問題発言


子どもたちのために、S学園、療育、バスついて、保護者から学園長に相談をし、改善をするようお願いする。保護者全員と職員全員での話し合いの場を持って、意見交換できるようにしてほしいとお願いする。学園長は懇談はできないので、文書で資料を出してほしいと保護者に言う。保護者は集まって相談をし、文書にまとめて、S学園に持っていく。その文書を代表2名の保護者が、学園長が不在だったために教頭に渡したときのことである。

1999年5月25日
【教頭から保護者への発言】
先生と保護者の懇談とは、どういう事ですか。なぜ、する必要があるんですか。
保護者が学園の療育に口を挟む事など間違っている。中学校で保護者が教育について口を挟むような事があるようなら、私は間違っているとはっきり言いますよ。
学園に対してどうこう言う前に、あなた方は家でするべき事があるでしょう。
学園には学園のやり方がある。先生方も精一杯頑張っている。努力している。他の施設と比べられても・・・・。
私たちは療育のプロなんだから、プロに任せておけばいいでしょう。
障害を持っているから、障害を持っているからとばかり言われる。
どうして皆さんは、地域の学校へ行きたがらないのか分からない。あんなに行政はよくしてくださっているのに。普通の学校と障害者の学校とどこが違うんですか。
学園問題はまだ何も終わっていないでしょう。私の中では何も終わっていない。あなた方もそうじゃあないのですか。
園長先生も最善の努力をされていたのに・・・・どうして、保護者は責めるような事ばかり言われるのか・・・・。
園長先生に責任をとれという、署名を集めていたそうですね。あの時、園長先生にどうしろと言われたんですか。園長先生も立場というものがあるでしょう。
学園問題では、こちらとしても保護者の方になるべく負担をかけないようにしてきたのに、強行にされてきたのはあなた方でしょう。
私は、保護者を信頼していません。あんな事があってどうしてできるのですか。あなた方も私を信頼していないんでしょう。

以上の教頭発言の中で、保護者は誠実に事情説明をしたり、意見を述べるが、教頭はまったく聞き入れず一方的に主張を続ける。教頭発言の内容はそのときの保護者が文書にまとめたもので、そのままを書き出している。また、そのやりとりは、S学園事務所に居合わせた他の職員が一部始終見ていて、文書のそのままだったと証言している。
また、この教頭発言の内容は、学園長の考え方そのものと推測できる内容である。

余談ですが、「園長先生に責任をとれという、署名を集めていたそうですね」ということばがありますが、そのような事実は全くないことを付け加えておきます。


その後、いろいろとあって、懇談が行われることになり、1999年6月 8日、幼児部の懇談が行われた。
保護者と職員の懇談で、司会の保護者が「先生方の声を聞 きたいのですが」と言うと、学園長が「聞く聞かんじゃなかろう・・・・」等発言、職員に一切発言させなかった。そして、保護者の質問にはすべて「検討中」と発言。
保護者は「何のための懇談だったのだろう。こんなことならしないのと同じだ。」と怒るやら、あ然とするやら・・・・。


藤波会長は、5月25日の教頭発言は許せないと、知り合いの議員に事情説明をし、教頭発言の内容を議員に伝える。

1999年6月 9日朝、教頭から保護者(藤波会長)へ
「5月25日のことを議員さんに言われたんでしょう」「ああいう発言をしてはいけなかったんですか?」と発言。発言内容について悪かったなど思っている様子はなく、逆に藤波会長に詰め寄る姿勢。

その後、教頭が職員会議で、自分が教育委員会に呼ばれたことを発言し、「議員と話をしてわかってもらった」と説明。5月22日の発言についての反省など感じられない。