英会話で聖書
英会話で聖書
今日のテーマ:HEAT<暑さ、熱>
"A reliable messenger is refreshing to the one who sends him, like cold water
in the heat of harvest time. Pro.25:13<TEV>
「忠実な使者はこれを遣わす者にとって、夏の暑い日の冷たい雪のようだ。
彼は主人の心を生き返らせる。」 箴言25:13<新改訳>
台風と豪雨と洪水・・・。かつて、各地で治水も進んでおらず、気象予報も
整っていなかった時代に起こっていたことが、この何年か、各地で、特に東海、
関東地方など、比較的大きな都市部で起こるようになってきました。さらには、
HEAT ISLAND 現象という現代の産物による東京の雷と豪雨・・・。
このHEAT ISLAND現象 は、年間の平均気温を30年前と比べて3度近くも上げて
しまった結果、雨のみならず桜にまで影響を及ぼしていて、この何年か、桜の
開花前線のスタート地点は東京になってしまっているのです。その恐るべきHEAT
ISLANDの原因は、主に車の排気ガスとエアコンの排気。便利になった分、その
副作用に都心はあえぎ始めている・・・。いえ、都心ばかりか、日本全体がその
影響を受け始めているのでしょう。
「暑さ、寒さも彼岸まで・・・」という、昔ながらの日本の四季、神様のお与
えくださった自然の恵みを、私達は自らの手で崩しつつ歩んでいるのです。かつ
て1970年代以来、20世紀は公害対策に明け暮れ、川や海は本当に昔の美しい姿を
取り戻したところが多くあります。そして、21世紀、もう一つの取り組みが求め
られているのでしょう。
人間は、自分達の力が全てであると相変わらず考え、時代を走りぬいていこう
とするのですが、それは、いつも神様の恵みを取り崩しながら歩んでいるに過ぎ
ないことを覚えなければならないでしょう。そのすべての人の歩みを、なおも神
様は御手の中に治め、心留め、憐れみのうちに支えてくださっての今日なのでは
ないでしょうか。
夏のHEATを、創造主にあって心地良いHEATと感じることのできる魂の純粋さを
求め、また、気候的にも誰もがそう受け留めれる自然環境の回復をも求め、取り
組んでいきたいものです。
英語話で聖書に戻る