1999.8.21、鶏鳴で起こされ、うとうとしていると地震で目が覚めました。
那賀川の渦を見て川口ダムに行きます。
急流那賀川です。恐いので下るのを止めます。
水が引いているときでも迫力あるのに多いときは考えてしまいます。
赤松川は四国那賀川の支流の一つです。
川口ダム下に流れ込む赤松川の水は透明です。
以前くだったコースなら安心なので赤松川下りに決定です。
といっても川に降りる道は無く、川の中は大岩だらけ堰だらけですから下れるコースもありません。流矢から上へ約2km、ほんの少しの川下りです。
もう稲刈りの季節ですか。稲刈りしている方に声をかけ、その横に駐車して、スタート地点まで約2km、徒歩で道を歩きます。
スタート地点は橋の架け替え工事中でした。工事現場からスタートです。
増水している分だけ濁っていますが、その分早い流れです。
左右の木々が迫る狭い流れです。岩が水を跳ね上げ波を立てます。一度下った経験から沈下橋まで難所はないと言って進みます。
大きな堰があります。思い出します。堰があったのです。そうです堰は二つありました。前回は渇水時だったので簡単に歩いて降りることができたのですが、今は増水時、滝のように流れるので歩ける場所がありません。端から端までダメみたい。困った困った駒鳥姉妹です。
堰の流れに立ちつくす私は、ロープをつけて舟を堰の下に流し、堰の下の深そうな場所を選んで、透明な水ですがホワイトウォーターで水中がよく見えません。
足から大きく飛び込みました。ライフジャケットをつけているので溺れませんがビショヌレです。水深2mほどで岩もないところでした。
狭い流れは大岩に当たって激しく曲がり、落ち、流れます。
難しい流れを華麗に踊るように下り、takataに「見たか!この華麗なテクニック!」「どうだー!」と調子にのって大自慢しているときにひっくり返ってしまいました。
その後、泳ぎながら下ったり(冷たい水ですがかなり太めの体なら泳げるのです。でも、カヤックとともに流れていく姿を橋の上から見ると遭難しているように見えるんじゃないでしょうか。それもカッコ悪いと思い、再乗艇。)、沈する限度を確認しなしながら再沈といったお間抜けもしながらゴールにたどりつきました。
稲刈りはまだ続いています。いつのまにかバインダーにビーチパラソルがとりつけてありました。
川の禁漁案内に色々書いてありますが、水中眼鏡禁止期間があります。
清流ならではの漁法があるのでしょう。