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ワクチン(予防接種)

病気の予防にワクチン接種が勧められるけど、そのワクチンとは、どんなものなのかについて載せてみました。

■ワクチン接種とは?

健康な時に、前もって病原体を体内に接種して、その伝染病に対する免疫抗体を作らせることがワクチン接種の目的です。
ウィルスによっる伝染病は、感染すると治療薬がなく、感染すると命に関わる恐いものもあるため、ワクチンの接種により、感染を防いだり、発症しないように又は発症しても軽症で済むようにすることがもっとも有効な手段とされています。

■現在、日本で使用されている猫のワクチンは?

ワクチン類 予防できる病気
3種混合ワクチン 猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
猫カリシウイルス感染症(FCI)
猫汎白血球減少症(FPL)
猫白血病ワクチン 猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
4種混合ワクチン 上記全て
5種混合ワクチン 上記全てと、クラミジア

接種するワクチンの種類、時期は動物病院で相談してください。
現在、4混ワクチンは、「フィライン-4」(京都微研)のみ。5混ワクチンは、「フェロバックス5」(共立製薬株式会社)のみ。

ワクチンは、伝染病の研究とともに増えています。また、
海外で使用されているワクチンが、農林水産省の認可を受けて輸入される場合もあります。
※2001年より、猫3種混合ワクチン「フェロバックス3」が白血病ワクチンとクラミジア予防ワクチンを加え5種ワクチンとして発売開始されるらしいです。5種の必要性はないとも思いますが・・・
※2002年3月22日にアメリカで、猫免疫不全ウイルス(FIV)のワクチンの販売と獣医での使用が認可され、夏までに利用可能となるだろうといわれています。このワクチンは不活化ワクチンだそうです。効果があれば日本への輸入も期待がもてそうですが、いつになるのだろうか(2002/5/21追記)

■接種時期は?

子猫の場合、生後8~10週(2~3ヶ月)ぐらいから、成猫の場合、健康ならいつでも接種可能。
最初のワクチン接種し、その1ヶ月後に2回目のワクチンを追加接種し、その後は毎年1回、受けるようになります。

初回の接種後、1ヶ月後に2回目のワクチンを追加接種するのは、普通、子猫は母親の母乳(初乳)を介して免疫(移行抗体)を持っていますが、それも生後数週間から2~3ヶ月を過ぎるとなくなっていくといわれています。母親譲りの免疫がまだ少し残っている時期にワクチン接種をしても十分な効果が出ないので、より確実に免疫を作るために行われているようです。
成猫なら、初めてでも、子猫とは違い、1回でいいのではないだろうか。 しかし、
2回接種することで、免疫力が高まるということで、成猫でも2回接種を勧められるようです。
現在1年毎の追加接種が基準とされているのは、猫の3種のウイルス感染を防御する上で追加免疫して、より効果的にと考えられているからとされてます。

■注意事項

接種前の健康状態を調べることは必要なことです。具合が悪い時、高齢や持病がある場合に接種させると、病気を引き起こしてしまうこともあるからです。
問診、視診、聴診、検便などから判断されますが、飼い主の観察情報は必要不可欠です。
  • ワクチン接種は健康な時だけに行なう
  • 体調が良くない時、妊娠中も接種は受けられません
  • 接種当日は、安静に努め、激しい運動やシャンプーなどは避ける
  • 接種後に、元気がなくなったり、食欲がなくなったりすることもあるので様子を良く見る
  • 元気、食欲の減少などの症状が長く続くようなら病院に連絡する

■ワクチンとは

ワクチンの分類
生ワクチン(弱毒ワクチン)
  • ウイルス(病原体)の弱いもの、あるいは人工的に弱めたもので、ウイルス(病原体)は、生きたまま使われる。
  • 接種後から体内で病原体の増殖が始まるので、発熱や発疹などの軽い症状が出る事がある。
  • 危険性が高いが、効き目がつよく長持ちすると言われる。
    (副作用があるが、免疫力があがりやすい)
不活化ワクチン(死菌ワクチン)
  • ウイルス(病原体)を、熱、紫外線、科学薬剤などで、死滅させて病原性を無くした製剤。(死んだウイルスを接種して抗体を作らせるワクチン)
  • 安全性が高いが、効き目が弱く長持ちしないと言われる。
    (副作用は少ないが、免疫力があがりにくい)
サブユニットワクチン(成分ワクチン)
  • ウイルスの一部分を抗原として用いる(ウイルスの一部のタンパク成分を使った)

動生剤タイプ別
生ワクチン
 フェロセルCVR/ファイザ-製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 猫用ビルバゲンCRP/大日本製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 ノビバック TRICAT/株式会社インターベット(3種混合ワクチン)

