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ノミ・ダニ駆除方法

ノミ・ダニは、暖かい時期に活動するので、春から夏が最も多いのですが、現在では、1年中繁殖が可能な状態になっています。 ノミ・ダニは猫だけでなく、人にも被害を及ぼします。ノミは1匹でも見つけたら徹底的に退治しましょう。

猫の体にノミ・ダニが寄生していないかみよう
被毛を手でかき分けてみる。ノミ取りグシですいてやる。
(特に、ノミは、後半身・尻尾の付け根・太ももの付け根。ダニは、耳、喉、首の後ろから背中)

被毛をかき分けてる画像
被毛の間に黒いゴマのような粒が点々とあるのはノミのフン。ノミがいる証拠
●小さい(1mm程)の丸く平べったいグレー又は焦げ茶色のが、付いていると、ダニ
●黒豆のようなものが付いていると、血を吸って大きくなったダニ
●被毛の上を跳んでいる歩いているのを見るけることもある

付いたばかりの小さなダニは猫の耳のこんな所に付くので良く見よう

耳の上

耳の横

耳の中

耳たぶの中

■猫についたノミ駆除方法
【手で取る】
被毛をかきわけて一匹ずつ取り、すぐにガムテープに貼り付けて捨てる。または、中性洗剤を薄めた中にノミを払い落とす。
※手(爪)でつぶすのはやめましょう。
ノミをプチッとつぶすと、お腹の中にいる卵を飛び散らしてしまう事になり、ノミを増やす原因にもなるので気をつけましょう。必ずガムテープに貼り付けて捨てるか、中性洗剤を数滴たらした水につけて殺す(溺死させる)ようにしましょう。
【ノミ取りグシ】
クシの目が細かいノミ取りグシで、猫の体をすいてノミがついてきたら、すぐにガムテープに貼り付けて捨てる。または、中性洗剤を薄めた中にノミを払い落とす。
お腹の方に逃げたノミは、お腹を撫でて背中の方に追いやりクシですくようにします。
また、長毛種でクシに毛が引っかかりやすい場合は、クシですいて被毛で押さえてノミの動きを止めてから、ピンセットなどで取るようにするとよいでしょう。
簡単に取れ、数匹一緒にも取れるが、取りにくい所などあり、跳んで逃げられることもあります。
【ノミ駆除剤】
色々な駆除剤が、動物病院や一般薬局・薬店で購入できます。その他、医薬部外品のノミ取り首輪やノミ取り粉、スプレーなど、ペットショップやホームセンター等で購入できますが、刺激が強く薬品かぶれを起こすこともあるので、できれば、獣医師にご相談のうえ使用することをお勧めします。また、予防効果もあるので、安全性を考慮して猫にあった駆除剤を使用することをお勧めします。
動物病院」「一般薬局・薬店」「医薬部外品」について使用感想などあげてみました。
【ノミ取りシャンプー】
薬用ノミ取りシャンプーで、頭から下のほうへ洗いノミを追い詰め洗い流します。一時的な効果しかないので、定期的に行う必要があります。また、短毛種の場合は、シャンプーをしすぎると被毛がパサパサになってしまいますから、1週間に1回程度の間隔で、他の方法と組み合わせるようにするといいでしょう。

■猫に付いたダニ駆除方法と予防
猫に付いたダニは、そのままにしておくと血を吸って大きくなり限界になると猫の体から離れて卵を産みます。
「なーんだ放っておいても取れるのか」なんて放っておかないで、かゆみや痛み、病気の媒介になるダニなので見つけたら駆除してあげてください。ダニは人間にもつくので気をつけましょう。
【手で取る、ノミ取りグシで取る】
付いたばかりの小さいダニは、手で簡単に取れるので、その後ガムテープなどに付けてください。
大きくなったダニは、手で引っ張って取るかノミ取りクシで取れる事もあります。また、ダニ駆除のスプレー、ムース(バイメクトロール)を塗布して取ると猫も痛がる事なく取れるでしょう。(駆除薬の臭いを嫌がる猫もいます)
※動物病院で購入できる駆除薬:バイメクトロール(スプレー、ムース)、フロントラインスプレー

