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ゲーセン開業に向けての道のり

1997年8月 大学4年。就職内定し10年1000万円貯金計画でゲームセンターへの夢を膨らませる。
1997年10月 かねてから不安のあった腰が突然痛む。1ヶ月半の入院。
1998年3月 腰が治らず内定していた就職をふいに。そのまま卒業。
1998年7月 交通事故に遭う。腰もさらに悪化。2ヵ月入院、6ヵ月通院。
1999年4月 アミパラ倉敷(大型ゲーセン)でバイトを始める。接客のノウハウを吸収。
1999年11月 アミパラ倉敷を辞める。
1999年12月 アルファー21新倉敷店(デパートゲームコーナー)でバイトを始める。イベントの企画、運営を学ぶ。
2000年3月 国民生活金融公庫の存在を知る。資本無しでの開業の可能性を発見。
2000年5月 アルファー21でのバイトを辞める。
ここから本格的に活動に入る。

5月
不動産屋を回り物件を探す。駅前のビル22坪の物件を当たる。ゲーセンは困るという理由のみで断られる。
国民公庫倉敷支店、税務署に行き書類をもらう。経理を学ぶ。

5月中旬
開発予定の原田ビルにテナントとして入りたい旨を伝える。

5月下旬
さらに不動産屋を回り、上成の弁当屋跡地30坪の物件を当たる。
話は好感触で、多方面に見積りを依頼。月末にはコナミの方と会い、具体的な話をする。

6月上旬
原田ビルについて連絡あり。別の物件を当たっているという理由からひとまず断る。
弁当屋跡地の話はかなり進んだが、結局周辺住民の反対で断念。
原田ビルに連絡を入れる。原田ビルは来年3月竣工予定ということで、とりあえず50坪の方向で話を進める。同時にビル完成までの期間に借りられる物件を探す。また機械を置かせてもらえる店も探す。

6月中旬
ボーリング場とビデオレンタル店を当たり、機械を置かせてもらえないか交渉するが失敗。
父親と会談。保証人になってもらえるよう頼むが難航。叔父に相談する。
国道バイパス沿いに建設中のマルナカにゲーセンが出来るという情報を得る。
マルナカの開発担当者に電話し、ゲーセンの話を聞く。やはり作るつもりらしい。
マルナカと真っ向から勝負するつもりで、原田ビルの規模を50坪から70坪に変更する。

6月下旬
商店街の出口に魚屋、おもちゃ屋の空き店舗があるので、そこを当たるも断られる。
続いて羽黒会館下の空き店舗を当たる。電話では好感触だったが、ゲーセンという理由で断られる。

7月初旬
サティ北のマンション一階に空き店舗あり、電話連絡するも断られる。やはりゲーセンという理由で。
原田ビルの不動産屋から連絡あり。ビルの管理会社からゲーセンについてクレームを受けた。話し合うも状況は良くない。8日
父親、叔父、さらにマーケティング専門の方と会合。有益な話合いだった。
10日
マルナカに再度電話。ゲーセンは子供向けの物を作るという話を聞き安心する。
13日
またも不動産屋から電話あり。バイパス沿いにパチンコ屋かゲーセンが出来る可能性があることを聞く。まだ決定ではないが、ゲーセンが出来るのであればこの計画は断念しなくてはならないだろう。
また、原田ビル管理会社との話し合いは良い結果が出ていない。

8月
原田ビルはどうやら入居不可能になった。
18日
作陽音大近くの本屋跡地が、かなり格安で出ているので、検討してみる。180坪ほどの店舗に34台の駐車場付きで、45万円。今の段階では最有力候補である。
その前にバイパス沿いのゲーセン建設の話を確認する必要があるので、週明けにでも不動産屋に連絡する予定。
21日
不動産屋に電話する。バイパス沿いのゲーセンは計画中止になったそうである。
新倉敷駅前のデオデオ(大手電気屋)横の空き地の地主が、建て貸ししてくれるかもしれないとの話を頂く。条件次第だが、場所が良いので24日に会って話をする予定。
22日
玉島のおもちゃ屋、ギャロップスターが27日で閉店するそうだ。閉店後どうなるかはまだ調査中だが、買い物がてら下見に行った所、大きさも手頃で有力な候補地の1つである。
23日
作陽音大近くの本屋跡地を下見。複数のブロックに分かれており、ゲーセンとして使うにはかなり難しいようだ。
24日
不動産屋と約束していたデオデオ横の空き地の件を仲介の方と話し合う。広さも場所も申し分なく、良い感じで話は進んだ。借料も思っていたよりも安く期待出来る。話が進めば年内オープンも可能との事。
31日
仲介の方と電話で話す。地主さんも前向きで、良い方向に向かっている。


9月
3日
仲介の方から電話で連絡あり。家賃等の細かい所まで詰めた話を、8日に行なう予定。
8日
午前11時より仲介の方と会談。条件面で変更あり。話自体は良い方向に向かっていると思う。
21日
保証人を頼んでいる叔父より電話あり。条件の変更に伴う初期投資の増加の問題について話す。出資してくれそうなベンチャーキャピタル等を探しつつ、計画書を練り直すことに。

