「御手洗パロディ・サイト事件」 締め切りのご報告 |
御手洗さんのパロディ&パスティーシュ集、「御手洗パロディ・サイト事件」に多数のご応募をいただき、ありがとうこざいました。 もう充分すぎるくらいの量が集まり、一冊では収録しきれないので、上下二巻に分散し、発表することにしました。 これ以上募集を続けていては、落とす人を多く出すことにもつながり、忍びないので、今回の募集はこれで打ちきることにいたします。 しかし現在、原書房が同種の企画を考えくれており、間に合わなかった方、また今回心ならずも不採用とした方の再挑戦は、こちらにお願いしたいと思います。 原書房の担当者は第三編集部長、高橋泰氏。 Eメイル・アドレスは、<XLK06256@nifty.ne.jp> 住所は、〒160−0022 東京都新宿区新宿1−29−5−304 原書房第三編集部。 電話番号は03−3225−6500、 FAXは03−3225−6508です。 「御手洗パロディ・サイト事件」に収録を決定した方々と、作品名は、以下の通りです。
在野の作家の方々の熱気に押されるようにして、あわてて私も自分の執筆部分を脱稿し、本日南雲堂にメイルしたところです。 各応募作品の質は、当初の期待より三倍も高く、非常に驚きました。したがって、できはますまず期待していただいてもよいのではと思っています。これからは南雲堂が全力をあげて編集製本し、三月末から四 月の発売を目指します。 今回の企画で、日本のインターネットのフィールドは、大変な才能たちの世界であることを知って感動し、また誇りも抱きました。これまでも私の友人である御手洗さんと石岡君が、漫画家、音楽家など、各方面の才能を刺激していたことは知っていますが、今回また、これほどの作家たちの感性を動かし得たことは大きな喜びでした。 みなさんには深く感謝します。 これらの方々とは、親しく話し合えればと思いますので、単行本上梓の頃、一堂に会する機会を持ちたいと個人的には希望しています。が、全国に散らばっていらっしやる関係で、どうするのがよいのか、もっか南雲堂と相談しているところです。 今後の当方の予定をお話しますと、新時代に向け、原書房で「季刊・島田荘司」という雑誌の発行を考えています。ここで、御手洗ものの短編を毎号必ず読めるようにします。レオナの暮らすLA、これまで御手洗ものの長編に登場したアメリカの舞台を、カラー・グラビアで紹介することも考えています。仕事が詰まっており、なかなかままなりませんが、春号からの発売を目指しているところです。しかし、少々むずかしいかもしれません。 今後もパロディ&パスティーシュの傑作が当方に届くようなことがあれば、順次ここで紹介していくことも考えます。よって傑作ができたら、今後は原書房宛てにお送りください。原書房が、アメリカの当方に転送してくれる予定です。今回の企画で知り合えた才能を含め、もしみなさんが世に出ることを希望していらっしゃるなら、当方はできる限りの協力をお約束します。 この雑誌では、コート紙以外へのカラー印刷とか、インターネットで在野の才能と連動しての新しい編集姿勢など、鋭意提案していきたいと考えています。したがって、いずれ当方のアメリカのEメイル・アドレスの公開も考えます。 では、今回はありがとうございました。今後も、みなさんとともにありたいと願っています。また近いうちに。 二○○○年二月一日 島田荘司
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