掴むことは出来ないから。
 その手を掴むわけにはいかないから。

 もう、誰かの傍には居られない。
 守られたいわけではない。
 守りたいわけでもない。



 傍にいられるという確証が欲しいだけ。
 僕の中で。

 言葉なんていらない。
 約束なんて欲しくない。


 ただ、傍に居たいという僕の思いを、否定しないで欲しいだけだから。




End



うー・・・・・。う?
御免なさい。何かもっと明るいの書かなきゃデスよね!
ヘタレで済みませぬ!!。。。゛(ノ><)ノ


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