第1章 日常
一人の少女が、両手に淡いブルーとピンクのマグカップを持ってやってきた。
赤い髪をなびかせ、淡いブルーのマグカップを彼に差し出した。
入れ立てのコーヒーの香りが、ひとときの安らぎを与えてくれる。
「ねぇ、シンジ?!、今日の訓練は、結構ハードだったと思わない?」
アスカは、自分で入れたコーヒーをすすりながら話し始めた。
ミサトの提案で最近始まった野外訓練は、特に厳しいものであった。
2体のEVAで攻撃をしかけ一体のEVAで応戦すると言う、実戦さながらの訓練を行っているからである。
今日の訓練では、アスカとシンジがペアを組みレイの機体を攻撃した。
「だいたいねぇ、あんたがあそこでミスするのが悪いのでしょう?」
「ごめん、ごめん、今度はちゃんと頑張るから許してよ、アスカ」
シンジは、アスカがオトリとなってレイの注意を引きつけている間に後ろから攻撃する手はずであった。
だが、ささいな岩につまづき派手に転んだため、二人の作戦はパァになってしまったのだ。
「ほんと、何をさせても『おバカ』なんだから」
アスカは、シンジを小バカにした顔で飲みかけのコーヒーをテーブルに置いた。
すると突然、先にテーブルの椅子に腰を降ろしていたシンジは、すかさず彼女の細い腕を掴み自分の体の方へ引き寄せた。
「アスカ・・・ミサトさんは、今晩遅くなるようだし・・・」
間近に迫る彼の顔に、アスカはその頬を赤らめた。
シンジの顔が、いつになく大人びて見える。
「シ、シンジ・・・」
シンジは、彼女の両肩に手を乗せるとグッと押し下げた。
彼女の幼く可愛い顔が、自分の股間の前に来るように...。
「まずは、挨拶からしてもらえるかな?」
「えっ、今すぐに?」
アスカは、上目遣いにシンジの顔色を覗った。
そのつぶらな瞳は、彼の言葉に対するささいな抵抗の色を浮かべている。
「当たり前だろう!」
「でも・・・まだお風呂に・・・」
確かにEVAの訓練後は、体に残ったLCLを洗い流すために必ずシャワーを浴びている。
だがそれは、数時間前の話しだ。
「だからアスカのお口できれいにしてもらうんじゃないか」
「シンジ・・・」
アスカは、口には出さず目でその行為を拒んでみた。
するとシンジの顔が、一瞬微笑んだ。
許してもらえるのか...そう思った時である。
パシーン!
シンジの平手打ちが、容赦なくアスカの頬に振り下ろされた。
「シンジじゃないだろ! シンジ様と呼べ!」
「はい、シンジ様」
アスカは、薄らと涙を浮かべ彼に打たれた頬に手を当てていた。
こうなる事は薄々予想をしちた。
彼の欲望を静めるまでは、それは無理な願いである事を...。
「さぁ、早くしてよ」
シンジは、アスカが動きやすいように両足を大きく開いた。
すでに彼の股間の中心部は、ソノ状態になったモノが、くっきりとズボンの生地越しに姿を映し出していた。
「はい・・・」
アスカは、シンジの言葉に素直に従い彼の股間の前に跪いた。
彼女のその姿を見たシンジは、満足気にニヤリと微笑んだ。
「まず、最初にすることは?」
シンジは、両手を自分の太腿の上に置き彼女の次の動作を待った。
するとアスカは、シンジの股間に深々と頭を下げ始めた。
「失礼します・・・これからご挨拶をさせていただきます」
一体誰に向かって語り掛けているのか自分自身にも分からない。
ただ言える事は、愛する人のためにこれから尽くす...それだけである。
「さっ、早く始めて」
「はい・・・失礼します」
アスカは、手際よくシンジのズボンのベルトに手をかけると、慣れた手つきで外し始めた。
続けてボタンを外し、ファスナーを下げる。
白いブリーフの前の部分を下げると、モワッとした生臭い男の体臭が彼女の鼻腔を貫いた。
「どう、アスカ・・・」
アスカは、シンジの強烈な性臭に意識がもうろうとし始めていた。
それは、少女から女へと変わる時への合図でもあった。