死菌ワクチン
 フェリドバックPCR/明治製菓(3種混合ワクチン)
 フェロバックス3/共立製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 フェロバックス5/共立製薬株式会社(5種混合ワクチン)・・・02.12より発売開始
 京都微研フィライン-3/京都微生物研究所(3種混合ワクチン)
 京都微研フィライン-4/京都微生物研究所(4種混合ワクチン)・・・02.5より発売開始
 フィバキシンFelV/共立製薬株式会社(白血病ワクチン)
 リュウコゲン/大日本製薬株式会社(白血病ワクチン)

生と死菌混用ワクチン
 パナゲンFVR-CP/武田シェリング・プラウアニマルヘルス株式会社(3種混合ワクチン)

弱毒化した生きた病原体を含むBCG・痘瘡・ポリオなどの生ワクチン、
殺した病原体を材料にしたコレラ・インフルエンザ・日本脳炎などの不活化ワクチン(死菌ワクチン)、
病原体が生産する毒素の毒性をなくしたジフテリア・破傷風などのトキソイドがある。

動物が健康な時に、前もって病原体を体内に接種して、その伝染病に対する免疫抗体をつくらせることがワクチン接種の目的です。ワクチンは一刻も早く接種する必要があります。なぜなら、病気には潜伏期といって、病気にかかっていても見た目には元気な時期があるからです。そのような時期にワクチンを接種してしまうと発病してしまいます。


ワクチンの副作用

ワクチン接種は、ごく弱い病原体を猫の体内に入れ、それに対抗する免疫を体内に作り出すわけです。つまり、発病しないまでも、動物の体は一時的に軽くその伝染病にかかっている状態になるのですから、副作用が全くないワクチンというのはないでしょう。
副作用といっても、健康な猫の場合はほとんど問題がないといわれています。
ワクチン接種前には、しっかり健康状態をチェックしておく事が大切です。
※仮に、妊娠中であることを知らずにワクチンを接種しても、健康な状態であれば害はないといわれています。もちろん、事前に妊娠している事がわかれば、常識としてワクチンの接種は行わない方がいいでしょう。
※近親交配によって生まれた動物は、生まれながらに特異体質を持っている場合があるとされています(猫に多く、特に親猫が分からなかったり、野良猫を拾って育てているような場合に多い)。そのような猫は、ワクチンを接種したり、麻酔をしただけでショック死してしまう場合があるそうです。

  1. 注射後、数日間は、まれに元気・食欲減退、疼痛、腫脹、発熱、嘔吐、下痢等を示すことがあるので、注射後十分に観察を行うこと。
  2. 過敏な体質の猫では、まれにアレルギー反応として、顔面腫(ムーンフェイス)、掻痒、じんま疹等が怒ることがあるので、注射後しばらくは注意し、観察すること。アレルギー症状の中に、歯茎が腫れて歯が抜け落ちたり、肝臓や腎臓が悪くなったりというものもある。
  3. 過敏な体質の猫では、まれにアナフィラキシー反応として、ショック(虚脱、貧血、血圧低下、呼吸速迫、呼吸困難、体温低下、流涎、ふるえ、けいれん、尿失禁等)が起こることがあるので、注射後しばらくは注意し、観察すること。アナフィラキシー反応(ショック)は、本剤注射後30分位までに発現する場合が多くみられる。
  4. 副反応(アナフィラキシー反応等)が認められた場合、重篤な症状を示すこともあるので、速やかに獣医師の診察を受け、症状に応じた処置を直ちに行うこと。
  5. 油性アジュバントの入ったワクチン接種の場合、注射局所においてオイルアジュバントワクチン特有の免疫賦与に伴う反応を生じます。その為猫によっては注射部位の皮下にしこりをつくる場合がありますが、この反応は注射後1~1ヵ月半程度で自然に消退します。注射部位をよくもみ、注射液を散らすように配慮して下さい。
※この副作用とは別に、猫白血病ワクチンは、わずかの確率でガンを引き起こすということがいわれていたりします。ワクチンの中に入っている免疫を高める成分が、何年(数年~十数年)か経ってから腫瘍(ガン)を起こす可能性があるといわれているそうです。
<生ワクチン(弱毒ワクチン)の場合>
病原体がまだ残存して、その微生物感染と同じ症状が出てしまう場合がある。

不活化ワクチン(死菌ワクチン)の場合>
特に混入するアジュバントの作用で、副作用が強く出てしまう場合が考えられる。
副作用での高熱、しこり、ムーンフェイスによる歯茎の腫れ、等は、混合しているアジュバントの選択に問題があるものと思わる。

