2002/03/29 |
朝っぱらから出動命令が出ました。近所で火事の為、(ポンプ)積載車で現場に急行。去年の春、消防団員になって2件目の人家火災。このあたりではもう10数年なかった火災がここにきて連続で起こってます。しかも同一地区内。小雨の降るなかでの消火活動。平日の昼間ということもあり消防団員の集まりが悪い。もっとも、初期消火において最前線は消防署の隊員が勤めるので我々は後方支援。それでも、隊員とは別ルートによる消火用水の確保などやることはある。なんにせよ‥‥疲れました。火災にあわれた関係者の方々には気の毒ですが、迷惑といえば迷惑な話。 防災は一人一人の心がけ。消防署員や消防団員がいくらがんばってもできるのは火災後の消火活動だけ。出火させないためには個人個人が気をつけるしかないのです。 |
2002/03/27 |
「毎日更新」はどこへやら。 部屋の中がシンナー臭い。ペンキ塗り立てとか、そういうわけではない。ここで言う「シンナー」とはラッカーシンナーではなくて、いわゆる「ペイント薄め液」のこと。 写真館にもアップしたことがあるけど、ウチのまわりはホントたんぼばっかり。幹線道路ができても、目的地に行くために枝道に入るポイントがわからない。ランドマークがないからだ。もちろんこのままでは困るのでとりあえず看板を立てました。それが8年前のこと。月日は流れ、木製の看板は腐食が進み見るも無惨な姿に。で、新しくすることにしました。今度もやっぱり木製なんだけど腐りにくい素材にし、全面にカッティングシートをベタ貼り、その上にまたカッティングシートの文字を貼るという方法で作ります。前回は木に文字彫って色塗っただけだったので、今回は少しは持ちが違うでしょう。 さて、カッティングシートですが、もちろん出力屋などに頼めばちゃんと機械でカットしてくれるんですが、それじゃツマンナイので手切りにします。文字をワープロで作成しコピー機で拡大した原稿をスプレー糊でシートに固定して文字を切り出します。不要な部分を取り除きます。と‥‥シートは文字の形に切れてるんだけど、同じく原稿も文字の形のまんまシートにピッタリと糊付けされてます。これでは看板には使えないので‥‥ここでシンナーの登場。ようは「はがし液」代わりに使ってるわけです。はがしたあとには糊が残ってるのでこれもシンナーで綺麗に拭き取ってやります。ほら、部屋がシンナー臭くなった(笑)。 このあと、文字を看板に貼っていくわけですが、その為には粘着力の弱いシートを使って文字を固定したまま台紙からはがしてやらなくてはならないのですが‥‥このシートがない。カッティングはホームセンターや文具店でもよく売られてるんだけど、このシートがあまり売られていない。しょうがないので小さいものは幅広のマスキングテープなんかでごまかしてやるんだけど、今回のは2000mm×400mmの大物なのでこれがないとツライ。ので、今探しに行ってもらってます。でっかい文具店ならあるんじゃないかと、ちょっと遠いんですがお使いを頼みまして、今は待ち。あるといいなぁ&はやく帰ってこないかなぁ‥‥という状態です。なかったらまたそれはそれでなんとかやらなきゃしょうがないんですがね。 と、わかんないでしょ?何言ってるか。いいんです、こんな日もあります。今日は朝からずっとこの作業だったので他に際たる話題ないのです。そんな感じ。 熱い御要望にお応えして(笑)、「日々是好日」が変わりました。日付けの若いものが上に。ぐっと読みやすくなりまし‥‥‥た? |
2002/03/25 |
