2004年5月29日"FREE LIVE in 佐倉"@佐倉市民体育館


招待券も持ってないのに、行ってしまいました、佐倉。私にこんな無茶をさせるのは君らしか居ないよ、全く。近づくに連れて、何度も帰ろうか帰ろうかって想った。観れないのに行ってどうするん、と想うと泣きそうになる程だった。が、奇跡の電話が鳴って、山道を一目散に駆け上がる俺。その所為でライヴ前に疲労したが…。会場(に行く前の広場)では、祭りが開催されてた。でも、そんなグッズとか見る余裕が全然無かった。すぐ、友達からチケットを受け取り(本当に本当に有難う。)、列に並んだ。何回もありえないありえないって友達と叫んだ。観れる事になるなんてほんっと、ありえない!!譲ってもらったチケ番は、Dの730番だった。しかし、会場の中に入るとブロックも全く関係なかった。


市民体育館は、市民だけあって(?)かなり大きかった。ここに居られるだけでもう充分だったし、一番後ろの方で待っていた。ちょっとスペシャのカメラクレーンが気になりつつ…。それにしても暑かった。動かなくてもムンムンしていた。


一番後ろだったので、まともに姿も見えやしなかった。でも、あのいつものSEがかかって、藤くんがギターを掲げる姿だけはちゃんと見えるのだ。1曲目はアルエで。その次にまさかのくだらない唄。胸が締め付けられた。その後、床が抜けたとかで中断。中断後、基央がごめんね、なんて言ってた。そんな事君が言う事じゃないっしょ。とっておきの唄では間違えて唄っていた。相変わらず、カメラが入ると歌詩を間違えてしまうね、と想うと微笑ましかった。そんなとこも変わっていない。しかし、またとっておきが聴けるなんて、、もったいない、と想ってしまう程だった。


「死ぬ気で取って来い」あの日の言葉がフラッシュバック。が、今日のカメラ目線の言葉はそれとは違っていた。テレビの前に居る人にも届くように唄う、って。そんな事を言っていた。そんな"道のり"を想っての、ロストマン。だからなのか、ロストマンが凄く響いた。それは、私の気持ち、というより、(自分勝手の想像だけど)基央の、BUMPの気持ちそのものが届いてきたような気がしたから。歌詩の一言一言、音の一音一音に重みがあった。


アンコールのガラスのブルース。ここを出る時に創った曲をやります、って言って始まったんだが。今日のガラスのブルースは凄く凄く輝いていた。いつも以上に。きっと、それはロストマンの所為なのじゃないか、と想う。
「今もイマを叫ぶよ」って変えてたんだけど、すごくすごく響いた。此処で聴く事が出来て本当によかった。


間違った旅路の果てに、正しさを祈りながら、、、
BUMPは今もイマを唄ってんだ。叫んでんだ。


そして、これからもきっと。


******


友達に感謝。譲って下さった友達の友達に感謝。
一緒に観られた友達に感謝。
逢えた友達に感謝。祈ってくれた友達に感謝。
野外で聴いてた友達に感謝。
この場所に居られなかった友達に感謝。
今度は皆一緒に観れますように。


大好きだな、と想った。
想いが届いてよかった。
まともに書けなくてごめんなさい。
想い出しただけで泣けそうになってくる。
言葉は要らない。


ありがとう。


setlist
1. アルエ
2. くだらない唄
3. Title of mine
4. ハルジオン
5. ノーヒット ノーラン
6. とっておきの唄
7. 天体観測
8. リトルブレイバー
9. K
10. メロディーフラッグ
11. ダイヤモンド
12. ラフメイカー
13. ロストマン
14. Ever lasting lie
15. グロリアスレボリューション


en. ガラスのブルース