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〜登場人物紹介〜 |
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博麗 霊夢(はくれい
れいむ) |
博麗神社の巫女さん。紅白。参拝客がまったくこない→賽銭がない→貧乏な設定は |
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2次創作なのであしからず。 |
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でも面白いから採用される。これ世の理。 |
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主に空を飛ぶ程度の能力。幻想郷では基本的にみんな空を飛べるにも関わらずの |
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この能力設定。どんな存在に対しても中立であるが故の能力、なんだそうで。 |
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境内の掃除をしているふりと、縁側でお茶を啜るのが主な趣味。 |
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十代前半(っぽい)にも関わらずその趣味はどうよ。 |
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基本的に何でもできる天才肌。 |
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TRPGでは、カンで動く派。直観タイプ。敵味方問わず、特定のキャラに肩入れする |
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ことは皆無。FEARゲーとかでPC1をやらせるのには不向きかも。どちらかというと |
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PC4あたりがしっくりくる。 |
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霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ) |
魔法の森に住む、普通の魔法使い。白黒。語尾は「だぜ」で、男口調。でも一人称 |
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は「私」。俺とかいうのは偽物です。 |
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一時期、一人称が俺な通称「俺魔理沙」がすごく流行った。東方をよく知らないジャンルゴロ |
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どもが一人称をよく確認せずに同人誌を作っちゃったから。生粋の東方ファンから徹底的 |
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な弾圧を受け、死滅した。あれからもう6年。嗚呼、懐かしや。 |
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魔法を使う程度の能力。弾幕はパワーだぜ、が信条。でも魔法を使うためにはめずらしい |
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きのこを集めたり、薬品を精製したりと、けっこう細かい段取りが必要。 |
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わりと乙女趣味。でも、森できのこ集めしている印象しかないのはこれいかに。 |
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人一倍の努力家だが、努力しているところを人に見られるのは嫌。 |
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TRPGでは、あまり深く考えずに力押しする派。 |
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でも引くべきときには引くので、猪突猛進してシナリオを崩壊させることは無い。 |
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PC1やPC2向き。 |
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〜東方Projectとは〜 |
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上海アリス幻楽団のZUN氏が展開する、同人弾幕シューティングゲームの一連のシリーズ作品群。 |
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初出は1996年11月の鳩山祭。公には、97年8月のC52にて、東方封魔録と共に頒布された。 |
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2002年8月、C62にて頒布された東方紅魔郷が口コミで徐々に人気を博し、2003年8月、C64にて頒布された |
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東方妖々夢にて大ブレイク。 |
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ちなみに筆者は2003年1月ごろ、友人から東方妖々夢の体験版を紹介されたのがきっかけで(ry |
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今まで弾幕シューティングを知らなかった層に弾幕STGを浸透させた功績は大きい。 |
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本家のHP「上海アリス幻楽団」はこちら⇒ |
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東方について詳しく調べたいならこちら⇒ |
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第1話「TRPGとはなんぞや?」 |
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ということで、今日はTRPGについて解説するわ。 |
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RPGっていうとドラ○エとかファイナルファN・・・・・・ |
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そのくだりは使い古されているからパス。同じ単語が使われているし、発祥も同じ※だけど、 |
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根本的に別のゲームと考えたほうがいいわ。 |
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ド○クエとかと同じものだ、なんて認識を持ってると痛い目を見るので要注意よ。 |
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※同じ、っていうか、俗にRPGと呼ばれているものの先祖がTRPG。 |
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そもそもTRPGという呼称は日本に上陸した際に、コンピュータRPGと区別するために |
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あとから付けられた名称であって・・・・・・まあ、詳しい解説は別項で。 |
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そうなのか? 勇者が剣と魔法でモンスターをばったばったなぎ倒していくイメージを持って |
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たんだが。 |
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うーん、そういう、世界観みたいなものについては、別にその認識で問題ないんだけど。 |
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なんだ、そうなのか。町の周りでザコ敵と戦ってレベル上げて、貯めたお金で装備を整えて、 |
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ダンジョンのボスを倒す、愉快痛快なゲームってことで問題ないんだな? |
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そこ!! |
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んん!? |
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そこが違う!! |
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TRPGじゃ、そんなレベル上げだとかお金稼ぎだとか、そんなことはまずできないわ! |
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(めずらしく、テンション高いぜ)レベル上げができないだなんて、随分と自由度の低いゲームだな。 |
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いまどき、そんなの流行らないぜ。 |
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・・・・・・確認するけど。魔理沙、あなたはRPGのどの部分に楽しみを見出しているの? |