辻元さん、議員辞職だって。「みんなやってる」ことなんだろうけどねぇ。取れるところで取って再分配、みたいな。あれ、こないだの参院選ってそんな方式じゃなかったっけ?なんて言うんだっけか。まぁいいやどうでも。 と、改めましてお久しぶり。ハタ日を挟みつつ不規則な一週間だったのですっかりサボってしまいました。今週はちゃんとね。 機動戦士ガンダムZZのDVDが出ました。とりあえず、4話×4本=16話分、初回BOX仕様で24,000円です。えぇ、今回も買いました。4月と5月にも続きが出ます。当然買います。買わいでか。ZのDVDを買ってしまったのが運のつき、そうなったらZZも買うしかないでしょ?だって完結してないんだもん、Z。とりあえず、ファーストガンダムの劇場版DVD3本と逆襲のシャアがすでに手元にあるので、ここでZZが揃うと、1年戦争からのアムロとシャアの物語がちゃんと完成することになるんだが。あぁ、なんだか今日はヲタな話(^^;。 それにしても、DVDは急速に普及したね。やっぱPS2の影響は否めないのでしょう。その後PCにも標準でドライブが付くようになってさらに普及した感じだけど、実際ここまでとは思わなかった。レーザーディスクなんてもう忘れちゃった人すらいそうだもんね。カラオケも最近は通信ばっかりだし。 ところでPS2ではDVDメディアを採用したけど、初代PSが出たころには次世代メディア規格として、ソニーはもうひとまわり大きいナントカディスクってのを開発してたはず。「DVD×ナントカ」で、ちょうど「VHS×ベータ」みたいな。結局そのナントカは没になったってことなんでしょうね。今やカセットテ−プ・MD・CD・DVDはほぼ統一規格になっちゃいました。他には考えられないもんねぇ。次は小型記録メディアの統一かね。コンパクトフラッシュ×スマートメディア×SDカード×メモリースティック。生き残るのはどれか、はたまたもっとスゴイ新たなメディアが出てくるのか‥‥。 世の中、ダウンサイジングがすべてではないけど、やっぱり小さいと便利なんだよねぇ。「でっかいことはいいことだ」なんて言ってたころは、みんな家の中に余裕があったんでしょうなぁ。 |
2002/03/20 |
一日休んでしまいました、いやはや。 自民の逆襲。ソーリもムネオも大嫌い(なのか?)な、社民党の辻元清美議員が秘書給与詐取疑惑とかで槍玉にあがっている。今の段階では疑惑でしかないし、嘘を言ってるのが誰なのか、まだ外野からは判断しづらい。と書いている現在8:45am、今日一日で何か進展があるのかも。日本の政治家ってほんっ‥‥‥‥‥‥『風邪・花粉症専用〜エリエールローション♪』‥‥‥‥っとに暇なんだねぇ。 イギリスで現金輸送車強奪事件があったらしい。思うのだが、現金輸送車を奪われたり、扉を開けさせられて中身を奪われたりって事件は、運搬方法に問題があるんじゃないのか?例えば、運転席と荷台は行き来できなくして、かつ、荷台のドアのカギを運転手に持たせなければ、犯人は金を取り出す術がなくなる。もちろん荷台は簡単に切断できるような材質では造らない。カギは発送側と受取側でそれぞれ合カギをつくればいい。合カギを作りたくないなら、カギだけは別のタイミングで別の人間が運ぶ。そうすれば、どちらか(カギか輸送車か)が襲われても、すぐに対処すれば一方は守れる。二つが揃わなければ現金は取り出せないわけだから、強奪は死守できるわけだ。あるいは扉のカギを、パスワードがわからなければ開かないようなナンバーロックなどにする。もちろん、運転手にはパスワードは教えないし、パスワードの伝達はまた別のタイミングで行う。 ‥‥と、素人考えでいろいろ書いてみたが、当然運搬する立場の人間はいろいろ考えてやっているのでしょう。でも現実に奪われる。何故なんでしょう?奪うほうがスゴイのか奪われるほうがヌルイのか‥‥。事件の影で大笑いしてる悪党のことを思うと、自分には関係ない異国の出来事ではあっても、なんだか釈然としないんだよねぇ。 岡山の今日の予想最高気温は20℃。ほんとに3月なのか、をい? |
2002/03/18 |
