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07.Jpeg画像を表示してみよう。

 1.ファイルを開くためのダイアログコンポーネントを追加します。
  以前に「TTimer」を追加したように、「TOpenPictureDialog」を追加します。
   これは、「Dialogs」のタグにあります。
 2.追加したら、これのプロパティを設定します。
  「Options」を展開し、
   「ofPathMustExist」をTrue
   「ofFileMustExist」をTrue にします。
  詳細は、「F1」キーヘルプで確認しといてください。
 3.画像ファイルの読み込みは、「ClickRight1」の手続きなので、そこに以下のコードを追加します。
  以前入力したデバッグ用のコードはコメントアウトしています。

  「OpenPictureDialog1.Execute」を実行することで、オープンダイアログが出てきます。
 4.実行して、フォームを右クリックしてみましょう。
  以下図の「OpenPictureDialog」が出てきます。
   今は、開くだけ開いてコードを実装していないので、これを閉じて、フォームも閉じときます。
    Delphiを復活させといてください。
 5.「jpeg」ユニットを追加入力します。
  これがないと、jpeg画像があつかえません。
   事実、先の「OpenPictureDialog」でも、jpeg画像が見えませんでした。

  「uses」の後に並んでいるのは、全てファイル名です。
   ここでしたことは、「jpeg.pas」を使うよと宣言しています。
  また、ファイルの並び順には意味があって、後のファイルほど優先度?が高いです。
   つまり、並び順を勝手に変更するとDelphiにおこられることがあります。
    もちろん、わかっていて順番を変えることもあります。
 6.たちまち、jpeg画像を表示してみるため、以下コードを追加入力してみます。

  コード詳細は、「F1」キーヘルプで確認しといてください。
 7.確認のため、jpeg画像を読み込んでみます。
  サンプルとして、
C:\Program Files\Borland\Delphi6\Help\Examples\Jpeg\Testimg.jpg
   があります。
  もちろん、他のjpeg画像でもかまいませんが、jpeg以外のファイルを開くとエラー表示されるはずです。
−−以上−−
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