sorry,Japanese only

平成13年6月30日

第 38 号

NPO 岡山県自閉症児を育てる会


目次

第3回AAOのご案内
AAO活動報告
夏合宿 経過報告
ボーリング大会特集
第2回「自閉症児への指導・支援講座」のご案内
キッズルーム Q&A 「プロフィール表編」
予告 吉備国大招待行事「カレーを作って皆で食べよう!」
7月度勉強会のお知らせ「OHAの会」「つくしんぼの会」「ゆりかご講座」
サッカークラブからのお知らせ
7月度水泳教室からのお知らせ・案内
女の子の会活動報告
「仕事について思う事」 鳥羽紗代
近隣の講演会等のご案内
私のお薦め本 「私の障害、私の個性。」
「夏合宿への想い」 K
「ママは何でもお見通し」 吉田ヒデキ

6月です。
うっとうしい梅雨空に気持ちまで曇っていませんか?
お母さんの気持ちが曇り空だと、家中がしんどいもんです。
せめてみんなの心を少しでも晴の気分に替えたいと、この会報を書いています。
私は、いろんな人からよく電話を貰います。
「今元気ないのよ。いつも元気な鳥羽さんから、元気をいただきたくって・・・」
そんな電話にはついつい張りきって、元気になっていただきたくて、お話します。
そんな人からの電話は、実は少々めげていた私を元気にしてくれたりもするのです。
こんな私でも、人のために役立っている。
そんな風に感じられるから…。
人はなんのために生きているのでしょう。
私は、こう思うのです。
「人は人のために生きている。」
「誰かの為に生きている。」
「誰かに何かをして上げる為に生きている。」
それが誰かは、一人一人、またその時その時で違う事でしょう。
でも、生きていて良かったと思える瞬間って、誰かの為に何かが出来た時ではないでしょうか?
 
私達の会には大勢のボランティアさんが登録をしてくださっています。
何かの手助けがしたい、そう思ってくださる方達です。
 私達の会の活動は、主に土曜日曜日が多く、学生さんにとってせっかくのお休みを、子ども達とあんなにも一生懸命かかわってくださって、感謝の言葉もありません。
「何が彼らをそうさせるのか…。」
 休みの日ぐらいゆっくり朝寝をしたいだろうに、こんなに大変な子どもの世話をしに来てくれるんだろう。
 学生時代遊び呆けていた私は、ただただ申し訳ない思いでイッパイです。
 
 あるボランティアさんの一言を思い出します。
「たまに見る〇〇君の笑顔が嬉しくって、このボランティアは辞められないのです。」
 いつもポーカーフェイスの彼ら自閉症児が、時によっぽど嬉しかったりした時、なんとも言えない笑顔を見せてくれる事があります。
 その笑顔に一度でも出会ってしまったら、もう辞められない、止まらないです。
 こんな子どもとのやり取りは、大変ですけれど、ボランティアさんにとっては、やりがいのあるものなのでしょう。

誰かのためにを考える時、それがボランティアをしている彼らを生き生きさせるのかもしれません。
生きている実感をボランティアも、子どもも、そして親も感じたい。
そんな場の提供を、私達育てる会はしていると思っています。またして行きたいと思います。
さぁ〜、梅雨空に負けないで、「今日も元気だ!エイ・エイ・オー!!」
(鳥羽美千子)

これまで「育てる会会報」はHPに全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は目次と
巻頭文だけにさせていただいています。
会の行事の予定は育てる会の「
今月の予定」に、近隣の講演会等の案内は「案内板・伝言板」に、
また特にみなさんにお伝えしたい記事だけは「
育てる会 ライブラリー」に載せるようにしています。
容量は小さくなりましたが、ぜひご覧下さい。

会報は会員の方へは郵送でお届しています。
ご希望の方は賛助会員に申し込みをお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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