東京はもう桜が開花したそうで。予想ではコッチ(岡山)は東京の二日遅れぐらいだったんでもうそろそろか。 別に花とか花見とか、好きなわけじゃないんだけど、それでも「桜の開花情報」てのはほっといても耳にするせいか、逆に知らないと気にもなる。そういえばここ数年はなんだかんだいいながら花を見に行ってる気がする。まぁ、花見というのは口実で、しかし下戸であるワシは酒を飲みたいわけでもなく、陽気にあてられたハイキングというか散歩みたいなもんかな。 以前「写真館」にもアップしたけど、近所に超穴場があって、徒歩で山を登り下りせねばならんからというわけではないのだろうが、あまり知られていないし、知ってても皆行かない。桜の木も植えてそんなに経っていないので、高さも2〜3mで枝振りもまだまだ。ちょっとまばらな「満開」という感じ。そのへんも、皆がわざわざ足を運ばない理由なんでしょう。もう5年もしたら、それは立派な桜園になりそうなんですが‥‥できれば穴場のままでいてほしいですな。 で、東京は今週末が見ごろのピークだとか。普段ならちょうど年度始めで、新人さんを囲んでの新年度会となる花見も、今年は4月を待たずに桜が散ってしまいそうですな。岡山はいつまで桜が見れるんだろう。今年はいろいろ忙しいのでのんびり花見は無理っぽいなぁ‥‥。 |
2002/03/15 |
タイヤキとタコヤキはよく一緒に売られている。確かにどちらも鉄板使ってて水溶き小麦粉を主原料としているんだけど‥‥「焼きの技術も、生地の味も違うもんでしょうが」と言いたい。 タイヤキもタコヤキも独立して営業しているところもあるが、そんな形態でやっていけるのは人の多い街中だけ。タイヤキとセットじゃなくても、タコヤキ&お好み焼きとか、焼そばとか、そういうのが多い。いや、まだタコヤキとお好み焼きは方向が似てるような気がするので頷けもする。材料も兼用できる部分が多いだろうし。でもタコヤキとタイヤキはいかがなものか。甘いモンと辛いモン。相反してる。しかも、そうやって両刀でやってるところは概して味はイマイチ。 本日3時の休憩時に、味に定評のあるところの「あそこのタイヤキ買ってきてー」とお使いを頼まれていったんだが、甘いのは欲しく無かったワシは一緒に売られていたタコヤキを購入。‥‥確かに一度食べてみてその味の悪さはわかってた、わかってたんだけど、もう一度信じてみたかった。しかし‥‥やっぱりダメでした。天は二物を与えず。もうあそこでタコヤキは買いません。わたしが甘かったです。いや、タコヤキは甘くはないんだけど。 うちの近所にはもうひとつ同じ形態のタコ&タイヤキ屋があるんだけど、こっちのタイヤキは生地がしょっぱい。食べる者によってはカレー味だと言う者もいる。でもあんこ入り。いやいや、さすがにそれはちょっと(笑)。 おいしいタコヤキ屋ってないもんだねぇ‥‥(うちの近所には)。 |
2002/03/14 |
一昨日はビームの発売日。でもここいらは田舎なので二日遅れで今日書店に並ぶ。買いにいこう。 それはさておき、北九州の事件はなんなんでしょう、もっと複雑怪奇なものを期待していたんですが。不謹慎。初めは容疑者らと双子の親の間に面識はないと言ってたんだけど、なんのことはない、直接預けたうえに住むところまであてがって養育費まで払ってる。おまけに残る二人は容疑者の子供だと。なぜ「イシマル」という姓を名乗っていたのかは不明だが、子供から自分達の身元が割れるのを恐れただけか?17歳の子にしても、父親と容疑者とがかつて一緒にヤバげな仕事をしていたんじゃないかという展開をみせてるし、その仕事上のトラブルのせいか、周辺住民の話や少女の証言からも、殺されて捨てられた可能性が大きくなってきてる。この父親の殺人の裏がとれれば、この事件はほぼ終わりでしょう。もうなんの謎もサスペンスも残ってない。いや、期待してはいけないのはわかってるんだけれども。あ、でも容疑者宅にあった大量の仏像の謎があるなぁ。おおかた年寄りにでも売り付ける腹だったんでしょうが。霊感商法ですな。 ムネヲさんはたたけば埃だらけだし、秘書はパスポート偽造の密入国者だし。与党は与党で、いろいろ知り過ぎているムネヲを、恐くて一刀両断できないでいるし。いったいこの国はどうなっていくんでしょう。どこに向かうんでしょう。利権まみれの政治家、刹那的な若者、人生を諦めかけた団塊世代、夢を見続けるアダルトチルドレン‥‥明けない夜はないし、明日は必ずやってくるけど、それが輝かしい希望に満ちたものである保証はまったくない。今の為でなく、明日へと繋げる為だけに一日を「やり過ごす」ような毎日はいつまで続くんでしょうか‥‥。 こんな風に書いたからって、別に鬱ではありませんので(笑)。そうそう、久しぶりにHPの更新もしましたんで。「写真館」見てやってくださいな。 |
