2006年3月19日(Sun) 時計 TOUR 2006@神戸スタークラブ
with Natural Punch Drunker / O.A. ghostnote
ソールドアウト、ということで、人たくさんでしたね。
前でキツキツも嫌なので、後ろの方で今日は観ることに。
私は海北氏の姿くらいしか見えないくらいの位置に居ました。
(あまりの放心でMCの場所とか言い回しとか全然違うと想われますが、御了承ください、。だけど、記しておきたいのです。。。)
源ちゃんのドラムが力強く響いて、証しのスタート。
海北氏「ロストインタイムです。証し。」
証しスタートっていいよね。一気にアガる。
最初から、、気持ちの塊すごかった。
証しが終わって、源ちゃんのカウントから始まったのが、、なんと「手紙」。あまりにも不意打ち!!わー、油断してた油断してた(何それ。)イントロが始まったと同時にぐちゃぐちゃになって、そのイントロに重なる海北氏の叫び声でこれまた、更にぐちゃぐちゃに。。。ずるい、。。ずるいよう。泣くしかなかった。。あまりに響きすぎて。(因みに、この時点で、私はセットリストを憶えるのを放棄。)
「神戸は久しぶりで、、スタクラはもっと久しぶりで、、、久しぶりに来れて、テンションあがってます!ありがとう!新しいアルバムの曲はもちろん、昔のアルバムからもやろうと想うので、最後まで楽しんでください!」と、いうようなことを、手紙の余韻が響く中、わたしは、ぼーっと聞いてました。はい。。(既に放心気味。)
柊も秘密も残像も、えのもっちゃんのギターがキレすぎていて、鋭くて、タイトで、素晴らしかった。やばい。えのもっちゃんの姿はほとんど見えなかったけどね。秘密は、いちいち言葉が刺さってしまって、泣けてしまった。「君にはどう見える?」のフレーズの所ではっとした。気付いてしまった。今まで知らなかったことに、気付くことができた。答えはシンプルだったようだよ。知らなかったよ。。
残像のイントロで海北氏がカウント叫んだんだけど、それがめっちゃ格好良かったんよ。
海北氏がghostnoteについて、ツアー始まってすぐ西日本を一緒に回って、、みたいな感じで言ってたけど、1箇所だけじゃんな?(と私は心でツッコミ入れつつ)ナチュについては特に言うことなかったらしく(なんちゃって。笑。)、楽屋で楽しい話をした、みたいなこと言っていた。笑。いやいや、ちゃんと(?)「いい出逢い」って言ってました。うむ。そういや、話してて、海北氏が「・・・電車通るかな、、って待ってたんだけど・・」とか言ったのがうけた。笑。(このへん、いつのMCかさっぱりわからん。)
「なんとなく、この季節は別れとか、出会いとか、、人のつながりを考えてしまう、、」と。「さよなら、よりも、またね、、とか、、次に繋がるような別れの言葉を若かったあの頃の僕は知りませんでした。・・・蛍。」
蛍から、ゆらゆらと静かにサンカクへ繋がる。
海北氏がここに着いた時は雪が降ってて、今年最後の雪かな、なんて想った、というようなことを言ってから始まりました。
サンカク、とってもよかった。じわじわ、、沁みた。聴けて嬉しかった。
そして、、、
海北氏「あなたの迷いを僕にください。
あなたの想いを僕に預けてください。
いつか、唄にして、あなたに、返しますから。
今日が、僕にとって、あなたにとって、小さなはじまりでありますように。」
・・・思わず、泪が頬を伝った。
かなわない。こんなこと言われたら、かなわない。。
息を吸ってから、大事そうに、海北氏ははじまりのはじまりを唄い出す。
もうね、これまたぐちゃぐちゃになりました。。。。
言葉にならない。。。何も言う事ができない。。。
そして、約束。
後ろの人とかが結構声を上げてて盛り上がっていた。
(と、想ってたけど、それはスタクラ名物(?)PAさんらしい?笑。)
力強い、約束。
「この後、この旅は4月15日の野音で終わりますが、
僕はその野音を元旦と銘打って、、、なんたらかんたら(忘)、、
神戸に来るのはだいぶ先になるかもしれないけど、
その時に、少しでも前進した姿が観てもらえたらいいし、
あなたが少しでも前に進んでたら、嬉しいです。
僕と、あなたの、前進の唄。ヒカリ。」
これまた、ぐちゃぐちゃ。。。
泪が溢れてしょうがない。。。
やっぱり、言葉にならんのよぅ。。
私はヒカリと一体化してたんだと想う。
一言ずつ、一音ずつ、ヒカリに包まれるにつれて、
勝手に自分が自分自身で縛ってた自分自身を解くことができた。
徐々に解けていった。
いろんな醜い物が零れて落ちて行った。
ああ、そうやって唄ってるのはわたし。そのことに、また気付く。
終わって、、、あまりの放心で、アンコールの拍手も出来ないくらいだった。
アンコールで出てきて、えのもっちゃん喋る。
今日、当券を聞きに来た人が16人(?)居て、、
その来れなかった人に、今日がどんなだったか、伝えてください、と。
(場内、若干笑いが起きる。笑。)
続けて、、「その、来れなかった人たちも含めて、今日のライヴを創ってる、と想っているから。」と。
そこで、海北氏が「えのもっちゃんに全部言われちゃったよー。」と言っていた。なんか微笑ましい。
源ちゃん何かある?とまた源ちゃんに振っていたが、、
源ちゃん何喋ったんだろ?憶えてない。ごめん!
というわけで、アンコールは羽化。
終わって、、、放心状態。。。
と、そんな中、再アンコールの拍手あるものの、
海北氏が出てきて、締めの挨拶。
******
もうほとんど失いかけてたものが、また、手の中に戻って来た。
迷いすぎて、考えすぎて、頭でっかちになって、
もやもやしてて、どこを向いても真っ暗で、長い間、自分を見失っていた。そんな憂鬱を全て、いとも簡単に彼らはすくい取ってくれた。
到底かなわない。
ありがとう。ありがとう、しか言えないことがもどかしい。
だけど、やっぱり、ありがとう、しか言えない。
ありがとう。
僕の本当を探し始めるよ。
setlist
1.証し
2.手紙
3.柊
4.秘密
5.残像
6.蛍
7.サンカク
8.はじまり
9.約束
10.ヒカリ
en.羽化
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