スピーカーの交換、追加に関する諸問題

インピーダンス(Ω)とは?
スピーカーを直列にした場合の抵抗値 R=R1+R2
スピーカーを直列に追加した場合は、そのまま足し算になります。
スピーカーを並列にした場合の抵抗値 R=1/(1/R1+1/R2)
スピーカーを並列に追加した場合は、個々の抵抗値を逆数にして全て加算し、結果を再度逆数にします。
SGの純正フロントスピーカーの抵抗値
インパネ12Ω、ドア6Ω
R=1/(1/12+1/6)=4Ω

フロントスピーカーを交換、追加する場合の注意事項
@オーディオシステムのインピーダンスを調べましょう 例)私の購入したアルパインCDA−W550Jの場合
  3.2〜8Ωとありました。
Aスピーカーの抵抗値を計算してみましょう 例)私のSGの場合
  インパネ4Ω、ドア4Ω
  R=1(1/4+1/4)=2Ω
計算の結果、オーディオシステムのインピーダンスの許容範囲に抵抗値があればOKです。
MYデリの場合、許容範囲内にないので、即刻インパネのスピーカーの配線を外しました。せっかく社外品に交換していたのに残念なことです。(しかし、カーステを壊すわけにはいきません!)
社外品にスピーカーを交換する場合、カーショップさんも言われますが、スピーカーは一つにしましょう。
これは、フロントもリアも同じです。
インピーダンスが許容範囲内にないと、オーディオシステムに電流(A)が多く流れてオーディオが壊れます。
スピーカーはまず大丈夫でしょうが。
なお、ツイーターを取り付ける場合は、特に心配はありません。ネットワークが付属されていて、抵抗値を変えないようにしてあるそうです。

なぜ壊れるの?
中学校の時に習ったオームの法則を使いましょう。(ってみんな知ってますよね)
電圧(V)=電流(A)×抵抗(Ω)
いわゆるV=I×Rですね。
純正のスピーカーは並列で4Ωですから
★12V=3A×4Ω→3アンペアが流れます。
インパネとドアのスピーカーを社外品に交換した場合、どのメーカーを採用してもインピーダンスは大体2Ωになります。すると
★12V=6A×2Ω→6アンペアが流れます。明らかに過電流ですね。

三菱車のオーディオ事情
普通オーディオシステムからは、フロント・リア(左右)のスピーカーへの配線は1本ずつです。
デリカスペースギアの6スピーカーシステムは、フロント4・リア2になっています。
フロント4のスピーカーは単純に並列となっていて、間にアンプも何もありません。
(T社やN社の6スピーカー装備車には、オーディオとスピーカーの間にアンプが入ってるそうです。)
しかも、10cmと16cmのスピーカー。純正の並列スピーカーは計算上4Ωにしていますが、一つでも社外品に交換するとオーディオの許容範囲から外れてしまいます。
このようなオーディオシステムを車に搭載するメーカーは三菱だけみたいです。
(でも、いいじゃん!三菱らしくて!ちょっと苦しいかも・・・)
しかし、普通カーステ交換したり、スピーカーを交換したくなるものです。社外品のスピーカーはどのメーカー(A、K、C、AZ・・・)もインピーダンスは4Ωです。
6スピーカーがいいなら純正のまま、社外品に交換したいなら4スピーカーになります。
したがって、スピーカーを増設したい場合は、以下のパターンになります。

@フロント社外品2スピーカー+ツイーター
Aフロント社外品4スピーカー+パワーアンプ
Bフロント社外品4スピーカー+パワーアンプ+ツイーター
※これはリアも同じです。