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アジュバントとは
不活化ワクチン(死菌ワクチン)に使われていて、死菌を体に入れる際、免疫を助成する化学製剤。抗原(死菌)を投与する場合、一緒に投与して抗原に対する細胞性免疫や抗体生産を増強したり、長時間留まらせる役割を果たす。
生きたウイルスを接種する「生ワクチン」の場合、アジュバントは必要ありません。
アジュバントの種類2つに分類されますが、どちらもサラサラの液状ではない。
【沈降性タイプ】死菌(病原体や、ある抗原)を吸着する性質
<アジュバント類>
水酸化ナトリウム、水酸化アルミニウム、リン酸カルシウム、リン酸アルミニウム、ミョウバン、ペペス、カルボキシビニルポリマー 等
【油性タイプ】油で死菌(抗原水溶液)を包んで、乳濁液にする性質
<アジュバント類>流動パラフィン、ラノリン、フロイント 等

アジュバントの危険性
  • 大型の異物が体内に分散して広がっていくのを阻止し封じ込めようとする体の包囲化作用の働きにより、肉腫を形成させてしまう。
  • この肉腫形成が、慢性肉芽腫症という疾患をもたらすこともある。
  • ワクチンとアジュバントの相性(種類の選択)を間違えると、強い副反応を起こす。
  • アジュバント病という、アレルギー症状があらわれる。
  • 抗原(死菌)の取り込み促進の為、抗原(死菌)が浸潤するようにわざと接種部位に炎症を起こさすので、線維肉腫(しこり)が出来やすい。
  • その性質の為、接種部位が硬結しやすい。(しこり)
  • 油が抗原水溶液を包んで乳濁液にする為、どろっとした液体になり接種時に疼痛が起きる。
  • 粘りの為液体が体内に散りにくく、そのまま接種部位に残る性質も持ち合わせており硬結する事がある。(しこり)

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 白血病ウイルス感染は少量の血液で検査できます。
ワクチネーション
三種混合ワクチン(猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症)→親ゆずりの免疫が切れる時期に1回目を、3週間後に2回目を行います。そして半年または1年の追加接種を行ってゆきます。
猫白血病ウイルス感染症→1回目を行ってから、2~3週間間隔で2回目接種を行います。

現在、2種類のワクチンがあり、暮らしている環境(外に出るか出ないか)により、とりあえずは必要のないのもあります。
しかし、例え室内飼いとは言っても、ベランダに出たり、玄関のたたきに降りれば、靴の底についたドロを介してウイルスや細菌に接する可能性もあります。

必要な予防注射
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)
猫白血病ウイルス感染症
   ↑外出しない猫の場合は、やや必要な程度。

特 別
猫免疫不全ウイルス感染症
ワクチンは、今現在ありません。
  * 日本ではまだですが、アメリカでは開発及び認可されました(2002.3.22)。
 このウイルスに感染して発症すると体の免疫力がだんだん低下してきて、元気がなくなりだんだん痩せてきて、激しい口内炎や下痢を起こします。
 健康であれば治る病気(カゼや下痢など)も抵抗力がないためにどんどんひどくなり、結局は死んでしまう恐ろしい病気です。
 短時間で簡単に検査結果のわかるキットがありますので、外出する猫の場合、年に1回の検査をお勧めします。

猫エイズのワクチン、米で販売を認可(2002.3.22)
今夏から米国で発売

 【ワシントン22日=共同】米農務省は22日、猫の免疫機能を低下させ、猫エイズとも呼ばれる症状を引き起こす「猫免疫不全ウイルス(FIV)」に対するワクチンの販売を認可した。

 このワクチンは、米国とアジアの2種類のウイルスを不活性化したもので、カリフォルニア大と、アイオワ州にある企業などが共同で開発した。動物実験などでワクチン接種を受けた猫は、FIVへの感染率が低くなることが確認された。この夏から米国内で販売が始まる。

 このウイルスは猫の血液中のリンパ球に入り込んで破壊し、免疫機能を低下させる。猫同士のけんかの傷や交尾で感染、発症した猫は人間のエイズ同様、免疫不全状態に陥る。1986年に米国で発見された。エイズウイルス(HIV)と近縁関係にあるが、人には感染しない。

 日本は世界で最も感染率が高い国の一つとされ、絶滅が心配されるイリオモテヤマネコやツシマヤマネコなどへの感染が心配されている。

猫のウイルスワクチン類
feline 3 combined vaccine/猫の3混ワクチン
3種混合ワクチンとは、猫ヘルペス1型(FHV-1)の感染が起因で起こる、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR/学名/feline viralrhinotracheitis)と、猫カリシウイルス(FCR/学名/cliciviridae feline c)、猫汎白血球減少症(学名/feline panleukopenia)の3種類混用からなる、ウイルスワクチンである。

feline 4combined vaccine/猫の4混ワクチン
4種混合ワクチンとは、猫ヘルペス1型(FHV-1)の感染が起因で起こる、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR/学名/feline viralrhinotracheitis)と、猫カリシウイルス(FCR/学名/cliciviridae feline c)、猫汎白血球減少症(学名/feline panleukopenia)の3種類混用からなる、ウイルスワクチンに、FelVウイルスワクチンを附加させたもの。
現在、日本でリリースされている猫の4混ワクチンは、「京都微研(販売元)」の「商品名/フィライン-4」のみ。

