平成15年1月1日

第56号
NPO 岡山県自閉症児を育てる会
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目次
過ぎたるは及ばざるがごとし
河島先生を囲む講演会 報告
クリスマス会 報告
ボランティアさんからのメッセージ
来ん祭、見ん祭、歩きん祭 スタンプラリー in 高梁
ボランティアさんからのメッセージ
AAO活動のご案内
キッズルーム
勉強会のお知らせ
OHAの会。つくしんぼの会、ゆりかご講座
サッカークラブからのお知らせ
水泳教室のお知らせ
女の子の会からのお知らせ
私たちのお薦め本コーナー
「自閉症 日だまりへの道しるべ」
「自閉症や知的障害をもつ人との コミュニケーションの10のアイデア」
近隣の講演会のご案内
掲示板
事務局だより
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さすがに12月だけあって、毎日寒いですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。我が家は、「NOこたつ」を推進しております。
こたつがあると確かに団欒できていいのですが、おしりが重くなるのでいけません。
部屋が狭くなるのも困るので、もっぱらホットカーペットだけです。(エアコンもファンヒーターもありますよ。使ってないだけですよ)毛布を出したのも11月の終わりごろだったような・・・。
結果、我が子はどんな環境でも生きていける子どもになっています。
こうやって私が会報を書いている今も、子どもはなんの暖房器具もない部屋でファミコンしています。不思議と風邪などひきません。
皆様!過保護はいけないということです。何ごとも過ぎたるは及ばざるが如し。
部屋をやたらに暖めるのは、空気を乾燥させることにもなりますし、外気との温度差から結露の元です。結露は冬の敵です。暖かい部屋の温度をいいことにカビルンルンが発生します。乾燥もカビも気管支に悪いです。気をつけましょう。
あと、抗菌滅菌殺菌で予防しすぎるのもいかがなものかと思います。菌に対する抵抗力が子どもの中に出来にくくなるのではないかと心配します。
ただし、冬場はインフルエンザなんていう悪い病気も流行りますので、外から帰ったら手洗いうがいをしっかりしましょう。
現実問題、子どもに求める場合の「ほどほど」は難しいです。○○しなければ気がすまないというのが障害のようなものです。「ほどほどにしなさい」とキレるのをほどほどにしないと身体をこわすかもしれません。これも気をつけましょう。(^0^)
ドラゴンクエスト(ファミコンソフト名)の中にいいアイテムがあったのを思い出しました。勇者が勝手に他人の家に入って宝箱を見つけて開けてみると「すばやさの種」とか「賢さの種」とかでてきて、それを食べると名前の部分がレベルアップするのです。
ああ「悟りの種」もしくは「認知力の種」ほしいな。「悟りの種」は私が飲みます。・・・念のため。(何を悟るかはご想像にお任せいたします)作ることが出来たら、ノーベル賞いただきでしょうか。しかし残念ながら英語のスピーチが出来ないので、研究はあきらめます。
やはり、地道に充実した日々を積み重ねていくことですよね。
子どもにやらせたらいいと思うことは、本当にたくさんあります。
先輩お母さんからお聞きした事とか、先生からお聞きした事とか、本で読んだ事とか、HPで見つけたこととか情報はこちらが求めさえすればいくらでも得る事ができます。
みのもんたさんがおもいっきりTVで毎日「これを食べたら○○にいい」という食材を紹介します。毎日1つずつ増え、1週間で5個になり1ヶ月で20個に・・・。でも、一度にそんなに食べられません。おなかを壊しては元も子もありませんし。
いいということも今必要なことを適量継続するのが身につくコツかもしれません。
まずは、選択するための情報を集めませんか。会の勉強会に参加するなんていかがでしょう。
(文責:K.H)
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河島先生を囲む講演会 報告
去る12月11日 太陽の家にて、第2回目の講演会を行ないました。
午前中は高橋知恵子先生より「わかりにくい子のための算数」と題して、1〜100の数字ならべの教え方を学びました。1〜100の数字ならべという1つの課題学習の中に、子どもとの関わり方のヒントをたくさんいただきました。学ばせる教育をするとは、どういう事なのか。親の取り組み方、ものの見方しだいで子どもが変わる事を実感しました。