2002/03/13 |
ドラゴンボールがハリウッドで実写化される。やめとけって、原作のイメージ壊すだけだから。 実写化される漫画は昔から数多くある。鉄腕アトムや鉄人28号も最初は実写だ。まぁ、その頃の作品を観たことがないので何とも言えないが、アニメ以前には単純に「漫画のキャラクターが動いている!」というだけですごい感動があったのかもしれない。しかし、アニメで育ったワシらには、実写での中途半端なSFXによる漫画的描写はチープにしか見えない。また、アニメですら「声のイメージ」がそぐわないで困惑してるのに、おまけに顔まで違う実写は見るに耐えない。 まだ東京に住んでたころ、近所のミニシアターで、昔作られた「ルパン三世」と「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の実写映画を観た。まずは「ルパン三世」。ルパン=目黒祐樹 、次元=田中邦衛、銭形=伊東四郎という冗談のようなキャスティングで、ハードボイルドのかけらもない支離滅裂なコントみたいな話。1974年公開なので、アニメのファーストシリーズ(1971〜72)後なんだけど‥‥どういうつもりで作ったのかすら不明。ルパンの銃もワルサーP38じゃなく、もっと小型のパッと見はワルサーPPK。「こんなのルパンじゃない」。かように、世界観すらルパンでないこの作品、シリーズ化されなかったのも頷けるというものである。そして「こち亀」。両津=せんだみつお、他のキャストは忘れたけど、オカマで元医者で現ホームレス=田中邦衛。この時、ルパン・こち亀・あと何だったかもう1本の順で3本立てだったのだが、ルパンでの田中邦衛の次元っぷりがあまりにもズッコケ(死語)だったので、再び、しかもオカマ姿で出てきた時は場内大爆笑だった。それはさておき‥‥こちらはルパンと違ってアニメ化されていない時期(1978年)のもので、原作そのものが初期はナンセンス漫画だったこともあって、コントのような作りでもさほど気にならずそれなりであった。しかし‥‥キャストのイメージはいかんともしがたいものがあり、「こんなのこち亀じゃない」ことには変わりなかった。3本目も漫画原作の実写モノだったんだけど‥‥2本観ただけでもう満腹だったので帰ってきました(笑)。 その後もゲームや漫画を原作とした実写ムービーは数多く作られているようで。あまり観てないんだけど、唯一ハリウッド製「北斗の拳」の実写版は‥‥観なかったことにしたいぐらいの出来でした。まず世界観がまったく違う。北斗神拳を空手か何かと勘違いしている。キャストがほぼ西洋人(なぜかユリアだけ鷲尾いさ子。英語が下手なんだな、これまた。)。余談ですが、北斗の拳には韓国版、台湾版もあるそうです。無許可で作ってるらしいですが。 大きな疑問として「何故に漫画を実写映画化しなくてはならないのか」ということが挙げられるのだが、結局のところ「ヒットさせて儲けたい」からなんでしょうね。単純に「この作品を映像化したい!」っていう映画監督としての情熱みたいなものもあるのかもしれませんが、そんな道楽みたいなものにスポンサーはつかないわけで、やっぱり当たる見込みがあってやるわけでしょう。最近はSFX技術も進歩していて、表現できないものはないようにも思える。しかし、読者が独自のスピードで読み進めていくことのできる、コマ割り・擬音・漫符(汗だったり集中線だったり)で構成された紙媒体の「漫画」の表現力には到底かなわない。これは小説原作の映画にもいえるだろう。すべてが見えているわけではない、絵が動いているわけではない、が、そこにこそ読者の想像を掻き立てる要素があるわけで、この想像を上回るほどの映像は、ハッキリ言って作り得ないと思われる。原作ありきの映画は、あくまでその原作を読んだ監督の、一読者としての解釈でしかなく、それを映像化して見せられてもね。しかも断片的に。 ああ、こんだけさんざんこんなこと言っちゃったら、もう映画館には観にいけないかなぁ(笑) |
