2002年4月20日 "POKISTA21"@Zepp Tokyo


この日、運良く、電話で当券が取れ、BUMPを観れる事になった。


私は正直、大阪のライブのことがあって、、次のツアーはチケ頑張って取るのか?とかそこまで思ってたくらいなのに、今日この日にBUMPを観れるとは。大阪から一週間も経たないうちにBUMPを観る事になるとは。きっと観た方が良いに違い無かったんだろう。電話が繋がったのは、そういう事なんだろう。でも、やっぱし観る前は怖かったんだ。ちょっと。この前と同じ感情になるのが。また今日も大阪と同じように感じたら、、本当に哀しくなってしまうよ。1週間くらい経っても、もんもん引きずってたから。


当券だったから、入るのは本当最後の方で。
真中・後ろの方の基央側の空いてるスペースを見つけてそこで観る事に。前にたくさんの客でステージは本当観えない感じ。


照明が切れて、いつものSEがかかる。
升が一人登場。サングラスかけてたべ?!(笑)
遠くだったから観えないんだけど、必死に観ようと背伸び(笑)。ドラムのとこに座った升、そのサングラスをはずし、両手で手に持って、、上に高く掲げる。わおー!(笑)すっげーうけた。素敵過ぎる升!!マジで。


それでテンション上がって、怖い気持ちなんかどっか行ってふっきれてたのかな?升がドラムをドンドコドンドコし始める。やっぱりStage of the groundから始まるのね。続いて他のメンバー登場して。基央とかギターを上に掲げながら。升のドラムに音が重なって行った時、、凄く鳥肌が立った。マジでびっくりした。その瞬間、今日は何か違う。そう思った。でも、その何かが何なのかわからないままただ、Stage〜の音に震わされ、、ちょっと胸がどきどきした。


早くも泣きそうになった。泣いてはないけども。
なんで?自分でもかなりびっくりした。
アルバムで聴いてた時よりも凄く良かった。
続いてのハルジオンも凄く良くて泪ぐんでしまった。なんかおかしい。ああ、こんな風になれる事が嬉しいよ。
ハルジオンのラストの伴奏とかのとこで、
基央がすごい叫んでて。大阪では叫んでなかったっけな。
基央が私の目の前の先に、、、それは遠くだけど、私の目の前に、、ずっと先に居るんだ。
私と基央の間には客が居ないように感じたよ。
もうその距離を感じなかった。ただバンプと向き合ってる感じ。
真っ直ぐ響いてきたんだ。
大阪であれだけ前に居る客がうっとうしかったのに(笑)
なんでだろう?
で、彼女と星の椅子に続く。
正直、彼女となんちゃらはあまりCDで聴いてませんでした(笑)。
でも、なんか良かったぞ。優しい音に感じた。良い曲だねぇ(おい)(笑)


そういえば、うざい客が少し隣に居たっけ。
ミーハー的な客が居たんね。この人は気になってしまったよ。曲の最中でも、メンバーを観る為だけに動いたり、友達と話したり名前叫んだり。
うぜーんだよ。演奏してない時ならまだしも。。。
お前はメンバーを観にきたのか。聴きに来たんじゃねぇのか?どさくさに紛れてぶつかったりしようかとまで思った(ひどすぎ自分)(笑)または説教しようかと思った(笑)
だから、ちょっと後ろに後退。


そこからは気にならず。少し間が置いて、、ラフ・メイカーだったかな?
めちゃ楽しかった〜。自然に拳がここから上がっていた。ジャンプジャンプ。
あー、一人一番高いジャンプをしつつ拳を上げるのがたまんない(笑)。
別に誰と競ってるわけじゃないんだけど。この感覚になれたのが嬉しい。
で、次はリトルブレイバーへ。やっぱしリトブレは良いよお。もう、本当。
てか曲順がわからんな。。


Title of mineは凄くじーんときたな。
暗くなって、、藤くんだけにスポットライトがあてられて始まってたかな。
キャッチボール、ベンチとコーヒーなど続いて、、ダイヤモンド。
ちょっとドキっとしたけど、ダイヤモンド。藤くんしっかり力強く唄ってた。
すごく伝わった。歌詞とかも変わってて。
そして、ノーヒーット・ノーラン。おお。ノーヒットが聴けるとは。
ノーヒットは、、ずっと前に基央が「意外とノレる曲」って紹介して演ったことがあって、、、本当、ライブだとよりいっそう響くんだ。ノレるんだ。
何故かわからないけど、そんな昔(?)の事思い出して聴いてた。増川ー!(笑)それにしてもちゃまと増川はさっぱり見えなかったな。


