教育委員会課長 |
あいさつ
S学園の派遣特殊学級について
本年度をもって解消して、地元へということになった。
不安な点もあるかも・・・・
就学の時期、
今度就学の子どもさんは、地域の学校へということ、
継続と新設のお願いを県へしていっている。
具体的就学について、新設要望しているところは遅くなる。
3月にならざるをえない。
就学通知について、法的には1月末となっているが、
(各校の障害児学級の)継続、新設を県へお願いしているので、ご許しください。
忘れているわけではない。
文書で市長さんへいただいている点(1999年9月21日に市長、教育次長に出した『保護者からの意見』の文書の意)について、
『障害児教育に対し、なぜ広域的取り組みをしないのですか。』について・・・・
養護学校的なものをなぜしないのか・・・・
養護学校的なものを広域で・・・・児童生徒の数や予算面の点で困難であった。
学区外のこともやっているので、近隣の町村で難しい場合、教育に関しては、否定するものでない。
『学園が移転・改築をしても今まで通り、広域的に受け入れて頂けますか。』
移転後も従来通りと聞いている。
『学園の中学部が廃止になれば、必要に応じ、H中学校へ特殊学級が新設されるのでしょうか。また、希望があれば重度の子も受け入れて頂けますか。』
必要に応じ、就学する子どもさんがいれば、新設要望をする。しているところです。
重度の子どもさんも基本的には受け入れる。
検討ができる仕組みにしている。
『学校の受け入れが難しい場合、また学校に馴染めなかった子供の対応をどう考えられていますか。』
施設、子どもの状態によるのか・・・・
個に応じて、対応していくこと。
・・・・市内7000人・・・・学校に行けない子どもさんについても、個々にやっていっている。
(そのような)事象が出たときに、個々に・・・・。
『高年部は、移転・改築しても残るのでしょうか。』
残ると聞いている。
『各学校から学園に来てもらって、学園の子供を見て頂き理解してほしいです。そういう、機会をつくって頂きたいです。(健常児にとっても、良い教育になるのではないでしょうか。)』
ご意見の通り。
H小、H中との交流、S高校、また、ある小学校は年間の行事の中でしているところもある。
『保育園・幼稚園にも障害をもった子供を受け入れて頂きたいです。障害児に対する知識を高める状況をつくって頂きたいです。』
ご指摘のとおり。
保育園については、コメントできない。
幼稚園は、園長先生の返事によってできるしくみになっているが、
条件を出すこともあるかもしれない。
保護者に一緒に(ついてきてもらう)というケースもあるかもしれない。
『今まで学園でやってきたものは、学園の小・中学部が廃止になっても継続されるのでしょうか。 (例えば、夏休みの問題)』
小中は、夏休みは40日・・・・基本的には、学校と同じ流れになる。
『障害児の学童保育をつくって頂きたいです。(学童レスパイト)』
私どもでは、コメントを控えさせていただきたい。 |
保護者会長 |
保護者の意見の4番目、学校になじめなかったときの対応・・・・
ここだったら(この地域の学区は、かなり遠い)N養護学校・・・・
通う通学方法を具体的に考えているのか・・・・ |
教育委員会課長 |
昨年、県へバスのことは、お願いした経緯がある。
これも難しいということ。
ここまでバスが来てくれたらいいなあという話もありますが、
まだいい返事はもらっていません。
市が動かすことについては、また別。
決められた路線で、そこまでという方法でやられていると思う。
いい返事ができる状態にはなっていない。
現時点では、市でということにはなっていない。
今のところ、できる限り地元でという話になっていて、
市長さんはじめ・・・・(地元の学校に子どもを受け入れる)
となっているので・・・・ |
保護者K |
数が増えたら市でということもあるか。 |
教育委員会課長 |
まず、県へお願いしてから。
どこへ就学するかによって、通学方法について、県へ要望していく。 |
保護者K |
県がダメだったとき、地元という・・・・
確実にできるんですか? |
教育委員会課長 |
要望中です。
|
保護者K |
3月まで待てと言われるのは、保護者にとってはこく。 |
教育委員会課長 |
N中の保護者の話も聞いている。
県ができなかったら、子どもさんがいるので努力はします。
何年か前とはうんと変わってきている。 |
教育委員会課長 |
6年間の間があいている。取り組みが難しかった。
バスがすぐ来るということにはならなかった。
市で踏み込んだ議論はできてない。
3月下旬だろうと思われます。
今年、3月下旬になってできた(県が新設を認めた)というケースもあった。 |
H先生 |
継続、新設の申請を県にしていただいていると聞きますが、
もし、県ができないと言ったとき、どうされますか?
