by.皇帝ペンギンぱぱ
先日、TVを見ていて不覚にも涙を流し妻に笑われてしまいました。
皇帝ペンギンの父親達が、我が子の卵を足の間に抱いて、
飲まず食わずで、父親同士お互い寒さに身をよせあいながら、
みんなでただひたすら妻達の帰り (出産後の食事中)を待っている
・・という他愛のないシーンでした。
(・・・身につまされているのだろうと言う声もそばからありましたが・・・)
それにしても、妙に涙腺がゆるんできているのを感じるこの頃です。
障害児の父となり、人の優しさが一層感じられるようになったからかも
知れません。
憐れみや同情ではなく、“人“の持つ柔らかな慈しみの愛を感じる時、
微笑みながらも思わず目頭が熱くなり、
・・四十男として少々情けなくもあるのですが・・、そんな自分が何故か
不快ではありません。
人間まだまだ捨てたもんじゃない。
功利主義の世の中といえども、いつも温かい心はみんなの気持ちの
根っこに流れています。
そして、その流れに支えられてこそ、障害を持つ我が子達も幸せな
人生がおくれると思います。
素晴らしき人間とペンギンに乾杯!!