2002/03/12 |
夜逃げ屋でした。「密着」系の番組で、その存在は確かにあるのだと知ってましたが、こうして事件になるのは初めてなんじゃないでしょうか。 それにしても「なんだ夜逃げ屋だったんだ、めでたしめでたし。」とはいかないようで。虐待を受けてた少女は「父親を殺されてフェリーから捨てられた」とか言ってるし、事件の謎すべてが明らかになるのはまだまだ先のようです。 なんでしょう、昨日のニュースはムネヲの話題で持ちきりでしたが、ワシにはこっちの方が断然気になりますな。逃げた親と預かってた男女にまったく面識がないことから、彼らはただの「預かり屋」でほんとの逃がし屋はまた別にいるのでしょう。 しかし、6歳の子供を大人になるまで預かる事の報酬はいったいどれくらいになるんでしょうか。それと逃がし屋の取り分を考えると、親の払った金はどれくらいになるのか、はたまた、その金を払ってでも逃げなければならない程、何をしでかしたんでしょうか。 まぁ、真相がわかったからといって、少女の心の傷が消えるわけではないのですがね。とりあえず、四人の子供達はまったく問題なさげなんで、それだけでも救いでしょうか。 |
2002/03/11 |
はい、そういったわけでね、全巻買いましたよMONSTER。もちろん読破しました。結末はなんとも言いがたい感じでしたが、6巻まで読んだ時の予想とはあきらかに違ってました。あたりまえですがね。ストーリーの3分の1までに出てくるファクターだけで話をひっぱれるモンじゃありません、さすがに。 詳しい感想は書きませんが‥‥それより何より気になるのが、現実の事件。北九州の少女監禁事件のことなんですが、彼女、監禁・虐待されてる間に、別の場所で子供の世話をさせられてたって言うんですねぇ。そして、この子供達に関しては、虐待のあとも見られないという。そして一番不可解なのが、子供のうち双子の子供達に関しては、両親も我が子を他人に預けていることを承知していて、にも関わらず、今回の犯人の男女との面識がないという‥‥。 なんとなく、なんとなくなんだけど、MONSTERを見たあとだといろいろ考えてしまう(笑)。おそらくは宗教などが絡んでるんだろうが、それ以上のミステリーを期待してしまう。不謹慎ですね、スイマセン。 |
2002/03/09 |
「MONSTER / 浦沢直樹」を買い始めました。遅いですか?遅いですよねぇ(^^;。とりあえず気にはなってたんですが、気付いたときには既に10巻以上も出てたんで、なかなか手が出ませんでした。が、まぁ今回18巻をもって完結したということで、じゃぁもういつ読み始めても18巻以上はいかないわけだし(あたりまえだけど)、続きが気になってやきもきすることもないわけだし(完結してるんだから)、そろそろ買いかなと。とりあえず3巻まで買ってきて今読み終えましたが、いやぁ、さすがというかなんというか。 浦沢直樹っていう漫画家の作品、知っててもあんまり読んだことはありません。現在スピリッツに連載してる「20世紀少年」くらい。それで、彼のことを語るのもおこがましいんですが敢えて。 結局のところ漫画も映画も小説も「気がついたら最後までみてた」っていうのが本物でしょう。話にどんどん引き込まれていって手が勝手にページをめくってる、それぐらいじゃないとね。その為にはストーリーの面白さもさることながら、そのテンポ、これが重要でしょう。 浦沢漫画はこの「テンポ」がいい。