午後からは河島淳子先生のお話。
特にすばらしいと思ったのは、あるお母さんが、子どもとのやりとりの様子を克明に書き記されたコミュニケーションシーンの再現の部分でした。
その子の問題行動と母親の関わり方のとらえ方に河島先生らしい、先生でなくてはというものを感じました。その様子を先生のお話の中からひろいだしましょう。
母の行動の全てをチェックしやり直しをさせようとする子の問題行動について、先生が一つ一つ説明しながら、考察していかれました。
自閉症児特有のこだわりやわがままとしてとらえてしまいがちなこの子の行動を、お母さんのことが大好きだから、お母さんのことを思い通りにしたいという子の愛情表現という風に見られたのでした。
先生のすごいところは、そういう風に子どもを見ることに気づくことで、子どもをいとしいと思い、かわいいと思えるようになっていって、やがて親の子どもとの関わりを変化させ、子どもの問題行動そのものを変えていかれるというところです。
母が変われば子は変わる。
自閉症児のこだわり行動にはひとつひとつ意味がある。
子どもの行動の奥にある、物言えぬ子の想いに共感しつつ、社会の中で受け入れられる行動に変えていくという、このトモニの母を育てるやり方は本当に納得のいくものでした。
それでは、以下当日の参加された方々の感想です。
第2回
河島先生を囲む会に参加して
T.M
数字 1〜100までのマッチングでも、色々と細かな要素があり、奥がとても深いなあと感じました。ひとつの課題についても意識して取り組んでいくことで、子どもに力がついていくんだと思いました。親がしっかりと気持ちを持って関わっていかなければいけないと、改めて
反省、実感です。
夏のセミナーから、先生には色々なことを教えていただいています。我が子は数については、計算はある程度できても
概念は入っていないと思っていたので、夏のセミナーのお話も、今回のお話もとても参考になりました。
生きていく力につながっていく、大切な課題だと感じました。
M..N
本日のキャベツ君のお話は、先生が1回目に読んでくださった時には、子どもがクレーンを使って冷蔵庫を開けさせようとしたことなどから、『母親との関係を圧倒的な力を持って、母親をコントロールしたいという願望の表れ』に違いない、と思いました。
2回目の解説の中で、実はこれは『母親との関係が深まり、母親にしてもらいたいということの表れ』ということでした。
私の観察力はまだまだだと思い、改めていろんなことに気づかされた一日でした。
今日はありがとうございました。
E.O
「ともに」に載っている取り組み、課題の全てをみるとプレッシャーがかかって、やる前から諦めモードになりがちですが(私だけかな?)、高橋先生が具体的にとても細かく1〜100までの取り組みを時間をかけて教えてくださいまして、これなら出来るかも・・目標をしぼって、ポイントを押さえて、出来ることから少しずつやっていけばいいんだと、自分を安心させています。
午後からの講義では、はじめてコミュニケーションシーンの再現のすばらしさに開眼しました。実は夏休み(8月)の講演会の時には、それほど大切とは感じていなかったのです。
シーンを再現することで、親が冷静になって子どもを観察するようになれること、日常の生活の流れの中で忙しさに紛れて気づかないで、そのまま消えてしまいがちな子どもからのかすかな発信、欲求に気づいていけること、自分の対応のまずさがうきぼりにされること、やっとわかりかけてきました。
でもこれは、河島先生のするどい観察があってこそ生きてくるのですよね。
あ〜かなわない。前回、河島先生は「私は厳しいですよ!」とにこやかに言われた時、身の引き締まる思いがしました。反面とても心が踊りました。
だからこそトモニ会員の皆さんはあんなにもすばらしいレポートが書けるのだろうなあ。
自分を磨いてくれる人、鍛えてくれる人なんて、大人になってからはそうそう出会えるものではありません。本当にこの勉強会に入れていただいたことをありがたく思います。
今は先生の一言一句を聞き漏らすまい、できるだけ吸収したいと張りつめた思いでみなさんいると思います。回を重ねるごとにグループカンファレンスのような形で、個々のお子さんの姿や、お母さんたちの考えなども聞けたらいいなあという気がします。
