29.スラップリフ、その2


まずはスラップリフ、その1の続きな話です。



突然ですが。

・普通、親指16連打、はキツイです。
・ハンマリングのあと他の弦でハンマリングは厳しいです
・プルが連続するのは大変です。

つまりは、右手親指で叩く、人差し指(あるいは中指)でプルする、左手で普通に押さえる、ハンマリングする、プリングする、ミュート音を出す。
結構順番的に組み合わせが決まってきます。

とりあえず。音を出すトリガとしては、前回リストアップしましたが、今回は一般的な奏法としていくつかに分類しなおします。
1)右手サム(以下S)
2)右手プル(以下P)
3)左手ハンマリングオン、プリングオフ、ミュート(以下L)

分類基準は、続くとしんどいものを括った、という感じです。




さて。
ここで3連フレーズを作りたいとします。もうひとつ前提として、この3連フレーズは何度も続けて弾くものとします。

組み合わせは(3×3×3=)27通り。
ここでいくつか条件をさらに付けてみたいと思います。
条件1)連続3回同じものは使わない。:くくり定義より、続くとしんどいから
  S-S-S、P-P-P、L-L-Lはちょっと現実的ではなさそうなので。
条件2)最初はSかPとする。
  Lで始まるのはどうしても弱くなりますので(ダメ、というわけではないのですが。)
条件3)連続してプル2発は使わないものとする
  ?-P-P、P-?-P、P-P-? はそれぞれプル2発が前提となるので大変かな、と。

というのを加味すると、以下のパターンが残ります。
これがスラップでの基本的な組み合わせ、となります。

パターン フレーズ例 コメント
S-S-P 3/7-3/7-1/9 親指2発の基本フレーズだと思います。
S-Sの部分を違う弦にすれば難易度アップ。
S-S-L 3/7-3/7-M
4/0-4/0-4/5
親指2発+左手ミュート音、というのはよくあります
親指2発+ハンマリングも良く使われるパターンです。
S-P-S 3/7-1/9-2/9 案外S-S-Pと混乱しないで弾くのは慣れが要るかも?
S-P-L 3/7-1/9-1/7 プリングオフとしてみました。
S-L-S 4/0-4/5-4/0 真ん中のLは適当に替えるとソロっぽい
S-L-P 4/0-4/7-1/0 超高速で弾くとかっちょいい。
S-L-L 4/0-4/5-4/7 サムのあとハンマリング2発
P-S-S 1/9-3/7-3/7 どちらかのサムを左手少し浮かしてミュート、とか。
P-S-L 1/7-3/5-3/7 コンビネーションが案外難しいパターンです
P-L-S 1/7-M-M 最後のサムはミュート(その前のLを押さえたままサム)
P-L-L 1/7-1/9-1/7 プルしてハンマリング、プリングのパターン

※フレーズは弦/フレットの表記です。

当然ながら、左手はプリング、ハンマリング、ミュートと3種類あるので、それぞれが使えればより良いと思います。
とはいえ、左手2発ミュートは難しいので、連続したものにはつかえませんが(笑




このように・・・結構組み合わせの個数としては少ないんですよね。基本的な部分だと。
でも、大抵得手、不得手がありますので(笑)これだけ全部をそれなりに弾きこなすのも結構大変かも。
テンポ130の6連位で弾ければ・・・、と思ってみたり。


なお。
あえて条件3つ付けて組み合わせ数を減らしましたが、減らしたパターンにあえて挑戦するのももちろんアリです。


例で使っている音(音程、というか押さえるところ)は適当です。
音は自由にいろいろ変えてみると、それだけでもう大変!というくらいのフレーズ量になります。
かっこいいかどうか、は・・・(汗)・・・例自体、あまりかっこよくないのはご愛嬌ということで。


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