ラバジをお店で買うと500円くらいします。ところが自分で作ってしまうと100円程度で出来てしまうのです。 ここでは「簡単に早く」作る方法を紹介します。 安く早く作れる事によるメリットは、気にしないでヘビーカバーにブチ込める事です。 切れてロスしても気になりません。 また、自分で作ったルアーでバスを釣る事が簡単に出来るので釣れた時の喜びも倍増します。 |
準備するもの | |
その他 セルロース塗料(ジグヘッドのコーティング用) 面相筆(ジグヘッド塗装用) |
@ラバー |
Aジグヘッド | |
Bソークオイル | |
C小型バイス ホームセンターで買える |
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D専用塗料 | |
Eハサミ 良く切れる物を準備 |
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F接着剤 エポキシ系の物で硬化後に透明になる物を |
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G針金 | |
Hラジオペンチ |
目次 | |
1.ジグヘッド塗装編 2.ラバーの巻き方編 |
1.ジグヘッド塗装編 | |
@ジグヘッドの準備 ジグヘッドには鋳型から取り出す際に便利なように離型材が付着しています。 個人的に使用する場合はこれを取り除く必要は無いと思うのでここでは説明しませんが、離型材の上から塗装すると塗料の乗りが悪く、衝撃などで薄利することもありますので気になる方は真鍮ブラシで取り除いて下さい。 |
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A塗料の準備 いろいろとビニール系の塗料を使用しましたが、これが一番塗膜が強いような気がします。 注意することとしてこの塗料は蓋をしていても中身が固まることがあるのでしっかりと蓋をしておきましょう。 |
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B塗装 ドブ漬けでも良いのですが、アイやブラシ取り付け穴が塞がって、あとで手間が掛かるので筆塗りで行います。 時間を置いて下地が透けて見えない程度まで2〜3回重ね塗りをします。 コツは薄く重ねる事です。 |
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Cコーティング 塗膜を保護するためにセルロースでコーティングを行います。 セルロースは原液のまま使用しないで、薄め液で薄めて使用して下さい。 濃すぎるとコーティングの塗膜が厚くなります。逆に薄すぎると下の塗料が溶け落ちることがあります。 また、画像のように口が広く底の浅いビンに薄めた塗料を準備しておくと便利です。 |
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D乾燥 塗ったジグヘッドを乾かします。 画像はキッチン用の棚を使用していますが、こんなものがあれば乾燥させるのには非常に便利です。 同時に100個は乾燥させられます(笑 |
2.ラバーの巻き方編 | |
@バイスにジグヘッドを固定し、ラバーを巻き付ける。 ラバーの長さは10cm程度。 巻く枚数は好みで。(オイラは3枚) 多いとボリュームが出てフォーリングスピードも遅くなる。 逆に少なくするとキビキビと動かせる。 |
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A仮締めをする 2〜3回クルクルと仮締めする。 ここでは針金を使用しているが、これは巻く作業を簡素化する為にやっているのであって一般的には(好みによっては)糸で巻く。 |
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B本締め Aで仮締めしたら、一旦バイスから取り外し、ラジオペンチで本締めをする。 しっかりと絞めたら1cm程度を残し、余分な針金を切る。(残した部分はフック側に倒す) 但し、この時強く締め過ぎると針金が切れるので注意する事。 |
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Cラバーを裂く 再度ジグヘッドを固定し、(強く固定しないと外れて危険)ラバーを引っ張り、ゆっくりとハサミを入れる。 上手く裂くコツはスリット(切り込み)を確実に1本1本切っていく感じで切る。 |
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D散髪 ラバーの形を好みによって整える。 スカートを長くすると、ゆっくりとフォーリングし、ボリュウムも出る。 短くすると早くフォーリングし、小さく見える。 活性やベイトのサイズに合わせて長さを調節する。 |
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Eブラシを付ける まず、今回接着に使用するのはエポキシ系の接着剤なので主剤と硬化剤を混ぜる。 比率は1:1であるが硬化剤を若干多く混ぜると硬化時間が速いような気がする。 比率を間違うと硬化しない事があるので注意する事。 ブラシは付属のまま付けても良いが好みや攻めるカバーの状態により間引いても良い。 |
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F接着 混ぜた接着剤をブラシの先に付け接着する。 この時、事前にジグヘッドの穴にブラシがしっかりと入るかどうかチェックしておく事。 ジグヘッドの穴自体が詰まって(加工不良)いたり、塗装で穴がふさがっている事があるので注意する事。 硬化したらブラシを好みの長さにカットする。 |
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G完成(一応) 約20分ほどで硬化する。 急いでいる場合はドライヤーで熱を加えると速く硬化する。 但し、気泡が発生するので注意する。 ここで一応完成となるが、この後ソークする。 |
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