成年期
小説juneに
「放課後生物倶楽部」(お絵描き教室作品)
b−BOYに
「Ambitious」(同人誌『健康的。』からの転載)が掲載される。
創作系同人誌も出しつづける。
京都の同人誌サークル、
阿素湖K.K発行の性とSFがテーマの
「異性人」に掲載して
頂いた作品を集めて
個人誌「微熱の姫」なども刊行。(1989年)
ちなみに、
現在の夫である にどまりいちろうは、後の証言によると、この辺の作品を
見て
「うわー、友達になりたくねえ…。暗そうな女の子…。」 と思っていたらしい。
少年読本シリーズ刊行。(1990年〜1991年)
友人3人での持ち回り発行。なまこは
「制服少年読本」発行。
とある日、友人(ルソン助左衛門)に家に泊まってもらい、「火垂るの墓」を見せて泣かせ
たあと、
何かとち狂ったふたりは、
「ドラえもんといっしょ」という薄いコピー誌を作る。
耽美なドラえもんの世界。イベントでほそぼそと売る。
それにしても、
パロディ本って創作本より売れるんだなあ…と、コピー誌をちまちま
作り足しながら思う。
「ドラえもんといっしょ」の売れ行きを見つつ、ドキドキしながら表紙フルカラーの
オフセット本、
「のびドラ少年読本」(1990年刊)という同人誌を出す。
友情と愛情のはざまで揺れ動くのびちゃんドラちゃん…というコンセプト。
岡山の同人誌即売会のメッカだった農業会館に50部持ちこんで、はじめて
完売という
ものを体験する。びっくりした…。
パロディ本と創作本の二足のわらじはじまる。
「愛とジャイアンの旅立ち」(1991年刊)
顔見知り…というか作品を知っていた
にどまりいちろう とこの辺で会う。
ほとんど毎日会う。
一年後に結婚。
「ドラミちゃんの初恋」(1991年刊)
「冬ののびドラ」(1992年刊)
他、アンパンマン本 など発行。
制服少女読本シリーズ5冊刊行。(1993年〜1995年)
やっと、少女期の自分を振り返る事が出来るようになったということだろうか。
「オヤジィ・オヤジィ」 第1巻〜16巻(完結)(1996年〜2006年)
家庭の事情(笑)などもあり、本の発行ペースが、ほとんど夏冬のコミックマーケット
合わせのみになり、ゆっくりになる。
オヤジィは10年かかってやっと完結する。
地蔵ちゃんプロジェクト、2007年発動。 ほそぼそと活動したり休止したり。
2009年2月現在、オヤジィ・オヤジィの番外編
「オヤジィちゃんとイライザ」
ゆっくりと執筆中。