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猫は草を食べる
 猫は、よく細長い草を食べています。

●猫が食べる草「猫草」(キャットグラス)てなに?
猫草とは燕麦(えんばく)などのイネ科の植物で、葉は細長くとがっていて、猫が好んで食べるので猫草といわれています。犬も食べるんですけどね。
牧草や肥料などとして使われたり、種のままの場合は「鳥の餌・小動物の餌」として使用されています。 ペットショップやホームセンターなどで種やキットが売っていますし、最近では生花店に育った猫草がある場合もあります。
●どうして草を食べるのか?
猫は草を食べますが、草を食べる理由はまだ明らかにはなっていないようです。
胃がむかつく時に食べると、草が胃を刺激して吐けるといわれています。
とがった葉が刺激するとか、葉をかむことで苦みを感じて吐くとか、繊維質で毛の排泄を助けるなどいわれています。
草に含まれる葉酸というビタミンを摂取するためという説もあります。(葉酸が不足すると成長が阻害され、悪性の貧血をおこしてしまいます)
●草を食べる?食べない?
無関心だったり、遊ぶだけだったりと、草を食べない猫もいます。
この草を食べるかどうかは、生まれもった習性と、小さい時に食べる機会があったかどうかの経験による部分が大きいようです。
食べた経験のない猫の場合は、興味を示さず食べないことがあるようです。
●猫草にも何種類かある
外に出る猫は、自分で探して草を食べます。
しかし、室内飼いの場合は、猫草などの種から栽培するなどして与えます。
猫草や燕麦は何種類かあり、どれがよいのかは分かりません。
せっかく育てても食べてくれずに終わることもあります。
●猫草のメリットとデメリット
猫草のメリットは、すぐに食べられるということです。
デメリットは、成長が早く1週間程で黄色くなってしまうことです。猫が一度にほんの少ししか食べないので、食べきる前に悪くなってしまのです。
●猫草を育てる
鉢にイネ科の草の種を蒔いて、たっぷりの水を与えて芽が出るまで光を遮断します。
発芽して日光に当てるとぐんぐん葉っぱが伸びてきます。
10cmくらいになったら、猫に与えます。
※猫が食べるので、化学肥料や農薬は使用しません。

(2005年8月23日掲載)

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