彼女の目の前には、シンジのオスの部分が猛々しくそそり立っている。
すでに何度も見慣れているはずなのに、ソレを目にするたびに心がときめいた。
「はい、ご立派です」
シンジのソノ部分は、ズルリと皮が剥け凛々しく亀頭が露出している。
はちきれそうなほど真っ赤にふくれあがっている彼のペニスは、ビクンと脈打つたびに先端の鈴口から玉のような透明の雫が溢れ出ていた。
「そうだろ・・・アスカのことを考えるとすぐにこうなっちゃうんだ」
アスカは、ゴクリと固唾を飲み込んでいた。
おいしそうなのだ。
目の前にあるシンジのオスの部分が、とてもおいしそうに見える。
早く手に取り、全てを舐め尽くしたい。
頭の中は、そのことだけでいっぱいになっていた。
「ありがとうございます・・・それでは、きれいにさせていだだきます」
アスカは、細い指先を彼の大事な部分に伸ばし、両手でやさしく根元の部分を握り締めた。
そしてほんの少しだけ手前に引き寄せると、自ら口を大きく開きシンジのペニスの先端へと近づけていった。
「あ、あぁぁぁ・・・」
私ってなんて淫らな事を...。
そう思うだけで体にピリピリとした電流のようなものが流れていく。
アスカは、口を大きく開いたまま舌先だけでシンジの流した男の粘液を拭い取った。
「おいしい?」
「はい、おいしいです・・・この透明なお汁も・・・」
ほんのりと塩味がする彼の雫が、とても甘く感じる。
続いてアスカは、いきり立つシンジのペニスの裏筋にそってゆっくりと舌先を這わしていった。
そして根元まで動かしては、もう一度先端まで動かして行く。
その動作を何度も何度も丁寧に繰り返した。
「うん、いい子だねアスカは」
シンジは、自分のペニスを熱心に愛撫し続けるアスカの頭をやさしく撫ぜた。
彼女にとっては、それが最高の御褒美でもある。
アスカは、嬉しくなりさらに激しい口唇奉仕を開始した。
「はぁぁぁ・・・うっ・・・」
何故か分からないが、シンジのモノを愛撫するだけなのに悩ましい声が漏れてしまう。
アスカは、口いっぱいにシンジのペニスを頬張り、彼の感じるポイントに舌を這わし続けた。
「さっきは、痛かっただろう・・・ゴメンね、アスカ・・・」
愛らしい口唇によって懸命に奉仕するアスカの姿を見たシンジは、やさしく先ほど打ち付けた頬に手をあてた。
少し熱を持っていた頬が、冷たい彼の手で癒されていく。
「いえ・・・私が悪いのです、シンジ様・・・アスカは、一生懸命尽くしますから・・・」
アスカは、そう告げるとシンジのペニスを一気に喉奥まで呑み込み、その根元を唇できつく締め付けた。
すると喜んだように彼自身がビクビクと力強く脈を打った。
「じゃあ、御褒美にボクのミルクを飲ませてあげるね」
ジュルルル...。
彼女は、自分の口元から溢れ出た唾液と共に、シンジのペニスを根元から先端へと吸い上げていく。
ジュプッ...。
そして敏感な亀頭部は、特に念入りに吸いゆっくりと動かす。
「は、はい・・・たくさん飲ませてください」
アスカは、自分の舌先をシンジのペニスの先端の尿道口にねじ込みながら答えた。
そこは刺激を与えれば与えるほど、奥から甘い蜜が流れ出す部分だ。
彼女は、グリグリと小さな円を描くように舌先を動かしては、再び彼の亀頭に吸い付いた。
「じゃあ、まずは一回目だよ・・・」
アスカは、彼自身を口に頬張ったままコクリと首だけを動かし返事を返す。
もちろん上目使いにシンジを見上げたまま...。
「そう・・・そこ・・・亀頭に舌をもっと絡めて・・・」
シンジは、自分の気持ちがいいポイントを的確に指示した。
彼女は、彼の言う通りに亀頭のくびれを抉るように舌先をレロン、レロンと動かした。
「た、玉も・・・やさしく揉むんだ・・・
シンジに言われハッと気が付いたように、片方の手で包み込んでいた彼の二つの睾丸を手の中で擦りあわせるように揉み始めた。