この勉強会が豊かなものになるよう、私も足をひっぱらずがんばってついていきたいと、私なりに決意していますので、どうかよろしくお願いします。
さて、会報55号で募集した本年度の療育支援者養成セミナーの申込みがたった2日で定員25名に達してしまいました。その後も申込みが相次ぎ、30名まではなんとか先生にご無理をお願いして参加していただける事になりました。
しかしもうこれが限界です。先生はやるからには、行き届いたことをしたいとおっしゃってくださっています。お話をするのにも、子ども達のことを知らなくては話す内容も深まっていかないということで、自ら参加者のお子さんへの発達検査も順次していただくことになっています。
その後に申込みいただいた方には申し訳ないのですが(現在36名の方が申込みされています)、キャンセルされる方がありましたら、ただちに入会していただきますのでお待ちください。また、キャンセルがない場合でもご安心ください。先生に了解をいただいて、育てる会会員の方には当日のセミナーのビデオはお貸しできることになりました。ご覧になって学んでいただく事は可能です。ビデオの貸し出しについては事務局までお問合せください。
(セミナー担当:鳥羽 美千子)
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続いて、いつも育てる会がお世話になっている2つの大学での招待行事の報告、感想です。
《川崎医療福祉大学サークル招待行事》
ク リ ス マ ス 会 報 告
去る12月8日(日)に 「川崎医療福祉大学 ASC」の皆さんによるクリスマス会が開かれました。毎年恒例となったこのクリスマス会も今年で4回目となりました。
いつもいつも温かい気持ちでいっぱいのクリスマス会にご招待頂きボランティアの皆さんには本当に感謝しております。
くずついたお天気の中、駐車場で出迎えてくれたサンタさんとトナカイくん。
そして次々に出会う会場案内係の皆さんの笑顔で寒さが吹き飛びました。
会場に入るとキレイに飾りつけされた壁や窓、クリスマスツリーに子どもたちは引きつけられ気分はすっかりクリスマスです。
打ち合わせの段階で今年は吹奏楽部の皆さんに予定が入っているとのことで、とても残念に思いましたが、小西先生の紹介でカルミア(アカペラグループ)の皆さんに来ていただきステキな歌声を聴かせて頂きました。
私自身アカペラは初めてだったので楽器なしで、ここまでできるの!? と感動ものでした。当日歌われた曲はリクエスト曲ばかりだったそうで、なかにはその日の朝いきなり楽譜を渡され30分ほど練習しただけというものもあり、ハラハラする場面もありましたが、リーダーのキヨシさんの語りでとてもよい雰囲気でした。
大人向けのいかにもカラオケに合いそうな(?)曲もありましたが(誰のお母さんリクエストだったのでしょう
(^_^;)・・)、キレイな歌声はわかるのでしょうね。
足を投げ出し、私にもたれかかり、あまり聴く態度としてはよくない息子でしたが、その足先を見るとちゃんとリズムをとっていました。すごいですね。カルミアの皆さんの元気で楽しい雰囲気がしっかりと伝わってきました。
その他にも歌に踊りにゲームにリース作りと盛りだくさんの内容で本当に準備が大変だったと思います。部長の工藤さんをはじめ前日寝てない方もいらっしゃるとか・・・お疲れさまでした。
できればずっとずっと続けて欲しい行事なのであまり無理はされませんように(^.^)。
一年の内で同じ時期に同じ行事があるというのは子どもの成長がよくわかるので本当にいいですね。2、3年前初めて参加した時は(母不在)我が子たちも見通しがもてず、楽しむどころではなかったようで集団から逃げ出し迷子になりました。
見つかった時にはちょうど教室移動をしていたところで、移動の苦手な息子は「イヤダ イヤダ」と座り込み、鳥羽さんとボランティアの中西君にエッホエッホと運ばれたというすごい記録(?)が残されています。
しかし毎年参加しているとだいたいの流れがわかるようになりゲームや踊りなどにも少しずつ参加できるようになりました。(息子にとって最大の目的はケーキでしょうが・・・)
1年ごとに参加しやすくなり 私自身も楽しむ余裕ができました。これもボランティアさんのおかげです。ボランティアさんの笑顔にいつも元気をもらっています。本当にありがとうございました。
(クリスマス会担当:K)
