地球生物会議 ALIVEのポスターより

毛皮がどのようにして作られるか
考えたことがありますか?


ファッションに命の犠牲は必要ありません!



「リアルファー」がもてはやされている
「ファー」それは、動物たちの命そのもの


 狭く汚い檻の中で短い一生を過ごすミンク

「カワイイ」「ゴージャス」…街のショウウィンドウに並ぶ毛皮製品の裏にある動物たちの実態を、あなたは知っていますか?

ウサギやキツネなど、罠に捕らえられた野生動物は、逃げようとしてもがき苦しみ、鋏まれた手足を食いちぎったり、怪我と飢えにあえぎながら死んでいきます。
キツネやミンクなどの養殖動物は、毛皮を無傷で採取するために、毒を飲ませられる 、首の骨をへし折られる、窒息死させられる、口と肛門から電極を差し込まれて電気を流して殺されるなど、残酷な方法で、殺されていきます。

仮死状態で毛皮を剥がれている最中に目を醒ましてしまったり、狭く汚いオリのなかで、強烈なストレスから気が狂って、自分の手足や自分の子供を食べてしまう、というケースも、少なくありません。

死んでから剥いだ皮は硬いといわれています。

中国では生きたまま、皮を剥いでしまうことは珍しいことではなく、日本で格安品として売れている毛皮商品の多くは中国製です。
そして、犬猫の毛皮も着色後ミンクなどの毛皮として、さらに安い価値で大量に取引されています。

"ラビットファー"...これは多くの人が家族同様に飼ったり、小学校では児童が愛情をかけて育てているウサギ、そのウサギの体から剥ぎとった、命そのものです。
財布やバッグ、サンダルなどに使われている人気素材---"ハラコ"つまり腹子は、母親のお中からこの世に生まれ出ようとしている胎児から剥ぎとった毛皮なのです。

現代では、毛皮は「オシャレ」「高級感」という人間の虚栄心・欲望を満たすためだけのものであり、人間が生き抜いていくうえにおいて必要不可欠のものでは決してありません。動物を犠牲にした毛皮を用いなくとも、暖をとったり、オシャレを楽しん だりすることが十二分に可能なほど、優れた衣料用素材がすでにいくつも開発されています。

あなたが買う毛皮のために、動物たちが苦しんでいます
あなたが毛皮を買わないことで、動物たちの苦しみは終わります。


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