■ サウンドの苦悩 ■ |
− はじめに −
ここでは、σ(^^;)がいろいろ苦労してまともに動かなかったものを、いかにして動かしたかについて述べようと思います。個人的にここが増えるということはσ(^^;)がより苦労しているということであんまりうれしくないです。(^^;
※ ただし、σ(^^;)のうちのパソコンではこうなったという話なので、すべてのパソコンでこの通りをすることで直るとは限りませんのであしからず。
1998年の8月に今まで使用していたスピーカーがすばらしい電磁波(^^;を放出しているのがわかったため、ついに新しいスピーカを買ってしまいました。買い換えの結果、電磁波の発生も少なくなり、今までよりも再生される音も良くなったのですが、再生能力が上がった結果よりパソコン内部のノイズを拾うようになりました。この苦悩を如何にして軽減していくかが今回の課題です。
1.CD−ROMがやってきた(嵐の始まり)
最初から全く関係のないものがでていますが、これが実は大きく関係しています。σ(^^;)はこのCD−ROMを買うまではパソコンで音楽を再生させることはあまりなかったのですが、(後ろでCDラジカセを鳴らしていた)これを購入した後、自分でM○3を作るようになりました。
※ATAPIのCD−ROM(しかもUIDE−98接続)ではうまくCDからのWAVEファイルの吸い出しができなかったからです。さすがに間違ってもCD−RからWAVEファイルの吸い出しはしたくなかったので・・・。(CD−Rがそれなりに傷む)
SCSIのCD−ROMドライブを購入した結果、CDWAV32(現在は配布終了)でWAVE吸い出しができるようになり、吸い出しの方は問題なくなったのですが、今度はエンコード(WAVEファイルを○P3ファイルにする)のソフトをいろいろと試してみる状態が続きました。エンコードしたファイルをもとのWAVEファイルと比較するためにスピーカーの音量を上げてみると・・・ノイズが載る載る(笑)
※エンコードしたファイルにノイズが載っているわけではなく再生の過程でノイズが載っている。
いろいろ調査した結果、マウスを動かすことでノイズが乗り、さらに意外なのがインターネットのデーター転送の時もノイズが載っていることがわかりました。(パソコンからDSUの転送状態に合わせてざーざーノイズがでる)
2.原因究明
早速これではいけないと思い原因究明に乗り出しました。現在σ(^^;)のパソコンの音源関係は以下のようになってます。
PC−9801−118 | ケーブル | 本体内蔵 | ケーブル | スピーカー |
FM音源 MIDI音源担当 |
→ | WAVE音源 CD−DA担当 |
→ | ONKYO GX−70A |
118音源と内蔵X−PCM音源の間はLINE OUT → LINE IN で接続していたのですが、このケーブルをはずすとパソコンからでるノイズが大幅に減ることが調査の結果わかりました。(Cバスにつないでいるからなのかそれとも内部拡張のしすぎで内部のノイズが多量に発生する状態or内部電圧が落ちているからなのかは結局の所わからない。)ということで118音源を取り外しさえすれば問題は解決することはわかったのですが、それではFM音源やMIDI音源が使えなくなりあまりにももったいないので、ノイズを減らすための対策をとることにしました。
※じつはPCIバス用の新しい音源を買ってくれば問題は全て解決しそうな気もしているのですが、PCIバスがもう空いていないので増設不可なのです。(総SCSIでもう一度組み直せば問題はないのだが・・・おかねが・・・(^^;)
3.対策手段
Cバスのノイズを減らすことによって音が良くなること可能性がわかりましたので、対策をとってみることにしました。現在118音源はマザーボードに一番近いスロット4に入れていましたが少しでもすき間を空けるためにスロット3に入れることにしました。(スロット1,2は電気的な関係より118音源には好ましくないと思ったので差しませんでした。)
変更前 | → | 変更後 | ||
スロット1 | 空き | スロット1 | 空き | |
スロット2 | 空き | スロット2 | 空き | |
スロット3 | 空き | スロット3 | 118音源 | |
スロット4 | 118音源 | スロット4 | 空き | |
マザーボード | マザーボード |
これだけでもノイズが大きく減ると期待したのですが、全くと言っていいほど変化しなかったので(ほんの少しは変化したのかな?)ついに業を煮やして自分で電磁波防御シールド(名前だけはなんかかっこいい(笑))を作ることにしました。
★ 電磁波防御シールド作成法
1.厚紙を約15cm×15cmの大きさに切る(Cバススロットのガイドに添うような大きさに)
2.表面にアルミホイルを張り付ける。
3.全体にメンディングテープを張り付け、アルミ部分を表面に出さないようにコーティングする。(もしもの時のショートを防ぐため)
(セロテープだと後で糊が出たりセロファンが硬化したりしてパソコン内部でぐちゃぐちゃになるおそれがあるため使用しない)
このようにして作成した電磁波防御シールド(しつこい)をCバススロットの4番目に入れて見ると・・・以前よりはかなりノイズが少なくなったような気がします。しかしながら大きくノイズを消すことは結局できなかったので、最終手段としてWindows側でいじってごまかすことにしました。(爆)
一応説明しておくと画面の右下にある音量コマンドをダブルクリックして「ボリュームコントロール」パネルを出して、その中の「補助入力」と「ライン入力」の音量を最低にすることでノイズはかなり削減することができます。ただし、これを行うと当然CD−DAの再生もできず、また外部から入ってきた音は再生することはできません。(うちの場合はMIDI&FM音源)はっきり言って諸刃の剣のような気もしますが、まあ使うときだけここをいじればいいかなあということであきらめています。(爆)
でもやっぱりこんな小手先の解決法じゃなくて完全解決のPCIサウンドカードがほしいなあ。(爆)←こういうことを思っているとだんだんと次のパソコンがほしくなってくるのでした。(ちゃんちゃん。(笑))