| クリスマス会 こぼれ話 |
みなさんケーキはいかがでしたか?実はクリスマス用にサンタの砂糖菓子とひいらぎの葉の飾りをつけてもらい、クリームは子どもの好きそうな物に、そして下はロールカステラにわざわざ変えてもらったという特注のものだったそうです。
行きつけの店ではなくたまたま雰囲気のよさそうな店に入りお願いしたところ、すんなり「いいですよ」と言ってもらえすごく嬉しかったのだと工藤さんが笑顔で話してくれました。
また、カルミアのみなさんにお願いしたところ「いろんな人の前で歌うのが楽しいんです。」と本当に楽しそうで6人の気持ちが一つにまとまりずっと聴いていたい気持ちでした。
歌い終えた後も一緒にゲームなどに参加して下さいました。素敵な笑顔が印象的でした。
そして最後のクリスマスプレゼント。小西先生から子どもたちへのクッキーのプレゼントを頂きました。
「サンタさんは来るけどプレゼントはないよ。」と言い聞かせていたので子どもたちは大喜びでした。
今回のクリスマス会には色々な人のあったかい気持ちがたくさん詰まっていました。
子どもたちのために本当にありがとうございました。笑顔がいっぱいのクリスマス会でした。
ASCとは川崎医療福祉大学の中にある 『 「岡山県自閉症児を育てる会」を支える会』という学生さんたちのボランティアサークルです。先輩から後輩へと引き継いでくださり、子ども達へのサポートを続けてくださっています。
本当に感謝です。
続いてクリスマス会に参加されたお母さんからのメッセージを紹介します。
M.S
12月8日A・S・Cのクリスマス会に参加しました。我が家は3回目の参加です。
当日、小雨の降る肌寒い中 外でサンタさんが待ってくれていました。
「今年も頑張って準備してくれたんだなぁ〜」と嬉しく思いました。
前日から体調がすぐれず
朝からイライラしていたのが会場に入るとそのイライラもどこへやら!
学生さん達の優しさとアカペラの歌声の美しさに私の心は癒されていきました。子ども達の表情もそれはいい表情になっていました。こんなすばらしい経験はなかなかできることではありません。
本当に頭の下がる思いと感謝の気持ちでいっぱいです。きっとこの素晴らしいクリスマス会は私たち親子の心の中にずーっと残り続けていくと信じています。
工作で作ったリースは家の中心に飾り、我が家を暖かくほのぼのとした気分にしてくれています。去年作ったテーブルコースターも2人の勉強机の上に今も大事に置いてあります。
学生の皆さん本当にありがとうございました。本当に素晴らしい1日でした。
ゲーム、アカペラ、ケーキ、料理 どれも本当によかったです。
今年参加されなかった家族の方々、来年は参加してみてはどうですか?
P・S 招待して下さってありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。学生さん達にも素敵なサンタさんが来ますように。
I・ハハ
先日楽しみにしていた、川崎医療福祉大学の学生さんによる「招待クリスマス会」に行ってきました。とても楽しかったです。
今回初めてで、残念ながら他の家族はそれぞれに予定が入っていて私と娘の二人での参加でした。
朝、カレンダーに書いてある予定表を見て「え〜クリスマス会。やった〜」と言ってはしゃいでいる娘を横目に私は
「バイキングの料理、ちゃんと間に合うのか」
「みんなどんなのを作ってくるのか」の方が気になっていました。
大学の駐車場に着くとサンタの帽子とトナカイの角をつけた学生さんが待っていてくれて明るく出迎えて下さいました。感激した娘は大学の校舎へ向かう道で何度も駐車場を振り返っては手を振っていました。
受付が終わり部屋へ入ると自分の名前が書いてあるテーブルを見つけて「ここにあったよ」と部屋中を走り出し机の下にもぐったりで追いかけっこになってしまいました。
今日一日こうだったらどうしょうと不安でいっぱいでしたがしばらくすると周りの様子に気付いたようで学生さんが声をかけて下さるといっしょに遊びだしホッとしました。
「お楽しみ」が始まるとみんなキチンと親といっしょに座って待っていました。
アカペラを聴いたり、ダンス、ゲームなどを楽しみました。アカペラは「カシミヤ」という6人組の(男2人女4人)のグループです。楽器を使わずにハーモニーが出せるなんてステキでした。親の方が楽しませて頂いたようです。
