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猫の病気|  

日射病・熱射病
日射病・熱射病は人間と同じように猫などペットにも真夏はもちろんのこと、5月・6月にも多くみられます。

長時間日光に当たっているとかかってしまう日射病、閉め切った室内にいるとかかってしまう熱射病など、高温で湿度の高い時に起こりやすい障害を「熱中症」といいます。
猫は涼しい場所や暖から場所を心得ているのでめったに起こるものではありません。
 【原因】
高温の季節に、直射日光があたる部屋や車などを密閉した状態にしていた場合や、狭いゲージの中に入れられたストレスなどにより誘発されることなどが原因。
 【症状】
体が熱くなり、あえぐような荒い呼吸をします。
よだれを出したり、口の中が赤紫色になることもあります。
重傷の場合、体温が40℃以上にもなり、意識を失うこともあります。
 【治療】
一刻も早く体温を下げることが重要になります。
涼しい場所へ移す・水をかける・冷たい水に浸したタオルなどで体を包む・氷を入れたビニール袋(アイスノンなど)を体に当てるなどが応急処置になります。
ほとんどの場合はこの処置で落ち着きますが、体温と血圧に異常があり続ける場合は点滴や他の内科的治療を行うこともあります。応急処置をしながら病院へ連れて行きましょう。
 【予防】
飼い主が注意することにより防げる病気です。
水を多めに与え、必ず日陰になる場所を作っておきます。
直射日光があたる閉め切った部屋や、室温が上がる場所に閉じ込めてしまわないようにします。飼い主が出かける時は、特に厳重注意します。
夏は絶対に車の中にペットを置いたままにしてはいけません。わずか30分で命を失うことになりかねません。

(2006年5月26日掲載)

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