現在、家庭電化製品はどのご家庭にも普及し、生活していく上で無くてはならない道具です。　しかし、せっかくの便利なモノも逆に取扱いを間違えると、生活の足かせにも成り得るモノです。
このコーナーは、我々の日常生活に浸透した電化製品を色んな角度で紹介し、”皆様にとってお得な情報提供の場”　として活用頂ければとの願いから作成しました。　どんどん更新して参りますので、どうぞご期待下さいませ。

第１話　　　エアコン価格の持つ意味について

経済的 & 安全な空調機器として大人気のエアコン！　そろそろ買い換えないと・・・　と思われている方も多いかと思います。　とはいっても多種多様な機種があってなかなか選ぶのが大変ですよね。　ではどんな部屋にどんなエアコンが最適なんでしょうか？

『予算のこともあるし、安いやつで良く冷えて（暖まって）くれたらいいから・・・お買い得なのな〜い？』　なんて言葉を良く耳にします。　でも、果たしてその事が”お得”なのでしょうか？
下記に、ここ近年の売れ筋である１０〜１２畳用エアコンを、同条件（１０畳）で使用した場合の年間電気代を比較してみました。

注．上記試算条件は（社）日本冷凍空調工業会の条件に基づく、　冷房期間3.6ヶ月　暖房期間5.5ヶ月
使用時間6時〜24時の1日18時間　10畳部屋　1KWh=23円（全国電力会社10社平均）で算出

如何でしょうか？　ご想像以上に違いがあったのではないかと思います。　なんと約２年目以降はお得になる一方で、しかも高機能なので快適そのもの！　この事が我々業界言葉で言う　『買う時安いエアコン』ＶＳ『買ってから安いエアコン』　という表現そのものなのです。

しかし、全ての部屋に高性能エアコンは必要ありません。　いつもは使わない客間等には　『買う時安いエアコン』　で良いかと思います。

あと、毎年引越し等でエアコンを移設された方からの、『効きが悪い』　といったエアコンの修理依頼がたいへん多いんですが、内容的にはエアコン本体の故障ではなく、大きな部屋にカロリーの小さいエアコンを取り付けている例が殆どです。　インバーターエアコンは省エネですが、適正な選択をしないと効かないばかりか、電気代が数倍に跳ね上がる事もあります！　御注意下さいね。

最後にひとこと　・・・　いくら高性能エアコンでも正しい取付工事をしなければ、本来の能力も発揮できません。　後悔の無いエアコン選びは、”買ってからも安い”信頼出来るお近くの電気屋さんへどうぞ！　必ずや違いを実感頂けるでしょう。

第２話　　　本当に電球より蛍光灯が省エネなんでしょうか？

今や蛍光灯が　”灯り”　の常識となっていますよね。　低消費・明るい・熱くない　等　メリットは数多くあります。　当然皆さんのご家庭の各部屋も　蛍光灯、或いは電球型蛍光灯　が使われているものと思います。

しかし、トイレとか廊下はどうでしょう　電球が多いのではないでしょうか？　一般的に電球は蛍光灯に比べて、同じ明るさなら約３〜４倍の電気代が掛かります。　それに蛍光灯に比べて定格寿命が短いのも特徴です。　普通に考えると、蛍光灯の方が遥かに経済的です。　その筈ですが、じつは電球も数多く使われていますよね。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その訳は点滅回数にあります。　蛍光灯というのは点灯する際に最も負担がかかり、１回の点滅（入り→切り）で約１時間寿命が短くなります。　１日数回の点滅ならあまり影響はありませんが、２０〜３０回点滅以上ともなると話は異なってきます。
商品単価と、寿命を考慮して計測した場合に、実際には約５〜８分以内に点滅させる場所には、蛍光灯より電球の方が適しているといえます。
その為に、トイレ・廊下等には電球を使用した照明が多く使われているのです。

皆様のご家庭でも廊下照明等　電球を取り外して、電球型蛍光灯を付けていませんか？　確かに長時間のご使用ならその方が経済的と言えますが・・・

第３話　　　大地の恵み　”水”　について考える

≪近日アップ　乞うご期待！！　(^.^)≫

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