ダンスはいつも最初がダメだとしゃがんでしまったりするので無理かも知れないと後ろで手を持ってかまえていたのですが、私の手を振り払って一歩前に出てノリノリで踊り出したのでびっくりです。その場の雰囲気がとても良かったのでしょう。
一回で入れたのは初めてです。とても嬉しかったです。
ゲームもその調子でどんどん前に出てくれて、本当に参加できて良かったと思いました。
「お腹がすいたよ〜」の声が少しずつ聞こえ出すともう昼食のバイキングの時間になっていました。好きな物ばかりお皿にキープして子どもは学生さんに任せ2回もおかわりに行ってしまいました。少しずつ色々な種類が食べたいのです。お腹いっぱいになりました。
おいしかったです。
午後からは工作で「リース作り」きれいな色のマカロニがたくさん用意されていて、みんなたくさん飾り付けていました。
ボンドが乾くまでケーキを食べた時、隣の席の学生さんに話を聞くと昨日は夜遅くまで準備をし朝も早くからおにぎりを作って8:30には大学に来ていたそうです。
「今の笑顔はこの日のために用意したものだから疲れなんて感じません。」と言って下さったのでとても嬉しかったです。心がこもっていて是非来年もまた来たいな暖かい気持ちで帰ってきました。家に着くとさっそくリースを飾り娘は姉たちに自慢していました。ステキなクリスマス会をありがとうございました。
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《吉備国際大学 ボランティア部 招待行事》
来ん祭、見ん祭、歩きん祭
スタンプラリー in 高梁 ☆ 報 告
12月15日(日)、吉備国際大学 ボランティア部招待行事で高梁市の街なかを歩く「来ん祭、見ん祭、歩きん祭 スタンプラリー in たかはし☆」 がありました。
残念ながら風邪で二家族の方がお休みされ、子どもの数は九名、五家族が招待していただきました。2年前、育てる会全体の招待行事としてこのスタンプラリーが行われましたが、とても好評で楽しかった感想がたくさん集まったのを思い出します。
その時の楽しさを、まだ2年前には参加できなかった子どもたちにも体験させたいという気持から、厚かましく今回は 「OHAの会」 で参加している子どもたちを中心に呼びかけました。
秋の招待行事「大運動会」のすぐあとでボランティア部の皆さんには申し訳なかったのですが、企画段階から本当に細かい心配りを感じました。
クリスマス企画でサンタさんが最後にやってきてプレゼントを一人一人もらいました。
帰宅し、初めてスタンプラリーに使ったスタンプ帳を見ました。裏表紙はサンタさんがそりにプレゼントを載せて配っている絵でした。よく見ると洋服やそりの上にあるプレゼントがはがしたり貼ったりできる、2倍楽しめる優れものでした。
「活動が終わったあとも楽しめる」ことを考える職人的なものを感じ、改めて感謝の気持を強くしました。
子どもたちと一緒に歩いてくださった方、道中ポイントで看板を持って誘導してくださった方、チェックポイントで子どもたちを待ってくださった方、スタンプラリーのバインダーを作ってくださった方、いろいろな場面を考えて視覚支援のカードを作ってくださった方、司会者の方、サンタさん、たぬきさん(?)、新代表の汐崎さん、今年で引退される3年生・・・。総勢30名の部員の皆さん。
改めてこの場を借りて、感謝の気持を伝えます。
駐車場のお迎えから車に乗って別れるまで、子どもたちを一時もあきさせない数々の心配りを感じました。子どもたちのニコニコ笑顔がイベント大成功の証です。私たち五家族で楽しむには勿体ない位、いい企画だと思いました。本当にありがとうございました。
そして厚かましいお願いですが、今回参加できなかった会員がまたリクエストしたら、是非またお願いします。参加した親の方と、ボランティア部の学生さんに感想をいただきました。
OHAの会員の方には全員分を後日お渡しします。会報には数名の方の感想を載せさせていただきます。
(OHAの会 スタンプラリー担当: M)
☆『来ん祭、見ん祭、歩きん祭 スタンプラリー in たかはし☆』 に参加して☆
Y.M
高梁に到着した時はどんよりしていた空も、スタンプラリーがスタートしたころからは青空が見え始め、風もなくポカポカと暖かな絶好のお天気になりました。
初めて高梁を訪れた息子ですが、吉備国際大学ボランティア部の皆様方の心温まる歓迎を受け、最初のうちは少し恥ずかしがっていましたが、次第に担当のボランティアさんにも慣れ、楽しく無事コースを回ることができました。