10月
2日
しばらく連絡がなかったので仲介業者に連絡すると、家の電話に留守電メッセージをくれていたそう。実はうちの留守電は誰も使ってなくて、メッセージに気付かず結局無為に時間だけが経ってしまったという結果に。これを怖れていたからPHSでの連絡を取ってたんだけど、非常に残念な事態に・・・。とりあえず連絡は取れたので、5日に会うことに。図面のサンプルが出来たそうなので期待して行こう。
また、おもちゃ屋の跡地には最近多いタイプの古本屋が出来るようだ。

5日
仲介業者の方にサンプル図面を見せて頂く。向こうの意向で2階建てから平屋に変更された。機械搬入の事を考えるとホッとした面もあるけど、面積は狭くなるなぁ。
土曜に親戚で会議。月曜にもう一度仲介の方と会談。火曜には融資の相談に行く予定。
6日
大きな地震あり。災害対策の重要さを再確認。とりあえず岡山県は災害が少ないので助かります。
7日
親族会議。結論としては、今の状況では保証人にはなってもらえない。初期投資額を半額程度まで抑える必要があるということで、地主さんに建て貸しにしてもらえないか聞いてみる予定。
9日
仲介の方と会う。先日の会議の結果を受けて、今回の条件だけでは契約できないと伝える。建て貸しにしてもらうか、あるいはこちらで建てた場合でも、失敗時にその建築物の価値を現金化してくれるように特約をしてもらうか、といった可能性について話し合う。仲介の方は地主さんと今週末に会うそうなので、その後結果を教えてくれるようだ。
10日
別の不動産屋に電話。今以外にも物件があるかどうかをチェックするため。物件はとりあえずなさそうだったけど、問題は新たに他のゲームセンターが出来るかもしれないという話を聞く。ピンチか。
13日
他にゲームセンターが出来るかもしれない、という話は、以前に聞いた話と同じ物で一安心。出来ないそうです。不動産屋に確認。
22日
祖母の家に相談に行く。担保や初期投資の話をする。
26日
祖母の兄であり、労務管理コンサルタントをしていた方と会う。これからの可能性を吟味。

結局地主さんとの話も折り合いがつかず、10月は終了。
今月考えたのは、妥協案として機械をほとんどリースにしてしまうこと。
利益は落ちるが、資金を用意できない限りは仕方が無いことだろう。

11月
1日
リース、レンタル業者3社に連絡。細かい条件等の話を詰めていく予定。
6日
仲介の方との話し合い。コストをどこまで下げられるか、また条件面で見直し。
20日
仲介の方と電話。地主さんとの最終決着は23日になる模様。
23日
仲介の方から電話。25日に直接会って話をする予定。
25日
車に乗ろうとしたら、バッテリーがあがっておりひと騒動。何とか時間通りに話し合いの席へ。条件等かなり細かく話を詰め、いよいよ見積もりの段階に以降。規模は50坪弱にする予定。見積り次第では縮小。

29日
仲介の方と会う。設計、見積りを頂く。やはり規模は縮小せざるを得ないようだが、何とか最低限の広さは確保できそうだ。帰りに警察に行き、風営の申し込みをするが、担当者が留守のため後日訪問予定。
30日
仲介の方と会う。設計を調整しつつ、融資の申請まで話を進める。

12月
1日
風営許可の相談に警察に行く。書類をもらい一通り話を聞く。申請するのは、営業出来る段階まで進めてから、という事なので、少し博打の要素を含むが、このまま進めていってから申請する予定。
4日
仲介の方と会う。店舗のほぼ正式な図面をもらう。ほぼ希望通りのものを頂けた。その後、信用保証協会へ融資の相談に。風営の許可があれば可能という事だが、タイミング的に難しい。なぜなら、営業できる状態になってないと許可は下りないから。
9日
仲介の方と会う。融資の関係で許可のタイミングについては大丈夫だという事が分かって一安心。国民公庫への融資相談についての書類作成にとりかかる。
14日
積水ハウス倉敷支店へ、店舗の内装、外装を決定。事務所やトイレ回りは希望通りで満足。外装だけはコスト面で無理が利かず、一般的なものに落ち着きそう。来週あたりに融資の申請に関する打ち合わせを。
27日
同地区に大型ショピングセンター「マルナカ」オープン。敵情視察をする。旧型の機械を寄せ集めたといった感じで、ゲームに詳しい人が経営しているとは思えない。

1月
27日

仲介の方と会う。地主側のゴタゴタがあって、土地の名義変更等に時間がかかり、2月中旬まで待機を余儀なくされる。

2月
19日
仲介の方と連絡。地主側の方がけりがついたようで、23日に会う約束をする。
23日
仲介の方と会う。地主さんの相続問題決着にはもう少し時間がかかりそうとのこと。
地主さんの方が解決し次第、すぐにでも行動できるよう準備をする。
27日
父親と話す。とにかく建物を自分で建てることを猛反対。資金計画を含めて計画の見なおしを決意する。
後、仲介の方に電話。事業計画の凍結を報告。


6月
11日
不動産屋から電話。なんと物件が見つかった。しかも好条件。
エアコン、トイレ、水道、電気完備で、そのまま貸してくれるそうだ。
敷地540坪ですよ!540坪!店舗は120坪。駐車場は大きいです。遊びにきて下さい。
18日
警察に行き、風俗営業の許可の確認。どうやらOKらしい。
その後不動産屋に行き、今後の事を決める。久々にスーツ着たよ。