@猫に付いたダニ

Aノミ取りクシで取る

Bムースを塗付する

C約1分後

ダニがついている画像
クシで取ったダニ画像 ムースの画像 泡が消えダニがみえた画像

※気持ちが悪いので、ダニにはモザイクをかけています。
もし、モザイクなしの画像が見たい方は、「猫につくダニを観察しよう」をご覧ください。
しかし、見なければ良かったと、後悔はしないように、責任は持ちませんので、自分の責任において、よろしくお願いします。m(__)m
ダニは皮膚に付いて離れにくく、体が取れても足だけが残ってしまう事もあります
血を吸って大きくなったダニは特に取れにくいので、取る時に猫も痛がるので気をつけましょう。

【ダニ予防】
猫を外に出さない事でしょう。ダニに効く薬を塗布するのもいいでしょう。
※動物病院の駆除薬バイメクトロール(スプレー、ムース)、フロントライン(スポット、スプレー)

■室内のノミ・ダニ駆除と予防
部屋の中に逃げたり隠れているノミを駆除することも大切です。
【掃除をかける】
猫の寝場所付近、猫がくつろぐ場所、ソファやカーペット、ホコリがたまる場所(部屋の隅、家具の後ろ、畳のへり、カーペットの下など)は、掃除機で徹底的に掃除しましょう。
※掃除後は、吸い取り口に殺虫剤をかけ、フィルターは洗剤液につけ、ゴミは早めに処分しましょう。
【殺虫剤をかける】
ノミ・ダニ用のスプレーやパウダーを畳の隙間、タンスの隙間など陰になった所、掃除機の吸い取り口に散布します。
<ノミ・ダニ駆除する薬剤>(成虫だけに効果)
※動物への危険性を必ず専門家に相談してから使うようにしましょう。
【スプレー剤】
動物病院では、ノミ・マダニ・シラミに効果的な殺虫剤(パイメクトロール等)が販売されている。
薬局などでは、ダニやゴキブリ用の殺虫剤がある。
【くん煙剤】
薬局などでダニやノミ、ゴキブリ用の殺虫剤が販売されている。
家の中を隅々まで薬を行き渡らせる効果が高いが、動物がいる場所では使用できません。動物を安全な場所に移しておくか、動物と一緒に家を留守にするような時に使用。(ただし、室内で飼っている場合にしか効果がありません)
【市販の殺虫プレート】
天井や壁、家具などからつり下げておくと、殺虫剤の成分が空気中に発散され、殺虫効果を発揮するもの。持続的な効果が得られますが、薬局で購入するのに印鑑が必要となるように劇薬扱いですから、使用する場合には、子供や動物に触れないように十分注意する必要があります。特に、このような薬に過敏な人は、扱うのを避けた方がいいでしょう。
【ノミ取りパウダー】
パウダーをまいて、しばらくしてから掃除機で吸い取る。
【ノミトラップ】
光でノミを集めるノミトラップ。

