タコのカヤック旅日記 <錦川お花見カヌーの巻>




 1999年度カヤックシーズンインということで、錦川お花見カヌーです。日本三奇橋の一つとして有名な山口岩国錦帯橋の架かる錦川は、川に沿って走る錦川清流線の名前通りの清流で、錦帯橋周辺は中国一の桜の名所として内外の花見客を集めます。
 シーズンの始めは、お花見カヌーがいいでしょう。
 山陽道を降りて直進、北へ20km程の根笠からスタートです。根笠のトイレは綺麗です。車も駅におけるし、川までの道もいいし、桜は満開だし、おすすめスタートポイントです。
 新品のスプレースカートを着けて「いざ、出発!」の図です。

 錦川清流線の駅周辺は殆ど桜があります。

 土手のスロープを降りるとここです。車でも降りられるスロープですが、担いで歩くほうが楽そうです。
 河原はせまいのであまり歩かずにすみます。


 このすぐ上に瀬があります。
 出来れば瀬の上からスタートしたいのが人情ですが、川に降りる道はそう都合よく整備されていません。

 後ろに見えるのは根笠の橋、その下あたりからスタートしました。


 クラス1〜2の瀬です。

 この程度なので、安心です。

 水はちょっと冷たいかな。

 でも手袋はいりません。





 錦川清流線の乗客が車窓から手を振ってくれます。
 対岸の道路を走る観光バスの乗客も手を振ってくれます。自家用車の窓はガードレールでよく見えません。
 清流を見るとカヤックが浮かんでいるのですから、つい手を振ってしまうのでしょうか。

 パドルを振って応えます。



 透明な流れです。浮かんで流れる快感があります。
 


快適な流れ、春の明るい緑の山、水鳥が舞い、錦鯉が泳ぐ



 南桑の橋と桜です。お花見気分になれる景色です。


 根笠から約40分かかりました。

 橋のところから上陸するとお店があります。
 でも、休憩には少し早いかな。などと流れていきます。 

南桑のほかにも桜はあります。
 鉄道と道路は右岸と左岸に分かれて走ります。
 駅のあるところには橋があります。
 車一台で川下りするには最適な環境です。
 これで流れが良くて透明なのですから
 最高ですね。

 
 瀞場を漕ぐのは苦手です。
 底を覗くと魚が見えます。
 普通の鯉は逃げますが錦鯉は逃げません。



 お地蔵様に見えませんか。

 この後、時間があれば錦帯橋まで行くつもりでしたが、行波で上陸し、遅い昼食を買いました。
 河原で若い女性の二人に「気持ちいいですか」と声をかけられ、驚きました。返事に詰まると逃げていきました。
 追いかけたいところですが、清流線の発車時間が迫っていたので行波駅に向かいました。
 車を回収して錦帯橋でお花見しました。
 岡山では鶴山公園、後楽園が有名ですが、さすがに中国一です。
 ただし、この時期錦川名物の「しろうお」踊り喰い、魚屋で売っているのは九州産って、そりゃないよ。採れなくなってるってことはだんだん川が弱ってきているのでしょうか。


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