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猫のヒゲ
 猫にとって大事なヒゲ。でも猫のヒゲについては、まだはっきりしたことはわかっていないらしい。

猫のヒゲはこんな所に生えている
ふうモデル あるかな?
確認してね
ヒゲの位置と名前
口の左右、両目の上、両側の頬、あごの合計4ヶ所
ヒゲの数は左右に12本とか両頬合せて50〜60本程とか
水平に4段並び、上2段と下2段は別々に動かせる
顔にある全てのヒゲの先端を線で結ぶと丸い円になる
口の両側に生えているヒゲは、体の幅以上に伸びている
ヒゲは顔の周りだけでなく、前足の後ろ側にも生えていて、これも顔のヒゲ同様に敏感です。


●猫のヒゲには神経が集中している
猫のヒゲの根元は液が入った袋のようになっていて、ヒゲはここに浮いた格好になっているそうです。ヒゲの根元にはたくさんの神経が集中していて、微妙な振動でも敏感にわかる仕組みになっています。
猫のヒゲは反射弓により、まぶたとつながっています。このため顔の近くに刺激を感じるとすぐに目を閉じて大切な目を保護する役割もあります。
また、猫の目は近くのものが見えないので、口ヒゲで食べ物を感じとるのだそうです。
●ヒゲで通れるか判断している
ヒゲは丸く円をにになっていて、狭い所を通る時にはヒゲをいっぱいに広げて、まず顔をちょっと入れて、ヒゲがあたらないか確かめ、ヒゲが通るようなら体も通ると判断します。
だから猫は頭が通ればそこは通れるとと言われていますが、なぜか太っているわけでもないのに頭が通っているのに通れない猫や、隙間が開いているのに顔を入れて確認もしないであきらめる猫がいます。これはなぜだろうか?
●ヒゲで空気の流れを感じとり暗がりを歩く
猫が物に近づくと空気の流れが乱れ、その変化をヒゲが感じとり、物があるのが分かるので、暗闇の中でもぶつからないように歩けるといわれています。
●その他にもある感覚器のヒゲ
臭いを運んでくる風の方向が分かったり、音や空気を振るわす音波の、耳ではとらえられない微妙な伝わりが分かったり、風や湿度などの微妙な変化を計ることができるらしい。
エアコンの冷たい空気が流れたとき、鼻をピクピクさせることがあるのは冷たい空気の流れをヒゲや鼻で感知している。大きくジャンプする前も、風速と風向きをヒゲで感じ取っているようです。

★猫のヒゲは切らないで!
ヒゲは猫にとって大事なアンテナなので、決していたずらに切ってはいけないのです。
「猫は、ヒゲを切るとネズミを捕らない」とか言われ、昔から、猫のヒゲを切ると、猫の能力が劣るという言い伝えがある程、猫のヒゲは大事なものだとされています。
もし、猫がヒゲを切られたら歩く時に障害物にぶつかって、つまづいたりする危険性もあります。明るい所ならともかく、暗い所での行動をひどく妨げてしまう事になります。
 また、猫は生活に欠かせないヒゲを無くすと精気を失い、新しく生えてくるまで部屋の隅にうずくまってじっと動かなくなってしまう事もあるといいます。
★大事なヒゲなのに・・・
大事な猫のヒゲですが、いつの間にか、折れたり、切れたり、抜けたり、焦がして縮れたりもします。 しかし、普通はしばらくするとまたきれいに生え揃っているものです。

みいモデル正面顔

みいモデル横顔

<ヒゲがなくなっていく>

長いヒゲは折れてしまい、かろうじて数本残っている状態。短いままでなかなか伸びない。よく分かりませんが病気(猫白血病)だからでしょうか?
(モデル:みい)


ヒゲで感情も読み取れる
退屈している時、暇なとき、眠っている時は、ダランとたれている。
うれしい時、ほめられた時などは、ピンピン伸ばして10時10分の角度になっていたりする。
満腹になってうたた寝を始めようとしている時など満足している時は、頬の方につけている。
周囲の様子を探っている時は、顔いっぱいに広げている。
前に突き出しているときは機嫌が悪い
警戒中なら、鼻より前方に向かって伸ばしている。
ネコジャラシなどで遊んでいる時も注意の方向として、顔の前面にある。
恐怖に遭遇したときは、頬にペタッとくっついている。

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