例えば、H中で障害児学級の工事を始めていただいていますが、
教室ができて、もし、県がしないと言ったときどうされますか? |
教育委員会課長 |
H中は、要望中です。教室も市で用意している。
できなかったら困る。
市の方でどこまでできるかというのは答えづらい。
1つの学級に1人の先生1人の子どもさんという要望がたくさん出ている。
限られた教員の数・・・・県ができなかったら市でどこまでやるべきか・・・・
もっと他の教育の方法をした方がベストか。
どっちがいいかはわからない・・・・いいのかどうかわからない。 |
H先生 |
(希望どおり)全部できるとは思いませんが・・・・
県がしなかったとき、市でどこまでできるのか・・・・ |
教育委員会課長 |
県がしなかったら市でするとは言えない。
個々でやらないと成り立たないケースが出たときは・・・・
市の方でも検討しなければならないと考える。
いい方向にいかなかったら、市でも対応していく。
全部可能という、すべての希望にはそいかねる・・・・。 |
保護者会長 |
複数担任を望んでいる。
先生1人というのは、親から見ても大変。
学校は教育の場なので、臨時の先生でなく・・・・。 |
教育委員会課長 |
複数担任については、いろんなケースが考えられるし、より望ましい。
できてなかったことをしていこう。
受け入れをする。
まず担任・・・・複数(にするということは)市の甲斐性になってくる。
学級があって、正式の担任がいるところへ市でつけるか・・・・
まず、ないところへ(学級を)つくるという方が先。第一義です。 |
保護者K |
各学校の設備、トイレの手すり、車椅子の入れる幅。
トイレは、まず、基本。
手すり、段差をなくすこと。 |
教育委員会課長 |
まったくそのとおり。
実態に応じて、一部対応していっている。
十分ではないが。
トイレについて、検討していかなければならない。 |
保護者K |
手すりぐらいは、すぐにつけれるんじゃないですか? |
教育委員会課長 |
各学校からの要望・・・・については、
優先順位をつけてやっていっていることだけど、
これまで、できてなかったら・・・・
声が出てなかったのか、無視していたのか・・・・。
H中の改修にトイレも・・・・ということができている。
トイレも、90゜につけるという・・・・
頭になかったが、斜めにつければ・・・・県から指導があった・・・・
介護がしやすい。 |
保護者K |
使う側の意見を聞いてほしい。 |
教育委員会課長 |
子どもさんに対して、保護者の関わりは人によって違う。
介護をしている場合やそうでない場合など・・・・。 |
保護者K |
介護者が入れるスペースは、つくっていていいんではないか。 |
教育委員会課長 |
手すりの問題や
指導していく中で必要なこと、
子どもたちと一緒にやっていく中で必要なことについては、
機会を見たり、予算編成のときに取り入れていかなければならない。 |
保護者会長 |
保護者の意見の6番目の・・・・学園に来てみてほしい。
何校か交流はあるが、もう一律に学校から学園に来てほしいという気持ちも含まれる。
保育園、幼稚園へ、今も希望があれば交流はしているが、
今は遊びに行っているだけ、
知識や受け入れる態勢ができてない。行っても疲れるだけ。
そういう状態をつくらないと行く気にはなれない。
教育長さんは、学園の小中が廃止される・・・・それ以上のものをしていくと言われた。
しかし、今までの答えでは、これまでやっていることと変わらない。 |
教育委員会課長 |
教育長の言われたことの気持ちはわかりかねます。
学園でしていた以上のものをめざす・・・・
教育委員会として、ここでしていた学校教育について言っている。
学園にいて、福祉と一緒にいてよさがあった点
(派遣学級が福祉施設の中に同居していたことによるメリット)については、
(今後は)福祉については言えない。
(考えに)ズレがありますね。
こうやって、話をしていてわかった。
申し訳ない気持ちがします。
幼稚園、教員が勉強すること。
(受け入れは)今の人数配置では難しい。
したがって、(幼稚園の)園長が「どうぞ」と言えてない。
委員会ができてない。
人を増やしていく以外ないが、できてない。 |
保護者T |