feline 5combined vaccine/猫の5混ワクチン
5種混合ワクチンとは、猫ヘルペス1型(FHV-1)の感染が起因で起こる、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR/学名/feline viralrhinotracheitis)と、猫カリシウイルス(FCR/学名/cliciviridae feline c)、猫汎白血球減少症(学名/feline panleukopenia)の3種類混用からなる、ウイルスワクチンに、FelVウイルスワクチンとクラミジアを附加させたもの。
現在、日本でリリースされている猫の5混ワクチンは、「共立製薬株式会社(販売元)」の「商品名/フェロバックス5」のみ。

feline leukemia virus vaccine/猫の白血病ワクチン
猫の白血病ワクチンとは、逆転写酵素(RNAを鋳型としてDNAを合成する)を有するRNA型の腫瘍ウイルスであるレトロウイルス科(C型)に属する、猫白血病ウイルス(FelV)からなるウイルスワクチンである。

動生剤タイプ色々
生ワクチン
 フェロセルCVR/ファイザ-製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 猫用ビルバゲンCRP/大日本製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 ノビバック TRICAT/株式会社 インターベット(3種混合ワクチン)

死菌ワクチン
 フェリドバックPCR/明治製菓(3種混合ワクチン)
 フェロバックス3/共立製薬株式会社(3種混合ワクチン)
 フェロバックス5/共立製薬株式会社(5種混合ワクチン)備考/02.12よりリリース開始
 京都微研フィライン-3/京都微生物研究所(3種混合ワクチン)
 京都微研フィライン-4/京都微生物研究所(4種混合ワクチン)備考/02.5よりリリース開始
 フィバキシンFelV/共立製薬株式会社(白血病ワクチン)
 リュウコゲン/大日本製薬株式会社(白血病ワクチン)

生と死菌混用ワクチン
 パナゲンFVR-CP/武田シェリング・プラウアニマルヘルス株式会社(3種混合ワクチン)

「生」「不活化」の違いは? 大きく分けて、生ワクチンは3年に1度の接種です。
不活化ワクチンは1年に1回の接種です。(初年度は間隔をあけて2回接種)

生ワクチンは、実験に使われた猫の臓器から作られます。無毒化させたウイルスと言えますので、猫の固体によっては発病する危険も伴います。

生ウイルスワクチン

弱毒変異株ウイルスを用いるワクチン。不活化ウイルスワクチンに比べ、局所免疫・早期効果・長期有効などの利点があるが、動物の感受性によっては発症・流行源などの危険もある。製剤技術は改良されているので、事故は少ないようであるが、ウイルスそのものの変異(バックミューテーション等)による事故をなくすよう気をつけなければならない。

不活化ワクチン

死菌ワクチン。感染性は失ったが、その抗原性は保たれている病原菌より成るワクチン。不活化はホルマリン・β-プロピオラクトン・イミノキノンエチレン・紫外線などの作用又は、さまざまな因子の組み合わにより行う。一般的に特定の伝染病の未汚染地域で、その防疫に用いられる。
(獣医学辞典より抜粋)
「アジュバント」ってなに? 免疫増進薬 (抗原性補強剤 ・ 免疫助成剤)
アジュバントは元来助ける、振動するという意味であるが、免疫学で用いられ、抗原と混合または組み合わせる事で抗体生産の増大・免疫応答の増強を起す物質の総称である。殺菌微生物のように、抗原性を持つものの他、alum(硫酸アルミニウム・カリウムなど)や鉱物油のように非抗原性のものもある。

アジュバントの効果
(1)抗原を不溶化することで、組織に長く留まって抗原を徐々に長
   期間遊離させる
(2)抗原をマクロファージに貧食されやすい状態にすること
(3)免疫に関する細胞を、非特異的に活性化することで、少なくと
   もいずれか1つの性質を持つ

水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム等の鉱酸塩はアジュバント効果を持ち、よく使用される。
「獣医学辞典からの抜粋」

抗原と混合あるいは吸着させて注射すると抗体生産、又は、細胞性免疫を増強させる物質。(新獣医英和辞典より)

ワクチン接種はしているけど、ワクチンの種類や成分を知っている飼い主さんは少ないと思います。獣医師の指示
は大切で無視出来ないものですが、言われるままに接種していませんか????

多くの獣医さんは、1種類程度のワクチンしか常備していません。通院して来る猫の
状態が同じである事はあり得ません。それなのに同じワクチンで良いのでしょうか?

今販売されているワクチンの種類は解る範囲で載せてあります。
内容は解らなくても、複数のものが有ると言う事をまず知って欲しいのです。

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