緻密に練り込まれた(と思われる)ストーリーを一旦ブツ切りにし、それを少しずつ、しかしそれぞれをスピーディーな展開で見せる。その結果、主人公が頻繁に入れ代わっているようにさえ見えるのだが、ちゃんとひとつの結末に向かって物語が流れている。核心に迫るべき情報も小出しにされているので読者も飽きないし、様々な推理を楽しむことができる。しかも、その推理が幾度となく覆される、非常に上手い情報の与え方をしてくれる。 実際3巻まで読んでみて、すでに結末の一端が見えているような気もする。しかし、ワシが今抱いてる予想はかなりの確率で覆されるのであろう。しかも何度も。そこがまた面白くて読み続けてしまうんだが。 MONSTER一冊485円、全18巻買って税込みで9,166円‥‥この週末中に消費してしまいそうな予感‥‥。 |
2002/03/08 |
本日はシシナベをいただきます。 シシ=ライオンではありません。イノシシです。イノシシの鍋ですがいわゆるボタン鍋でもありません。そう‥‥言うなれば、豚肉の代わりに猪肉を使った豚汁とでも申しましょうか。大きめに切った大根、人参、ゴボウ、ネギ等々と猪の肉を味噌仕立てで食します。別にこのあたりの郷土料理というわけではないのですが、なんというか、こういう野性味あふれる料理をいただくこともたまにはあるわけです。 味のほうは、まぁ、はっきり言って普通。もともと猪を家畜化したものが豚なわけだし、そんなに特異な味じゃございません。ちょっと具が大きくてたっぷりの豚汁"のみ"の寂しい食卓っていうのがワシの認識です、ハイ(笑)。一汁一菜どころのさわぎではない質素さ、なんて言ったら怒られるんでしょうが、だってそうなんだからしょうがない。「なんかおかずくれ〜」っちゅう感じです。 それでも「おお、シシナベじゃぁ」と大喜びする方も多いわけで、肉のなかなか手に入らなかった時代ならいざしらず、今となっては正直「もの珍しい」だけですなぁ。 で、イノシシだと思って喰ってたら正味豚肉だったりして。肉だけはわかんないからねぇ最近は(笑)。 |
2002/03/07 |
あまり知られていないことだが、毎月6日はウチの会社の給料日である。いやいや、知ってる人なんていねーよ(笑)。ま、それはいいとして‥‥2月分の給料ってのは、日数少ないのに他の月と同じなのでなんだか得した気分である。ほんとに気分だけなんだけど。 さてさて、マイクロソフトは全面降伏したみたいですな。ディスクに傷をつける、通称「ガリガリBox」「研磨機」ことX-Boxは無償修理、実際に傷ついたゲームソフト、及びDVD・CDは新品と交換。まぁ、それが普通の対応でしょう。傷がつくのを「仕様だ」と言い張るのはさすがに無理がありすぎってもの。出るとこ出たとしても敗訴は確実だもんねぇ。物的証拠もあるわけだし。 今回のことでマイクロソフトはいい勉強になったんじゃないでしょうか。今まで、OSやソフトに問題があっても「そういう仕様」という言葉で(一部では「伝家の宝刀」と呼ばれてるらしい。もちろん悪い意味で(笑))済ませることが多かったらしいが、そんなやり方じゃユーザはついてきてはくれないよと。ソフトハウスがハードなんか造ろうとするからこんなことになるんじゃんねぇ。ていうか、コンシューマゲーム機、いわゆる家庭用ゲーム機の世界はそんなに甘くないってことだよ。NECのPCエンジン、松下の3DO、Appleもピピンなんての出してたねぇ‥‥任天堂だってコケたハードはあったし、セガもハードからは撤退した。海外にもアタリやリンクス‥‥他にも日本では知られてもいないようなハードが生まれては消えていってる。そんな現状にもかかわらず、「ソニーにできたんだから」とか「Windowsの資産を生かせば売れるに決まってる」みたいな安易な発想でハードを発売したのはハッキリ言って甘いとしかいいようがない。 ソニーのヒットは、今までのセガや任天堂が持ってたシェアとは別の場所で新たなユーザを獲得できたことにあるわけで、その結果としてセガや任天堂のシェアも喰っちゃったっていうだけのこと。半分は運だと思うしね。どっちにしても、スーファミ以降、初代プレステとサターンとがシノギを削りあってたあの頃の勢いは今のゲーム業界にはないでしょう。娯楽ってのはどんどん多様化・細分化していくんで、もう特定の分野の特定の企業が一極支配なんてことにはならないんじゃないかね。 プレステ&マックユーザだからってわけじゃないけど、それでもゲイツのやり方はやっぱり鼻につくんだよねぇ。 |