市長さんが話をしたとき、市が養護学校に金を使うよりも、
人に金を使う方がいいと思いませんかと言われた。
市が・・・・(子どもが)2人希望して、(1クラスで)一緒にできないとき、
県が人を配置できなかったら、市の方でも考えてみていただきたい。
昨年、拠点校方式という話になったが・・・・
地域でという話になったので、拠点校として充実はしないんですよね。
拠点校が整っているから、そっちへ行けとは言わないですよね。 |
教育委員会課長 |
拠点校というよりも、ない学校へは、
できるものならそれぞれの学校へ・・・・。
今、基本的にそういう形で要望していっている。
可能でないとき、市の方でするということもあるし、
近くにありますよという場合もあるし、
事情によって、学区外を希望する場合は、否定するものでない。 |
保護者T |
地域でやってくれるということですよね。 |
教育委員会課長 |
100%にならない場合もあるかもしれないが、
そういう方向でやっていく。
過去には、「どうぞ」という方法でやってきた点もあったが、
今はご存知のような方向へ・・・・。
保護者会長さんの交流を一律にということですが、重要なことであるのでやるようには言える。
ただ、たくさんの教育の内容があるので、どこを重点としていくか、どうかは・・・・。
自分の学校に障害児学級がある場合は、その中でということもあるし、
ないところがやっていることも・・・・。 |
保護者会長 |
派遣学級がなくなって、学校とのつながりがなくなるのでは? |
教育委員会課長 |
そういう心配はあると思いますが、
新しい学園がどういうものなのかわかりませんが、
どういう交流ができるか考えていかなければならない。
福祉については、学校では、積極的に取り入れる方向にある。
総合学習の中にも例示されている。
福祉、人権、環境へ目がいっている。重要な内容・・・・。 |
保護者会長 |
広域的とりくみを話し合って、難しかった? |
教育委員会課長 |
報道もされたように、
(広域的とりくみを)言ってくださった(町の)話もありましたが、
学校をつくるんですから、人数、
どれを基準に言っているのか、
30人では、県はつくるとは言わない。
理念としては、やらないといけないが、現実としてできるのかどうか。
県も難しいですよという話、
ある町からやればいいがという話はあったが、理念と具体化は難しいのではないか。
理念としては、あればいい。
近くに養護学校があればいいと思う。否定はしない。
しかし、市で受け入れていくということになった。 |
保護者K |
H小は? |
教育委員会課長 |
本年度、学校に・・・・そこで学ばせたいという子、保護者がいなかった。
子どもさんがおられて、要望があれば、今同様にとりくんでいる。
部屋がないというところもある。
必要度に応じてやっていっている。
どこも大変な状況・・・・。
新しくつくるとき、バリアフリーは当然やっていくこと。 |
保護者K |
年度途中でも、できるのかな? |
教育委員会課長 |
基本的には、来年度(次年度)予算要望して、
やりとりして決まっていく。
直す方もたくさん出ているので・・・・。
個々具体の話について、学園の先生方と話してもらってもいいし、
委員会というふうにも遠慮なく言っていただいていい。 |
H先生 |
しつこいようですが、先ほどと同じことなんですが・・・・
保護者の方からも言われたように・・・・
(教育委員会課長がH先生の話をさえぎって) |
教育委員会課長 |
子どもさんが学校へ行ったら学校の先生がいる。
職員みんなでやっていく。
全力をあげてやっていく。
みあう、それ以上の気持ちでやっていく。
お金、人、施設も大事だが、先生方も一生懸命やっていく。
これだけのことをしましょうとなかなか言えない。
(学園の保護者の方が地元の障害児学級を)見学もしたり、
失望もしたり、よかったと思ったり・・・・と聞いている。
年々高まってきていることは事実。
幼稚園では、子どもたちが思い思いに動いていることが多い。力量が問われる。
ここから先は、個々の話になって具体的になる。
これが最後とは思っていない。
今後も(話し合いは)やぶさかでない。 |
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