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どの部分って。そりゃあ一概には言えないぜ。キャラクターを作って育てて、強大なボスを倒して、 |
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レアなアイテム手に入れて、えーと・・・・・・まあ、いろいろだ。 |
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ストーリーは? |
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もちろん、楽しんでるぜ。私をそんじょそこらの、「なんか強いキャラクターになんか強い装備つけて、 |
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なんか強そうなモンスター倒して、なんかレアっぽいアイテムもらえりゃそれでいいよ。ストーリー? |
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なにそれおいしいの?」的な楽しみ方しかできないリア充どもと一緒にするなよ。 |
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(年齢的には自分もリア充でしょうに)まあ、それなら問題ないわ。 |
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少なくとも、オル○ガがキング○ドラに殺されるシーンに何の感慨もわかない人間には、不向き |
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でしょうからね。 |
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倒しても、一回別フロアに移動してからもう一度訪れると、普通に復活してたりしたときには |
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ちょっと白けたがな。 |
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そこはROMの容量限界という果てしない壁のせいよ。当時のスタッフは悪くない・・・・・・話が |
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脱線したわ。 |
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つまり、あれだな? TRPGっていうのは、ストーリーを楽しむことに重点を置いたゲーム、っていう |
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認識でいいのか? |
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そうね、それで問題ないわ。あと、一般的なコンピュータRPGと根本的に違っている部分が2つだけ |
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あるわ。 |
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2つ? 本当に2つなのか? |
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TRPGのことを知らない私が言うのもなんだが、そこで2つと断言してしまって、本当に大丈夫なのか? |
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・・・・・・いくつかあるわ。 |
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細かいものはおいておいて、まずこれだけは最初に言っておかないといけないわ。 |
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まず1つ。それは、「TRPGは1人では遊べない」ということよ。 |
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(ヘタレめ)・・・・・・って、なにぃ? 1人じゃ遊べないだと? じゃあ何人なら遊べるんだ? 2人か、3人か? |
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ものによるけどね。一般的には、4〜5人ぐらい必要ね。 |
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そんなの、友達のいない引きこもりキモオタどもには絶対に無理だぜ。そんなゲームを紹介するだなんて |
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霊夢の鬼っ子!! |
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友達がいないなら作ればいいじゃない。 |
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うわあ・・・・・・。 |
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冗談よ(半分は)。そこは大丈夫。詳しくは別項で解説、っていうか紹介するけど、人が集められなくても |
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TRPGを楽しむことはできるわ。 |
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そもそも、人を4〜5人集めるのって、友達がいたところで、けっこう難しいものだからね。 |
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なるほど、とりあえずわかった。そこは後で聞こう。 |
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で。あと1つは? |
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これが一番重要。これから説明することさえ理解していれば、TRPGの8割、否、9割は理解したも |
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同然よ。逆に、これを理解していないと、いつまでたってもTRPGを楽しむことはできないわ。 |
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(じゃあ最初に説明しろよ。っていう突っ込みは野暮なんだろうな、きっと) |
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TRPGを遊ぶ究極の目的。それは。 |
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究極、か。ずいぶん大きくでたな。 |
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・・・・・・それは。みんなで、1つの物語を作り上げること、よ。 |
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さっき、「ストーリーを楽しむことに重点を置いたゲーム」って説明してたが。 |
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つまり、なんだ。その、楽しむためのストーリーをみんなで作っていく、ってことなのか? |
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ある程度のストーリーは最初に用意されているわ。 |
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されている、っていうか、「用意する」っていうべきかしらね。 |
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大まかなあらすじがあって、それに皆で肉付けしていくような感じか? |
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理解が早くて助かるわ。 |
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なるほど。で、だ。とりあえず霊夢の説明は理解した。 |
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私なりに要約してみると、 |
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@TRPGとは、ストーリーを楽しむゲームである。 |
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A4〜5人集まらないと遊べない。 |
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Bストーリーは皆で作り上げていく。 |
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って感じなんだが、間違いはないな? |
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間違いないわ。 |
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一番大切な説明が抜けてないか? |
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と、いうと? |
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集まった4〜5人は、具体的に何をすればいいんだ? |
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GM(ゲームマスター)とPL(プレーヤー)よ。 |
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また知らない単語が出てきたぜ。 |
