林業機械の保有状況
高性能林業機械がもてはやされていますが、平成11年現在で、グラップルソーを含めた高性能林業機械は68台です。
これに対して、集材機は614台、小型運材車(林内作業車)は1,338台で圧倒的多数であり、これを有効に活用しなければ間伐の推進はあり得ないと思います。
狭い作業道あるいは緩傾斜の林内で作業でき、価格も手ごろです。積載量が少なく、走行速度が遅いため大型機械に比べて能率は低いのですが、小規模な間伐地には適した機械です。作業路が整備されると能率が高くなるのは大型機械と同じです。