ボランティア部の方々には事前にプロフィール表の提出や電話での打合せ、そして当日はスタンプ場所の他にもたくさんのポイントにスタッフの方が立ってくださり、大変きめ細かい対応をしていただきとてもありがたかったです。お陰で親は安心してボランティア部の方々の御厚意に甘え、小京都のプチ散策を楽しむことができ、よい気分転換になりました。
コース中にも色々と趣向を凝らしてくださったり、ゴール後も全員が戻ってくるまでの間、ゲームやお絵描きコーナーもあったりと、内容も盛りだくさんで、子ども達も楽しめたようです。
(息子は1人ロビーをチョロチョロして担当ボラさんは大変だったと思いますが・・・)
昼食後も、サンタさんから記念写真付きのスタンプ帳と、クリスマスプレゼントまでいただき子ども達は大喜びでした。素敵なスタンプ帳をもらって、きっとどの子も満足感でいっぱいだったと思います。
ボランティア部の皆様方には準備、実施と色々大変だったにも拘らず最初から最後まで笑顔で対応していただき、本当にありがとうございました。感謝の気持でいっぱいです。
とても温かな気持で高梁の町をあとにしました。
キッズルーム
続いてキッズルームに参加されたお母さんからも感想が届いているので紹介します。
| 参加した兄弟も大喜びキッズルーム |
すすむっちの母
今年3月に入会して、今年度3回続けてキッズルームに参加しました。6月は内容が会報などでしか、わからないまま本人(4歳)と年長の兄と夫の参加 でした。本人は初めての参加でかなり混乱したものの、兄はとても面白かったと言ってました。
2回目(前回)は夫が仕事でいなかったので、本人と兄、初参加の小2の姉と1才の妹と母親の私の参加でした。
それぞれにボランティアがついてくださり(昼寝をしていない1才の妹はなかなかなじめませんでしたが)、とても満足して帰りました。・・・と言っても我が家は多分参加者の中で一番近い場所に住んでいますので自転車であっという間ですが・・・
3回目は、2回目参加のときに撮った写真(とても気に入っているリンリンゴール・・鈴がぶら下がっていてボールをうまく通り抜けさせるゲートと保育園でも大好きなバルーン)を、家を出る前と体育館の前で見せたものの、午前中の行事の疲れもあって、「いや〜」と多少嫌がったものの、中からMママが助けてくれ、どうにか入り口を突破しました。
本人は自由遊びはそれなりに楽しいようです。
プログラムはまだ3回目とあって、まだまだあまり楽しくないようです(バルーンは別)
兄弟参加者の感想として、内容は毎回一緒で、果たして面白いかなあ・・・と思っていたのですが、今回も帰り道に、「今日面白かった。服の色で年寄りかどうか分かるらしいよ・・」(トレーナーの色のこと)など、うれしそうに話してくれます。
確かに、家庭の中でも、自閉症の弟のことで、ついつい自分たちは後回し・・・、外出したら、自分たちのペースは無視され、弟のペースに振り回されてしまいがち。
この子達にとってもボランティアのお兄さんお姉さんと関わってもらえる有意義な時間なんだと感じながら帰りました(ちょっと母親の私も時には見習わなくっては・・・)。
本人はリンリンゴールとバルーンを、兄弟もお兄さんお姉さんと遊べることを楽しみに2月を待ってます。
キッズルームは小さい子をおもな対象とした活動です。お母さんと本人が、いろんな体験を通して関係を深めるのを目的としています、そのため、原則としてボランティアさんは “兄弟たち”についてもらいます。
兄弟たちがボランティアさんと楽しんでいる間に、お母さんたちもしっかり、人形劇やいろんな遊具で本人と楽しんでください。
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以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
会の行事の予定は育てる会の「今月の予定」に、近隣の講演会等の案内は「案内板・伝言板」に、また特にみなさんにお伝えしたい記事などは「育てる会ライブラリー」に載せるようにしています。
容量は小さくなりましたが、ご覧いただければ幸いです。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費
3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。