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なんでだニャン

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猫のルール(目を合わせるな)

猫は、目を合わせてじっと見つめると攻撃の前触れと判断する。
相手がよそ者(敵)だと、にらみ合いのケンカになる所だが、同じ縄張り(テリトリー)内に暮らす猫同士は、できるだけ出会わないようにしたり、出会っても視線をそらして気が使いないふりをするなどします。

しかし、初めて会う猫でも、それが子猫の場合は成猫が視線をそらします。(子猫とはケンカはできないためのようだ)これは、メスでもオスでも同じようです。

実際にボス猫のそばに子猫が近づいて行った時、ボス猫は子猫を見ないようにしていました。
また、親猫でもないメス猫を子猫の前に連れて行った時も、メス猫は顔を背けて見ないようにするので、さらに子猫近づけると、慌てて逃げてしまい、メス猫は人間に対して『まったく!なにするんだ!』とばかりに怒っていたこともありました。

人間もあまり猫をじっと見つめない方がいいかも・・・普通は猫の方が目をそらしてくれたり逃げるけど、もしかすると攻撃してくることもあるから気をつけてね

猫のあいさつ

猫はまず匂いでよそ者(敵)か、そうでないかを判断する。
仲良しの猫と出会えば、近寄って匂いを嗅ぎあったり、鼻と鼻をこすり合わせたりして、あいさつを交わします。

匂いを嗅いだ後に、パカッと口をあけてボーとしている事がある。
よくオス猫がメス猫の外陰部の匂いを嗅いでホゲッとした顔をする。
これは、すごく臭かったからではなく、フレーメン反応と呼ばれる現象。
口と鼻からにおいを吸い込んでヤコブソン器官という所へ送り込んでいる。

猫のケンカはにらみ合いから

猫は、よそ者(敵)と出会った時、互いににらみ合い、脅しをかけながら長い時間かけてゆっくり近づいて、またしばらくにらみ合います。
その時、必ず威嚇姿勢をとります。

威嚇姿勢は、攻撃の予告と防御。
耳を伏せ背中を弓なりにして、毛を逆立てる。相手をにらみつけ、瞳孔は開いた状態でフゥーとかシューというなり声を上げる。
しかし足は、後足は踏ん張っているが、前足は後ずさってしまう。
この時に相手が急に動くと横っ飛びをします。

ここで、にらみ合いに迫力負けした方は、わざと目をそらしたり、その場にうずくまって、戦う意志がないことをしめします。相手がさらに攻撃の姿勢を見せると、腹部を見せて降参してしまいます。

もし、両方が引かないと、攻撃姿勢になる。
耳を後ろ向きに曲げ、毛をいっぱいに逆立て、シッポもいっぱいに膨らませ、頭は低くし、いつでも飛びかかれるように前足を浮かせ気味にする。
ちょっとの刺激ですぐに飛びかかって取っ組み合いのケンカになる。

ケンカをして帰ってきた時、後足に怪我をしているのは負けた証拠です。
弱い猫は逃げようとしたときに後ろからやられる事が多いので、後足、しっぽ、お尻などに怪我をすることが多いからです。

猫は縄張り(テリトリー)がある
猫は、単独で行動し、それぞれに縄張り(テリトリー)を持っていて、時々、自分の縄張り(テリトリー)の見回りをします。
縄張り(テリトリー)には、寝たり食べたりする我が家というエリアと、狩猟の場のハンティングエリアがあります。

我が家であるエリアは、同居している猫や人間以外の立ち入りを許しません。他の猫が侵入してくると、激しい戦いになることもあります。
狩猟の場のハンティングエリアは、他の猫の出入りも自由で近所の猫との共有の場でもあります。

ハンティングエリアでは、顔見知りの猫同士は、ケンカにはならない場合が多いようです。しかし、全くよそ者の猫が侵入していた場合は、決闘を行う事もあるようです。
同じ地域に住む猫は、夜になると一定の場所に集まり、猫の集会をするといいます。
オス猫は出ていく?
猫は、環境の変化とそれによるショックによって帰ってこなくなることがあります。引越しや新しい猫が来たときなどが多いようです。
オス猫の場合、発情期になるとメス猫を求めて、縄張り争い(侵入や拡大)または好奇心などから、ハンティングエリアを出てしまい帰れなくなることもあるようです。
しかし、猫は歩いた距離くらいなら初めての場所からでも家に帰る事はできるといいます。1週間以内なら、フラッと帰ってくる場合が多いが、1週間を過ぎるとその可能性が低くなる。


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