2002/03/06 |
今朝地震があった。らしい。ちょうどその時自転車に乗ってたんでまったく気付かず。 ワシが小さいころってのは、岡山じゃ地震なんてそうそうなかったように思う。記憶では、高校出るまでに1・2回あったくらい。それがここ数年は小規模なものなら年に数回は起こる。子供のころはあまり気にしてなかったからなのかどうかはわからんが、それでもやっぱり最近は多い気がする。 阪神大震災以来、現代人の地震に関するスタンスは変わったように思う。いくら過去の大災害の記録が残っていたとしても、しょせんは過去のこと。古ぼけた白黒フィルムのピントの甘い写真を見せられても実感はわかなかった。だけどリアルタイムで、フルカラーで放送される、崩れ落ちたビル、燃えさかる民家、鳴り止まぬサイレン、埃にまみれた人々、そして読み上げ続けられる行方不明者・死亡者のリスト‥‥それはまぎれもない「現実」としてそこにあった。「地震は恐ろしいもの」という認識ははっきりと皆の胸に刻まれたことだろう。 オヤジの権威は落ちたけど、地震・カミナリ・火事は現代でもやっぱり恐いよね、ってことで。 そう、火事といえば昨年末に近所の火事で消防団が出動したんだけど‥‥と、その時の話はまた今度。 話戻して無理矢理まとめるけど(^^;)、でもその「地震の脅威」はわかっていても、実際には何もしてない。非常食を貯えるわけでなく、水を汲み置くわけでなく、そういう意味では「理解」はできたけど、まだまだ「実感」までは至ってないってことかねぇ。まとめ終わり。 |
2002/03/05 |
雨。朝夕の冷え込みが弱まる反面、日中の気温は上がらないという‥‥なんとなく寒々しい感じですな、冬の雨というのは。 鼻も喉もかなり調子よくなってきた。けど、時々発作のようにむせて咳が止まらなくなる。何か飲む(喉を洗う)とおさまるんだが、こいつはいかんともしがたい。おかげで喉飴と500mlペットボトルが手放せない。 武富士の放火事件。土曜の夜にFBIの超能力チームだかなんだかがサイコメトリングみたいなので犯人探しする特番やってて、「またくだらんことを」とか思ってたら次の日に捕まったとかで相当驚いた。が、冷静に考えると収録はずっと前のことだし関係ないよね。でも、あの放送見て通報した人がいたりとか、犯人がビビッて何か足のつくような行動とっちゃったとか、警察が奮起したとか、そういう効果がまったくなかったかといわれると否定はできない。たぶんその辺の詳しいこともワイドショーなんかでやってるんだろうが、そんなの見れないしね。 ところで、X-BOXはディスク出し入れの際に傷が付くとか付かないとか。いや、付くんだけど(笑)、そのことに関してマイクロソフトのコメントが「再生には問題ない。自然な現象。」だと。ヲイ、なんちゅう事言うてのけるんじゃワリャ。CDにしてもDVDにしても、データだけじゃなくて、ディスク本体やパッケージもふくめて購入者の資産じゃろうが。それを傷付けといて「問題ない」とはどのツラさげて言うとるんじゃ、おぅ?もうね、絶対買わないね。だからゲイツって嫌いさ。じゃぁジョブズが好きかって言われるとそうでもないんだけど。って、それでいいのかMacユーザとして(笑)。 なんていうか、自分の身の回りにそれほど面白い話題がそうそうころがってるわけでもなく、日記っていうか、ただのニュースウォッチレポになっちゃってるね。ま、それもまたよし。 |
2002/03/04 |