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◆動物病院の薬

製品名
@剤型 A包装
B有効成分
C効能・効果

用法用量

使用感想
フロントライン
スポットオン キャット
@滴下型液剤
A3ピペット/1箱
Bフィプロニル
C猫に寄生するノミ・マダニの駆除
12週齢以上の猫の肩甲骨間背部の被毛を分け、皮膚上に直接0.5mL入りピペット1個全量を滴下する。 ノミとダニにも、効果あり。ノミは、翌日には、いなくなった。
アドバンテージ
スポット40猫用(1.6〜4kg
スポット80猫用(4.1kg以上
@滴下型液剤
A4ピペット/1箱
Bイミダクロプリド
C猫に寄生するノミの駆除
猫の頸背部の被毛を分け、容器の先端を皮膚につけて1ピペット全量を直接滴下する。 ノミにだけに効果あり。翌日には、ノミはいなくなった。弱ったノミが1〜2匹と死んでるノミがついていたぐらい。
バイメクトール
 フリーフォーム
@噴射剤
A283g/缶
Bジョチュウギクエキス・ピペロニルブトキサイト
C犬・猫のノミ・ダニ・シラミ駆除
容器を良く振ったのち、犬・猫の体に毛並み全体がしっとりするぐらいに噴霧・塗布する。ふき取らずそのまま乾燥させる。 ノミ・ダニに効果あり。
猫に直接吹き付けると、嫌がって逃げる。ダニはコロッとは取れなかった。小さいダニだと、1分程で駆除できた。大きいと、死んでも皮膚に付いていたが、軽く取れた。
ダニを取った後に吹き付けている。
バイメクトール
 ペットスプレー
@噴射型液剤
A444g/缶
Bジョチュウギクエキス・ピペロニルブトキサイト
C犬・猫のノミ・ダニ・シラミ駆除。
犬舎・猫のペットハウス内のノミ・ダニ・シラミ駆除。
容器を良く振り、犬・猫の体やベット、ケージから5〜7cmの距離から塗布する。毛並み全体がしっとりする位に塗布する。眼や口の近接部部には直接噴霧しない。顔には眼を覆って周辺部に塗る。 猫には使用していない。犬に使用して、ノミを駆除する事ができた。
フロントライン
 スプレー
@噴霧型液剤
A100mL、250mLボトル
Bフィプロニル
Cノミ・マダニの駆除
容器を犬・猫から約10〜20cm離し、下記の量を基準として専用のスプレーポンプを用いて被毛全体にスプレーする。毛並みに逆らい、毛の付け根に向けてスプレーし、被毛全体を湿らせ、そのまま自然乾燥させる。
【用量】体重1kg当たり3mLを基準量とし、毛の長さに応じて、6mLまで増量することができる。
購入使用なし
プログラム
液133mg(4.4kg以下猫
液266mg(4.5〜9.0kg猫
@液剤
A6本/箱
Bルフェヌロン
C猫への経口投与による吸血ノミ産下卵の孵化阻害、及び幼虫の脱皮阻害
体重1kgあたりルフェヌロン30mgを基準量として、本剤を投与する。本剤は1カ月毎に1回、強制経口投与(この場合、投与前後に必ず餌を与える)または混餌投与する。投与期間は、ノミが発生する2カ月前から、ノミの発生終息までの間とする。 購入使用なし


◆一般薬局・薬店の薬(2001年2月から)

製品名

@剤型A包装B有効成分C効能・効果

用法用量

使用感想
プログラムA錠11.4mg
(1.0〜11.0kg犬・猫)
@錠剤
A6錠入りのシートを紙箱に(1〜100シート)
Bニテンピラム
C犬・猫に寄生するノミの駆除
体重1kg当たりニテンピラムとして1〜11.4mgを経口投与する。1錠経口投与 購入使用なし
プログラムC液
(4.4kg以下の犬・猫)
(4.5〜9.0kgの犬・猫)
(9.1kg以上の犬・猫)
@液剤
A
Bルフェヌロン
C猫への経口投与による吸血ノミ産下卵の孵化阻害、及び幼虫の脱皮阻害
体重1kg当たりルフェヌロン30mgを基準量として、本剤を下記のとおり投与する。本剤は1ヶ月毎に1回、強制経口投与(この場合、投与前後に必ず餌を与える)または混餌投与する。投与期間は、ノミが発生する2ヶ月前から、ノミの発生終息までの間とする。
【用量】体重 4.4kg以下C液1.9g、4.5〜9.0kgC液3.8g、9.1kg以上C液 5.7g
購入使用なし


◆市販品ペットショップやホームセンターなどで簡単に購入できます。

【ノミ取り首輪・ノミよけ首輪】
ノミよけ首輪は、医薬部外品の為、ペットショップやホームセンターなどで簡単に購入できます。ノミ取り首輪は、医薬品の為、動物病院でしか扱っていません。
ノミ取り首輪は、薬物が染み込ませてあり、多くのものは、そこから出る殺虫ガスによってノミを殺してしまうというものです。その為、猫も首輪の弱い殺虫ガスを吸い続けることになるので、使用方法には十分注意を払わなければいません。また、薬剤が皮膚炎の原因になることもあります。ノミ取り首輪を使用する場合は、良く考えた上で飼い主の責任で使用します。
しかし、次のような場合は使用を避けるか、十分な注意が必要です。
・動物が病気や妊娠の時
・老猫や子猫
・首輪をつけたら、下痢や嘔吐、皮膚炎などの異常が見られた場合
・人間の幼児や赤ちゃんがいる
・動物を複数飼っている
【ノミ取りパウダー、スプレー】
ノミ取りパウダーやスプレーは、直接、動物の被毛に散布します。
目や鼻、口に入らないように注意して、自分でなめる事の出来ない首の後ろの部分を中心に散布します。そして、被毛の流れと逆方向に撫でながら、皮膚の表面に広げるようにします。
−使用感想−(市販品のパウダー、スプレーを使用した結果)
猫が嫌がり、少ししか付けられず断念。また、猫が舐める為、健康面で心配

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