同時にもう片方の手で、いきり立つペニスの幹の部分をシュッ、シュッとリズミカルにしごき上げる。
「カリの部分は唇で締めるようにして・・・そう、そうだよ、アスカ・・・」
後は、シンジの指示を仰ぐ必要はない。
いつものようにキュッと唇で亀頭を締めながら、軽く上下の歯を当ててペニス全体に与える刺激を強めてあげる。
「さぁ、そろそろイカせてよ・・・」
シンジは、目を閉じ意識を最後の瞬間に向けて集中させた。
余計な事は一切考えず、ただアスカの口の中に放出する事のみ考える。
アスカは、シンジが準備体勢に入ったのを目で確認すると激しく首を振り始めた。
ジュプッ...チュッバッ...。
止めど無く流れ出す自分の唾液が潤滑油となり、激しい口唇奉仕をスムーズにさせる。
さらに彼女は、シンジのペニスの余分な包皮をしっかりと根元まで引き寄せ痛いほどに亀頭を露出させた。
ジュポッ...ジュチュッ...。
シンジの性器の粘膜とアスカの唇の粘膜が、激しくふれあう。
女性器内部で受ける刺激とは異なる快感が、シンジの体を駆け巡る。
「イ、イクよ・・・アスカ・・・」
シンジは、その瞬間の快感を高めるために、腰を突き出し体を仰け反らせた。
すでに彼の亀頭部は、より一層ふくらみを増し、少しでも多くの快感を拾い集めようとしている。
もちろん彼のペニスの先端からは、おびただしい量の透明な粘液が流れて出していた。
「い、いっぱい出すから・・・残さず飲むんだよ・・・」
アスカは、自分の手のひらの中で弄んでいる彼の二つの睾丸が、一気に彼のペニスの根元へとせり上がり始めたのを感じ取った。
もうすぐだわ...。
そう思うやいなや彼女は、呼吸を止めて彼のペニスの根元まで一気に呑み込んだ。
「ア、アスカ!」
シンジは、叫んだ。
そして両腕で彼女の頭を押さえ付け、これでもかと言うほど己のペニスを突き上げた。
ドビュッ...ドビュッ...ドビュッ...。
アスカの喉の奥で、大きく3度の放出を行った。
ドクッ...ドクッ...。
続けて小さく2度の射出。
アスカは、呼吸を止めたまま彼のペニスの脈動に合わせて、喉の奥に放たれた白いシンジの欲望をなんの抵抗もなく飲み干した。
今日のシンジのミルクは、いつもと同じように濃厚な味がした。
喉の奥で感じる粘りが、そう教えてくれる。
最初の頃アスカは、口内に射精されただけでむせ返り、咳き込むだけだったが、今では喉の奥で直接飲むのが一番よかった。
それはまるで自分の女の部分に直接精液を流し込まれているような感覚が、するからである。
「・・・ア、アスカ・・・あとは・・・やさしく・・・」
アスカは、射精後のペニスは異常なほど敏感になっている事をシンジから教わっていた。
シンジが十分過ぎるほどの精液を放出し終わると、彼女が片手で包み込んでいる二つの男のクルミが、少しずつ下がり始め出した。
アスカは、その動きを感じながら静かに彼の肉球を揉みほぐした。
そして喉奥まで達しているシンジのペニスの先端を、口内まで引き戻す。
最後に仕上げに、そっと舌全体で亀頭を包むようにしてチュウチュウと音を立てて
吸い上げるためだ。
「アスカ?! う、う、うぅぅぅ・・・」
シンジは、射精後の余韻を彼女の巧みな口唇奉仕で堪能した。
それはまるで己のペニスの先端から、全身の力を吸い上げられていくような不思議な感覚であった。
アスカは、目の前から逃げようとするシンジの股間を、必死で押え込みながら彼のペニスの内部に残っている白いミルクを吸い出した。
シンジは、その苦痛にも似た快感の中で見た。
アスカの彼女の腰が、もぞもぞと動いているのを。
そう彼女自身も、欲しがっている事を...。
...つづく
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