予告どおり一日パスしました。いやぁ、ほんとにハードでした。 詳細。まず早朝の用事というのは消防団の訓練でして。そう、ワシは去年4月より、なんの因果か消防団に入団させられているのである。 その後午前中は、あんまり詳しくは書けないんだが、ウチの親父殿にからんだ用件があってなんだかんだで1時くらいまで。で、今度は海を渡って香川県高松市へ。行きは瀬戸大橋、帰りはフェリーとルートを変えてみました。いや、だからどーというわけではないんですが(^^;。で、何しに香川へ行ったのかというと、槇原敬之のコンサート。いやぁ、生で聴いても上手いねぇ彼は。バックバンドの方々も粒ぞろいでいい音出してたし。また行きたいと思わせるコンサートでした。関西人なんでノリもいいしね。 って、関西人に対して先入観ありすぎ(笑) そんなこんなで帰宅は23時。そんな遅くはならなかったけど、長距離移動もあったんで疲れはそれなり。でもなかなか充実した一日でした。いや、充実というよりは「濃い」か? 余談になってしまうんだけど、香川にいるワシのもとに携帯入電アリ。消防団の部長サンからで、地元で行方不明者が出たので出動要請があったとのこと。さすがに駆けつけるには無理があるんでお許しをいただきましたが‥‥忙しい時にはさらに忙しくなるようになってるもんなのでしょうか。 ちなみにその行方不明のオジィサンは無事保護されたそうです。いやぁ、よかった。 |
2002/03/02 |
風邪に決定。味覚もなくなってきた(正確に言うと味覚はあるんだけど、鼻が詰まってるので風味がわからん)。昨日の昼間には「あぁ、なんかウマイもん喰いてー」とか思ってたけど、今日になってその気もまったくナシ。だって味わかんないんだもん。 明日は日曜ながら大忙しの予定。早朝・午前・午後とそれぞれに外せない用事が。特に、午後の予定は海を渡ってお隣香川まで行かなければならんのでなかなかハードな一日になりそう。とりあえず5時半に起きるところからすべてが始まる‥‥。 そんなわけで、さすがに明日は更新ないでしょう。帰宅は深夜になると思われ。 |
2002/03/01 |
喉が痛い。鼻水が止まらない。でも花粉症ではない‥‥はず。 アレルギー性鼻炎というのは昔からだった。ただし、杉花粉ではない。ワシの場合、鼻水と涙に悩まされるのは初夏の頃。なので、杉ではないのは確かだろうけど、じゃぁ何かって言われるとわからない。しかも毎年というわけではなく、それこそボックスティッシュを手放せないほどのこともあれば、まったく平気なこともある。‥‥が、それも大学に入った頃からなくなり始め、ここ十年近くはまったく平気だった。 なのに、ここにきていわゆる「花粉症」の時期にこの症状‥‥体質は変わりゆくものなので、今年から杉花粉症組になってもおかしくはない。しかし、自分で思うにこれはただの風邪ではなかろうかと。素人判断ではあるが、この喉の痛みは花粉症なぞではないと思う。いや、思いたい。じゃないと、今後毎年こんな状態になるってことだもんねぇ。 ‥‥やっぱ「風邪」ということで。 |
2002/02/28 |
「独言」みたいのではなく、もっとお気楽に書いてみようかと設置。 そういったわけで、特にたいした事を書かないこともあるかと思うけど、そういうモンってことでひとつ。 ダイエー倉敷店は閉店になるらしい。実際、郊外型の大規模小売店が幅をきかす昨今、市街地にあるダイエーへの車でのアクセスは なかなかに辛いものがあった。田舎ってのは車で動くことが多いので、「駅前」ってのはさびれゆく傾向がみられる。私見ではあるが。 もうね、肉はね、信用できないね。偽ブランドが横行しすぎ。‥‥とはいえこれは、雪印に端を発した氷山の一角にすぎないし、さらに言っちゃうと、こういうことは食肉業界に限らずいろんな所で見られることらしい。裏に回ると「うわっ」ってのはよくある事で。 もちろん嘘はいかんが、品質に問題なければワシはかまわんがね。だから、嘘をつくなら最後まで、知らぬがホトケにさせてください。 |