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GMっていうのは、進行役ね。ストーリーの大まかなあらすじを用意するのはGMの役目よ。 |
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で、PLっていうのはそれ以外の人。 |
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PLは、ストーリー中の、登場人物を1人ずつ受け持つの。PLが受け持った各登場人物が、 |
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そのストーリーの主役、というわけね。 |
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ちなみに、PLたちに台本なんて、まったく用意されないわ。 |
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台本無しってことは、即興か? そんなこと、プロの役者でも難しいだろうに、素人にはお勧めできないぜ。 |
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そこは案外、なんとかなるわ(ならないこともあるけど)。 |
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そこをコントロールするのがGMの役目ね。 |
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(今、すごい無責任なこと言わなかったか?) |
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それに、魔理沙は一つ勘違いをしているみたいだけど。 |
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TRPGっていうのはね、「ロールプレイング」なのよ。決して演劇ではないわ。 |
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わからないな。ロールプレイングってのは、「役割を演じる」って意味だろ? 演劇も |
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役割を演じているじゃないか。何が違うんだ? |
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目的よ。 |
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目的? 演じることだろ? |
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そこは相違ないわ。でもね、誰のために、何のために、って考えると、おのずと目的は違うものだと |
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わかるはずよ。 |
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んん? 誰のためって・・・・・・そりゃあ、演劇は観客のために演じるわけだろ? ロールプレイングは |
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・・・・・・ああ、そういうことか。ロールプレイングは、自分たちのために演じるのか。 |
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その通り。ロールプレイングっていうのはね、自分たちがストーリーの主役になるために、自分たちが |
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そのストーリーを楽しむために演じるのよ。だから、観客を楽しませる演劇のように、綿密に作りこまれた |
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台本や演出は必要ないわけ。 |
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なるほど。だから、GMが大まかなあらすじを念頭において、適宜軌道修正していけば、PLたちの即興 |
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でもきちんとストーリーは進行するってわけだな。 |
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本当、理解が早くて助かるわ。 |
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大人の都合ってやつだぜ。 |
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(なぜだろう、意味を理解してはいけない気がする) |
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(深い意味なんてないのに、何悩んでるんだ?) |
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まあいいや。もう一度まとめるぜ。 |
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@TRPGとは、ストーリーを楽しむゲームである。 |
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A4〜5人集まらないと遊べない。 |
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Bストーリーは皆で作り上げていく。 |
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CGMが大まかなストーリーを用意し、進行役となる。 |
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D他のメンバーはPLとなり、登場人物を1人ずつ受け持つ。 |
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Eみんなで役割を演じる。演じることでストーリーに入り込み、そのストーリーを楽しむ。 |
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FストーリーはPLたちの即興で進んでいく。GMは適宜、ストーリーの流れを軌道修正していく。 |
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こんな感じか? |
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完璧よ。これらを理解すれば、誰でもTRPGを楽しむことができるわ。 |
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具体的には他にも、使用するシステムだとかルールだとか、その世界観、設定だとか、細かいものは |
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たくさんあるけれど、そんなものあまり気にする必要はないわ。 |
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だって、TRPGは皆で楽しむ、「パーティゲーム」なんだから、一番大切なことは、メンバー全員が |
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楽しむことよ。 |
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要は、空気読め、ってことだな。 |
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要約しすぎだ馬鹿者。 |
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まあ、空気さえ読めれば、他は適当になってもあまり問題はないわ。 |
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これは決して、ルールを無視しても良い、って言ってるわけじゃないから、そこだけは勘違いしないように。 |
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とりあえず、ここまでは完璧に理解できたぜ。 |
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さあ、早速やってみようぜ。 |
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・・・・・・って、どうやって? |
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まだ慌てるような時間じゃない。 |
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次の項目で、遊び方について説明するから、まずそれを聞きなさい。 |
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わかったぜ。 |
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じゃあ今日はここまで。 |
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本当、さっき即興で考えた説明で、すんなりと理解してくれて助かるわ。 |
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なんだ即興だったのか。そいつは吃驚だぜ。 |
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(・・・・・・言えない。昨晩、必死に予習してただなんて、言うわけにいかない) |
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|
⇒次回「TRPGって、どうやって遊ぶの? 〜道具編〜」 |
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