ナイフと続き、、、特にここまでMCいっこも無かった気がする。
大阪のときよりもMCが無かった。
「苦しい人居ないか〜?」とか言って。
そういう事だけだった気がする。
その基央の問いかけに客が手を思い切り挙げる。
基央「おまえホントに苦しいのか?!」と笑う。
本当にMC少なかった。でも、足りない、とは思わなかった。
なんだか充分だったんだ。


で、基央の「グロリアスレボリューション!」の叫びでグロレボへ。
そのままバトルクライ、グングニル。もうすっげ楽しかった。
一人モッシュしそうでした(謎)(笑)ジャンプジャンプしてました。
本当、こんなに高く拳が上がって、、楽しかった。
客もテンション上がってか、ペットボトルを投げる人数名。
水がぶわーって飛んで。水がかかる。
私もそれでテンションますます上がる。
汗かいたらダメだ、って思って今日ははっちゃけたくなかったんだけど、
そんなこと思ってられない。体が動かずにはいられない。
でもそれと共に、、あ、もう少しで終わるな、って思って寂しかった。楽しくも寂しかった気分が少し。


バトルクライが終わって、基央が後ろに呼びかける。
私もそれに拳を上げて応える。
「後ろもちゃんと観えてるからな!」
「俺はこんな曲も唄えるんだよ。」と言って
始まったのが本編ラストのメロディーフラッグ。
すごく良かった。心に沁みこんで。
大阪のときに聴いてた時と違った感情で泪が出そうになったよ。


「ありがとう」って言って(多分)4人が去っていく。
客は、終わったのに気付かない感じで、、しばらくして拍手、そしてアンコールの手拍子に突入。
客のアンコールが「アンコール!アンコール!」が一切無かったのが嬉しかった(笑)。


アンコール。升がまたもやサングラスかけて登場。
もう升マジで素敵です。
またもや、ドラムのとこに座って、、それをはずし両手で上に掲げる。
ぷぷー!アンタ最高。


そして、、、アンコール1曲目はランプ。
ちいさく震える手にはマッチ♪
ゆうきひぃぃ〜♪
あー、基央、やっぱしタメ過ぎだよ(嬉)。
その最初から凄く込み上げてくるものがあって、、泣けてしまった。
タオルを顔に当ててました(謎)。
途中から泪が拳に変わったけども。ランプ聴けて良かった。


で、ちゃまが、「ツアー中に、やりたい曲があったんだけど、ずっと出来なくて、、大阪からやってる曲があるんだ。」って。
あ、ダンデライオンだな、って思った。
演るのにいろいろ試行錯誤したっぽい(謎)。
やっぱダンデライオンは難しそうだもんな。微笑。「コレ聴けるのはかなりレアだぜ」みたいな事言ってた気がする。


「ダンデライオン」とちゃまの紹介で始まる。
めっちゃ楽しかったー!なんかノリ的にダニーみたくなった(笑)
ほんと楽しかったです。確か、これでダイブ出てたような。


ダブルアンコール頑張ってたけど、やっぱりそれは無理で、、そこで終わり。
ほぼ大阪と変わらないセットリスト。
とっておきもガラスもダニーもくだらないもアルエも聴けなかった。
(FLAME VEINの曲ばっかじゃん(笑))
でも、、不思議と、その曲たちを聴きたかったー!って思わなかったんだ。
なんだか凄く満足した。
MCもそりゃあ、めちゃめちゃ少なかったけど。
なんだか凄く満足した。
今までの満足のレベルよりは満足してないかもしれないんだけどもね(意味不明?)
でも、満足してるんだよ。充分だ、って思った。
ジュピターの曲が響かなかった、、、ように思えたのに、今日は前の曲たちと
一緒に同じ感覚で響いたよ。うん。
この場所に居れて、泣けて、楽しめて、、それだけで充分だ、って思った。
私が変わったのか、何が変わったのか、私の中の何が足りなかったのか、
そんな事どうでもいい。それで充分だったんだ。答えは簡単。
やっぱり、今日観て正解だったんだよ。観れてよかった。
もんもんもすっきりしたよ。
ライブ後、よかったー!って心から言えたもん。
今日のライブのきっかけをくれた友達に感謝。
でも、やっぱし自分の地図にもない場所を探さないといけないんだ。
ありがとう、バンプ。




setlist
 1.Stage of the ground
 2.ハルジオン
 3.彼女と星の椅子
 4.Title of mine
 5.ラフメーカー
 6.キャッチボール
 7.リトルブレイバー
 8.ベンチとコーヒー
 9.リリィ
 10.ナイフ
 11.ノーヒットノーラン
 12.ダイヤモンド
 13.グロリアスレボリューション
 14.バトルクライ
 15.グングニル
 16.メロディーフラッグ
 

 en1.LAMP
 en2.ダンデライオン